【獗烙】白き砂に縁る日
広大野人
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シナリオID:1302
オープニング
眩い太陽の日差し。どこまでも続く白い砂浜。透き通る鮮やかな海の色。
ここは、リーンエス王国の南西の一角、フラビオ・クナッターラ伯爵のウシタ領内だ。
港町ウシタに隣接する形で広がるビーチは、この時期、多くの観光客で賑わっている。
「ロイヤルビーチは順調か?」
領主フラビオの言葉に執事は順調ですと答えた。
王都からの交通の便はさほど良くないが、だからこそ、ちょっとしたリゾート気分を楽しめる距離にはあった。
そこで、富裕層をターゲットとした特別なビーチを開設したのだ。
快適なコテージ。清潔感のある空間と心穏やかな気分を誘う演奏。身の回りの世話をする最高の給仕。いずれもロイヤルビーチの名に相応しいほどに。
「本日も幾組がご利用されています」
「護衛の手配も問題はないな?」
「もちろんです。冒険者も招待していますので」
領主が心配するには訳がある。
というのも、ウシタ領の近くには、山賊や海賊といったバルバロイが活動しているからだ。
ウシタ領の歴史はバルバロイとの戦いの歴史でもあった。
「後ほど、挨拶に出向く。キーリュロフ伯も来られているしな。用意をしておけ」
「畏まりました」
上機嫌な様子で、領主フラビオは自身の館から遠くに見える砂浜を眺めるのであった。
●
ウシタ領のビーチに向かう馬車の中で、ジード・ランスウッドは、とある報告を聞いた後、間者に告げていた。
「増資については構わぬ。人員は追って差し向ける」
その声からは年齢をあまり感じさせない。そして、人を見下すような視線は鋭い。
間者は感謝の言葉を告げると走っている馬車から飛び降りていった。
それを見届けてから、確認するような意味を込めて身なりの良い中年の男性が訊ねる。その名をフォーゲンという。ジードの特別な部下の一人だ。
「よろしいのでしょうか? ジード様」
「義理はないが、顔は立てる必要がある。実験場は幾つあっても良いからな。もっとも、今から向かう場所と違う事は、出向く事ができん事だが……行く必要はないじゃろ?」
ジードが何者なのか、それは特別な部下の中でも更に限られた人物しか知らない。
そして、これから何を行おうとしているのかも……だ。
「ビーチには冒険者も居ると聞いております」
「それが彼らの仕事ならば、問題はないだろう」
仲間に引き込むのは難しいとジードは知っていた。
ならば、利用するのみだ。いずれ、敵対する時が来ると分かっていても。
「こちらは遊びに行く訳ではないからな……リロには分からんだろうが」
先行する別の馬車に視線を向ける。そこには、特別な部下の一人であるリロ・ルエファナータが乗っているのだ。
他にも幹部が同乗していた。ビーチに寄るのはおまけに過ぎない。
新たな陰謀の舞台、演者も観客も、集まらなければ始まらないのだから。
●
冒険者ギルドの受付嬢であるサーリーは、健康そうに焼けた肌を隠す気がない水着姿で砂浜に飛び出した。
「しずかで、ひろーい!」
ゴミや漂着物は綺麗に片付けられていて、かつ、砂浜の奥の方から、優雅な曲が流れていた。
ロイヤルビーチと呼ばれるだけあってロケーションは最高だ。
割り当てられたコテージも砂浜に合うように、壁が白く塗られ、真新しいウッドデッキから木の香りが広がる。調度品は一流だし、なんならずっと生活できそうな程、家具や調理器具は揃っている。
「しごととはいえ、やっばーい!」
テンションアゲアゲで楽しそうだが、こう見えて、立派な受付嬢だ。
冒険者達が到着する前に現地を確認する事も、彼女の仕事。ロイヤルビーチでの護衛依頼なので、お偉いさんから、護衛対象の方々の安全を最優先に……と言われているのだ。準備を怠る訳にはいかない。
さっそく、砂浜を駆け出した。
引き締まったくびれは、この日の為にダイエットと筋トレを続けてきた成果でもあった。一見、だらしないようにも見えるが、サーリーは基本的にマジメちゃんなのである。
「あー! タコだー!」
波打ち際に転がっているのは小さいタコ。
ひょいと掴む……瀕死ではあるようだ。
「……ん?」
掴んだタコを掲げてシゲシゲと観察していたその時だった。
海の中から長い触手が伸びている事にサーリーは気が付かなかった。
「ひゃぁぁぁぁ!」
足に絡みつく生冷たい粘着性の感覚に、悲鳴をあげた。
