脅威のダメ人間生成機、コタツ
わるいひと。
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シナリオID:532
オープニング
「やぁ、いらっしゃいお客さん。今日も寒いね」
店主らしき猫のハーフビーストはそう口にするが、本人は暖かそうにしている。
テントの中には本や飲食物などがあるが、これらは店主の私物で売り物ではなさそうだ。
最も目を引くのは店主が胡座をかいて入っているモノ。
どうやらローテーブル、らしい。
らしい、と言わざるを得ないのは……天板の部分がどうやらテーブルの木枠から外されているらしく、その間に掛け布団のようなものが挟まっており、その上の本来あるべき位置に天板が鎮座しているからだ。
不思議そうに見ていると、店主は楽しそうに笑う。
「ふふ、気になるかいお客さん? コイツがウチの売り物さ。『コタツ』……という暖房器具だよ」
●
そんな寒いところに立たせて話をするのも悪い、こちらに入って説明しよう……という店主に誘われてしまい、『コタツ』というものの布団の端を捲って同じように胡座をかいて入ってみる。
構造自体はかなり単純だ。先に述べた外見通りでテーブルの木枠部分に発熱する紋具が入っており、これが発生させた熱を布団で逃がさないようにしているだけだ。
だが、これがなんとも温かい。それにクッションの上に腰を落ち着けて座っていると気分が綻んでくる。
「さて、コイツの説明だったね。これはシャルガネ居住区の一部などで使われている道具なのさ。
見ての通り仕組みは単純だ。
本体は熱源の部分であって、ローテーブルの部分は天板が外せればどんなものでもいい。
掛け布団の方もテーブルとサイズが合えば、柄などは自由に選べる。
そして夏場は布団をしまって天板を固定すればローテーブルとして使えるから置き場所にも困らない。
――コイツの仕入れ先は、シャルガネを訪問した際にコタツを見たあるヴェルクリエの職人さ。
その職人はコタツをいたく気に入って、あると便利な機能を紋具の技術を用いて色々と取り付けた……
そうして完成したコイツを、あっしがコイツはいいと仕入れてきた、という具合だ」
そこまで説明すると、店主は扱っているコタツの一覧を見せてくれた。
サイズは1人用、2人用、4人用、大人数用……とそれぞれの外見図と一緒に掲載されており、サイズに合わせた掛け布団の柄もバリエーション豊かだ。
値段としては標準的な生活ができる平民家庭なら手を出せるだろう。
冒険者自身の持ち合わせでも足りる。
「……おっと、ちょいとつまみが切れちまったね。
お客さん、すまないがあんたの後ろ――そう、その包みだ。それをひとつ取ってくれないか?」
客に頼むようなことでもない気がするが……と思いつつ、包みを取ろうとする。
コタツに入ったままでは少々手が届かないので、身体を少し出した。
途端――ヒョウっ!
せっかく温まっていた身体に寒風が当たり、包みを取ると慌ててコタツに避難する。
「ははは、悪いことをしたね。コイツにハマっちまうとそうして出たくなくなるのさ。
これを分けるから機嫌を直しておくれ」
からからと笑いながら、店主は受け取ったつまみをいくらか分けてくれた。
●
「さてお客さん、コイツを買うかどうかって話をそろそろしたいところだが……
寒いから買う気がなくても出たくないだろう?
だから、10分ならまだここにいてくれても構わないよ。
ただし、買わないならそれ以上は帰っておくれ。買うなら購入と配送の手続きの間はいいだろう」
そう言って、店主は砂時計を出した。
確かに、今日は買い出しで来ただけである。
いくらこのコタツがいい品でも、こんな大きな買い物をしにきた訳ではない。
だが――つい先程身をもって知ったように、この温もりから抜け出すのは耐え難い。
もう少しだけいるくらい、いいのなら……とついつい言葉に乗ってしまう。
ぽりぽりと店主からもらったつまみを平らげ、ぬくぬくと温まる。
風が当たる背中が寒いと思い、ふと寝転がってみるとこれがなんとも心地よい。
そうしてついだらだらとしていると……
「――お客さん、約束の10分だよ」
言われてハッとすると卓上の時計の砂は落ち切っている。
だが――はっきり言おう。出たくない。
ずっとこのままだらだらと過ごしていたい!
「ほら、買う気がないならもう出ていって貰わにゃならないよ。
買うっていうのなら、手続きの間のもう少しくらいは構わないがね」
なんという悪魔の囁きだ。
だがこれを買うならもう少しだけでもコタツに入っていられる。
そして家でもだらだらできる!
