【竜盤】輸送隊狩り狩り
馬車猪
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シナリオID:1468
オープニング
都市を占領し続けるのも奪還するのも少数では不可能だ。
いくら冒険者が優れていても、都市住民や都市施設への被害軽減や戦闘を並行して行うのは難しい。
だからドワーフだけでなく他種族も手を貸している。
対邪竜武器開発はもちろん、物資や人員の輸送にも多くの人類が従事していた。
「おわっ、なんじゃこりゃ」
「何ってビヒモーだよ」
ヒューマンの男と旅装のリットが狭い道で出会った。
どちらもドワーフ王国人ではないので、お互いの所属に全く気付いていない。
「びひも?」
「帝国では馬の代わりに使ってんだよ……って痛っ、分かってるよ馬よりいっぱい運べるよ!」
体格の良いビヒモーがリットに頭突きしてからフンと鼻を鳴らした。
「へー、帝国からとはねぇ」
ヒューマンの男は無遠慮にリットとビヒモーと大型荷馬車を眺める。
ドワーフ王国の人間かと思ったが、どう見ても堅気ではない。
少年から漂う血の気配はただごとではない。
上司達が呼んだ助っ人だと完全に勘違いしていた。
「へー、おっちゃんめるとなんとかって所に勤めてんのか」
「おっちゃん言うな。まー、人間生きてりゃいろいろあるってことよ」
元スラム住民と人生裏街道の転落人生男なので相性は良い。
お互い油断はしないが話は弾み、ビヒモーに苛立たしげに鼻を鳴らされようやく離れて行く。
(そういえば、めるとうぉーるって冒険者の敵なんじゃ)
(そういえば、帝国難民キャンプの出身……ってどう考えても冒険者の仲間じゃねーか!)
両者とも頭の程度は同じで、血の気の多さも似たようなものだ。
双方同時に振り返ったときには、お互い鞘から剣を引き抜いていた。
●
「ひでー目にあったぜ」
冒険者と合流したとき、リットの頬には治療済みの傷跡があり荷馬車には真新しい損傷があった。
「冒険者は……やっぱ大丈夫だよな」
少しだけ悔しそうに、そして誇らしげに冒険者を見る。
「俺は輸送依頼を請けてこっちに来たんだけどよ。めるとなんとかってのと揉めることが多くて予定日間に合わないことばっかりなんだよ」
荒事に慣れているリットでもこれだ。
メルトウォールの制圧下にある土地の近くでは、人と物の流れが滞りがちだ。
「だから、えーと、なんだっけ」
「説明を交代します」
冒険者ギルドの職員が話を引き継ぎ、リットはほっとした顔でビヒモーの毛の手入れに戻る。
「現在、都市奪還と対邪竜戦への準備が進んでいます」
そのためには多くの人と物が必要だ。
メルトウォール側にも気付いている者がいて、リットのような輸送業者を狙う者が複数いる。
「今の所深刻な被害は発生していませんが、このままではメルトウォールからの攻撃が激しくなり被害が増えてしまうでしょう」
ちらりとリットを見る。
「俺も戦ったけど結局逃げられたぜ。運ぶの優先だから追撃できねぇし」
「はい。なので冒険者の皆さんには輸送隊を装っての敵の誘き寄せと撃破をお願いしたいのです」
この街から再度出発するリットの大型荷馬車に同行しても良いし、数両や単独荷馬車の輸送隊の護衛をしても良い。
