【FF】おばけがいないいないばあ
空色みなも
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シナリオID:1462
オープニング
「テリーズ・トラ・トリュース!」
おばけに住処を追われ、町に妖精が現れた。
それが今年の収穫祭における大きな出来事だった――。
●
「ここが妖精の暮らす平原ねえ」
「妖精どころか、おばけとやらの姿も見えないけど」
だだっ広い平原を前に、犬耳を生やしたハーフビースト、ウォルフラムが呟く。
それを受けて、ハーフリングのイーノが頭の後ろで手を組んだ。
「妖精さんによると、このあたりにおばけが現れて困っているという話らしいのですが……」
金髪おさげの少女、クララも目の前の光景に対し不思議そうな顔をしている。
「そういえば、これまで聞きそびれていましたが、ケイさんのその恰好はどうされたのですか?」
「妖精の仮装です。このほうが妖精さんが懐いてくれるみたい、ですから」
紫髪のエルフ、アンリが尋ねれば、ケイと呼ばれた黒髪の少女が答える。
ケイは言葉の通り、妖精を模した衣装を身に着けていた。
といっても、背中に翅を付けた程度の簡素なものであったが。
そして、よく見ればケイの肩には妖精が乗っている。
五人は、妖精の住処に現れたというおばけについて調査するため派遣された、冒険者たちだったのだ。
「おばけ、いないいない?」
肩の上の妖精はそう言って、両手で顔を覆う。
それから、ばぁ~、と叫んで両腕を広げてみせた。
「ん~……これは何を伝えたいのでしょうか?」
妖精の仕草を見たクララが首をひねっていると――。
「うわぁ!?」
突然、体に鈍い痛みを感じたイーノが悲鳴を上げた。
仲間の冒険者たちが慌ててそちらに視線を向けると、イーノのすぐそばに白い塊がふよふよと漂っているではないか。
「いつの間に……!? うおっと!?」
焦るウォルフラムの目前にもいきなり白い塊が姿を現し、体当たりを仕掛けてきた。
「これがおばけ、ですか! どうやら姿を消したり現わしたりできるようです……!」
アンリも強襲を受けながら、アンリを嘲笑うかのように白い塊が姿を消すのを目の当たりにする。
「これではキリがありません……! 私たちへの依頼は状況の確認ですし、撤退しましょう!」
衝突してくる白い塊により受けた傷を自ら癒しながら、クララが撤退を提言する。
「ですね。皆さん、退きますよ」
ケイは白い塊の群れに襲われる仲間が離脱するのを手助けする。
「そういえば、なんだかケイさんだけ襲われてなくない?」
白い塊の群れから逃げながら、ふとイーノが気になっていることを口にした。
「あ、ほんと……なんででしょう?」
当のケイ本人もその理由については思い当たらなかったようだ。
このときは、まだ――。
●
「と、いうわけで、あんたたちに頼みたいのは、おばけの本格的な退治だ」
女神の賽子亭で女将を務めるシリス・アローゼアが掲示板の依頼書を指し示しながら、冒険者たちに告げる。
ここ、女神の賽子亭は、エラトゥーン都市同盟に属する小さな町、エルタ・リコにある冒険者の宿であり。
日々、様々な依頼が冒険者たちにもたらされているのだ。
「偵察の依頼を受けてくれた冒険者たちの報告どおり、おばけは出たり消えたりするみたいだから、しっかり対策していくんだよ」
シリスは先に偵察の依頼を出していたらしく、それにより得られた情報をまとめた資料を、冒険者たちと共有する。
「あと、このおばけなんだけど……なぜだか、仮装をしていると攻撃の手が弱まるみたいなんだ」
そしてシリスは、ケイがおばけから襲われなかった理由を、仮装にあると踏んでいた。
「馬鹿げてると思うかもしれないけど、信じるかどうかはあんたたち次第さ」
理由が明確ではない以上、これはシリスの勘であるという。
とはいえ、長年、冒険者の宿で依頼を斡旋してきたシリスの言うことだ、それなりの自信はあるのだろう。
「依頼の報酬として、妖精から砂糖が貰えるんだけど、無事に退治が終わったら、そいつでお菓子作りもしたいと思ってるよ」
「うまうま、おかし~」