――こうして、ひとりの冒険者がまんまとこの店主のやり口にハマり、コタツを購入していった。
解説
マスターより
リプレイ
「いやぁ……予期せぬ大きな買い物をしてしまったね。
幸い手持ちは足りたけれど……随分商売上手な商人と出くわしてしまったものだよ。
あのような体験を提供されては、衝動買いも無理からぬというものだろう」
見事に店主のやり口に嵌ってしまったユーリス・レインフォード。
設置するためにわざわざ珍しく部屋の掃除までしてしまった。
「まぁともあれ、買ってしまったものは仕方がない。
思う存分堪能させて貰うとしようかな」
そうして翌日、さっそく届いたコタツに入り堪能する。
「はぁぁー…….。
仕組み自体は単純だけれど、中々どうして。
籠った熱がぬくぬくと、心地の良い温度で……ずっと入っていたくなるのは良い点なのやら悪い点なのやら。まぁ、今はこのまま享受するとしようか」
昨日のうちにコタツを楽しむために、食べカスの散らないチョコ菓子に、喉が渇くといけないとオレンジジュースも買い込んできた念の入り様。
「そこに、最近読めていなかった冒険小説も読みながら……。
ふふ、至福の時間というのはこういう事を言うのかな」
最近は依頼で忙しなかった時期もあるし、なんとも休息に丁度良い。
「お店の時の様に、誰かと一緒に暖まりながら雑談なりするというのも良さそうだね……。
……あぁけれど、二人以上で使うにはこれはちょっと小さいかな。
見越して大きいものを買っておくべきだったかもしれないね……」
こうしてまったりと過ごしていると、普段は考える余裕のないことにも思いを馳せ、独り言も多くなる。
あの店主との会話はなかなか楽しかったなぁ、とジュースをひとくち。
「――あ。そういえばそろそろ夕飯の時間に……」
…………。
「……いや出たくないな。もう今日はこのままでも良いのでは……?
菓子がご飯代わりという事で……うん、それで良い気がしてきた……それがいいね……」
そのままごろんとうつ伏せに、積み本も脇に置いて。
そうしてだらだらとしているうちにいつの間にか意識が……。
……ダメ人間様1人目ご案内。
●
「ちゅー! ちゃむいでちゅー!」
寒風の吹く日、市場にやってきたパティ・ポップはコタツ売りの商人のテントを発見。
素晴らしいぬくぬく体験をしてコタツの購入を検討中。
「これ、ほちいでちゅけど、どうちようかちらねー。
ベイロード騎ち団本拠地はあたたかいでちゅからねー」
本拠地は王国南西部に位置しているのだ。
「あ、リブラネちゅタ拠点に送るでちゅ。それがいいでちゅー」
こうして彼女はコタツを購入、騎士団のリブラネスタ拠点に発送してもらうことにした。
そうしてコタツが到着後。
「チュー……いい感じでチュー……」
さっそくぬくぬくとひとりコタツを堪能するパティ。
「うん、やっぱり、買ってきてちぇいかいでちゅね。なんていうか、中で動きたくなるでちゅ。
これ、大きくて動けるチュペーチュがあればよかったでちゅ」
ネズミのハーフビーストで小柄なパティは全身すっぽりとコタツに潜り込んでごろごろ。
もうちょっと大人数用のを買えばよかったかもしれないけど、これでも充分快適だ。
「依頼……行くにも、ここから抜けだちかくないでちゅ。うーん、悪魔の発明でちゅね」
まるで天国のような思いをさせてくる。なんて怖い。
干し肉をあむあむしながらそんなことを考える。
「リちゅちゃんや熊ちゃんみたく、冬眠ちゅる生き物が羨まちいでちゅ。
うーん、どうちよう。面倒くちゃいでチュー……」
あったかくて気持ちいいし、ここから出たくない。
そうしてだらだらと過ごす内に、眠ってしまった。
……ダメ人間様2人目ご案内。
●
「にゃぅ……寒い……」
サフィラ・アズラク・ナハルハルアリーブは真冬の寒さにぶるぶる震え、暖かい場所を求め彷徨う。
そうして見つけるはコタツ商人のテント。
「ほぇ……あの、机……布団がついてる……」
その独特な姿形に彼女は記憶を掘り起こす。
「ハッ! あ、あれは……昔シャルガネでみた伝説の道具……その名もコタツ……!」
クワッ、と目を見開きお店にダッシュ。
「おじさん……コタツに入れて……!」
寒すぎて我慢できず、返事を聞く前にコタツへイン。靴を脱いでおくくらいのマナーは忘れず。
「ふにゃぁ……ごくらくー……」
「ははは、寒かったみたいだね。まぁゆっくりしておいき」
「わーい!」
店主の心遣いに甘えてぬくぬくごろごろ。
『……え……すか……?』
(ほぇ?)