自ら囮になっても構わない。馬や馬車を所有しているならもちろん使用可能だ。
「敵の中には授恵者もいるでしょう。授恵者でなくても襲撃慣れした職業犯罪者もいるでしょう」
基本的に冒険者が数人いれば確実に蹴散らせる程度の相手だ。
だが冒険者以外が相手をすると多くの被害がでかねない。
「複数の班に分かれて罠を張れば戦果も増えますが危険も上昇します」
冒険者の無事の帰還も成功条件の1つですと断言し、職員は冒険者を送り出すのだった。
解説
マスターより
リプレイ
荷の重さで深く沈んだ荷馬車が、田舎道を勢いよく走っている。
「占領地近くの集落などを目指す形で?」
「へぇ、うちみたいな零細にとっちゃチャンスでもあるんで」
御者は山賊と自己紹介されたら納得してしまいそうな強面だが、目には理性と少しの羞恥がある。
「助けるための行いを非難する人はいませんよ」
目まぐるしく視線を動かしていたドローミが、視線の動きを止めないまま合図を出す。
御者は緊張で強面をさらに迫力満点にして、荷馬車を停止させてから馬を宥めにかかる。
「その程度では隠れているうちに入りませんよ、出てきなさい」
茂みの中の賊は素早く反応した。
非武装の非授恵者にとっては脅威である矢が飛び、しかしドローミの指示に従い御者と馬が被った毛布を貫けない。
「もとより強盗は重罪。しかも今は戦争中です」
位置の正確な特定はできていないが全く問題ない。
光片が茂みごと賊を吹き飛ばして悲鳴を上げさせる。
「何人か生き延びそうですね」
「一応荷台に空きはありやす」
「では死体以外は確保の予定で」
2度の爆発で鎮圧が終了する。
御者達が毛布を脱ぐ。
リーダー以外は普通の商人風で、刺さらなかったとはいえ着弾の衝撃で打ち身ができていた。
「今回単独護衛なので回復専念出来ません、すみませんがあとは皆さん応急処置を。終了後治癒します」
「へい! おまえら丁寧にいそげ!」
リーダーは生き残りの賊を乱暴に空きスペースに放り込む。
ドローミはできるだけ道から離れた凹みに死体を運ぶ。
「練度も装備も粗雑。しかしドワーフ王国がメルトウォールの対応に忙殺されている現状では……」
ドローミが護衛をしてくれる今日のうちに、3つの村をまわる強行軍であった。
●
「まだ暑いのぅ」
日差しが強く風が弱い。
輸送隊の殿をゆっくりとついていくク・サーヤ・クッセーワは麗しい。
瞳からは深遠な知性と活力が同時に感じられ、色が濃い肌は艶やかで実に魅力的だ。
ただし、においが届かないならだ。
「すみません……」
もう少し離れてくれと地面に頭をこすりつけるようにして隊商の長が頭を下げる。
輸送中の食べ物も、新生児用の布も、においを吸いやすいのだ。
「まさか正面から言われるとは思わなんだぞ」
別の隊商で断られたときはもう少し曖昧な表現だった。
「仕方がないのぅ」
サーヤの体とポイントアーマーから立ち上るにおいが混ざり合って長の鼻にまで届き、数秒の間ではあるがその意識を奪った。
「本当に仕方がないのぅ」
鋼の短弓と矢を取り出し抜き打ちじみた動作で射撃する。
そろりそろりと距離を詰めていた盗賊の肩に突き刺さり、ぎょっとした瞬間にはサーヤの姿は消えている。
(馬鹿な。だが臭いはまだ……臭っ、どこからっ?)
