【煌空】伝承への旅路
崎田航輝
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シナリオID:1400
オープニング
木々の間を歩きながら、少年が息をつく。
深い緑の葉が遠景を隠す森である。
ゴールディの端にある田舎の子供達にとっては、遊びで樹海に近い森林に踏み入る事は、珍しい事ではない。
特にここケルッカの村の周辺では、少々樹海に入っても危険な生き物などが出る事も少ないから……追いかけっ子で木々の奥にまで来てしまう事もよくあった。
「それにしても、走りすぎたよ」
今日はもう終わりだからなー、という友達の呼び声が響いてきたのもかなり遠方。気づけば日も落ちかけていて、こういう時は子供ながらにちょっとした徒労感があるのだった。
せめて夜になる前には帰ろうと、少年は急ぎ始める――
「?」
と、そんな時だ。
何かが地面にきらりと光って、少年は足を止める。
薄暗くなってきた森の中では、目立つほどの輝きに……視線を降ろした少年はびっくりした。
「これ……鳥の羽?」
それも、ただの鳥のものではない。
夕闇でも目を細めてしまうほどの眩い黄金色で。たった一片の羽であるにも関わらず……少年の身の丈を超えるほどの大きさを有していた。
●黄金の巨鳥
村に帰った少年は、村人達にその羽を見せて――大きく驚かれた。
そして話はすぐに村中に伝わり……その日のうちには村のほぼ全員が集まって、その羽を取り囲む事態となっていた。
というのも、その羽が単に大きく美しかったからだけではない。
「それは、“黄金の巨鳥”の羽じゃないのか!?」
大人の一人が言うと、他の面々もそうだ、間違いないと呼応する。
かと思えば、いやそんなはずはないと、他の面々が首を振ったりする。そしてまたやんやの言い合いになるのだった。
――黄金の巨鳥。
それはこの村の周辺に伝わる、お伽噺のようなものだ。
魔物が跋扈する樹海の中にあって、変哲のない鳥類がいた。
それは時に捕食し、捕食され、短い命を終えてゆく……生態系のほんの一部を担うというだけの存在だ。
だがある時生まれた一羽は突然変異のように強く、大きかった。そして自身らの種を狩る魔物までもを食らって、より強く大きくなってゆく。
いつしかその鳥は敵の全てを食らいつくし、一帯を統べる王となった。
美しい黄金色に、虹色に輝く尾。その輝かしい見目は、何ものにも劣らぬという誇りが表れたものだという。
ただ、あらゆる敵を負かした巨鳥は、いつからか勝利に飽くようになった。
そして今も悠々と樹海の奥を飛びながら――自分を負かす事が出来るだけの存在を待っているのだ、と。
ケルッカの村一帯が平和なのは、黄金の巨鳥がこの近辺の魔物を全て食らいつくしたからだと言われている。
勝利と成功の象徴でありながら、同時にどこか冒険心も掻き立てる――そんな伝承だ。
実際、黄金の巨鳥に勝利する事が出来れば、その地には幸せが訪れるとも伝えられている。巨鳥が自分が得ただけの幸福を勝利者に与えてくれるからだ、と。
だから巨鳥を求めて冒険をした者も過去にはいた。
ただ――その先で巨鳥を見た事がある者はいない。現代での目撃談は、皆無だった。
存在を信じているのも、今では老齢の者だけで……若い者達とっては伝承全てが“昔の作り話”というだけのものだった。
●依頼へ
そんな中で黄金の羽が見つかったのだから、てんやわんやだ。
老齢の者達も「ほれ見たことか、黄金の巨鳥は実在する!」と活気に満ち溢れ、半信半疑だった親世代も、「まさか本当に」と、どこか浮き立った様子だ。
子供達にとっても……ファンタジーが現実のものになったようで、皆が瞳を煌めかせていた。
「大きくて強い、幸せをくれる金の鳥……本当にいるの?」
「しかし、これは本物なのでしょうか? 作り物という可能性も……」
一部の冷静な大人達は、羽をよく観察しているが――それが生き物の一部である事は疑いようがない。
どころか、よく見ると羽の根元が虹色に煌めいていて。それが尾に近い部位のものなのではないかという、具体的な可能性まで出てきていた。
なので議論は一層紛糾。最後には「樹海を探索しよう」という意見まで出てくる。
ただ、それこそ容易でないのは皆判っていた。
「確かにこの近辺は平和ですが。流石に樹海を奥まで進むのは不可能でしょう」
「地図はあるぞ。巨鳥を求めて冒険した人達が残してくれた者がある。中には、巨鳥の棲家にまで迫ったと言われるものも……」
「それこそ怪しいのでは? 今まで巨鳥の存在と同じくらい、作り物としてみなされていた訳ですし――」
「だが巨鳥はいるはずだ。なら地図だって……」
と、またもやんやの言い合いになる。
けれど最終的には、自分達の力で樹海探索をするのは無謀だという結論に至る。
だからこそ……皆が行き着く考えは、一つに収束していった。
「――冒険者。彼らに頼むのが一番だろう」
村長がそう結論を出す。
「信頼できる者達なのだろう。彼らを信じ、儂らの持てる情報を託し……そして真実を確かめてきて貰おうではないか」
そうして招かれた冒険者達は、小さな宴で歓待を受けた翌日――樹海への道に立っていた。
後ろを見れば、村人が総出で冒険へ送り出してくれている。
村長は頭を下げた。
「村の事情に巻き込む形になって申し訳ない」
彼が少しばかり恐縮そうなのは、冒険が長い道のりになると判ってもいるからだろう。
彼が渡してくれた地図は正確なものかどうかは判らないが、非常に広域に渡って描写がなされていた。
恐らく数度の遠征が必要な行程で、道中の危険も多いだろう。
「危うくなったら、すぐに引き返してくだされ」
気遣いつつも、彼の表情にはどこかわくわくした色もあった。