夢か現か。謎の声が響く。
『聞こえますか……?』
(頭の中に……こ、声が!?)
『コタツにはみかん……みかんを供えるのです……』
(アッハイ)
ぱちくりと意識が戻る。コタツ屋のテントの中だ。
先程の言葉は覚えている。とりあえず偶然さっき買ってたみかんを取り出し、菓子盆に盛れば……
「おお! なんかぴったり!」
「ふふ、コタツにみかん。なかなか分かっているね」
「あ、おじさんもどーぞ」
「おや悪いね。じゃあこちらもつまみを出そう」
「わーい! ……でもさっきの誰だったんだろ?」
首を傾げるが答えられる者はいない。
しばらくだらだらと過ごさせてもらっていたところ。
「うーん。お嬢ちゃんには悪いが、そろそろコタツを買わないなら帰って貰わにゃならんよ」
もう十分温まったろうと言う店主に、えー、と抗議。
しかし発送サービスがあると聞くや、即決で購入。
翌日以降、彼女のだらだら生活が始まった……
……ダメ人間様3人目ご案内。
●
大人数用コタツが鎮座した自宅の居間に、テス・クラルスはキラキラした目で大きく頷く。
コタツ屋のテントで恋人のロイ・アウレアの袖と、コタツの布団を握り、
「ロイ……これ……ヤバイ……絶対欲しい」
年甲斐もなくねだってしまう。
「良い品なのは認めるが人を堕落させる。……そんな顔をしてもダメ」
しかし恋人のきらきらとした瞳。
「……く」
明らかに劣勢。
押されて試してしまったらもう負け戦だった。
ちょっと我儘だったが仕方ない。この世の理想が顕現したのだから。
「そう思うだろうレグルス」
「にゃ!」
先日里親として引き取った子猫のレグルスは、するっとテスの腕から抜けると布団を前足で突っつく。
こうするんだよと炬燵に入ってみせると、やんちゃなレグルスは出たり入ったり中でパンチしてと忙しない。
ぬくぬくが気に入ったのか以前のように爪を立てたりはしないようだ。
そして睡狼邸にはもうひとり。
「なにこれなにこれ~。これは罠じゃない?
これでヌクヌクあったまっていると、あっさり捕まるんじゃない? 一網打尽じゃない!」
コタツ屋で出会った、こんなことを口にしつつしっかりヌクヌクしていた梅・雨陽。
「おうちで入る分には安心だし、こうこのコタツの周りに美味しいもの並べてネ。
飲み物も手に届くところにネ……」
「ふふ、いいねウヨウ」
テスはマジカルポケットからお菓子の箱を出して広げる。
「ん~、でもなくなっちゃったら困るから…メイドさんとかも一緒に雇ってネ、色々持ってきてもらうのよ」
「それなら一日中でも居られるね」
ふふ、と微笑むテスに雨陽は続ける。
「完璧じゃない? 春までコタツと一緒に暮らせるんじゃない?
誰かセット販売してヨ。権利はあげるから……ワタシはやらないわヨ?
ワタシはここから出ないのよ! ずっとヌクヌクしたいのヨ~!」
早くもダメ人間化している雨陽。その間にテスはレグルスとロイの狼ルプスに動物のおやつをあげる。
「艶々だね、ルプス」
「猫ちゃん! レグルスちゃんって言うのね。カワユイ!
ルプスちゃんもキリッとして相変わらずカッコいいネ」
きゃっきゃとはしゃぎ、みんなでもふもふ。
「うん、コタツ、良いかも!
暇があると寝てたテスが1日中楽しそうだ」
ロイは恋人たちの様子を眺め嬉しそうだ。
「……だが、家事を全部オレがやるのは変じゃない?