手の中に握り込めてしまう小ささの針が、膨大なエーテルを纏って転落授恵者の胸元を切り裂いた。
「避けるとはなかなかやるのぅ」
この反応は単独犯かと冷静に判断しつつ、サーヤや表情と態度で挑発しにおいで苦しめる。なお後半はほぼ無意識だ。
「このっ」
「鼻を覆って戦おうとする者がいるかばかもーんっ!」
薙ぎ払いで強く揺らしてその場に昏倒させる。
「まったく……少し臭いくらいでおいこら逃げんなお前ら!」
魅力もあるから目を逸らすこともできず苦しみ、隊商の面々は涙目で距離をとろうとしていた。
●
「少年を連れて行くだけで敵が寄ってくる気はするな」
ケン・Z・ブラッドリーが冗談を飛ばすと、面倒ごとに巻きこまれることに定評のあるリットが情けない表情になる。
「ひでぇよにーちゃん」
「それで生き残ってるから本物ってことだ。まあこっちはなんとかするから頑張りな」
ケンはリット達を送り出してから、馬借と交渉し準備を行った。
そして現在。
荷馬車という大きなハンデがあるのに、ウォーリア2人シューター2人というどこからどう見てもメルトウォール兵士な強盗がトゥーリに駆逐されかかっていた。
「何故当たらないっ」
「荷車には当たってるよ!」
トゥーリは特性スキルはもちろん通常のスキルも一切使わず、回避に集中することで全ての矢と斬撃を躱している。
牽いている荷車は被弾して悲惨な状況だが、もともと使い捨てを前提に借りたボロ車なので問題はない。
「さ~て、狩られる側の気持ちを教えてやろーかね♪」
ボロ車並みにぼろぼろの外套を脱ぎ捨て、ハヤト=ガラン=ヴォルファングがにやりと笑った。
身長は目立つほど高くはないが、頑丈な骨に引き締まった筋肉がみっしりとついている。
魔獣の赤毛と雷獣の爪を使った髪飾りは、本人の武勇だけでなく富裕さを言葉にしなくても伝えてくる。
「まずは弓からだ」
ハヤトが使ったスキルはトリプルファング改だけだ。
髪飾りに使われたのと同じ魔獣から作り出された拳爪がハヤトの刃として力を発揮し軽装のシューターを削る。
一撃でも十分に痛い攻撃が仲間のウォーリアの3倍の頻度で届く。
時折混じる切れ味鋭い忍び刀も、体力だけでなく血まで奪われ非常に恐ろしかった。
「あ」
逃げた。
助けを求める仲間を見捨て、ウォーリア2人が冒険者の襲撃を本隊に知らせようと撤退を開始する。
(無理すりゃどっちこいけるだろうが)
ハヤトは速度差を活かし、背中に攻撃しては距離を離されまた追い付くを繰り返す。
(本気を出すと本隊を釣れないからな)
油断も驕りもない、狩人の顔をしていた。
●
「輸送隊……というよりは、個人の商人っぽく見えるかな?」
荷物を大事そうに運ぶトゥーリの進路を塞ぐように、不揃いな装備の兵士が隊列を作ろうとしている。
トゥーリがひょいと矢を放つ。
光矢が弾けて無数の破片となって隊列の一部を文字通り食い破る。
「逃げるぞ追え!」
引き撃ちするトゥーリを見てさらなる勘違いをしたメルトウォール兵が走る。そして隊列が崩れ単独で走るより遅い速度しか出せなくなる。
(使い捨ての部隊なのかな)
引き撃ちなのでトゥーリの方が速度が出ない。
トゥーリ達の予定通りに、兵士達が一塊となって押し寄せた。
「いつ気付かれるかどきどきしてたのに」
トゥーリは安堵半分、呆れ半分だ。
陽光で目立たないとはいえ、全身から立ち上る青い光は尋常ではなく元々非常に高いトゥーリの力を一段階以上引き上げている。
そして、その効果はトゥーリに対してだけではない。
「おぅおぅ……どうやら今度は本腰入れてきたみたいだな」
ケンはずっと我慢していた。
最初に襲われた時点でケンまで戦っていたら、敵授恵者4人を倒しただけで終わりだったからだ。
「んじゃぁ、一狩り行きますか」
ドワーフとしては非常に背が高く、筋肉量はドワーフ戦士並み。
しかし戦いと鍛冶で育まれた筋肉は野生の精悍な獣のようで細身にすら感じられる。
もっとも目立っているのはケンの体ではなく肉厚の黒い刀身だ。