黄金の鳥は幸せを与えてくれるという。だから村の利益を求めている部分もあろうが――それ以上に純粋に、伝承の美しき巨鳥が実在するかを知りたがっているのだ。
子供達もまた騒々しくも、期待の眼差しを送っていた。
「がんばってね!」
そんな言葉に背を押され、冒険者達は前を向く。
広がるのは先の知れぬ樹海。
羽が本物なら、黄金の巨鳥はこの付近を飛び、また棲家に帰っていった可能性が高い。まずは地図が正しいかを確かめつつ、その足跡を追って新たな痕跡を求める形になるだろう。
その先で何を見るか。
今は判らないけれど――冒険者達は歩み出した。
解説
マスターより
リプレイ
そよ風に、明るい木漏れ日が揺らめく。
森を前にした村の出口。冒険者達は出立の準備を整えていた。
「これも大丈夫か?」
「問題ありません!」
野営道具を持ち出すパルドに、応えるのはレイヤ・ダライ=カホール。それらの荷を、ペットのミニビヒモーに積んでいたのだ。
大人しくそれを受け入れているミニビヒモーの横顔を、テテリカは覗き込んでいる。
「聡明さを感じる子だな。名前は?」
「エクレアさんです!」
レイヤが言うと、ウォーゼルも「それじゃあエクレアさん、これも頼むね」と物資を載せて。
「このくらいかな?」
準備を終えてから、振り返ると――見えるのは子供達や大人の姿。村総出での見送りだった。
その子供達に暫し構ってあげていたロイ・アウレアは……その一人が見せてくれた黄金の色の羽を、改めて観察している。
「大きい羽根だね……これは本物かも!」
『本当?』
盛り上がる子供達にロイはうん、と微笑みを返してあげた。
「楽しみに待っててくれ」
「――村の事情に巻き込む形になってしまいましたな」
と、その様子を見やりつつ冒険者へ声をかけるのは村長。危険地帯に送り出す事に、恐縮な様子でもある。
「申し訳ない」
「ううん。そんな事思わないで」
首を振ったのはララベル・サン・ディーベル。
キラキラと輝く瞳は、心からのもので――にこっと笑ってみせた。
「こんなワクワクする冒険、僕、嬉しくて」
「うん、黄金の鳥だなんて、凄いよね!!」
と、ミーミル・ロッポラも期待の面持ち。
それに頷くアルマ・ヴァレンタインも、心は同じだ。
「そうだねー。今度もワクワクする冒険になりそう!」
「きっと、手掛かりを見つけてくるね」
ララベルは村長へ言って前へ踏み出す。
そうして村人達が手を振って送り出してくれる中――ぴしりと前へ指差した。
「さあ、大樹海の探検に出発だ!」
木々の緑が段々と濃くなっていく。
出立した一行は、村から南下する形で森を進んでいた。
既に樹海の只中で、高い樹木が空すら覆い隠している。そこは自然の迷路――だが頼りとなる古地図を手に、ロイはしかと位置感覚を働かせていた。
「もうすぐ渓流だと思う」
すると確かに――さらさらと小川のせせらぎが聞こえ始める。
迷わず行軍出来た為でもあろう、それは相応の距離を進んできた証拠。程なく川が見え、地面の段差も強くなって……美しい渓流が目の前に広がった。
木の密度は少し減って、差し込む陽光で水面がきらきらと燦めいている。水は澄んでいて、草花も彩り豊かだった。
初めて見る植物も沢山あって、アルマはその一つをぷちりと採取してみる。
「これ、食べられそうかな?」
「甘い匂いがするな!」
パルドも思わず覗き込むそれは、果実のような淡桃の丸い形。アルマが二つに切ってみると……透明感の強い、美しい果肉に満たされていた。
「これ、葉っぱなのかも。多肉植物かなー」
アルマは観察しつつ、小さく掬って口に運ぶと……うんと頷く。
「食べられそう」
「こっちも、行けそうだ!」
と、パルドが見つけたのは花を咲かせている根菜。
どうやら花ごと食べられそうで……根の部分もまた花に劣らず鮮やか。ぱりっと割ってみると、不思議なほどに瑞々しい。
清い水が生んだ恵みだろうか。量も多く生っていた為、収穫する事にした。
「纏めて預かっておくね」
と、ウォーゼルがそれらを一つに纏めてマジカルポケットに収納すれば、食糧は充分。
それからエーテルの波を奔らせつつ進むララベルが――あっと気づく。
「滝だ」
川の先で、段差が大きくなって水がカーテンのように注ぐ。
ただ、川は幾つにも分岐していて――前を見ると小さなものから遥かな高さを持つものまで、無数の滝が聳える水郷となっていた。
ウォーゼルは感心の声を零す。
「地図の通りの眺め、本当にあったね」
「ああ。良い景観だ」
テテリカは大鼬のベニテングと死角をカバーし合いつつも――視線を巡らせる。
「……観光的に映えスポットと言えるかもしれない」
真面目な顔で少々ズレた事を呟いたりするけれど……実際、凄絶な程の美観だった。
そのまま観察も欠かさない。謂れが本当なら、このどれかが扉となっている筈だから。
ただ、皆で歩み出したその時。
「敵だよ!」
ララベルが傍の滝を指す。そちらを見据えるミーミルも、早々にその姿を捉えていた。
「あれは……蛇型の魔獣?」
それは落ちる水の中を泳いで昇る――滝蛇。
「もうこっちに気づいてるみたいだよ!」
「なら、迷っている暇は無いね」
と、ロイは既に弓に矢を番えている。瞬間、素早く引き絞り射撃。水流によって下がる軌道も計算に入れて……違わずその一矢を一体に突き立てる。
「速度が落ちた。今のうちに、二撃目を」
「了解ですっ!」
明朗に応えたのがレイヤ。
エクレアの事はしっかりと背に護りつつ、その先頭の一体へ狙いを付けて――杖先へ魔力を凝集。眩い光を煌めかせていた。
轟々と響く滝音にも集中は切らさない。
レイヤ自身、水の郷には縁深い身。寧ろ精神を研ぎ澄まされたように――魔力を発射。的確に打ち当ててその一体を撃破した。