そうして完成したお菓子を、シリスは妖精にも振る舞ってさらに友好を深めたいらしい。
シリスの肩に乗った妖精が、お菓子が入っているとでも思ったのか、シリスの長い耳についたサイコロの耳飾りを引っ張っていた。
解説
マスターより
リプレイ
オバケが出るという噂の真相を確かめるため、冒険者たちは平原の奥地へと向かっていた。
いや、すでに先行偵察によってオバケの出現は明らかになっているのだが、なんというかお約束というやつだ。
それはそれとして、冒険者たちは思い思いの仮装に身を包んで、平原へと降り立つ。
「オバケさ~ん、出ておいで~。かわいいオオカミさんと遊びましょっ」
頭にケモミミのカチューシャを付けたルアンナ・ミュラーが、がおーっと手で狼のポーズをとって、オバケに呼びかけている。
どうやら、満月の夜に狼へ変身する狼女をイメージした仮装をしているらしい。
狼のハーフビーストの仮装とどう見分ければいいのか、などということは気にしてはいけない。
オバケに仮装している判定を貰えれば、それで用は足りるのだ。
「オバケを倒して砂糖いっぱい貰おうな」
パルドは白い布を被って、シーツオバケの仮装をしている。
これで足りないなら髭オバケに変身できるようにと、付け髭も用意してある。
パルド流の仮装は隙を生じぬ二段構えなのだ。
「ああ、もとより妖精さんたちが安心して暮らせるようになるといいな」
ウォーゼルも同じく白い布を被り、幼馴染のパルドとお揃いの仮装だ。
今度『家』に帰ったときは、皆と収穫祭を祝ったら楽しいだろうか、とウォーゼルの脳裏にふと浮かぶ。
「皆の仮装もよく似合ってるなぁ……っと、まずは依頼を成功させないとね」
同じく依頼を受けた冒険者たちの仮装に感心していたウォーゼルは、近くにオバケがいるはずであることを思い出し、気を引き締めた。
「テリーズ・トラ・トリュース! わるいオバケさんは退治してしまいましょう!」
エルナ・クルプファルツは、背中に薄羽を付けていた。
スカートが花のようなフォルムの衣装と合わせ、花の妖精の仮装をしているのだ。
エルナは妖精さんの挨拶が気に入ったらしく、早速真似をしている。
「姿を消したり現わしたりできるなんて! 絵本に出てくるオバケみたいでテンション上がりますね!」
エフィルミアの背中にも妖精の羽がついており、頭にはお花の髪飾り。
見る者をドキドキさせそうなふわふわスカートの下には、スパッツも履いているので『防御力』もバッチリだ。
「今日の私も可愛いでしょう?」
「あぁ、ミアが一番かわいいぜ」
エフィルミアが仮装を見せびらかすようにして尋ねると、ナキルからは率直な意見が返ってきた。
「い、一番!? まぁ当然ですけど!」
エフィルミアにとって、この答えは思いがけないものであったのか、赤らんだ頬を隠すように、顔を背けてしまった。
ちょっと前まで、こういうやりとりで照れて顔を背けていたのはナキルのほうだったのに。
(……まぁ、だから囮役とかはさせらんねーし)
そんなナキルは、備えとしてケモノミミを荷物に忍ばせているものの、一人だけ仮装をしていなかった。
仮装してない者を狙うオバケの習性を逆手にとって、囮役を務めようというのだ。
それにはエフィルミアにいいところを見せたい、という気持ちも少しは手伝ったであろうか。
「照れてるトコも可愛いぜ!」
ナキルはエフィルミアに一声かけると、オバケが跋扈するはずの平原に躍り出たのだった。
●
「……見つけたっ!」
「こっちも見つけた。前方に一体」
ウォーゼルとパルドがそれぞれ走らせたエーテルの波動に、引っかかる気配があった。
「ここはひとつ、俺たちでオバケとやらをあぶり出すとするか」
「ああ、どんな姿をしているか、この目で確かめてやろう」
互いに頷き合って、手にした武器を振るったウォーゼルとパルド。
各々の武器から生じた衝撃が、空間を伝わって飛翔する。
衝撃がある一点に達したとき、何もないように見えた空間から、体表を切り刻まれた白い塊が姿を現した。
ウォーゼルが暴いた一体と、パルドが暴いたもう一体、合わせて二体のオバケのお出ましだ。
「それ以上、ナキルくんには近づけませんよ! 残念でした!」