それが柄であるかのように巨大な光刃が出現。
ただただ速くそして重い斬撃が兵士の群れを襲って、上下に無残に切り分けた。
「雑兵は左右に散れぇ!」
後列にいた敵主力が前に出る。
見覚えのあるウォーリアを従えた、少しは使えそうな授恵者だ。
「おいおい……そっちから仕掛けてきておいて今更逃げようとしてんじゃねぇよ」
惨劇に圧倒されて思考の速度が鈍った雑兵を殺界に巻きこむ。
逃げられぬと悟ってケンに攻撃しても、トゥーリの複数の術で回避能力まで上昇したケンに当てることすらできない。
「さぁて……数もいることだし効率上げていかないとな」
光刃を光の巨大槌に変更する。
敵の足を狙うには少々大きいが、授恵者ではない雑兵を仕留めるには十分だ。
無造作に振り下ろした巨大光塊に、10人分以上の人体が鎧ごと押し潰されて地面で弾けた。
(クソッ、小僧と同程度の強さと思ったのが致命傷かっ)
指揮官は即座に部下を見捨て逃げ出した。
非情でしかも悪辣でも、これが一番マシな選択ではある。
しかしその程度では全く足りない。
部下の死体も、指揮官が逃げたことに気付かず抵抗する授恵者も、ハヤトにとっては障害物にもならない。
空を飛べるかのように戦場を軽々突破して、追い抜きざまに指揮官の背中と脇に3連撃を叩き込んだ。
「逃げても構わねぇぜ」
ハヤトは戦闘と同程度に鼻にも足にも自信がある。
最初に襲撃されたときとは違ってエーテルも使って加速可能。
短時間であれば逃げる敵と並走しながら延々攻撃することすら可能だった。
察した指揮官が、痛みとは別の理由による汗を浮かべる。
「んじゃあ……そろそろ終いと逝こうか……遠慮せずその首おいて逝っちまいな」
大量の返り血に濡れたケンが刃を振るって血を払う。
剣先に残った赤が、部下に怨嗟に感じられた。
「荷物の中身は包帯なんだよー」
降伏するなら逃がさないけど手当はするよと言うトゥーリも、防御は圧倒的で遠近両方の攻撃手段を持っている。
どう考えても、逃げ切ることができるとは思えない。
「おいおい」
ハヤトは指揮官の首筋に得物を当てる。
剣を捨て両手を挙げた指揮官が、卑屈な笑みを浮かべて降伏を申し出ていた。
「うーん……」
トゥーリは一度後ろを振り返る。
死体というより残骸が散らばり、辛うじて生きている10人ほどが顔で痛みに耐え傷口を手で押さえている。
「運ぶの手伝ってくれる?」
「もちろんでさぁ!」
ずっと昔に誇りも恥も捨てた男が、今度は依頼主を捨て冒険者に媚びていた。
●
見るだけで暑い。
北国に適応したビヒモーはそういう生き物だ。
「なんか今日は調子いいな?」
昨日までとは違って元気な仕事仲間に目を向けたリットは、たっぷりの毛の間から見える艶めかしい白い肌に気付いて硬直した。
やっほー、とシルク・メイプルリーフが手を振る。
肌温調節という謎めいた能力を獲得した彼女は、時間が経過しても温くならない涼しさ供給装置になれるのだ。
掌の上に水をうみだしビヒモーへ飲ませる。
これまで顔は知っていても縁がなかったビヒモーは、シルクに心から感謝しされるがままに抱きつかれていた。
「ここまで重大な依頼とはな」
大型荷馬車に便乗するアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトは深刻な表情だ。
戦術眼もあり貴族出身のため軍学も知っている彼は、メルトウォール占領地とその周辺が深刻な状況にあることに気付いている。
「英雄とて邪竜とて、生物であるからには食わなければ生きられない」
ストレガ・L・リベルガストラは軽装で、かなりの速度が出ているビヒモーに並走可能だ。
「戦争は兵站が8割。道を塞ぎ輸送業者を狙うのは定石。手練れているのだ」
ドワーフ王国の兵站への攻撃を誰が主導しているかは分からない。
分かるのは、可能な限り早期に攻撃を止める必要があるということだけだ。
(襲撃に適した場所を何度か通ったのに気配もなしなのだ)