ダメだ。コタツとペットに夢中で聞いてない」
ひとまず家事がひと段落したので、お茶を淹れて自分もコタツに入ることにする。
「雨陽ちゃんも飲むかー?」
呼びかけると、
「んんん? ロイちゃんがお茶持ってきてくれるノ? 欲しい! ありがとう!」
返事が来るついでにこんな言葉が。
「ねえねえロイちゃん……フリフリのエプロン付ける気なあい? メイド服でも、イイのよ?
ほら、テスちゃんの為にも、カワユクなると、いいんじゃなあい?」
テスはメイドなロイを想像し、見たいとホクホク。
「愛でるのは好きだから、着てくれたらオレが喜ぶぞ。着ないからな?」
「聞こえるもん。へぇ……メイド姿が好み?」
「ってなぜ聞いてる!」
そりゃあ恋人の耳は誤魔化せませんもの。
テスが幸せで皆も穏やか。
これだけ満喫してくれるなら……嬉しい。
寂しくなんて……ある。
ぽつりと零れるロイの本音。
――炬燵に負けた。
そんな自分の感情に呆れ、ムスっと拗ねオーラが溢れてくるのを抑えようと弓の手入れを始める。
心地良い……捗るなぁ。
……現実逃避なんかじゃないやい。
そんな拗ね気味の恋人に、テスは炬燵の中の足をツイっと突っつく
「……やめろ、オレはこれを済ませるんだっ。自分の都合で構うなっ」
「真面目だなぁ……そんな所も好きなんだけど」
眠る雨陽の上でレグルスが寝息を立てているのを微笑ましく見つめ。
布団から出ない様にしつつ彼の隣に移動する。
テスは知っている。恋人が皆の幸せを喜んでいると。
「ありがとうね」
肩に寄り掛かるようにして甘え、感謝を込めてとろっと微笑み。
ロイも笑みに負けキスをする。
(ふたりはアツアツだから、コタツいらない気がするわよネー)
狸寝入りでもしてないとやってられない。
内心こっそり雨陽は思った。
●
ゴールディ某所。研究室にコタツを設置したストレガ・L・リベルガストラはレポートを書いている。
彼女はコタツという器具に東方文明への知的好奇心を刺激され、実体験をもって研究していた。
「レポートの書きがいのあるシロモノなのだ」
ちなみに潜らず座っている。
「これは、本来カタツムリのように寝転んで使うものではない。
間違いなくローテーブルとして使うべきものなのだ」
使用の際は床に座るのでカーペットが必須……シャルガネではカーペットを使うのだろうか?
自分は割と綺麗好きだから帰ったら履物は脱ぐようにしている。シャルガネの住民もそうだ。
「床に座る文化だから、直に座ったり寝転がれるように床材も柔らかいものを使うはずなのだ。後で調査なのだ」
背中が空くから羽織るものが必要。これも合ってるはず。
実際にコタツ屋の店主は半纏と呼んでいた羽織り物を付けていた。これは上着を重ねてもいい。
「……あと床に座って作業していると腰が疲れてくるのだ。
コタツに合うクッションや低い椅子等があるはずなのだ」
腰がちょっと痛くなってきたので、立ち上がってお茶を淹れてくる。
お湯を沸かす間も考察は続く。
「西方と呼ばれるロスガリア大陸人には天板が外せるタイプのハイテーブルのが好まれるかもしれないのだ。
或いは床に穴をあけ……もしかしてここが起源ではないのだ?」
閃いたところでお湯が沸き、お茶を淹れてから実験することにする。
外に出ると、少し浅くてやや広めの穴を掘り火を焚く。
そして火にあたらない距離で穴に腰掛け、
「……なるほどなのだ。火は落としてここにテーブルがあれば。
つまり――」
コタツのレポートに焚火、掘りコタツの記述を加える。
「火があるなら料理もしていたはずなのだ」
このコタツでは難しいが。
「熱源が上にもあればいい? ちょっとあの店主に提案してみたいのだ」
後日、纏めたレポートを携えコタツ屋に赴いたストレガ。
店主はそれを興味深く目を通した後、
「なるほど、なるほど……なかなか面白い意見もあるね。うちでも考えてみよう。
お礼代わりに、ちょうど本場シャルガネに届けたいというお客さんがいてね。
あっしも本場に足を運んでみようと思っていたので直接届けに行くんだが……よければ来るかい?」
そうか、百聞は一見に如かず。なによりも直接現地で調査するのが一番だ。
「その提案、喜んで乗らせていただくのだ」
こうして、彼女はシャルガネの地へと赴くことになる――。
●
「粽、良いもの買ったのだ!