タコを放り投げると、自身の足に視線を向ける――そこには大きいタコの足……。
「お、おおきい、タコさん!」
子供と同じ位の大きさのタコだった。
驚く受付嬢に構わず、タコは他の足を伸ばして、サーリーの身体に纏わりついた。足から出るぬるぬるとした謎の分泌液がやけに生暖かい。この地方特有のタコだと、サーリーはガイドブックなるもので知っていた。
足から出す分泌液で弱った生物をジワジワと捕食するのだ。ちなみに、加熱すれば美味しく頂けるらしく、港町ウシタに行けば、専門店もあったりする。
「わ、わたしはたべられるところ、すくないって! えいや!」
水着の際どい所を無駄に攻めてくるタコをひっぺ剥がす。本来、人に襲い掛かっては来ないはずなのだが…… 殺気を感じ、海の方へと視線を向けると、そこには幾体もの同じようなタコがビーチに迫っていたのであった。
「え……ちょ! いらえ~ってばぁ!」
群がるタコに思わず気持ちが引く。
あんなのが身体中に纏わりついたら、それだけで気持ち悪い。人によってはそういうのが好きな人もいるらしいが、サーリーは苦手だった。
「わたしなんかよりも、イケメンもいるしぃ~!」
この卑猥タコにとって、絡みつく事ができれば、人間の性別なぞお構いなしだろうが、浜辺に一人しかいないこの状況であれば、集まってしまうのは仕方ない事。
猛ダッシュでコテージに向かいながら、サーリーは冒険者達に助けを呼ぶのであった。
解説
マスターより
リプレイ
「今日来てる人達の事、よく知らねえけど……エラい人ならなんで此処にいるんだろ……てか、まずはタコだよな」
突然訪れた卑猥蛸によるアレコレを眺めつつ、フォルカー・バルテンは拳を高く掲げた。
「武器がねーって、めっちゃ不便だな」
振り落とした拳が、卑猥蛸にめり込むが、途中、ヌメヌメで滑り威力が低下してしまった。
逆に蛸の方は幾つもの脚を絡ませてくるのだ。
なるほど……これは一筋縄ではいかない。
「まあ、日頃武器に頼りっぱだし。この機会に武器使わねーのも勉強になる、か?」
その最初が卑猥蛸で良かったのかどうかは別に考えるとして。
フォルカーは蛸を無理矢理に引き裂こうとするが、ヌルヌルが邪魔して思うように力が入らない。
おまけに足元は不安定な足場だ。
状況をキチンと理解した所で、真顔になった。
「……うん。オレ、これ苦手なヤツ」
なによりも、ヌルヌルが酷い。危機を感じると更に分泌物を放出するようで足元が砂地でなければ、とっくに転倒していただろう。
身体のあちこちに纏わりつくのも気持ちが悪い。ビーチに女性らの悲鳴が響くのも納得だ。
「そっか、オレぬるぬる苦手なのか……初めて知ったぜ」
と言っても、所詮は生き物。クリーパーとは殺意のレベルが違う。
指先にエーテルを収縮させると、光の矢を放った。思わぬ反撃に驚いて蛸が逃げようとする。
「逃がさないんだぜ!」
勝気な表情を浮かべ、フォルカーは海に向かって退避する卑猥蛸に飛び込むように両肘を突き出す。
いくら打撃に強いといっても、全身の体重と勢いが乗った攻撃を受けきるのは不可能だろう。魔矢で出来た傷口を抉るように肘が食い込む。
「まず、一匹目!」
対処法さえ分かれば怖いものはない。
襲い掛かって来る蛸共と格闘しながら、彼の戦いはもう暫く続くのであった。
●
真っ白な砂浜をゆっくりとした歩調で進むミア=リゼル。
お気に入りの黒い水着の上には白いシャツ。あとは日傘でもあれば、夏のお嬢さんっぽいのだが、無いものは仕方ない。
出迎えるのは、獣耳を持つ二人の女性冒険者。
一人は海に来たのに泳ぐつもりがあまり感じられないパーカーと短パン姿のコハク。きっと、脱いだら凄いのだろう(注:卑猥蛸視点)。
もう一人は、泳ぐ気が感じられるが、やや気恥ずかしそうな、碧いフレアトップビキニ姿のルベア・ベルニ。めっっっっさかわいいな、とどこからか声が響く。
「ただいま……良い所……」
そんな感想を告げたミアだったが、コハクとルベアの視線は彼女ではなく、その後ろを見ていた。
疑問に思って振り返ると、そこには子供位の大きさはある巨大な蛸の姿。音も無くミアの背後を付いてきていたようだ。
「まあ……タコさんって、こんなに大きいんですか?」
いつか食した『たこ焼き』なる食べ物の中に入っていた具……元はこんなに大きいなんて。
ミアの言葉が分かるはずもないのに、蛸は無駄に胴体を持ち上げる。もっと「大きい」と言って欲しいみたいだ。この卑猥蛸め!