エフィルミアが、接近してくるオバケの狙いがナキルにあると見て、進路を塞ぐように立ちはだかった。
オバケに向け、まさしく妖精が舞うように暗器を振るうエフィルミア。
暗器のまとった赤光が糸と化し、オバケを雁字搦めに縛っていく。
「助かったぜ、ミア!」
そこへナキルによって振るわれた大剣が生んだ衝撃が飛来した。
エフィルミアの目前でオバケが衝撃に切り刻まれ、苦しんでいるのかチカチカと明滅する。
「見つけましたよ、そこにもう一体ですっ!」
「わかりました、大体あの辺ですねっ!」
広い平原を虱潰しに索敵していたエルナから、オバケ発見の報せが飛ぶ。
少し遠かったので、詳細な位置を伝えるのは難しかったが、魔術師であるルアンナにとってはそれで十分だ。
ルアンナの練り上げたエーテルが凍える嵐となって一帯に吹き荒れ、また一体のオバケがたまらず姿を現した。
「こっちも『いないいない』しちゃいましょう!」
さらにルアンナがもう一つの術を完成させる。
すると、地面からせり上がるようにして、一斤の巨大な食パンが現れたではないか。
「見た目は美味しそうな食パンですけど、カチカチですよ! 生半可な攻撃じゃ壊れません!」
ルアンナの言葉通りだとすると、この食パンは残念ながら食料にはならないらしい。
しかし、ナキルを死角からの攻撃から護る役には立つはずだ。
「見た目ゆっるいけど、まぁ油断はしねェようにするか」
姿を見せているオバケのうち一体が仕掛けてきた体当たりを、ナキルは身をひるがえして避ける。
どこか見ていて気の抜けるような姿のオバケであるが、当たれば痛いことには違いないのだ。
注意してかかるに越したことはないだろう。
一体を引きつけてくれたエフィルミアのほうをちらりと見れば、エフィルミアもオバケの攻撃をかわしていたようだった。
「……また消えちゃいましたね。エーテルの気配を追っていたのですが、それも振り払われました。急いで探します!」
エルナが注視していたにも関わらず、ここでオバケたちの姿は再び忽然と消え失せる。
「ナキルさんから少し離れた周りに二体いる!」
「俺が行こう。目印になるほうを見えるようにしてくれるかい」
パルドが見つけたオバケの一体を、短剣から飛ばした衝撃であぶり出した。
それを目印にウォーゼルがオバケに近づき、手にした祭刀で大きく薙ぐ。
祭刀から伸びた光の刃に薙ぎ払われ、もう一体のオバケもその姿を晒した。
「これで近くにいることくらいは分かるだろう」
ウォーゼルは薙ぎ払うついでに、オバケに香水を振りまいていた。
気づかないうちに接近されるという事態も、これなら防げるだろう。
これでもし、優れた嗅覚を持つ者がいたなら、消えたオバケの詳細な位置も掴めたかもしれない。
「見つけました! 一匹たりとも逃がしませんよ! 甘いお砂糖のために!」
エフィルミアは目の前で姿を消したオバケを、自身を中心に索敵用エーテルを放つことによって発見していた。
追いかけていては攻撃が間に合わないので、その場から暗器にまとわせた巨大な光塊を叩きつけてやるエフィルミア。
冒険者たちから度重なる攻撃を受けていたオバケはこれで絶命したようで、フラフラと地に落ちた。
「あの辺り、狙ってみてください! 二体を巻き込めそうです!」
「合点です!」
エルナが指示した場所にルアンナが再び吹雪を起こせば、そこには確かにオバケが二体いた。
これで、見えているオバケは五体――あと一体、どこかに隠れている。
「いてっ……やってくれたな!」
その一体は、ナキルに離れた場所から一気に体当たりを仕掛けていたらしい。
オバケに勢いよく衝突されたナキルの体に、鈍い痛みが走る。
仮装をしていないと狙われる、という情報はやはり本当のようで、他にも二体のオバケがナキルに迫る。
しかし、この二体は姿が見えていたので、ナキルはそれらの体当たりを回避できた。
「こっちにも来たか。だけどそれは無謀だぞ」
パルドのもとへ、混雑でナキルに近寄りそこねたオバケが流れてくる。
二体のオバケによる攻撃を、パルドは優にかわし。
その内の一体へ、鋭い短剣の一撃が反撃として見舞われる。