輸送成功でも最低限の成功にはなるとストレガが考えたそのタイミングで、ストレガの高性能な頭脳が視覚で得た情報に異常を見つけた。
(切った草を被って保護色、少し光ったのは矢尻かナイフと思うのだ)
皆熟練者だ。何も言わなくても他の2人の冒険者に情報が伝わる。
なおリットは全く気付いていない。
「そろそろ休憩するのだ。甘いものをしっかり食べて」
敵の気配が弱くて甘い。
授恵者ではなく練度も低いのだろう。だが、冒険者以外にとっては脅威でしかない。
「休むといいのだ」
ストレガは広範囲を破壊する術も、人体を貫通する光弾を放つ技も使わない。
エーテルを介して重力を操り、賊が隠れている場所を中心に重力場を出現させる。
頭が体ごと地面にめり込んだりはしない。
重力に負けて移動ができなくなるだけだ。
「動かねぇっ。お、俺どうなってんだぁ?」
高度な魔法に接する機会などない賊が、負傷していないのに全く移動できないことに気付いて完全に混乱した。
「盗賊め! 貴様を殲滅する!!」
凄まじい重武装で移動速度が極端に低下しているはずのアルベルトが、エーテルを使って猛烈な加速を行いストレガの攻撃方向の反対側へ飛び出した。
本人の優れた体格と分厚い武器防具による圧力は凄まじく、緊張と恐怖に負けた2人の盗賊が別方向から矢を放つ。
2人にとって、出身地の村で猟師をしていたときにも経験したことのない会心の一矢だった。
「お前達を許せるほどの余裕はない。せめて痛みを感じず逝くといい」
刀身だけで1.5メートルあるダマスカス鋼大太刀を、細い棍棒か何かのように高速で振り下ろす。
もちろん技もタイミングも完璧で、盾になるはずだった枝や草の薄いヶ所をすり抜け、賊本人に当たっても止まらず完全に振り切った。
2つに別れて地面に落ちるより早く、アルベルトは素早く方向変更してもう1人へと駆け出した。
「さすがに逃がせないですよ」
シルクが白銀のトンファーを構える。
先端に出現した光の矢がダーツか何かのように放たれて、弓を捨て逃げそうとした……しかし全く懲りていない賊の背中を貫通し胸に抜ける。
戦闘後にヒールを使えば、運が良ければ助かるかもしれない。
「後は」
トンファーを定位置に戻す前に祈りへ集中。
賊が全くいないはずの方向から矢が飛んでくる。
それは非授恵者としては非常に強力な射撃攻撃ではあったが、大型荷馬車をぎりぎり包み込む光の六角柱に傷一つ与えられない。
「っ」
不意を打つつもりだった最後の1人が完全に矢を防がれて絶望。弓も矢も捨て逃げだそうとした。
「見事。位置が分からないのだ」
敵は授恵者でもないのに気配を隠すのが巧い。
だからストレガは、残った移動妨害手段を惜しまず使う。
まずは重力場による足止め空間を展開。
そこから干渉しない距離に次々光の群れを出現させて移動を徹底的に邪魔する。
「隠れることはできても、逃げるのは無理なのだ」
氷嵐では自然への被害が大きくなりすぎると判断して光の弾丸を撃ち込む。
高速なので躱すのは不可能。
耐えようにも装備も本人の力も足りない。
3度目を撃ち込む前に、必死の命乞いが始まった。
●
「そうか。それはめでたい」
他の参加者の輸送護衛が成功したと知らされ、アルベルトは汗を拭く手を止め伝えてきたドワーフに感謝する。
「というわけで追加の仕事はなくなったようだぞリット君。今日はずっと訓練だ」
「本当なら金とコネが必要なレベルの訓練ってのは分かるけどよー」
リットは剣を構え直して涙目になる。つらい。
「素質は訓練で補える。愚痴を吐く余裕があるなら体に刻みつけろ」
剣の才能が全くない義弟を相手にすることで、アルベルトは自身の才能を自覚するようになっていた。
「あ、おっさん生きてたのか」
リットが一度殺し合った男に気付いて声をかけた。
「明日には死んでるかもしれねぇけどな」
素直に情報を吐き出した男は、ひらひら手を振って牢屋に連行されていった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2021年10月08日 02時51分58秒 公開