残る二体は滝の頂上に達しようとしているが……ミーミルは焦らない。
「狙うなら、こっちだよ!」
下段に構えた長斧槍へエーテルを収束させると、それを振り抜いて放出。上方の一体へ命中させて注意を引き付けた。
その一体は自然、ミーミルを狙って飛び出てくるが――ミーミルは防御態勢。高速の体当たりをしかと受けきってみせる。
未だ滝にいるもう一体には――
「俺が行こう」
言葉と共にテテリカが魔弓を引いていた。
番えた矢へ魔力を流動させると、その鏃が淡く明滅する。瞬間、放たれたそれは光の粒子を燦めかせながら飛翔し、鋭く滝蛇の膚を穿った。
その滝蛇は強い敵意を向けてくるが……それを利用するのがパルドとウォーゼル。二人で頷き合うと――
「こっちだ!」
滝蛇を川から間合いのある位置へ十分に引きつけた上で、飛び出てきた所を上手く回避。敵自身の速度を利用して、地面に叩きつけさせた。
瀕死になったその滝蛇に、パルドとウォーゼルは連携して斬撃。素早く撃破していく。
ミーミルの傍の一体には、ララベルがひた走って。
「これでも喰らえっ!」
連続の刺突で一気に体力を奪う。最後はミーミルが逃さず一撃を加えて、打倒した。
アルマが治癒の魔法をミーミルへ施してゆく。
ぽわりと触れた温かな光が、負傷を穏やかに癒していった。
「大丈夫ー?」
「ありがとう!」
ミーミルが健常な声を返すと、アルマは頷いて――ふと景色へ目をやっていた。
「もうそろそろ夕方かな?」
「暗くなる前に、今日は野営しようか」
ウォーゼルの言葉には、皆も賛成。滝から少々距離を取り、安全な位置で寝床と焚き火の準備をしてゆく。
そうして丸太を椅子にして一息つくと……お楽しみでもある夕飯の支度。
この為に物資も用意してあるけれど、まずは現地調達出来たものからにしようと――アルマはまん丸の多肉植物をカットして、皮をそのままお皿にしてデザートに。
ウォーゼルは川で汲んだ水で根菜を煮てゆくと……。
「柔らかくなって美味しそうだよ」
「後は、メインディッシュだねー」
言ってアルマが置いたのは滝蛇の亡骸である。
皮は綺麗に剥いで、肉に串を通して火にかけると……ぱちぱちと音が鳴って、香ばしい匂いが漂ってきた。
パルドは感心の面持ちだ。
「これも食べられるんだな」
「すごく美味しそうだね……!」
ララベルも楽しみな様子を浮かべていると……程なくそれも焼き上がって。蛇肉に根菜にデザートと、彩りも豊かな食卓となった。
実食すると、レイヤは笑顔。
「とっても美味しいです!」
蛇肉は以外にも癖がなく脂が美味。
根菜もさっくりした歯ごたえが何とも快く……パルドははふはふと食べつつ楽しげだ。
「ウォーゼル、これ美味しいぞ!」
「良かった」
言ってウォーゼルも微笑みを返して、味わうのだった。
テテリカもベニテングに分け与えつつ、多肉植物を頂いている。
「水分が多くて果実のようだな。清流の傍だからこそ、生まれたものなのかも知れない」
「樹海はまだまだ、僕達の知らないものがいっぱいあるんだね」
ララベルも肉をほふほふ、植物をちゅるるる、と堪能しつつ……実感に呟いていた。
ロイも頷く。
「巨鳥を見る事が出来るかは、判らないけれど……そこまでに沢山のものと出逢うのだろうね」
「……魔物さえ喰らい尽くす、強く美しい捕食者か」
その伝承を思い返すように、テテリカは彼方を見やった。
「一目見てみたいものだ」
「うん」
ロイも返しながら……思考を巡らせてもいた。
(幸運と言われても、それを理由には殺せないだろうな……)
それでも、危険生物の可能性もある。
だからこそ、この目で確認する必要はあるだろうから。
「とにかく、今は前に進まないとだね!」
ミーミルの言葉に、皆は同意して。その日は交代で見張りをしつつ、就寝。無事に夜を越えたのだった。
翌日、一行は扉となる滝探しを始めた。
「巨鳥が伝承通りの大きさなら、入り口も相当大きいんじゃ……」
レイヤは無数の滝を見回しつつ、呟いている。
「あ、でも巨鳥もここを出入りしてるとは限りませんね」
「それでも、可能性はあるよ」
歩みながら応えたのはロイ。
ここを越える為に、先にあるという洞窟が必須なら、巨鳥も通るはずだろう。
故に大きい滝を中心に調べていくと……ララベルがはっと気づく。
「あの滝……内側が何か、他と違う――?」
それはひときわ巨大な滝。近づく事も容易でないが……エーテルを奔らせる事で、滝の奥にある岩壁の内部が空洞になっているらしいと判った。
「確かに、反応してるぞ!」
言ったのはパルド。滝自体の震動で判別しづらいが、自分が捜波として放ったエーテルにも反応して岩壁が揺れ動いているのが判る。
“超常的な力”がエーテルを指すのだとは、皆も予想していた所。アルマは滝の横側から近づいて……その岩壁がエーテルに反応する材質らしいと確認した。
「間違いないみたい」
「今の所は開くまでには至らない、か。威力が不十分なのかも知れない」
テテリカは言って魔力をぶつけてみる。すると――震動が一層大きくなった。
ミーミルは皆を見回す。
「このまま皆で一斉にぶつけてみる?」
「やってみよう。一応、足下にも気をつけてね」
ウォーゼルが言うと皆は頷き――エーテルを込めた攻撃を放った。すると滝が眩く輝いて――その水流ごと岩壁が二つに割れ、道が開いた。
●水鏡
「地下にこんな広い空間が……!?」
開いた滝に踏み入って、レイヤが目を見開く。
鏡面水窟。そこは足下が鏡のような水面となっている、広大な景観だった。
ミーミルも見回して驚いている。
「凄いね! 滝の中がこんなふうになってるなんて――」
その声音には期待感もあったけれど……その隣でテテリカはふと振り返っている。水場しか無いので、エクレアの事が気になったのだ。