「全員、逃がさねェからな!」
お返しに振るった大剣で、ナキルはオバケの一体を地に沈め。
ナキルによる気迫の声が、平原に響き渡った――。
●
「後はまとめて退治しちゃいます! ひとりも逃がしませんよ!」
光の粒子に包まれたエルナの姿は、まさに妖精と呼ぶに相応しいものだった。
エルナの周囲をくるくると舞っていた光の粒子は、やがて無数の光弾を成す。
降り注いだ光弾の雨は、ナキルを綺麗に避けると、密集していたオバケたちのみを撃ち抜いた。
「やりましたね!」
六体のオバケたちが全て倒れたのを見たルアンナが、パチパチと手を叩いて快哉の声を上げる。
最初に二体のオバケを倒してからも、冒険者たちは少しずつオバケの数を減らしていたのだ。
「よく頑張ってくれたね」
「なあに、これくらいは平気だぜ」
ウォーゼルはナキルが受けた負傷を、魔法の光で包んで癒していた。
「他には敵もいないみたいだな。おーい、もう大丈夫だぞ」
戦闘が終わっても怠らず安全確認をしていたパルドが、どこかで隠れて様子を窺っているはずの妖精に声をかける。
「いないいないするおばけ、いない?」
「あんしん、あんぜん?」
すると、いつからそこにいたのだろうか、草むらの影という影から、妖精たちがわらわらと現れる。
「わぁ、妖精さんたちが一杯ですね! 私のことを仲間だと思ったりしないでしょうか?」
それを見たエフィルミアは和みつつも、自らが妖精の仮装をしていたことを思い出し、なにやらソワソワしている。
「なんとおれー、すれば」
「おさとう、すればよいでは?」
集まった妖精たちは、輪を作ってしばらく会議したかと思うと、まるでどこかから召喚するかのように、砂糖の山を生み出した。
「こんなにいっぱいくれるんだな。ありがとうな」
パルドは思った以上の砂糖の量に驚きつつも、妖精たちに礼を述べる。
「ありがとう、これなら沢山お菓子を作れるね。よかったら君たちも食べに来るかい?」
「おかし~!」
ウォーゼルがこれから女神の賽子亭に戻ってお菓子を作ることを妖精たちに伝えると。
ぱあっと目を輝かせた妖精たちの声が、合唱のように響き渡った。
●
「あんたたち、流石だね。早速、これでお菓子作りをしようじゃないか」
冒険者たちが宿に戻ると、シリス・アローゼアがすっかりお菓子作りの準備が整った様子で出迎えた。
宿の厨房には様々な道具と材料が揃っており、あとは砂糖の到着を待つばかり、といった様子であった。
「それは何を作ってるんだい?」
「今はカスタードを作っています。この後どう仕上がるかは、完成してのお楽しみですよ」
シリスが鍋をかき混ぜるエルナの手許を覗き込むと、そこにはカスタードクリームが出来上がっていた。
もちろん、このカスタードを作るために、妖精から貰った砂糖がふんだんに用いられている。
「ルアンナのは焼き菓子と――それはパンみたいだね」
「ええ、なんといっても私はパン屋さんですから!」
シリスがやはりルアンナの作業を見ていると、クッキーなどの焼き菓子の他に、メロンパンを作っていた。
なるほど、これも甘い菓子パンの一種には違いない。
「いい匂いがしてきたな」
「いい感じに色がついてきたね……そろそろかな?」
パルドとウォーゼルが共同作業で作っているのは、べっこう飴だ。
熱した鉄板の上に、小さな型枠を置いて、砂糖水をぽたりとたらし。
あとは持ち手に串を刺して、固まるまで弱火でしばらく待つばかり――。
「お菓子作りか、あんまり経験はねェけど、変なことしなけりゃ何とかなるよな」
せっかくだからと、お菓子作りにはナキルも参加する。
「で、なぁミア。なんで薬草を煮てんだ……?」
「ナキルくん、怪我しちゃったんだから、ちゃんと治さないとダメですよ!」
見るからに苦い薬草汁を見て尻込みするナキルに、エフィルミアは鍋から掬い取った汁をコップに入れて差し出す。
そう言われてはナキルも断るに断れず、渋い顔をしながらもグイと薬草汁を飲み干した。
薬草汁が苦い分、それはそれで後に食べるお菓子が甘く感じるかもしれない。
「美味しいお菓子ができましたよ、妖精さんっ」
「わ~おかし~!」
