やるか、やられるか!

ゆうきつかさ

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シナリオID:514

オープニング

●ディズル大湿地帯
「……まただ。また、漁師の船が襲われた」
 リザードマンの漁師カルロにとって、それは深刻な問題だった。
 事の始まりは、十日ほど前の事。
 いつものようにカルロ達が漁に出た時、突然マーマン達が現れ、船が沈められてしまったようである。
 幸いカルロは命辛々逃げ出す事が出来たものの、それから漁に出るたび、マーマン達が襲ってきたらしい。
「それまでも、マーマン達とは友好的ではなかったが、それでも住み分けが出来ていた。だが、ある日を境に、マーマン達の態度が変わった。おそらく、その原因を作ったのは、仲間の漁師。そいつがマーマン達の縄張りで、漁をしたため、このような事態になったんだと思うんだ。まあ、仲間の漁師も魔が差しただけのようだが、マーマン達にとっては、どうでもいい事。だから、どうしたという訳さ。その事については、俺も同感だ。罪は償うべきだし、罰するべきだと思っている。しかし、この状況では話にならない。実際に問題を起こした漁師が死んでも、マーマン達の考えは変わらなかったからな」
 カルロが複雑な気持ちになりつつ、深い溜息を漏らした。
「こうなると、やるか、やられるかの戦争だ。このまま何もしなければ、漁も出来ず、船も沈められてしまう。だからと言って、俺達にはマーマンと戦えるだけの力もない。そこでお前達に頼みがある。俺達の代わりにマーマンを倒してくれ」
 そう言ってカルロが冒険者達を見つめ、深々と頭を下げるのだった。

解説

 戦闘が行われるのは、海の上。  船は必要に応じて、借りる事が出来ます。  操舵はカルロ達、漁師が行います。  ある程度、船が沈む事は覚悟しているようです。  ただし、網などは漁で使えなくなってしまう可能性があるため借りる事が出来ません。 ▼基本情報  カルロ(リザードマン:男性)  全身傷だらけで、筋肉質。  目つきが鋭く、渋め。  マーマンx10  海の中で戦う。  三又の槍を投げて、船を沈めようとする。  溺れた相手は、必要以上に殺さない。  交渉などは不可能なため、倒すしかない。

マスターより

 どうも、ゆうきつかさです。  この依頼は初心者歓迎です。  そのため、難しい事を考える必要はありません。  キャラクターらしく行動していれば、失敗する事はありません。  オープニングに書かれていない事は、都合よく解釈してかまいません。  他の参加者に迷惑をかけず、世界観的に問題が無ければ採用していこうと思っています。

リプレイ

●ディズル大湿地帯
「……種族間の争いにも色々あるのね」
 リノアは依頼主であるカルロが操る大きな船に乗りながら、サーマルアイで周囲の温度を視覚化し、海に潜んでいると思しきマーマンの気配を探った。
 依頼を引き受けてからも、マーマン達による被害が報告されているらしく、カルロ達の表情は暗かった。
 この様子では、カルロ達が漁をしなくなるまで、襲撃を止める事が無いと思っているのだろう。
 その不安が伝わってくるほど、空気が重く感じられた。
「……と言うか、リザードマンとマーマンって仲が悪いの? まあ、縄張りに近付く種族は誰であれ排除しているのかも知れないけどさ」
 そんな中、ニーラ・メッコが、何気ない疑問を口にした。
 その理由がなんであれ、リザードマン達の味方をする事は確定しているのだが、少し気になったようである。
「まぁ、昔からの因縁みたいなモンさ。どこの奴等も同じって訳では無いと思うが……。少なくとも、俺達はマーマン達と仲が悪かった。だが、どうして仲が悪いのか、よく分からねぇ。昔からそういうモンだって、教わってきたしな。まあ、何か理由があったのかも知れないが、少なくとも俺は知らねぇ。まあ、そんな事は、どうでもいい。それに、今回に限っては、やるか、やられるか、それしかねぇ」
 カルロが船の舵を取りながら、深い溜息を漏らした。
「やるか、やられるか……でございますか。漁師さま側が先にアチラの縄張りを荒らしてしまったにせよ、命のやりとりを挑んできたのはマーマン側でございますからね。所詮、この世は弱肉強食。たっぷり後悔させてやるとよろしいでございますよ!」
 ハリーヌ・ヨツユビが捜波で探知用のエーテルの波動を走らせつつ、何やら察した様子で答えを返した。
 キッカケが何であれ、死傷者が出ている以上、引く訳にもいかないのが、現実。
 ここで何もしなければ、解決するという問題でもなかった。