「最近のタコは大きく成長するらしい」
至極当然だと言わんばかりにコハクが胸を張った。
確か、ガイドブックには焼けば食べられると書いてあったはず。つまり、この蛸を、とったどーしてから捌いて、二人が海で遊ぶ姿を見ながら焼き蛸を頬張るのは悪くないと思い至った。気がついたら水辺の依頼でどうしようかと思ったが、やる気とは気の持ちようなのかもしれない。
「え、ちょっと、どうするのこれ!?」
一人、ルベアは狼狽気味だった。
蛸から何か熱い『視線』を感じる。ミアからルベアにターゲットを変えたようだ。蛸にも好みがあるのだろうが、嬉しくはない。
「この大きさ、沢山食べられるはずなのね」
「なんだか……ぬるぬるしてますね……?」
いつも調子の二人に、ルベアはいよいよ叫ぶ。
「大きいとか、ぬるぬるとか感心してる場合じゃないのよ、2人とも! 護衛の割に武器ないし……ッ!」
その叫びが合図となったようだ。急に飛び掛かって来る巨大蛸を、ルベアは辛うじて避けた。
悔しそうに沢山の脚をくねらす蛸。
「何で武器、ないの……!」
武器さえあれば、野生の生物なぞ、相手ではない。
ましてや、蛸如きに後れを取る事はないだろう。
「海から……いっぱい、上がってくる……ようです」
「囲まれる、なのね」
ぞろぞろと無数の巨大蛸が水際から姿を現した。
その様は無数な触手にも見えて嫌悪感しか沸かない。ビーチを見渡せば、あちらこちらで同じように蛸と冒険者の戦いが繰り広げられていた。
ミアが一瞬、他の冒険者に気を取られた瞬間、別の巨大蛸……ならぬ卑猥蛸が絡みつく。
「ひゃっ! 絡んでくるのはだめです!」
にゅるっと、シャツと水着の間に入り込んでくる。うらやまな蛸。
しかし、ミアはひっつかむと何とか引き剥がした。
「焼いてレモンで味付けしますよ!」
そのまま指先から魔矢を放って撃退。武器がなくともスキルの一部は使用可能なものがある。
一方、コハクは素早い動きで蛸を寄せ付けない戦い方を魅せた。
「私に触るなんて数百年早いわね、軟体生物」
意地でも絡みたい卑猥蛸と、意地でも触れられる訳にはいかないコハクの、まさに生死を賭けた戦い。
そんな二人を助けようと意識するルベアであったが、真っ先に狙われたのが響いていたのか、一番、多く卑猥蛸に襲われる。
素早さが自慢の忍賊であっても、数の差は如何ともし難い。
足技を中心として捌いていたが、ついに1本の脚がルベアのおへその辺りに絡んだ。砂浜を切り裂くような甲高い悲鳴が喉を駆け抜けていく。
怪しげな動きで蛸の脚がお腹から胸へと向かう。
「そんな卑猥なモノで狙うんじゃないわよ……!」
必死になって払い落そうとするが、なかなか離れない。
「こらー! おさわり禁止です!」
ミアの声と共に光の矢が卑猥蛸の脚を直撃して剥がれ落ちた。
ホッとしながら三人はお互いの背を守るように位置を移動する。
そこで思いもしないミアの純粋な質問が飛んだ。
「あの……蛸の脚って卑猥……なんです?」
すぐさまコハクが応えた。
「ミア。卑猥かどうかは、本人が決めることなのね」
二人の言葉にルベアの顔が真っ赤に染まる。
言葉にならない叫び声を挙げて彼女は蹴りを繰り出した。そんな反応が、めっっっっさかわいい(二度目)が、本人にとっては非常事態に違いない。
コハクは卑猥蛸を捩じりながら引き裂いた。パーカーの裾のおかげだ。
折角、海を楽しみにやってきた仲間らを色々と傷つけた蛸を許す事はできない。
「この子らに、気安く触るなぶち殺すぞ! この◆■●◆■(自主規制)!」
凄まじい気迫で叫ぶコハク。
この後も、冒険者三人娘と卑猥蛸との壮絶な戦いは、蛸が全滅するまで続くのであった。
●
アシュリー・レドルナンが焼けに焼けた砂の上を猛ダッシュしていく。
当然の事ながら、走り込みではない。沢山の卑猥蛸から逃げていたのだ。
「ぴえぇ……もう、やだよー!」
リゾート気分で浮かれた貴族共から財布をちょろまかしても、良いんじゃないかなとか考え事している内に、卑猥蛸に囲まれていた。
最初は、行く当てのないイライラを発散しようと、勇ましくエーテル流体弾を撃っていたのだが……すぐに接近を許してしまったのだ。
「あぁぁぁぁ!」
背中に飛びついた卑猥蛸が鎧や服の隙間から脚を回して胸板を弄る。
生ぬるいし、ヌメヌメしているし、ゾワゾワとした悪寒が全身を駆け巡った。
「やめ、てっよー!」
掲げた両手からエーテルを放とうとした所で、目の前に人が居る事に気が付いた。
受付嬢のサーリーだ。彼女は目をパチクリとさせながら、アシュリーのある一点を見つめている。
その視線が自分の顔では無く……胸の辺りだとは、直感で理解した。
「アシュリーさんって、みかけによらず、びっくぅ!!」
「ちが、これはタコが……あうッ!」
否定しようとした所で蛸の別の脚が口の中に強引に入って来た。
あまりの酷い出来事に必死な抵抗で藻掻くアシュリー。それを見て、サーリーがどんっと力強く地面を鳴らした。
「こんなにかわいいきょにゅーびしょうじょに、なんてことをー!」
そして怒りの鉄拳がアシュリーに絡まっていた蛸を吹き飛ばす。
ペタンと座り込んだ所を、サーリーから頭を撫でられた。