「大丈夫か?」
「ここから先は、難しそうですね」
レイヤは言うと、エクレアを外で待機させる事にした。滝から離れた位置なら敵もいないからと……お腹もすかないよう食べ物を少々持たせて。
「後の荷物は、持っていきましょう」
という事で積んでいた物をそれぞれ分担して運び出し――暫しの別れをエクレアへ告げてから、改めて洞窟内へ戻る。
そこは水面だけが続く果ての見えない景色。遥かな天井に輝く太陽が、そのがらんどうを照らしていた。
一見、水は深そうだが――
「歩ける場所もあるんだね」
ララベルは覗き込んで浅瀬がある事に気づく。皆はそこを歩み、注意深く進み始めた。
ただ、それも途切れる場所がやってくる。次の浅瀬はかなり前方で……どうやら飛び石状に点在しているらしい。
「水中も気になりますね」
レイヤが視線を下ろしていると、パルドも下方を覗き込む。
「どのくらい深いんだろ?」
「エーテルじゃ、捉えられないね」
ララベルはエーテルの波を奔らせつつ返した。その範囲には底がないという事だ。
「ある程度安全が確保出来たら調べてみようか」
「そうですね。それじゃ、とりあえず水を渡る為に――」
と、レイヤは皆の脚を魔力で覆い……水上を歩けるように補助した。
「済まない」
テテリカが言いつつ、 ベニテングは肩に乗せたまま進んでいくと――皆も続いて水上と浅瀬を渡り歩いてゆく。
と、そんな中……ロイがふと視線を上げた。
聴覚に、反響する羽音を捉えたのだ。
「敵だ。これは――蝙蝠?」
「あっ、ほんとだ! 飛んできたよ!」
ミーミルも指差す先。そこに高速で飛来する蝙蝠型魔獣の姿がある。
数は四体。複雑な軌道を描いているのは、的を絞らせぬようにする為だろう。
けれど、天眼を発揮するパルドがその動きをしかと逃さずに。
「ウォーゼル、行くぞっ!」
「うん!」
頷くウォーゼルが走り出すと同時、パルドは狙いを定めて射撃。先頭の一体の翼を貫いて、空中から落下させていた。
そこへ肉迫するのがウォーゼル。駆け抜けながら跳躍して一閃、その一体を両断してみせる。
時を同じく、ロイが鋭い一矢で空中の二体を貫通させてゆくと……視線を合わせたテテリカも頷いて矢撃。同じ二体を貫いて四散させた。
「来るぞ」
テテリカが皆へ警戒を呼びかけると、残る一体が風の刃を放ってきた、が。
「大丈夫だよっ!」
言葉と共に奔ったミーミルが、それをしかとカバー。自身の胸甲で受け止めてダメージを抑えていた。
それでも無傷とは行かないが、直後にはアルマが十字架を翳し……生まれた光を注いで傷を素早く癒やしていく。
「こっちは問題ないよー」
「うん!」
その頃には、ララベルが跳んでその一体へ剣撃を加えて。
「後はお願い!」
「判りました!」
応えたレイヤが魔力の塊を撃ち出し、最後の一体を撃墜した。
パルドはウォーゼルと軽くハイタッチして、互いを労いつつ――再び前を向く。
「よし、進軍再開だ!」
そうして一行は暫し前進。
水中の調査も並行して行い――深い底に、数多の水草が生っている事も発見した。
滝を含めた外からの栄養成分が沈殿しているのだろうか、非常に豊かな植生で……皆は食糧になるものを採取。
そして天井の太陽が遠くに沈み、反対側から月が見え始めた頃――休息する事にした。
場所は壁際の広い浅瀬。そこで野営を敷き……倒した風切蝙蝠の肉を焼き、水草を添えて夕食にする。
「美味しいねー」
アルマが蝙蝠肉を堪能して満足気に言うと、ウォーゼルも頷きつつ……改めて遠くの天井を見やっていた。
「不思議な光だよね」
「ああ」
テテリカも応えつつ思考を巡らせる。
エドゥノーグの上層枝場で、近い雰囲気のものを見た事を思い出していた。
「ここがダンジョンのようなものなら――あれに何かの意味があってもおかしくはなさそうだ」
「そうだねー。本物の太陽と月に似てるけど、実際の東西とは違うし何かありそう」
アルマの言葉に、ララベルもうんと頷く。
「軌道を考えると、太陽は入り口の方から出てるはずだよね」
言って進んできた方向を見返す。太陽はその辺りから昇り、今では反対方向の浅い位置に輝いていた。
「だとしたら、沈む方向に出口があったりしないかな?」
「考えられると思う」
ロイも遠方の光を見て声を継ぐ。
ロイはここまで、鏡のように水面に映る光も観察していた。そこに何らかの変化や作用は見られなかったが――光の軌跡は一行が歩んできた道のりと合致しているようにも思えて。
「或いは、水に映った光が道筋を表しているのかも知れない」
「じゃあ、沈む光と映る光を追っていけば良さそうですね」
レイヤも太陽が沈む先を見つめて言った。
天井の光と水面の光。その二つは、最終的に重なる事になるのだから。
「月も同じ場所に沈んでいくんでしょうか?」
「それは、進みながら観察していく事になりそうだな」
テテリカの言葉を機に、皆は睡眠を取ってゆく段となる。
その間も交代で見張りをしつつ、光の動きの観察も欠かさずに。再び太陽が中天に昇る頃、荷を纏めて進軍を再開した。
方角は、前日太陽が沈んでいった先。遠目には月も同じ場所へ沈んだように見えたから、ひとまずはその両方を目指す形だ。
けれど――
「沈む場所は、僅かにずれていたんだな」
前進を続けて、月も沈み始める夜分。テテリカはそれが太陽の軌道と微妙に異なっていた事を発見する。
進行方向に対して僅かに左方が太陽、僅かに右方が月の沈む先だ。
そして――その先の温度が異なっている事も、サーマルアイで見て取っていた。
ミーミルは地図に目を落とす。
「地図では、ルートは二つに分かれているんだったよね。外からの空気が入ってきてるなら、熱い方と寒い方がそれぞれに続いてそう?」