「……とは言え、亡くなった漁師の方は、業より重い罰を受けてしまったのだね。彼の魂に輪廻転生が叶います様に……」
 テス・クラルスが悲しげな表情を浮かべ、亡くなった漁師の冥福を祈った。
 カルロの話では、病気になった妻の治療費を稼ぐため、金が必要だったという話だが、その代償は取り返しのつかないモノだった。
「それに、ここまで拗れてしまうと、どうしようもあるまい。マーマンにとって必要以上に魚を取っていく漁民は天敵――ということなのだろう。向こうも必要以上に殺生をしなければ、いずれは話し合う可能性もあるのかもしれんが……今日の所はある程度矛を収めさせる必要があるだろうな」
 そんな中、ゴブリアが船に命綱を結び、自分自身に気合を入れた。
 最悪、自分の身を犠牲にしてでも、船を守るつもりでいるため、ゴブリアに迷いはなかった。
「まあ、こういった縄張り争いは、どっちがか伸されるまで終わらないからなあ。珍しくもないが、このままというわけにもいかない、か」
 ベルタークが何かを悟った様子で、広大な海に視線を送った。
 お互いに、以前から仲が良かったという訳でもないため、こうなる事は遅かれ早かれ決まっていた事なのだろう。
 ある意味、運命ではあるものの、カルロ的には避けて通りたかったはずである。
「……言葉が通じる相手とでも……争いって無くならないものですからね。……ですが、始まったなら……勝ちましょう……」
 エヴァン・ピオネロが宿り木の長杖をストラップのように紐で手首に括り、超視力で遠くの海まで見渡した。
 いまのところ、マーマン達の姿はないものの、既にテリトリーに侵入しているため、いつ現れてもおかしくないような状況であった。
「……と言うか、マーマンの沸点、低すぎ! 生贄騒動のときは文化の違いくらいに思ってたけど、縄張りで漁をしたくらいで、これはー……」
 その途端、アルマ・ヴァレンタインがドン引きした様子で、言葉を詰まらせた。
 おそらく、マーマン達は戦いのキッカケが、欲しかっただけ。
 その理由は何でもよかった可能性が高かった。
 そのため、漁師がマーマンのテリトリー内で漁をした事を知り、『これ幸い!』とばかりに暴れ回った可能性が高かった。
「う……、何だか気持ちが悪くなってきたかも……。船って、結構揺れるんだね。もしかすると、酔ったかも……おうぇぇえ!」
 そんな中、ニーラが青ざめた表情を浮かべ、キラキラと虹が出来そうな勢いで、盛大にリバースした。
「……見つけたわ」
 一方、リノアしマーマン達の気配を感じ取り、小声で仲間達に合図を送った。
 それに合わせて、ハリーヌのペットであるゴリラが、カルロを守るようにして陣取り、ハリーヌの死角を補うようにして、辺りを警戒し始めた。
「こうなっては、対処するしかないか……。カルロさん、船を頼むよ。でも、万が一の時は自分の命を優先してね」
 テスがカルロに声を掛けた後、マーマンと戦うための準備を始めた。
「ここからは、私達の戦い! カルロさんは海の藻屑号を守る事を最優先に考えて下さい。例え、私達を見捨てても、絶対に……うぷ……生きて下さい」
 ニーラが口元を押さえつつ、もう片方の手で宿り木の長杖を握り締めた。
 まだ気持ちが悪いため、気を抜くと辺りを虹色に染めそうな感じではあるものの、気合と根性で何とか頑張っているようだ。
「みんなー。相手のフィールドだし、油断なくねー?」
 すぐさま、アルマがレゾナンス・オブ・ヴァローを発動させ、声と共にエーテルを解き放った。
 続いて、リノアがウォーターウォークを発動させ、不可視のエーテルを付与し、水上でも歩行できるようにした。
 同じようにエヴァンもウォーターウォークを使って、海に潜ろうとしたものの、海上を歩行するためのモノであったため、上手く行かなかった。
「ギャッギャッギャッ!」
 次の瞬間、マーマン達が次々と海面から顔を出し、殺気立った様子で鳴き声を響かせた。
「この状況なら、これを使うしかないよなあ!?」
 それを迎え撃つようにして、ベルタークが含みのある笑みを浮かべ、衝撃刃で不可視の衝撃を飛ばし、近くにいたマーマンを攻撃した。
「ギャッギャッ! ギャギャッ!」
 その事に腹を立てたマーマン達が、一斉に三又の槍を投げてきた。
「ちょ、ちょっと待て! いきなり、それはないって! ちょっ! せめて正々堂々と一対一で……そ、それとも遠距離攻撃が駄目だったのか? いや、それなら、そっちも……って聞いてない!?」
 その途端、ベルタークが身の危険を感じ、近くにあった樽の後ろに隠れた。
 それと同時に、三又の槍がザクザクと降り注ぎ、容赦なく甲板に突き刺さっていった。
(船そのものが狙われてしまったのでは、どうしようもない。ここは、私が囮になるか……)
 そんな空気を察したゴブリアが、マーマン達を挑発するようにして、あえて船の縁に立った。
「ギャッギッギャッ!」
 その挑発に乗ったマーマン達が、一斉に三又の槍を投げてきた。
「……クッ!」
 即座に、ゴブリアが鉄の盾を構え、三又の槍を弾き返した。
 だが、マーマン達は手の届く岩場に、三又の槍を何本も突き刺しているらしく、流れ作業の如く三又の槍を投げてきた。
「そ、そうだ! この船って射出銛とかないの? えっ? ない? 銛を投げれば刺さるって? だからって銛を渡されても……当たる訳が……あっ!」
 そんな中、ベルタークがノリと勢いに流され、銛を勢いよくポーンと放り投げた。
 その銛は近くにいたマーマンの眉間に当たり、海にチャポンと沈んでいった。
「ピギャアアアアアアアアアアアアアアアア!」