「もう、だいじょうぶだかんね!」
「いろいろと、ちが、う……んだよ……」
ほとぼりが冷めるまで少し退こうかなと思うアシュリーであった。
●
「おねえさん、ぬるぬるしたのって苦手だから……」
フラグのような発言を呟き、エミリア・シバは砂浜の上を舞うように跳ねる。
足場は極めて不安定だ。しかし、そこは踊り子。スキルの力も行使して、脚を伸ばしてくる卑猥蛸を避ける。
「まったく、踊り子さんには触れないのが常識よ?」
蛸に言っても通じないが、言わずにはいられない。
エミリアの回避能力は全く持って素晴らしいものがあったが、自ら踏まれたい願望があるような卑猥蛸の動きは想定外だった。
着地しようとした所に、卑猥蛸が潜り込んできたのだ。ぐにゃりとした感触を感じつつ、次の瞬間、砂の上に倒れる。
好機とばかり群れてくる蛸共の脚の動きが、ぬめぬるっとして、嫌悪感を覚えるが、成すがままという訳にもいかない。
「悪いタコは、おしおきよ」
持って来た麻袋に入る大きさではない事は分かっている。
けれど、頭あるいは脚だけなら入るはずだ。無理矢理押し込んで袋の口を硬く結べば、暫くは大人しくなるだろう。食用にもなるというし。
そんな訳で、傍目から見ると、卑猥蛸と戯れている美女のようにしか見えない図だったのだが、幸いな事に、この状況を目撃した人はいなかったようだ。
●
卑猥蛸による惨状に、エリザ・A・ミシャールは拳を力強く握り締めた。
「逃げられても面倒だ。ここで安全をキッチリ確保しようじゃないか」
これは依頼中の仕事なのだ。毒食らば――という格言もある事だし、出現した卑猥蛸を全滅させる意気込みで砂浜を数歩進んだ時だった。
隣のコテージから現れた人物を目が合う。
「……何でいるのさ、アンタ」
「バカンスだが?」
筋肉で引き締まった身体を持つ中年の男性、フォーゲンだった。
両者の間で火花が激しく散る。そこに空気を全く読まない卑猥蛸共が突貫してきた。
フォーゲンは冷静な動きで蛸を足で捌く。
「お手並み拝見と……大丈夫か?」
「ぅるさいっ!」
早くも鍛え抜かれた身体に取り付かれてしまったエリザが叫び返す。
ビーチの決まりで武器類の持ち込みは禁止されている為、シューターたる彼女には不利なのだ。
暑い日差しから逃れようとしているのか、他に理由があるのか、鎧の隙間に入ろうとする卑猥蛸を慌てて殴る――と、その隙に別の蛸が背中から尻に向かって気持ち悪く進む。
「旅するエルフはいつ如何なる時でも、自分の身を守る術を持っている。この程度……ってぇ!」
尻に回った卑猥蛸に強烈なヒップアタック。そのままゴロゴロと砂浜を転がり、蛸を剥す。
必死そうな抵抗にフォーゲンが淡々と告げた。
「世間では、これを眼福というらしいがな。生憎、そのような趣味は持ち合わせていない」
「せ、折角の、サービスに言う台詞がそれかい」
こんな姿、夫には絶対に知られたくないと内心、叫ぶ。
卑猥蛸を警戒しながらエリザはエーテルを集中させた。
「弓撃つだけがアタシの能じゃないんだ」
掴んだ卑猥蛸に拳を叩き入れ、そのまま、魔矢を放つ。
これなら確実に当たるし、逃げられる事も無いだろう。遠近両用戦えるのがエリザの本分であるが、これぐらい、フォーゲンに見られても問題はないはずだ。
「ほう……ならば、討伐数で競うか」
「望むところ、だ!」
力強く返事をするエリザであった。
●
襲ってくる蛸が存在する以上、退治しなくてはならない。
シグルド・オルセンは、身体に群れて来る卑猥蛸を剥しては投げ、剥しては投げと繰り返していた。
「タコに絡まれている女子を見るのはある意味眼福ではあるが、俺にも来るから楽しんでばかりもいられんな」
どこから危険な視線を感じるが、きっと気のせいだろう……需要というのは、思いもしない所からある事を『まだ』知らないシグルドだった。
「おっと、そこは進入禁止だ」
背後に回った蛸が尻の方から侵入を試みようとして、シグルドは手を伸ばすと強引に剥した。
しかし、これだと次々に襲い掛かってくる奴等でキリがない。投げても砂地が良い感じのクッションになるからだ。
力に任せて引き裂こうにも、蛸の表皮がヌルヌルしていて上手くいかない。
「……あれか」
日除けの傘の先端が尖っていたのを見かけ、思いついたのだ。
武器は持ち込めないが、現地にある物を使ってはいけないとは言われていない。
「破ッ!」
気合の掛け声と共に、跳躍するとパラソルの先に蛸を当て付けた。
体液をぶちまけながら、哀れな姿を見せる卑猥蛸。罪に相応しい最期だろう。
「これなら……」
手に取ったはスコップ。
それを力の限り叩きつける――圧倒的な衝撃に蛸の胴体が破裂した。
即席の獲物を手に入れたシグルドはビーチの覇者となった。襲い掛かって来る蛸を次々に打ち倒していく……スコップで。多少、絵にするには足らないが、卑猥蛸に全身弄ばれるよりかはマシだろう。
その時、拍手が響いた。
見れば大きい眼鏡が特徴的な一人の女性が蛸に絡まれながら、シグルドに視線を向けている。
「大丈夫か?」
不安にさせないよう笑顔で訊きながら、蛸を撃退するシグルド。