うちにある豆炭の炬燵より便利なのだ! 燃料いらずでずっと温かいのだ!」
「わふっ!」
大福はコタツを買って、狼の粽と大喜びだ。
彼の実家は何を隠そうシャルガネ居住区、東方文化が色濃く残る商店街の万屋だ。
実家のコタツは天板の端はささくれ、足は歪みガタガタしている。
なにより豆炭を交換する時、誰が行くかで必ず揉める。
だから新しくて高性能なのをお土産にして、おっ母やお兄ィ達をびっくりさせたい。
喜んで欲しい。温かく過ごしてほしいと。
お布団は招き猫柄にした。お店の人も猫さんだったし、商売繁盛間違いなしだ。
発送の手続きのときのことだ。
「ほう、本場シャルガネか。それなら紋具の仕入れと一緒に直接届けに行こう。その方が送料も安く済む。
手前の扱う品の本場ものを見ないというのは商人の名折れだ。あっしも一度見に行きたかったところでね。
よければ一緒に来るかい?」
そんな誘いで、店主の同行者のストレガとの四人旅で実家に戻ることにした。
大福が買った新品のコタツを降ろすと、店主たちは本場のコタツを見てくると一度別れ。
粽と協力してなんとか組み立てたものの、稼働の仕方が分からない。
「あっこれ説明書なのだ? ……読めんのだ!」
半ば諦めかけたとき、店主が様子を見に戻ってきてくれて助かった。
「ありがとうなのだ!」
「いやいや、こちらこそ悪いことをしたねぇ」
これで無事に新しいコタツに交換完了。
それからは家族の団欒の時間。
粽とコタツに入って寝転び、冒険で手に入れたアイテムや弟妹へのお土産のお菓子をにこにこと広げる。
土産話もたくさんした。
初めて粽と冒険に出発した日、初めて依頼を受けた日、初めて戦った日。
貰った報酬で家族のお土産を買った日、初めて大人の仲間入りが出来た気がした日……
話していたらいつの間にか、粽とお互いひっついてもふもふしたままコタツですやすや。
布団から顔と尻尾だけはみ出た粽を抱いているとあったかい。もふもふで柔らかだ。
弟妹も一緒にぬくぬく眠って、お姉ェが優しく半纏をかけてくれる。
大人になったのだかまだまだ子供なのか、と微笑んで。
ちなみに、商売人魂に火がついた母と兄は店主と商談を交わしていたとか……。
マスターコメント
ショートシナリオ易しい 報酬:無し8 / 4〜8人
2021年02月15日 01時18分35秒 公開
相談掲示板
強力な魔道具が…あ・ら・わ・れ・た…(クッ) シューターのロイ・アウレラです。 大人数用を購入して(させられて)、春まで出ない!って勢いで過ごす予定です。 どうぞよろしく。
どもでちゅー、パティ・ポップでちゅ! よろちくでちゅ。 あたたかい器具があるんでチュけど… ロイ・ベイロード団長んところに送っても、あっちはあたたかい(王国南部)から、どうちゅるかでちゅ…
うにゃー…寒いよぉ… ほぇ…なんだか暖かそうなテーブル… (コタツに潜り) もう…一歩も…動けにゃい… ここ数日の寒さに…すっかり縮こまってる サフィラだよぉ…よろしくー…ふにゃ
確か実家の大人数用の旧式コタツが壊れてたはずなのだ 大福もお仕事して報酬貰えるようになったのだ。もう大人なのだ(思春期) 家族孝行に買って帰るのだ。こっそり準備して驚かせるのだ~
お邪魔するネ、雨陽だよ。よろしくネ。 なんなのコノぬくぬく。出る気にならない… これは罠!このまま入っていたら一網打尽ヨ!
ユーリス・レインフォードだ、よろしく頼むよ。 いやぁこれは……これはちょっと……ダメじゃないかい。中毒性とか。いやダメになってるのは俺なんだけれども。 いっそこのコタツを身に纏って移動したくなるくらいだ……いや本当、これは……ダメだね……。
ストレガなのだ。よろしくなのだ 研究できそうな道具なのだ 既に普及に適した形をしているから…何かアレンジを…
テス・クラルスだよ コタツ?変わった響きだね? ふむふむ…これがこうなってて… うんうんうん、これはダメだ、全力同意するよ だって…これは… もう…… すやぁ…