 その途端、眉間に一撃を喰らったマーマンが、ブチ切れ。
 力任せに三又の槍をブン投げ、ベルタークの横にあった樽にザクッと貫いた。
「だから、沸点、低すぎ!」
 その間に、アルマが戦術眼を使って策を見出し、タイダルストリーム2を発動させ、轟音と衝撃波と共に強烈な破壊力を秘めた巨大なエーテル光波を一直線上に撃ち放った。
「ピギャッ!」
 その攻撃を喰らったマーマン達が間の抜けた声を上げ、ブクブクと海の中に沈んでいった。
「さあ皆さま、ワタクシが援護いたします!」
 その流れに乗って、ハリーヌがモグラ叩きをするような感覚で、海面に頭を出したマーマンを精密射撃で狙い撃った。
「隙あり……ですっ!」
 エヴァンも宿り木の長杖を海面に深く入れ、魔法攻撃2でマーマンを攻撃した。
 その衝撃を受けても、マーマンは怯む事なく、三又の槍を持ったまま海に潜った。
 一方、テスは天眼で仲間とマーマンの位置を確認しつつ、魔矢で大樹の長杖の先端から光の矢を飛ばした。
「ギャッギャッ!」
 しかし、マーマン達はまったく怯んでおらず、奇妙な鳴き声を響かせながら、三又の槍を一斉に投げ飛ばした。
「さすがにマーマンのホームだけはあって、コッチが不利なのは否めないね。でも……負けないよ!」
 それを迎え撃つようにして、ニーラが光輝くエーテルを高速で収束させ、氷嵐を巻き起こしてマーマンごと吹き飛ばした。
「……今ですっ! 一斉に撃ってくださいっ」
 次の瞬間、エヴァンがアーケインテンペストで稲妻のような光を無数に召喚し、マーマン達に纏わりつかせた。
「すぐさま、……我が声を聞け、雪娘。お前の吐息を彼の者に『フリーズブリット』」
 リノアがフリーズボルトで大樹の長杖の先端から氷の矢を飛ばし、マーマンの右肩を撃ち抜いた。
 続いて、テスがフレイムゲイズで炎球を放ち、炎が意思を持っているかのように蠢かせ、マーマン達の身体を炎に包んだ。
 そのため、マーマン達は成す術もなく、辺りに悲鳴を響かせた。
「……ねえ、これ以上の争いは無意味だと思うわ。あなた達の餌場を荒らした人はもういないのだから……。通じてないか、あるいは通じていても聞く気はないか……」
 そんな中、リノアがマーマン達の前に陣取り、真剣な表情を掛けて訴えた。
「ギャッギャッギャギャッ!」
 だが、マーマン達はまったく聞く耳を持っておらず、今にも襲い掛かってきそうな勢いで吠えた。
 それだけマーマンにとっても、退く事のではない戦いなのだろう。
 しかし、カルロ達にも生活がある以上、ここで引き下がる訳にもいかなかった。
「これだけ痛い目に遭っているのに、まだ諦めようとしないのですかっ」
 エヴァンが信じられない様子で、マーマン達に問いかけた。
「ギャッギャッギャギャッ!」
 それでも、マーマン達の考えは変わらず、再び三又の槍を一斉に構えた。
「できれば無駄な殺生はしたくはなかったんだけど……ね。でもま、武器を向けた相手に、手加減する必要なんてないわね。依頼を受けた身として、全力で排除にいくわ」
 リノアが半ば諦めた様子で、タイダルストリームを発動させ、大樹の長杖の先端から水流を射出し、マーマン達を狙い撃った。
「それなら君達の大っ嫌いな技をあげよう」
 続いて、テスがストーンブラスト2で紅蓮の炎を纏う巨弾を放ち、大爆発を起こして礫を飛び散らせ、マーマン達を攻撃した。
「これで……、どうだ!」
 それに合わせて、ゴブリアが闘気槌で巨大な光塊を大樹の長杖に纏わせ、マーマン達に振り下ろした。
 その衝撃でマーマン達が悲鳴を上げ、海を真っ赤に染め上げた。
「ソチラから仕掛けた戦争でございます。いまさら命乞いしても遅いでございますよ!」
 それと同時に、ハリーヌが炸光矢でエーテルを籠めた光の矢弾を放ち、無数の光破片を範囲内に撒き散らして、マーマン達を攻撃した。
「テリトリーは……勝ち取るものって……思ってますよねっ。それなら……!」
 エヴァンもメテオライト2で自らの周囲に大量の小さな光弾を出現させ、マーマン達めがけて落下させた。
(光よっ敵を打ち据え、仲間の目にその姿を炙りだせ、メテオ2!)
 そこに追い打ちをかけるようにして、テスが大樹の長杖を構え、アルマと一緒にメテオライト2を発動させ、大量の小さな光弾を雨の如く降り注がせた。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
 そのため、マーマン達が断末魔を響かせながら息絶え、次々と海を真っ赤に染めていった。
「とりあえず、何とかなったかな」
 テスがホッとした様子で、溜息を漏らした。
 わずかに生き残ったマーマン達は、傷ついた身体を庇いながら、逃げるようにして海の底に潜っていった。
「お仲間を殺されて、さぞ……お辛かった事でしょう。……ですが、復讐をするという事は、自らの命を落とす覚悟があるという事。その覚悟がないのであれば、二度とワタクシ達の前に現れぬ事でございます」
 ハリーヌがマーマン達の消えた海を眺め、警告混じりに呟いた。
「煮て良し! 焼いて良し! でもタタキはいやっッ!!」
 その横を通り過ぎるようにして、アルマがノリノリな様子で鼻歌を歌いながら、マーマンだったモノを引きずっていった。
 一体、何をするつもりなのか分からないが、不吉なフラグがアルマの背後で楽しそうにダンスを踊っていた。
「はぁ……、帰ったら、可愛い女の子を誘って食事でもしたいな」
 そんな中、ベルタークが現実逃避をするようにしながら、自分の世界に旅立つのであった。