白衣のような上着の間から、零れそうな胸がチラリと見えた。あれを堪能していた蛸は万死に値しただろう。
「いやー。助かったよ」
イイモノも見られたしと謎の台詞とお礼を告げて、女性はシグルドが伸ばした手を取って立ち上がるのであった。
●
正常な賑わいを取り戻したビーチ。
安全を確保した事で、冒険者としての役目を果たし、エリザは水着姿となっていた。
「暑いね……ペットを連れてこないで良かった。こんな砂の上だとゆだっちまう」
日差しがどんどんキツくなっている。
割り当てられたコテージに戻る途中で、フォーゲンらとすれ違った。
特に注意を払わなくとも解る。幾人かに囲まれて砂浜の上を歩く白髪が特徴の老人が、彼らにとって『主』なのだと。それだけのオーラを放っていたからだ。
「なるほど。アンタがこの男の主かい。確かに未来はなさそうだ」
「なにを――」
エリザの台詞に対して即座に反応したフォーゲンを老人が制した。
ただの老人ではないのは明らかだ。歩き方一つとっても隙が見られない。
「よい、フォーゲン。我が人生、老い先短いのは事実なのだからな」
そう告げる割りには歳を感じさせない足取りで進み出るとエリザの斜め前に立つ。海風を受けて白い長髪がサラサラと揺らいだ。
「冒険者よ、我が名はジード・ランスウッドだ。この先、我らを追い駆けて舞台に上がるつもりがあるのならば、覚えておくが良い」
「……あぁ、演者として踊ってやるよ」
そして、いつか寝首を掻く――と心に決めながら、ジードの射貫くような視線に対してエリザは真っ向から睨み返す。
「それは楽しみな事だ」
そう告げるとジードは、部下達に視線で合図を送った。
立ち去り際、フォーゲンが周囲に聞こえないように小さく呟くように告げる。
「舞台は、ここウシタ領内だ。『主』を失望させるなよ」
それは新たな陰謀劇の始まりを知らせる台詞であった。
●
卑猥蛸共の罪を……ではなく、美味しく食べる為に、シグルドは運んできた焚き火台で蛸を焼いていた。
味は悪くない。海水の塩がほどよく効いていて、レモン汁を掛ければ、なお、美味しいはずだ。
「お酒も美味しいぞ」
頬に冷たいグラスの感触が当たる。
顔を見上げると、そこには先程助けた女性の姿。海のように深い青色の長髪が風に流れていた。
「トレイシーだ。君の戦い方、すっごく良かったよ」
「俺はシグルド・オルセン。冒険者の依頼でやって来た。トレイシーはどうしてここに?」
その質問は彼女にとって何か都合が悪かったようだ。
頬のあたりを掻きながら、目が泳いでいる。
「……まぁ、あれだよ。夏休みの実験、みたいな……ね。まさか、こんな事になるなんてさ……」
「?」
「君のおかげで、ビーチも平和になって良かったって事だよ! これで許してくれ」
誤魔化すように告げると無駄に躰を密着させてくる。悪い気はしないが、ますます怪しさマックスだ。
彼女から漂う甘い香りに、深く考える事をシグルドは止めた。どうせ問いただしても得られるものはないだろうし。それに、その香りの方に興味が向いた。
「凄く良い香りがするが、香水なのか?」
「フフフ……そうだろう。これは、一時期王都で流行った『神実の香り』に限りなく近いものさ。本来の用途はこうして香水として使うものなんだよ」
躰をピッタリと合わせながら耳元で呟くように囁くトレイシー。
研究者なのか蘊蓄を言いたくなる性分なのだろう。
「さて、焼いた蛸を幾つか貰っていいかな? 『主』に持って行かないといけなくてね」
トレイシーは満面の笑みを浮かべてそう言ったのであった。
●
怖い人の視線に慄きつつ、アシュリーは浜辺の隅で、残った時間を過ごしていた。
下手に貴族共に顔を覚えられると『お仕事』の時に色々と都合が悪いからだ。
「このぉ! ボクは今機嫌が悪いんだからなー」
戦闘の巻き添えになった小さい蛸に、先程までの鬱憤を八つ当たり。
そもそも何故に蛸が暴れたのか。気まぐれにしては卑猥過ぎる……いや、タイミングが良すぎる。
「アシュリーちゃん! いっしょにあそぼー!」
砂浜を受付嬢らしからぬサーリーが駆け寄ってくる。
この能天気な娘に関わると、きっと、碌な事にならないのではないか……そんな予感が過ったアシュリーは、ひっつかんだ小蛸をサーリー目掛けて投げた――が、微妙にすっぽ抜けた形で大きく飛翔する蛸。
ビチョっと不快な音を立てて小蛸が落ちたのはサーリーの顔面だった。
「わっ! まえが、まえがみえない!」
「だからって、なんで、こっちにー!?」
頭が蛸の女が、アシュリーに向かってダイブした。
成す術もなく押し倒されるような形になって二人は仲良く砂浜に転がる。
砂だらけだが、そんな事よりも、顔に押し付けられる妙に柔らかい感触が気になって仕方ない。もしかして……この感触はサーリーの胸……。
「あはははは! これでアシュリーちゃんもタコにんげんだよ!」
押し付けられていたのは小蛸だった。おのれ小蛸。
蛸をなんとかしてでも剥したいアシュリーの動きと馬乗りになってそれを妨害しようとするサーリーの動きが交わり……滑ったサーリーの手がアシュリーの急所を叩くように直撃した。
「ッ!!」
