【幻征】幻郷の果て
崎田航輝
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シナリオID:504
オープニング
その入り口で商人ヨーゼフが冒険者達を出迎えると――道行く人々が足を止め、ざわめき始めていた。
こちらへ向ける視線は熱気と期待を帯びていて、まるで人気の役者か、或いは文字通りの“英雄”を見る目でもあったろうか。
程なく商会の人間も冒険者の前に現れ、静かに話せる場所へと案内を始める。するとまた野次馬とでも言おうか、興味深げな人々がぞろぞろとついてくるのだった。
「最近、町では“幻郷”の冒険譚が流行っているんです」
ヨーゼフはそう言って、少しだけ困ったように笑っているのだった。
●成果
「それもこれも、冒険者の皆さんの成果のおかげでしょう」
商館の一室。
冒険者達を座らせたヨーゼフはそんなふうにまずは礼を述べた。
ヨーゼフの父が残した冒険記に記された幻郷――それを辿る冒険。
始めは少ない支援によって始まった計画も、今では町の多く人間が知るところとなり、そして熱狂をもって見守られるようになったという。
「未開だった地の踏破が進み……未知の発見も多かったからでしょう。私の予想以上に、商会の人間も喜んでいるようで」
宙に浮かぶ花に、強い効能を持つ薬草。
長大に育つ蔓や、特殊な生態を持つ水中花。
地層や鉱石、そして食用になる色とりどりの植物。
育てられるものは育て、研究を進め……その一部は展示もされて人を集める要因にもなっていると言った。
だけでなく、冒険そのものが語り草にもなっている。
「リアルタイムの冒険物語……そんな認識で、人々に受け取られているのかも知れませんね」
その冒険の続きが始まろうというのだから、町の人々のあの反応も仕方がないのだろう。
「皆さんにとっては居心地がいいばかりではないでしょうが――」
言いながらヨーゼフは冷静だ。あくまで危険な環境に冒険者を送り出している事に変わりはなく、それを喜ぶばかりの気持ちでは居られないのだろう。
けれど、それ故にヨーゼフは誰より冒険者達の冒険に敬意を持っていた。
森を越え、洞窟を抜け。
湖を昇り、樹林へ到達した事。
決して短くない旅程を、死線を越えた事。それが容易に出来る事ではないと判っている。だからこそ、誰よりもまた熱意も持っていた。
「冒険の話をしましょう。次はおそらく、最も大変な遠征となる筈ですから」
ヨーゼフは冒険記の原本を取り出す。
「父が記した行程は、『色彩樹林』まででおおよそ三分の二です。ですが残す冒険は短い、とも限りません」
記述による情報は少ない。
その分、これまで以上に長い距離を進む可能性もある。
「読み取れるだけでも、時間にして樹林から一週間は旅を続けていたようです」
厳しい環境の場所もある。充分な準備をもって挑んで頂ければ、と言った。
「勿論こちらも支援を致します」
ただ、とヨーゼフは続ける。
「危険であれば、無理をしないで下さい。旅の果てには『強大な幻獣が居た』と書かれています」
それは冒険を始める前こそ眉唾と言われていたものの一つだが……今ではそれを疑う理由もないだろう。
「父はその幻獣と戦ったと言います。そして勝てなかったと。その次の冒険で、父は樹海で倒れた……私は、父は幻獣と再戦を望んだのではないかと思っています」
唯一失敗した冒険を取り戻そうと、幻獣へ立ち向かい。
けれど勝てずに深手を負って……帰り道で倒れた。
「勿論、証拠はありません。……ただ、それが強敵であることは間違いないでしょうから。最大限の警戒をもって臨んで頂ければと思います」
そう言って、よろしくお願いしますとヨーゼフは頭を下げた。
●幻征へ
まるで英雄の見送りのようだ。
いつかと違い、冒険者達の出立には多くの人々が詰めかけていた。
調査隊として同行する若年剣士レザン・コットは前よりも緊張気味の様相を見せている。
「沢山の人が、僕たちの冒険を見ているんですね……」
それでも前を向けば、それはしっかりとした戦士の顔だ。
「冒険者の皆さんのおかげで……僕も成長できた気がします。今回で冒険は終わるかも知れない……だからこそ、力いっぱい協力させてもらいます」
最後まで到達しましょうね、と。
その言葉に調査隊の面々も力強く頷き、心を共にしていた。
先に待つものが危険に満ちているとは判っている。
これまでにない死地かも知れない。
無二の苦難であるかも知れない。
けれど、それでも進まないではいられない。見ればレザン達はどこか、不安だけでなく楽しみな心を持っているような表情だ。