マスターコメント

 基本的には、プレイングが分かりやすく、描写がしやすく、行動が的確だったものから、印象に残ったモノ等を基準にしてMVPを選んでいます。
ショートシナリオ

ショートシナリオ普通 報酬:多い8 / 4〜10人

2021年01月31日 19時02分38秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ハリーヌ・ヨツユビ

    さてさて、どなたかいらっしゃいますでございましょうか? どなたでもウェルカムでございますよ!

  2. エヴァン・ピオネロ

    キャスターの…エヴァン・ピオネロ…です。ヨロシクです。 船が沈む可能性も考えて…特にカルロさんに…ウォーターウォークを掛けに来ました。 あと2名ですね…誰かお願いします。

  3. ゴブリア

    ウォーリアのゴブリアと申す。 あと1名だな。よろしく頼む。 某は船の上から、手近な敵へ攻撃することになるだろうか。 射程は最大12ある故、魔法攻撃の距離であれば連携も可能だ。

  4. リノア

    私で成立ね。 キャスターのリノア。 よろしくね。 私もウォーターウォークは準備していくわ。

  5. エヴァン・ピオネロ

    確定ですね…! ぼくは…船に近づかせない事を第一に…水上で戦います。 船の真下に入り込まれたら…水中戦果も…視野に入れますね。 マーマンを集めて…範囲魔法で叩く(叩いて貰う)とか …連携できそうな事が…思いついたら組み込むようにもします。 ヨロシクお願いします。

  6. アルマ・ヴァレンタイン

    ヒーラーのアルマだよ、どーぞよろしくー。 支援がけの後は船の上から相手の配置に合わせて直線型か範囲型の魔法で攻撃する予定だよ。

  7. テス・アウレア

    こんにちはキャスターのテス・クラルスだよ。 ギリギリの参加だけれど、頑張るね。 基本は船上からの攻撃になると思うけど、敵位置を特定して狙いやすくできないかなぁって思ってるよ。 よろしくね。

  8. No.8

    やあ!こっちに船を出してくれる依頼があるって聞いたんだけど… わ、可憐で素敵なお嬢さんたちがいっぱいだね、これは頑張らないとな。俺はベルターク、よろしく。 えー…と…みんなみたいに便利な技術はあまり持ってないから、衝撃刃でちくちく撃ち漏らしを削っていこうかな。

  9. ニーラ・メッコ

    キャスターのニーラ・メッコです。 滑り込み参加です。 よろしくね!

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0