「分かれ道ってわけだな!」
パルドが言った通り――そのまま進むと、程なく浅瀬が盛り上がっている場所があり、それが壁となって二方向を隔て始めていた。
景色としては非常に緩やかな変化で、漫然と進んでいればこの分岐には気づかなかったろう。
ウォーゼルはここまでのルートも含め、しっかりとマッピングしつつ……皆を見回した。
「それじゃあ、予定通り二手に分かれる?」
「そうだね」
ララベルが頷くと、皆で荷を分け合ってパーティを分割。四人ずつとなって、互いに手を振り合い……二つの道へ進んだ。
●氷と焔
月が指し示した先。
右方の道を進み、洞窟の出口を見つけた四人は――その外に真っ白な景色を見ていた。
「地図の通りだね。氷風山岳、か」
ロイが細めた瞳に映すそこは、零下の銀世界。
足下には雪が積もり、空も冷えた銀灰色で。
「って、危なっ!」
踏み出したララベルは驚いて一度引っ込む。
吹き付ける風に舞うのは――鋭い氷片。この中を歩いてゆくだけでも負傷は免れぬであろう、自然の猛威だ。
アルマも気をつけつつ、遠方を観察して……ふと気づく。
「あっ、向こう見て。樹氷があるよ」
「ほんとだ! あそこで休みつつ進むのが良いかも?」
ミーミルの言葉に皆も同意して、ざくりと雪を踏んで歩み出した。
「わっ、やっぱり痛いね――」
ララベルは顔を手で防ぎつつ、飛来してくる氷片に少々困り眉。
それでも仲間の後ろに入らせてもらい……着実に進軍。極北に出入りしている事もあって、寒さ自体には慣れているから止まらず歩む。
「皆、大丈夫?」
と、ロイも前進しながら離れすぎず、皆と歩調を合わせていた。
危険地帯だからこそ離散するのは避けたい。皆も同じ気持ちで、固まって一歩一歩と雪景色を踏みしめてゆく。
そうしてようやく樹氷に着くと――ミーミルはほっと一息。
「ちゃんと防げるね!」
固まった雪に覆われた木々は、巨大な屋根のように氷片から皆を守ってくれる。風もないためか比較的過ごし易くもあり……そこで小休止。
それを繰り返して行軍し――夜前には樹氷の下で留まって野営する事にした。
「食糧、節約しておいてよかったね」
渓流でとった木材で焚き火しつつ、アルマはここまで消費しなかった肉を焼いていた。
量は充分にあり、この環境で惜しまずエネルギー補給が出来るのはありがたい。ロイもその実感と共に頂いてゆく。
「ここは大変だから、早めに踏破したいね」
「うん! 明日からも頑張ろっ!」
ミーミルもはむはむと肉を齧りながら言うと、皆も勿論と頷いて。
「それじゃ、今日は休もうねー」
アルマがそこでゲルを広げた。
そして交代での見張りは続けつつ、皆で暖かく就寝。翌日から行軍再開した。
道中の景色は代わり映えせず、暫くは氷片が降るばかりであった――けれど。
「あっ、何かくるよ」
ララベルがエーテルの波に禍々しい気配を察知する。
今までよりも濃い気配と、危険な匂いを感じさせるもので……皆も程なく空に四つの姿を捉えた。
翼で羽ばたく――魔光亜龍。
こちらを獲物と判断したか、素早く滑空してきていた。
皆は視線を交わすと、すぐ傍まで来ていた樹氷の陰へ。亜龍が旋回して追ってくると――ララベルは振り返って迎撃体勢。
「行くよっ!」
細剣を抜き放ち、勢いのまま宙へ刺突。その刃先から鋭い衝撃波を飛ばし、一体の翼を貫いてふらつかせる。
同時、ロイも矢を発射。一体目の残る翼を貫いて落下させると――貫通した矢で二体目の片翼も四散させていた。
それでも後方の二体が反撃態勢を見せるが――アルマが一瞬早く、燦めく波動を解放。
「受け取ってね」
言葉と共にその輝きを大きく広げ、皆の護りと俊敏性を飛躍的に引き上げる。
「こっちだよ!」
と、同時にミーミルも片方の敵へエーテルの塊を命中させ……その個体を己に引きつけていた。
結果、一体の体当たりをミーミルが防御。もう一体が降らせた雨も、後方の三人で上手く回避を成功させてゆく。
とはいえ敵はまだ四体残っているが――
「喰らえ、烈風三連突!!」
ララベルが素早く次撃へ。墜ちていた一体目へ連撃を加えて撃破していた。
ミーミルの傍にいた個体は、再度の攻撃を狙っていたが……そこにはミーミルがフェイントを加えつつ斬打。
「トドメはロイにまかせたよっ!」
「了解」
応えたロイも死角からの矢を直撃させ、その一体を貫いた。
残るは二体だが、一体は既に空中での制動が不安定。アルマがそこに十字架を翳し、魔力の矢を放って撃墜すると――
「後はお願いするね」
「うん!」
頷くミーミルが残る一体を引き寄せて、その体当たりを上手く受け流す。
そこへロイがすかさず射撃を見舞うと――ララベルも間隙を置かず剣撃。その全身を貫いて撃破した。
アルマは皆を癒やしながら、あっと樹氷から前方を見る。
「見て。雪が段々なくなってる」
そこに見えるのは、穏やかな緑の森林だった。
太陽が指し示す先。
左方の出口から洞窟を出た四人は――そこに不思議な程の熱風を感じていた。
決して気温自体が高いわけではない。その証拠を、レイヤは前方の景色に見る。
「燃える渚……!」
そこにあるのは寄せては返す波。砂浜のある水辺だが――その水面が揺らめく焔に覆われていたのだ。
「これもまたロマンがありますね! なんで燃えてるんだろう……!」
「もしかして、ただの水じゃないのかな?」
ウォーゼルも、その熱気には少々尻尾をへにゃらせつつ……波を観察する。
実際、それは正しそうだとテテリカも思っていた。
「表面だけが別の液体になっているかも知れないな」
大部分は普通の水だが、比重の軽い液体がその表面だけに浮いていて――それがよく燃える物質なのだろう。
近づいてくる波に、パルドはわっ、と瞳を細める。