悶絶するアシュリーに対し、サーリーは湯蛸のように顔を真っ赤に染める。
「このかんしょく……え……アシュリーちゃん、お、お、おとこの、こ……なの?」
「ぴえぇ……今日は散々だよ……」
「ち、ちがうよね? ここにも、タコがはいっているん……だよね? こんなにかわいいのに、えっちなタコさんついているなんて」
暴走気味のサーリーは何かを確かめるように両手をにぎにぎとしている。
「色々と違うんだよ!」
身の危険を感じ、秒で立ち上がると全力で砂浜ダッシュするアシュリーであった。
●
あらかた、卑猥蛸共を撃破し、フォルカーは無害な小蛸を腕に絡ませつつ、空いた手でヌルヌルを拭きとっていた。
「まだ、ぬるぬるしてる……」
これは確実に海の中に入った方が早いだろう。
磯場に移動したフォルカーは、引き潮で出来たプールのような空間に入った。
「ん……?」
「タコ……付いてる?」
視線を感じて顔を向けると、そこには少女が居た。年齢的には、フォルカーと同年代の様だが、雰囲気は幼く感じる。
フォルカーは腕についたままの蛸を掲げて、笑ってみせた。
「安全なタコだぜ」
「触ってもいい?」
海に濡れても癖のある緑髪と青色の瞳の少女が、スゥーと近づいて来た。
蛸を差し出すと、少女は恐る恐る手を伸ばす。もにゅっと指先が当たると、驚いた蛸がサッと岩場の隙間に向かって逃げ出した。
追い駆けようとしたフォルカーだが、それは叶わなかった。腕を少女に掴まれたからだ。
「触ってもいい?」
無防備に顔を寄せて来る少女。その視線はフォルカーの『角』に向けられていた。
額から伸びる二本の角は、フォルカーにゴブリン種の血が混じっている証拠だ。人以外の種族を差別的に見る事が多い王国の中だ。少女にとって、珍しいのかもしれない。
「あぁ、いいぜ!」
「不思議。どうなっているの?」
ペタペタと触ってくる少女からは悪意は感じられない。いや……むしろ、その無邪気な様子は、まるで幼児のようだ。
興味津々といった様相だったが、それは少女を呼ぶ中年の男の声で止まった。
名残惜しそうに角から手を離すと少女は後ろ向きのまま離れていく。
「また、逢える?」
そんな言葉を残しつつ、少女は去って行った。
この少女が、『堕落と昂揚の街』ファナータを治めるリロ・ルエファナータ子爵であるとフォルカーが知ったのは、ギルドに帰還する直前に受付嬢から教えられた時であった。
●
まだ残りの卑猥蛸が居るかもしれないと真面目にパトロールを続けていたエミリアは、砂浜の端の磯場で座っているフォーゲンを見かけた。
黙々と一人で磯遊びしている『仲間』の子守をしているようにも見える。
「何か用か?」
「仕事がない時まで殺し合いはするつもりはないし。平和的にいきたいわね」
敵意が無い事を示すように両手を広げながら、エミリアは適当な岩場に腰を降ろす。
自然とフォーゲンの『仲間』である少女を一緒に見守るような形となった。
「ちょっと聞きたいことがあるのよね。貴方達には酷い事だとは思うけれど……」
「構わん。答えられる範囲ならな」
「……フォーゲンちゃんから、何が欠けてしまったのかを聞いてもいいかしら?」
そんなストレートな質問に対し、フォーゲンは表情も視線も変えなかった。
ただ『仲間』が波にさらわれないか、注意しているようにも見える。
「それを聞いてどうするのだ?」
「『おねえさん』は想いを持って行動している敵の事は知っておきたいのよね。貴方達の想いを覚えておきたい……本当のモノというのが知りたいのよ」
暫く返事はなかった。波が岩に砕ける音のみが磯場に響く。
やがて、フォーゲンが確認するように再度、訊ねてきた。
「『欠けた』事を知って何になるか?」
「殺すだけで、何も持たずに生きてきた『私』を……本物の『おねえさん』にするために、よ」
「そうか……既に『欠けて』いるのか……同時に、自らを『満たす』手段は知っている訳だ」
フォーゲンはそんな台詞を発すると『仲間』の少女に指を向けて続ける。
「生きていれば……私の子供は、今頃、あの子位の年齢だろう。よく出来た子だった。私の全てを継承できたはずだ……けれど、そんな『未来』は、私にはもう訪れない。私の子は、陰謀という名の業火に焼かれたのだ」
「……復讐を?」
エミリアの質問にフォーゲンは首を横に振った。
「復讐した所で『欠けた』事が満たされる事はない……だが、君は違うようだ。危うい道のりだろうが、いつか辿り着ける未来がある」
両者の未来はこと先、きっと交わる事は無いだろう。
フォーゲンは『仲間』を見守るように向けていた視線を、エミリアの――瞳に向けた。
「今更、問うまい。君に欠けているものはなんだと……。だから、いつかは見せてほしい。君が『本物のおねえさん』とやらになった姿を、な」
そんな想いを紡ぎながら、話しは終わりとばかり、フォーゲンは立ち上がるのであった。
●
全ての卑猥蛸を殲滅し、ルベアはヌルヌルとなった全身を洗う為にコテージの浴槽へと向かっていった。
その間に、残ったミアとコハクの二人は蛸の残骸を拾って海水で洗うと、ビーチのスタッフを探す。
狙いは勿論、蛸を調理する為だ。
「あの……」