焼き上がったばかりの焼き菓子とメロンパンをお供に、ルアンナが食堂に姿を現すと、待ってましたと妖精たちが群がってくる。
顔をほころばせてムシャムシャとお菓子を頬張る妖精たちを見ていると、ルアンナまで幸せな気持ちになるような、そんな気がした。
「テリーズ・トラ・トリュース!」
そしてエルナが持って現れたのは、器によそったカスタードを冷まして固め、表面に砂糖を振りかけてパリパリに焦がしたお菓子だった。
「しあわせ~!」
「たくさん作りましたから、どんどん食べてくださいね!」
お菓子の器に比して小さな妖精たちは、まさに浴びるようにエルナのお菓子を食べていた。
エルナも妖精たちが喜んでいる様子を、満足げに見守っている。
「熱いから気をつけてな」
「皆さんもよければどうぞ」
パルドとウォーゼルが、出来上がった飴を妖精や他の冒険者たちに配っていた。
「きれー! ほーせき?」
琥珀色に輝くべっこう飴を受け取った妖精たちは、しばらくは物珍し気に眺めていたが、やがて嬉しそうにペロペロと舐め始める。
「ん、おいしいな」
「ふふ、美味しいね」
自分たちも飴を一舐めし、その甘さに微笑み合うパルドとウォーゼル。
「お菓子、美味しかったぜ。ありがとな、ミア」
「頑張ったナキルくんへのご褒美ですよっ、感謝するよーに!」
薬草汁を頂いていたナキルであったが、それとは別枠でエフィルミアの作ったお菓子を受け取っていた。
エフィルミアもお菓子作りは得意でないものの、シリスに手伝って貰うなどして、どうにか美味しいものを完成させていたのだ。
「あー、ミア……ちょっと疲れたから、肩貸してくれ……」
「あら? いいですよ。ナキルくん、とっても頑張ってましたもんね」
お腹がいっぱいになったことも手伝ってか、眠気に見舞われたナキルが、エフィルミアの肩に寄りかかる。
(ミアのやつ、お菓子よりいい匂いするな……)
柔らかい匂いに包まれたナキルが、スヤスヤと寝息を立て始めると、エフィルミアはその頭をそっと撫でた。
その様子を、お菓子を手にした妖精たちが興味深げに見守っていたのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準6 / 4〜6人
2021年10月21日 11時27分55秒 公開
相談掲示板
「ナキルだ!よろしくなー! さて、何か昔似たよーな敵を見た事ある気がするけど… 敵の物理攻撃2倍の条件っつうか 仮装してなかったら集中して来るって事なら、ワザと囮役を立てて集めて一度に叩くってのも 方法としてはアリか。 幸い、範囲攻撃は有力手が居るしな。 真面目に「索敵」して殲滅するなら シーフが丁度三人…二人一組で探して叩くのと。 全員で纏まって探した横から集中攻撃 って所か。 なんか報酬が歩合らしいし、どうせならキッチリた押し切りてぇもんな。 お菓子ってのは、作った事ねぇけど。 所で【マーク】ってのはターゲットされるって事だとして…【代償】は、なんだろうな…? (PL:ギャグ路線の匂いを感じる…それもまた、良い。良いぞ。)」
エルヴンシューターのエルナです!皆様よろしくおねがいしますね! >囮作戦 なるほど!しっかり準備できれば囮役に攻撃を集めるというのもありかもですね! その場合看破は必須になるので、捜波で見破る事が大事になりそうですね!目視では見破れないみたいですし! >【マーク】と【代償】 どちらもスキル用語ですね! 【マーク】は付与された相手の位置を、付与した人が常に認識出来るようになるという効果で、捜波などでつけることが出来ます!これがある限りおばけさんは隠蔽できなくなってしまいますから、対策としては強力ですね! 【代償】は生命力を支払う効果ですね!どのくらい支払うかはスキル毎に異なるので、おばけさんが【マーク】を解除するのにいくら生命力を支払うのかは分からないですね! これらから今回のおばけさんは捜波でもダメージを与えられるという感じみたいなので、使える方は索敵に集中するのも良さそうですね! 私も捜波は準備していこうと思います! 全部退治して、お砂糖もらって、美味しいお菓子を作りましょう!