「燃えてるのは間違いないみたいだし、近づかない方が良さそうだな」
となると、と見上げるのは水辺の反対にある岩壁。
「ここ、上は平らになってそうだ」
「それじゃ、一緒に登ろうか」
ウォーゼルが言うと、パルドもああ! と頷いて。凹凸には注意しつつ、二人で壁を歩き素早く登ってゆく。
それから大きな出っ張りで一度止まると、固定したロープを垂らした。
「これで大丈夫そう?」
「はいっ! ありがとうございます!」
ウォーゼルに言ったレイヤは、それを掴んで登攀。バランス感覚も活かしつつ、適宜岩の凹凸も利用してその出っ張りに上がった。
テテリカもまたパルドの助けを借りて登ってゆく。
「済まないな」
「このくらい、何でもないよ!」
パルドの言葉にテテリカは頷きを返し……ベニテングにも視線を向けて。
「ベニテング、暑くないか?」
小さく鳴いてベニテングが応えると、テテリカはよしと呟いて出っ張りへ。
そこからまたウォーゼル達が先行する形で頂上へ登り、二人を引き上げて……壁の上へ到達したのだった。
「わぁ、遠くが見えます!」
レイヤが見回すと、先にあるのは燃えていない渚。
水辺の方向を見ると、ずっと先に山岳地帯があって……吹雪で内部は窺えないが、仲間がいる場所だと判る。
だけでなく――
「敵です!」
近くの空を飛ぶ、翼を持った魔獣――魔光亜龍の姿が見えていた。
その四体はこちらを敵と判断して接近しつつあったが……こちらも素早い登攀が功を奏し、皆がすぐに臨戦態勢。
まずはパルドが弓を引き絞り、強射を加えて先頭の一体の片翼を貫く。
「ウォーゼル!」
「任せて!」
次には応えたウォーゼルが祭刀を抜き放ち、描いた魔力の光を矢にして射出。同じ一体の翼を穿って下方へ落としてゆく。
その間に後方の一体が攻撃態勢に移りかけていたが――テテリカが見逃さず射撃。不可視のエーテルを巡らせた矢で、穿ったその一体を強力な毒に蝕んだ。
「続いて行けるか」
「勿論です!」
声を継ぐレイヤは、既に杖に魔力を流動させていた。
それを無数の光球となすと――空中へ発射。雨と注がせて二体を巻き込んでゆく。
その内の一体が反撃に魔法の風を放ってくるが……上手く距離を取っていた為、こちらが纏めて喰らう事はなかった。
それでもパルドにダメージは及んだが、それで怯むパルドではなく。
「今度はこっちの番だ!」
直後に放った反撃の一刀でその一体を両断した。
その頃には、毒で弱った一体も瀕死。ウォーゼルが走り抜けながら斬撃を繰り出す事で切り伏せてゆく。
空に残る一体もこちらへ接近してくるが……その前にテテリカは射撃して胴を穿つ。
そこへレイヤが走って肉迫し、一撃。
「これで終わりですっ!」
エーテルを纏わせた刃を振り抜き、真っ二つに斬り裂いた。
遅れて、最初に落ちた一体が壁をよじ登ってくるが――
「ごめんねっ!」
ウォーゼルが迎撃の魔矢を放って撃破したのだった。
テテリカは軽く息をついてから皆を見回す。
「無事か?」
「問題ないぞ!」
「こっちもだよ」
「大丈夫です!」
皆が元気に返すと……そのまま岩壁の上を行軍再開。野営も挟みつつ、焔波海岸の端まで進んだ。
そこで丁度岩壁も途切れており、皆で注意深く降りる。
と――ふわりと涼風が吹き抜けた。
「わぁ……!」
レイヤはその快さに瞳を細める。
そこは青い水面と白い砂が眩い、美しき浜だ。敵の気配もなく、穏やかな空気に満ちている。
そして皆は――浅瀬で水に揺れる金色を見つけた。
パルドが駆け寄って拾い上げるそれは……大きな羽。
「これ、そうだよな!?」
パルドは瞳を輝かせる。
巨大な鳥のもので、それが尋常の存在ではないのだと十二分に想像できた。ウォーゼルも隣で、明るい表情だ。
「本当にいるんだ!」
「黄金の巨鳥、か」
テテリカは好奇心も交じった目で眺めつつ……考える。
「この浜が、水浴びや砂浴びの場所だったんだろうか?」
「だとしたら、凄いね。周りは全部危険な場所なのに――」
故にこそそんな巨鳥を見てみたい、と。ウォーゼルは今一度実感したのだった。
それから皆はヤシの木が立つ一帯に、拠点の設営を始める。石材は石壁から手に入れて……寝床や煮炊きが出来る区画も加え、広い敷地にしていった。
葉と枝を使って屋根を造り、風通しも良くして。再び来た時にゆっくり態勢を整えられる、そんな休憩所となってゆく。
ウォーゼルは息をついて振り返った。
「滝の裏の洞窟に燃える海に……不思議な場所だったよね」
「ダンジョンの一種のようなものですよね」
レイヤは頷きつつ、わくわくとした面持ちだ。
「きっとこの先にも未知で不思議な空間があるんでしょうね……!」
だからそれを見る為に今は戻ろう、と。
後ろ髪も引かれつつ帰路へ向かい始める。
雪がなくなると、そこは自然豊かな森林地帯。
気温も暖かくなり、過ごしやすくなったそこで――ロイは拠点の作成を始めていた。
土の上にしっかりとテントの基礎を構え、風化に耐えられる荷はすぐ傍にある小さな洞穴に隠す事にして。
「食糧は動物に荒らされてしまうだろうから、持ち帰ろうか」
「そうだねー」
アルマも石積みで調理場を設えつつ、頷く。
ここは木々の間だが、周りより開けていて見通しが良い。陽も丁度いい明るさで注いでいて、寛げるキャンプになりそうだった。
「無事に辿り着いてよかったねっ!」
ミーミルは爛漫に、素直な気持ちを言葉にする。
ここまでの道のりが厳しかったからこそ、皆でひとまずの目標に到達出来た事に、喜びもひとしおだった。
ララベルもそうだね、と応えながら周囲を見回して。少し先の方も確認しに歩いてみる。
巨鳥の影はないかと思って事だったが――
「わっ、これ、もしかして……!」
そこで見つけたのが、金色の羽。