蛸が一杯入ったバケツを抱えながら、ミアは通りすがりのご老体に声を掛けた。
白く長い髪が揺れて振り返る老人紳士。
「なんだい、お嬢さん」
「……せんせいに、よく似てます…? あ。そうじゃ……なくて。タコを焼けますか?」
「どう見ても、スタッフではなさそうなのよ、ミア」
やや呆れた様子で呟くコハク。
姿格好や立ち振る舞いは、どこから見ても貴族か富豪だ。とてもではないが、タコは焼けないだろう。
「……蛸をどう焼けば良いか?」
「焼いてくれるのね」
人は見かけによらないというが、意外と良い人なのかもしれない。
「いや、手間賃だよ。蛸を討伐してくれた報酬だ」
「ありがとうございます……なら、たこ焼きを……シャルガネにはそんな料理が……あるんです」
「どんな料理か説明してくれるか?」
老人紳士の質問に、ミアは手振りを交えて説明する。
道具が無いので全く同じようなものは作れないだろうが、似た何かはできそうだった。
説明を受けて、幾度が頷く老人紳士は、とあるコテージを指差した。
「管理棟に行けば、他の材料は手に入るだろう。我は一足先に蛸を捌いておく」
「分かったなのね」
コハクは素直に応じると、ミアの手を引っ張って意気揚々と管理棟に向かう。
これから美味しい蛸料理が食べられるのだ。急がずにはいられない。
「ひどい目にあった……あれ? みんな、どこ?」
身体を清めてきたルベアが砂浜に戻ってきたが、二人の姿が見つからない。
自分達に割り当てられたコテージにも居ないので、彷徨う様にビーチを歩く。
「こんな所に……」
ようやく見つけた時には、余所のコテージのウッドデッキだった。
小麦粉と卵、出汁などで練った生地に刻んた蛸を入れて焼いた、たこ焼き擬きを美味しそうに口に運ぶコハク。なかなか動かない表情筋が、口の中に広がる美味に押し負けて緩む……気がする。
流石はロイヤルビーチ。用意してある食材も一流のもの。更に、老人紳士の見事な手際の良さ。
ただの貴族ではない事は胃が理解した。
「美味しいのね」
獣耳がピクピクと跳ねるように動き、感情を表現しているようだ。
次々にたこ焼き擬きを頬張る姿は、まるで小動物のようで微笑ましい。
「レモンソースを……掛ければ、なお……美味しい……はず、です」
ミアはどこからか取り出したのか小瓶を手にしている。
「たこ焼きにはレモンかけないんだよミア……」
用意されてレモネードを飲みつつ、コハクはレモニストに言った。
そこへ、ルベアがスッと割り込む。
「待ってコハクさん。確かに普通はレモンかけないけど、載せたり和えたりするものによってはレモン汁をかける場合もあるみたいよ……」
「「おかえり」」
二人の言葉が重なる。
「同行のお仲間かな?」
暑い中、汗一つ零れずに、たこ焼き擬きを焼いている老人紳士が訊ねてきた。
身なりの良い老人……だが、その視線は鋭い。目つきが悪いだけなのかもしれないが……。
「ルベア・ベルニです。仲間がご迷惑を」
相手が目上な事もあり、ルベアが礼儀正しく応えた。
「なに、構わん、蛸討伐の報酬だ。我が名はジード。ジード・ランスウッドだ」
「あ……私、ミアです。せんせ……じゃない、ジードさん」
「コハクなのね」
今頃になって自分の名前を前のめりになって伝えるミアと、たこ焼き擬きを食べながら名乗るコハク。
このまま――ただ、たこ焼き擬きを食べて終わる……はずだった。
フォーゲンがリロを連れて戻って来なければ。
「ジード様、お戯れは程々にして下さい」
「美味しそうな匂い?」
老人紳士は焼く作業を終えると、何事も無かったかのようにフォーゲンとリロの間に進んだ。
「……どこかでお会いしたような……あ、せんせいじゃなかった人です」
思い出したようにミアが言葉を発する。
ルベアが警戒心むき出しでフォーゲンを見つめた。
「まさかアナタたちもバカンス……なんてことは言わないわよね」
「バカンス、だが」
フォーゲンが当たり前のように応える横でリロが手を振る。
どうやら、二人は『グル』だったのは確実のようだ。というか、むしろだ……その二人の間に立つ、先程までたこ焼き擬きを焼いていた老人紳士……が、彼らの『親玉』なのだろうか。
「……アナタは、何なの?」
「見ての通りだ」
そう答えたジードの前にフォーゲンが進みでる。
明らかに警戒するルベアの態度に、コハクは不気味に輝く左目を向けて威圧するが――フォーゲンは全く動じない。
「この場では色々と不都合だろう?」
それはルベアも理解している。
なにより、フォーゲンを何とかする証拠は出揃っていないのだ。
無駄に騒ぎを起こせば、依頼にも背く事になる。だから、ルベアは訊ねた。
「『欠けたモノ』があることを自覚している人間を集めて進む、と言っていたけど、何を以て『満たす』つもりなのかしら?」
「彼らが望むモノだ。それが『欠けた』我らが出来る事だからな」
それだけ答えるとフォーゲンらは、ビーチから立ち去っていく。
その後ろ姿を見つめるように見送る面々。焼き残された、たこ焼き擬きの香ばしい匂いが、どことなく寂しさと共に漂っていた。
「ミア、大丈夫なの?」
陽の光に当たり過ぎていたのか、少しよろめいたミアの身体を支えるコハク。彼女の身体は軽いはずなのに、心なしか重く感じる。