シーフのエフィルミアです!よろしくお願いしますっ。 やるなら全部倒して報酬いっぱい手に入れましょう!頑張りますっ。 捜波を使える人が多いので、敵を見失ったら次の人が再度捜波!と 1ターンに何度も捜波していくのがいいですかね? 代償でどんどん生命減っていくのであれば、ガンガン捜波しちゃいましょう!
キャスターのルアンナです、よろしくお願いします♪ 私は仮装をして、捜波で居場所が分かったオバケにどんどん攻撃しますよー! がおー! (「 `・ω・)「
「>エルナ だな。ある程度「狙って来る」のが分かってりゃ 「広い範囲」を探すより「狭い範囲」に集中させやすいかとな 仮装も、こういうの(ケモミミ)着けりゃ充分なら、付けたり外したりして複数人で使いまわしてもいいしな。 まぁ、言い出しっぺではあるし、囮役立てるならオレが行くとすっか。 なるほど、スキルか。(ぽん)サンキューな!解ったぜ! >ルアンナ 頼りになるぜ……既に仮装してる…だと。 >ミア 捜波って便利だな。 オレには扱えねぇし、そっちは任せたぜ! 全部ぶっ倒して、報酬は最大限手に入れてェな!(うんうん)」
シーフのウォーゼルです、よろしくお願いしますね。 全部倒して砂糖たくさんもらっちゃいましょう。 捜波が役に立ちそうなので、俺も準備していきますね。 見失った地点を起点に使えば捕捉しやすそうかな。 >囮作戦 敵が集まれば索敵もしやすそうだしとってもいいと思います。 怪我に備えてヒール用意しておきます。 負担が大きそうなら囮役を交代でしてもいいかもしれませんね。
シーフのパルドだ。よろしくな。 捜波はオレも持って行く。 見つけたら攻撃して、オバケの隠蔽状態を解除するな。 マークは付与した人にしか見えないから、これで皆にも見えるようになる。 ナキルさんは囮役ありがとう。 敵が集まってくれたら倒しやすくて助かる。 全部倒して砂糖いっぱいもらおう。
「>ウォーゼル お、ヒールも有り難いぜっ! 囮はそうだな、ちょっとばかりは………まぁ、様子見しながらな! 極力はオレ一人で乗り切ってみるつもりで行くからよ。 捜波とヒール頼んだぜー! >パルド マークってのが見えるなら オレが「看破」持たずに「天眼」と「戦術眼」で射線気にした方が全体が動きやすいかも、か サンキューな、この方が戦えそうだっ! 囮は任せとけっ!」
上手く伝わったか自信ないから念の為、マークはナキルさんには見えないからな。 オレが捜波してオバケにマークを付けると、オレだけがオバケの位置を分かるようになる。 スキルは天眼と戦術眼を持ってってくれると助かるよ。 オバケの「いないいない」ってスキルは『視界内に入っただけでは看破されない』から、ナキルさんが「看破」を持ってっても見抜くの難しいかもと思う。 シーフ組以外に見えない分はこっちで捜波で探して隠蔽を解除するから、そこは安心してほしい。 解除が間に合わなくても「ナキルさんうしろー!」とかで位置教えるな。
「>パルド なるほどな!!バッチリ勘違いしてたぜ! よくわかったぜ…サンキューな…! よし、汎用スキルは「天眼」と「戦術眼」として 後はシーザーロアあたりを持ってけばいいか…。」
>囮 了解です、では囮はナキルさんにお任せしますね。 ヒールは任せてください。 捜波も出来るだけ沢山捕捉できるように頑張ります。
「>ウォーゼル おう、任せとけ!! ヒールも助かるぜ、サンキューな!!」