相談掲示板
No.1
シスターシルクです。 占領地から少し離れた細めの街道が気になりますね 守ってあげたい気配がビシバシします
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 私もリット側に行こうかなと思ってるのだ。 グラビティを手に入れたので早速捕縛に回ろうかと。
トゥーリだよ、よろしくね! 3か所戦場があって、そのうちの2か所以上を攻略しないといけないんだね。 連携とかもあるし、早めに自己宣言ベースで分担決めちゃっていいんじゃないかな? 任務の成功だけ考えるなら、かなり離れた街道に8人行くのが良さそうだね( >分担 ・メルトウォール占領地に近い街道 ・占領地から少し離れた細めの街道 シルク・ストレガ ・占領地からかなり離れた街道(ソロアタック。複数人担当可)
途中で送信しちゃってた…… 襲撃者の人数の事を考えるとメルトウォール占領地に近い街道は確実に攻略しておいた方がいいかな? 約30人の部隊ってどこに出てくるにしても結構厄介そうだしね。 ということで、ワタシは今の時点ではそっちに回るよ! >分担 ・メルトウォール占領地に近い街道 トゥーリ(仮) ・占領地から少し離れた細めの街道 シルク・ストレガ ・占領地からかなり離れた街道(ソロアタック。複数人担当可)
んーしかしキャスター私1人。 範囲が必要ならメルトウォール側にも回れるのだ。皆の行先聞こうと思うのだ。 特性はグラビティとスタティック、攻撃はメテオライト他でいこうと思うのだ。
ウォーリアのアルベルト=V=シュタールシュヴェーアトだ。 よろしくな。 俺は、占領地から少し離れた細めの街道に行こうと思うぜ >分担 ・メルトウォール占領地に近い街道 トゥーリ(仮) ・占領地から少し離れた細めの街道 シルク ストレガ アルベルト ・占領地からかなり離れた街道(ソロアタック。複数人担当可)
ドローミです。 行き先は皆さんの宣言を待ってでしょうか。 最善はかなり離れた~ですけど。
ウォーリアのリットだ。よろしく!
リット殿もどうぞよろしくお願いします。 皆さん、どうされますか? 現在は占領地からかなり離れた街道へ、ソロアタックで調整中です。 また、細道を選ばれる方々は、リット君だけではなくビヒモーへおやつや水・塩分(水をかけるもあり?)の補給検討ください。 恐らく現状では、十分な移動が取れない筈です。
出遅れ気味であるが、サーヤである。 わらわは占領地からかなり離れた街道を検討して居る。 けっして他のものから臭いからくんなと言われたわけではないぞ。
・占領地から少し離れた細めの街道 ・占領地からかなり離れた街道 ここの二つで確実に成功が取れそうなら、占領地に近い街道はワタシ一人でも大丈夫かも? 絶対に成功しなきゃって言われると難しいかもだけど、成功できたらラッキーぐらいで生き残るだけならワタシはいけると思うんだよね。(回避上昇×20ラウンド、魔弓持ちで逃げ回る予定) もちろん誰か来てくれるなら心強いけど、やりたい事重視で他の所に入ってもらってもいいよ!
おーっす! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! んじゃ、俺はトゥーリとコンビ組んで『占領地に近い街道』で賊共をぶち転がすとすんぜ!! スピードスターコンビならいけんだろ。 >分担 ・メルトウォール占領地に近い街道 トゥーリ(仮) ハヤト ・占領地から少し離れた細めの街道 シルク ストレガ アルベルト ・占領地からかなり離れた街道(ソロアタック。複数人担当可) ドローミ サーヤ
ではこのままリット側の敵を確実に排除できるようにするのだ。 宜しくなのだ。
顔出しができなくて済まん それじゃぁ人数分配的に俺は占領地の近い街道で動こうかな ハヤトたちが機動力重視で動くなら俺はその取りこぼしがないように確実に狩っていく感じで行こうと思う