落ち葉と暗がりの中でも目立つほどの美しさで――大きさから見ても、村で見たものと同じ巨鳥のものに見えた。
「いるのは、間違いないみたいだね」
ロイが言うと、皆も頷いて。
より次の旅が楽しみになるからこそ。
「それじゃあ、戻る?」
アルマの言葉を機に、皆で帰路へ向かった。
そうして水窟で山岳班と合流し、互いの見たもの、聞いたものを楽しく語らいながら……渓流ではエクレアとも再開して。
「エクレアさん、大丈夫でしたか?」
レイヤの言葉に鳴いて応えるエクレアも共に、皆で村へと無事に辿り着いたのだった。
子供達がわっと駆け出して来る中、村長も冒険者達を出迎える。
「ご無事でしたか」
「うん。色んなものがあったよ。巨鳥の羽も!」
ララベルが応えると、村長はおお、と表情を明るくしつつ。
改めて礼を述べてから……皆に宿泊を勧めた。
色々と話もしたいけれど、と。
「まずは、ゆっくり休んでくだされ」
「ありがとうございます」
ロイは返しつつも、やってくる子供達には採取した植物や魔獣の翼なども見せてあげる。
「これは蛇型魔獣の皮だよ」
『わぁ!』
『すごい!』
そうやって集まって来る皆に暫し、体験した事も語ってあげつつ。
――次の冒険はどうなるだろうか。
そんな展望もまた、心に抱くのだった。
マスターコメント
ショートEX普通 報酬:標準8 / 4〜8人
2021年09月22日 12時29分52秒 公開
相談掲示板
ウォーリアのミーミルだよ。 よろしくねっ! 黄金の巨鳥だって! ホントにいるのかなぁ、楽しみだねっ! 鏡面水窟って洞窟を進んで行ったら、ふたつの出口に分かれるみたいだね。 焔波海岸は魔法ダメージを受けることが多くて、氷風山岳は物理ダメージを受けることが多いみたい。 二組に分かれることになるだろうけど、できればボクは氷風山岳の方に行ってみたいな。
テテリカ。シューターだ。よろしく頼む。 サウゼル大樹海の奥にこんな場所があったとはな……。 二手に分かれる場合、俺は焔波海岸に行きたい。 壁歩き可能なリスか大鼬を連れていくつもりだ。
シーフのパルドだ。よろしくな。 冒険ってだけでわくわくするな。 分岐はしてもしなくても問題はなさそうだな? どっちも見てみたいけど、行くとしたら一つだよなぁ。 そんな感じでまだどっちがいいってのはないから、話しながら考えるよ。
同じくシーフのウォーゼルです、よろしくお願いしますね。 伝承の巨鳥を探す…これぞ冒険者!って感じがして心が躍ります。 『滝の扉』と『鏡面水窟』までは皆で行動、その後、パーティを分けるかどうかですね。 分岐するか否かは皆の意見次第ですが、俺は道が二つあるなら両方調べた方が可能性も広がっていいかなと思います。 どちらに行きたいかはまだ検討中です。 滝の扉がある滝を探す時や鏡面水窟の構造を把握するのに、探波があると便利そうかな。
ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくねー。 初回参加できてよかったー、今度もワクワクする冒険になりそうだねー 分岐の行き先ー、はちょうどゲルの交換が済んだので寒い方… 『氷風山岳』に行こうかなと思ってるよ
シューターのロイ・アウレアです。宜しくお願いします。 自分としては二手に分かれ、両方の情報を手にしたら 子供たちへの土産話が増えて、楽しいだろうと思ってます。 もしどちらか片方、又は二手なら『氷風山岳』に行きたいな。 両マップ共に、ペットにダメージが入る(自分へ二倍ダメージ)のは変わりないので 留守番か、懐に隠し歩くかは決め兼ねてるが… 戦闘時以外は、全力移動で走破する事でダメージを貰う機会は減るだろう…と予測。 人数配分によって『魔光亜龍』との闘いが厳しくなるだろうから、戦い方は考えたいね。 ところで、『滝の扉』の“超常的な力”を使用は、何かしらのスキルを使う事だろうか?
>二手に分かれる場合 俺とパルドは焔波海岸の方に挙手しておきますね。 岩壁は頑張れば登れるようなので、上に登ってしまえば波の影響を受けずに戦えるかなと。 >“超常的な力”を使用 スキルっぽいですよね。 戦闘も複数回あるし、正解の滝を先に見つけてスキルを節約できるといいでしょうか。
伝承の黄金の巨鳥…なんだか心が躍りますね! あ、レイヤ・ダライ=カホールです。よろしくお願いします! この不思議な気候、もしかしてダンジョンになってるんでしょうか? 各地点で一日~数日はかかるとなると長丁場になりそうです。 野営の準備とかしっかりしていきたいですね。 …実はこの前、ミニビヒモーを買ったんですけど、物資の運搬用に連れていきましょうか? 鏡面水窟まではついてこれると思うんですが。 わたしは焔波海岸の方に行こうと思ってます。 燃える渚…これもまたロマンがありますね!
下で、人数配分によって『魔光亜龍』との闘いが厳しくと書いたが 言葉足らずだったなぁ…と、4人、4人に分けたいって意味ではないからね。 人数(職)のバランスでそれぞれに戦い方を考えたいと思って書きました。 敵の数は冒険者と同数なので、人数が偏っても難易度は似た感じと思ってます。 『氷風山岳』は防御と移動力が最終的に大きく関わると思うので ミーミルさんのステータス配分に近づけたい思うけど、ミーミルさんとしてはどうかな? 自分はアクセと盾で防御160位には出来る予定。 ただ、ミーミルさんが移動力重視に装備を変えた場合は、すれ違いに成ってしまうので教えて貰えたら助かります。
>ロイ うーんと、ボクは盾を装備するつもりはないんだよね。 だから基本的に移動力は3で変わりがないと思ってもらって良いよ。 アクセサリはちょっと追加するかもしれないけど、移動力は変わらないはずだよっ!