支えられながらミアの中で、遠くなっていくジードの後ろ姿に、朧気な記憶の糸が交わった――何も思い出せないけれど。
「『欠けたモノ』がある、ひとたち。足りないもの、失ったもの……私にも……」
それ以上、言葉は紡げなかったけれど。
きっと、この出会いは、何かを揺り動かす事になる……それだけは確信できる、そんな一日となったのであった。
マスターコメント
ショートEX易しい 報酬:多い8 / 4〜10人
2021年08月31日 12時43分34秒 公開
相談掲示板
ヒーラーのミア=リゼルです。はじめましての方もそうでない方も、よろしくお願いしますね。 ビーチに武器の持ち込みは認められていないとのことなので…タコさんとは素手で戦うことになるのでしょうか…?これは工夫が必要そうですね。 武器に依存しないエーテル攻撃、魔矢などが候補に上がるでしょうか。 ビーチであるとのことなので、バランス感覚なども役立ちそうですが、あえて持っていかないという選択肢も。 とはいえ交流シナリオだそうなので、戦闘はふんわりでも良いかもしれませんね …たこ焼き…たこ焼きレモン…
ウォーリア、シグルド・オルセンだ。よろしく頼む。 武器の持ち込みはできないとあるが、キャスターの杖とかもそのくくりになるんかね。まぁ俺は意味ないが、適当にあしらうかぁ。 またしてもレモン。
フォルカー・バルテン。シューター 見知ったひとも初めましてのひともよろしく! 武器持ち込んじゃダメなんだよな? うーん、ちょっといろいろ考えてみる。 頭パンクしねえ程度に。 たこ焼きレモン……うまいんかな?
あっ!シグルドさんにフォルカーさん。先日の依頼ぶりですね。よろしくお願いします。 ふふ、たこ焼きレモン…美味しいですよ…?(じり…じり… さてそれはともかく。こちらのタコさんたちは調理可能なのでしょうか…試してみたいですね…
……(シナリオタグの「シリアス」を見つめて) シリアスレモン…
エリザだ。とり急ぎ。 こう、フォーゲンを追ってきたはいいけれど、と言った感は正直否めないね。 >戦闘 まあ、明らかにやる気がないとかじゃなければいいんじゃないか。 むしろ心配するべきはこう、タコに勝てるかよりも別の所なのかもしれない。
シーフのアシュリーだよっ! よろしくね。 護衛もかねてってことなら武器は持たせてほしかったなぁ。 バランス感覚はあるから、それでなんとかするつもりだけど、武器がないと殆どスキルが使えないんだよね……。
主武器と副武器は強制的に外した状態らしいから、ワンチャンあって防具か。全身鎧の俺は焼けそうだな。 あとは汎用スキル辺りで工夫するくらいしか思い付かないが……俺がざっと見た感じだと幻影で一時的に襲う相手を作って自分から引き剥がしたり、とかか。 アクティブスキルは武器が必須っぽいんだよなぁ。 ん、ミアはまたよろしくな。 たこ焼きレモンという謎の食い合わせは置いておいて。あの卑猥タコ?実際名前は何ていうのかわからんが、あの変なタコは加熱すれば食えるらしい。サーリーのガイドブックにあるようだ。
シーフコハク、よろしく。 取りあえず素手でボコボコにすれば良いのね、ブッ潰す。 戦闘後のRPは各々すきでやるとして戦闘としては…まぁ1PCに数体は出来るらしいからあまり大人数で集まって集団戦を、というのは逆に数にのまれそうね。 よくて3人か…そこら辺はお任せになるだろうけれど。 武器を持てずにの戦いだからこそ連携が活きるとは思うけれどそこも好き好みという事で。 ああそれと。 マスターから最後の文であったけれど、腹の探り合いとかそこら辺は苦手だから混ざらない予定よ
シーフのルベアよ、宜しく。 こう、何というかエリザさんのに近い感覚ね。 フォーゲンもいるし子爵もいるし……え? どういうことっていう感じ……。 OPを読む限り引き剥がすこと自体は簡単みたいだから、千切っては投げ千切っては投げ……するしかないみたいね……。
たしかに、なぜこのようなところにフォーゲンさんや…ファナータ子爵が? 余裕があればお話を聞いてみたいですけれど… >シグルドさん あっ。本当、書いてありますね! つまり魔法で焼けば…! …私、ヒーラーでしたし今回は武器持ち込み禁止でしたね…
シーフのエミリアよ、よろしくね。 シーフの針ぐらいなら隠蔽で持ち込ましてもらえないかしらねぇ。 おねえさん的には踊り子には手を触れないでくださいって感じで出来るだけ避けてみようかしら さて、まあタコは素手で…ぬるぬるしてると嫌なんだけれども…どうにかするとして おねえさんは、その後はフォーゲンちゃんぐらいしか顔知らないからそこからジードちゃんの顔見れたら見るって感じかしらねぇ。 個人的にお話したいこともあるから。
今思ったのですけど、武器はないけどビーチに備品はある…? ビーチボールとかポールとか、ですね。それを利用することができるなら、多少違うかもしれないです。もちろんMSの裁定次第ですが… 私は魔矢でいきますね。 明日の朝出発ですから、皆様お忘れ物のないよう…!
なるほど、現地の物を使うのもありか