ミーミルさん、教えてくれてありがとう! 移動力は合せる前提で防御を極力上げてみるよ。 (アイテム強化が出来ないエラーが出てるので、防御力はアクセで補える範囲かも) ここからは皆さんへ まだ全員の意見が纏まる前に『氷風』側を進めてしまって申し訳ない。 私事ですが、明日~明後日の夕方まで、パソが弄れない状況になるので 仮プレを急いで提出したく、お話をさせて貰いました。 書き込みは出来ないと思うが、携帯から板の確認とプレの簡単な手直しは出来ますので 相談は進めてくれて構いませんから! 今のところの予定(仮プレ)は 全力移動でマップを進み(移動3から-1なので、4ずつだね) 戦闘は樹氷が密集する地帯に退避、そこから遠距離攻撃で参戦です。 自動的にミーミルさんの防御力とアルマさんの支援を頼りにする事に成るのでご了承願います。 海岸・山岳、両側で情報を沢山持ち帰れる冒険にしようなー。
>滝の扉 もし回数制限のない捜波や探波のような感知用エーテルにも反応するなら、スキルの温存ができるな。 またはスキルではない通常魔法攻撃も超常的な力の条件を満たすかもしれない。 先に回数制限のないスキルや通常魔法を試してみて、反応がなければ回数制限ありのスキルを使うのはどうだろう? 時間と手間を喰うかもしれないが……。 >ミニビヒモー レイヤはミニビヒモーで物資の運搬を計画中なんだな。 とても助かるが、レイヤも言うように途中から連れていけなくなった後のことが気がかりだ。 ミニビヒモーを留守番させるところの安全を確保してから、次の地点に進むと少しは安心だろうか? >焔波海岸 炎の波のダメージがどれくらいかわからないが、なるべく避けた方が良いか。 大鼬やロープの助けを借りて、岩壁を登攀しようと思っている。 戦闘に備えてヒールを用意していくが、他にもヒールのできる人がいるとありがたい。
>ロイさん 今のところ反対意見等もないですし、二手に分かれる方向で考えていて問題ないと思いますよ。 なので、特に気にされずに大丈夫かと(ぐっ) >滝の扉 >回数制限のないスキルや通常魔法を試して… なるほど、確かにそれならスキルの無駄撃ちを防げそうですね。 とってもいいと思います。 >ミニビヒモー 確かに、キャンプ設営用の備品等で荷物が多くなりそうだし、協力してもらえたら有難いですね。 お留守番中のミニビヒモーの安全はしっかり確保したいですね。 滝付近の敵を殲滅できればいいですが、敵がランダム出現との事なので難しそうでしょうか…待機させるなら滝の少し手前? >野営の準備 途中の野営の準備も必要ですね。 何があるといいのかな…食べ物とかも必要でしょうか? あ、ダンジョン野営セットを持っているので、もし、準備される方がいないようならこちらで持って行こうと思います。 >焔波海岸 壁歩きを使う予定なので、みんなも崖の上に登るなら先に登って、ロープを持つなどして登るの手伝いますね。 ヒールは俺も準備する予定です。 その他、敵の攻撃が魔法主体っぽいので、魔乱印で魔攻低下を狙ったりできるといいかなと思っています。
ウォーゼルさんありがとう! 2班に分かれてから野営をするかが判らなかったので ダブっても良いかと、水袋(大)・迷宮肉・野営セットを持ちました。 (幸いにして移動力3はキープできてます) 盾の強化はほぼ諦めたが、それでも150になったので後はプレで頑張ろうと思う。 オレの携帯からでは荷物やスキルの入替が厳しいので 何かあれば、朝7時までお知らせください。
やっぱり大荷物になりそうですね。 ミニビヒモーさん連れていきます。 途中までになりますけど、みんなの荷物を積んでいくようにプレイングに書いておきますね。 鏡面水窟だとウォーターウォークも要りそうですかね。 用意しておきます。…でも水中も気になりますね。 >焔波海岸 崖を上る最中に敵が来たら危険ですね、アイアンウォールをもっていっておこうと思います。 いざって時には遮蔽物にしましょう。
今のところの氷風山岳のメンバーでは、ロイがメインの火力でアルマが癒し手、ボクが壁ってことになるかな。 それじゃあ、シーザーロアとかは用意しておくよ。 装備品の方はロイが食料とかを持ってくれるなら、ボクはロープとかにしておこうかな。 山岳だと必要になるかもしれないからね。 あと、とりあえずみんなそれぞれの行き先だけ書いておくね。 出発は13日だから、もうそんなに時間ないよね。 最近は出発の前日に来るお知らせが来ないこともあるから、気を付けないとね。 氷風山岳 アルマ ロイ ミーミル 焔波海岸 テテリカ ウォーゼル パルド レイヤ 不明 ララベル
ミーミルさんは班分けまとめありがとうございます! お知らせが届かない事もあるんですね。 出発日程を間違えないように気を付けたいと思います。 >水中も気になりますね。 鏡面水窟は時間で動く光に何か意味があるのか…と話をしてました。 マッピング等しながら洞窟内に何か変化があるかも探っていきたいところです。水の中にも何か隠されていたりするのでしょうか。 >野営装備の重複 「各地点で一日~数日かかる見通し」とあるので、海岸・山岳でも必要になると思います。 なので、各班で準備しておいた方が安心そうです。 なるほど、水も重要ですね。
…あ、言い忘れっ! (連投すみません) >ロイさん アイテム強化、先程してみましたが問題なくできましたよ。
班分けまともとかどうもありがとー 氷風山岳はボクがゲル持っていくのと、 移動は4のままだけど防御は150くらいまで上げていくね 分岐までの共通ルートでは専門じゃないけど看破で道探しのお手伝いとか 長滞在になるかもなので超味覚で自然豊か?な『滝の扉』で食用の果物類の確保とか 仕留めた『滝蛇』や『風切蝙蝠』が食材にできるかの確認をする予定だよ
おはようございます! ミーミルさん、纏めをありがとう。シーザーロアも助かります! 今更だが汎用で位置感覚と超聴力を持ったのと 氷風山岳では全力移動と索敵&通常移動を交互に行って 3ターンで樹氷から樹氷へ移動する形で提出してみました。 アルマさん了解! ゲルを持ってくれたなら、別の何かに替えておくね。 ウォーゼルさん、強化報告感謝ですっ! 諦めて、せめてRe強化…と提出してしまったので 13日の帰宅まで待って、それで何とか…ダメなら今回は諦めてこのまま行きます! 出発より2時間くらい早く帰れそうなので、最後の確認&修正をそこで! 皆様、急ぎの相談に付き合ってくれてありがとうー!
ミーミルさんは班分けまとめありがとう。 レイヤさんのミニビヒモーも頼りにしてるな。 野営の準備には、迷宮産お肉セットと水袋(大)を持ってくよ。 ウォーゼルはダンジョン野営セットをよろしくな! >焔波海岸 オレも壁歩きで先に登って、みんなが登るのを手伝うぜ。 あと戦闘用に捜波と天眼を持ってく予定だ。 これで不意を突かれたり死角を取られたりするのは防げると思う。
ミーミル、班分けのまとめを感謝する。 パルドの捜波と天眼、ウォーゼルのマッピングもありがたい。頼りにしている。 皆のおかげで物資がかなり潤沢になりそうだな。とても助かる。 俺は、ロープ、シーフズツール、動物用の食糧を持っていく。 特性スキルは、エーテルリンク2と真ハーツベイン。 同行する獣は大鼬だ。
全然顔を出せなくてごめんなさい(土下座)。 僕はシーフのララベル・サン・ディーベル。 みんなよろしくね。 じゃあ僕は、分岐で氷風山岳に回らせて貰うね。 双波で地形把握と索敵を切り替えながら、不意打ちの警戒等をしようと思うよ。
ララベルさん、地形把握と索敵、宜しく! 氷風山岳で一緒に頑張ろうな。 先ほど無事に戻って来れました。 特に大きな変更は無かったようなので、このまま進めさせて貰います。 装備は+済みである事を明記すれば +の状態のままReを付けて頂けると伺ったので再連絡してみました。 (+強化は無事に出来ました) この状態で、今からプレを提出し直します。