或いはそれを、冒険心と呼ぶのだろうか。
その果てに如何な景色を見る事になるかは判らないけれど。人々の期待も、仲間の希望も背負って――冒険者達は旅へと歩き出す。
解説
マスターより
リプレイ
「それじゃあ、行こうか!」
幾重もの色彩を重ねたような、美しい木々が立ち並ぶ。
せせらぎの音が心地良く響く『色彩樹林』。そのキャンプで一泊を済ませ――ララベル・サン・ディーベルは出立の準備を終えていた。
樹海に入ってから既に数日。道筋が立っているとはいえ、再びここまでやってくるだけでもちょっとした冒険と言えた。
けれどカメリア・ローレンスは、更に前方を見据えて。
「これから――冒険記の最後の場所へ、向かうのね」
「ええ。此度の遠征が冒険の締め括りになるかも知れない」
そこに携われる事を、光栄に思います、と。ハリス・アル・ターミルも改めて調査隊、そして仲間達を見つめている。
「私も同じ気持ちよ。成功するよう、力を尽くすわ」
と、そう声を継いだリノアも前へ歩み出して――
「進みましょう」
「うん!」
ララベルも応えて踏み出す。
これまでの冒険も大変だった。けれど知らないもの、見た事のない景色を目に出来た。
それが楽しかったからこそ、今度も絶対、と。
「新しい発見、景色……全部この目に焼き付けるよ!」
そして冒険者達は未開の地へ進み行く。
色彩樹林を奥へと歩んで暫く。
段々と、進むごとに周囲の木々が巨大になってゆくような変化が訪れた。
その内に葉や花が足元を覆い始め――いつしか地面ではなくその上を歩んでいる。
――翠緑高地。
その眺めにわぁ、とエルナ・クルプファルツは興味深げ。
「聞いた通りの景色ですね!」
「あらゆる植物が巨大……空気が濃くなったせいでしょうか」
ハリスも歩みつつ観察する。
「或いは色彩樹林を賄うような栄養が、少ない品種に集約された結果か……」
とにかく花一つとっても人の背丈を超える大きさだった。
隊列の後方、セリオス・オーガストはつぶさに視線を走らせている。
「その分、視界が良好とは言えないな」
「出来る限り注意しながら進みましょう」
と、カメリアは言って探知用のエーテルを広げていた。
すると、遠方までは分からないが――そこが真っ直ぐに立った巨大な樹木が並ぶ森林だと推測出来る。
「探知した範囲では、地面も空も見えないけれどね」
「高いところも見えにくいし……ディディに注意してもらわないとかな」
と、傍らの大鼬に視線を向けるのはアスティン・ヴェルラインだ。
小さく鳴いたディディは――意思を汲み取ってぴょんと跳躍。一段高い葉に乗ると、更にぴょんぴょんと高所へ上がっていった。
エルナもまた、ペットのリスを手のひらから下ろす。
「リスさんは、下の方をお願いします!」
囀るように応えたリスは、葉と蔓を伝って下へ。これで上下の警戒も万全だ。
そのまま隊列を組んで皆で行軍。上下ばかりでなく、前方はララベルが注意を欠かさず――後方もセリオスが常に敵影を捜索。
見た目だけではなく、聴覚も限界まで研ぎ澄ませて。葉が揺れる音、仲間の足跡、風音を選り分けて――その中に響く微かな異音を感じ取っていた。
ノックス・マグナは、セリオスの様子にそっと目を向ける。
「何か、ありましたか」
「ああ。魔獣だ」
応えたセリオスは、直後にエーテルでも察知していた。
すぐに皆にも知らせ、進行を停止。葉の裏に皆を隠れさせる。
すると飛んでくるのは鳥型の魔獣。見つかっていれば、安定しているとは言えない足場では面倒な相手だった事だろう。
「……行きましたね」
気配が消えると、ノックスは顔を出して確認。皆も頷いて、前進を再開した。
そうしてある程度視界が確保出来る位置に着くと――植物調査。
リノアは改めて、物珍しげだ。
「どれも見たことがない植物だわ」
「未知の宝庫ですね。純粋に巨大に育っているだけのものも多いようですが……」
ハリスも視線を巡らせて興味津々。
後の戦闘も加味し、過度に荷物は増やさず、さりとて有用な物は持ち帰りたい所だが――そこで気になったのが道中に何度も見かけた花だ。
非常に鮮やかだが、どの個体も大きさがまるで異なっている。
「同種ではあるようですが――」
「それならリスさんも見つけてくれました!」
と、エルナがその視界を通して観察していた。
すると、下方に咲くのは小さいものが多いようだ。一方、ディディが見つけた高所のそれは、大きい個体が多い。
ハリスは共感能力も使って、成程と頷く。
「おそらくは、高度によって成長する大きさが変わるのでしょうね」
品種改良等が叶えば有用になりそうだと、採取。
アスティンは重みで大きく垂れ下がる、肉厚な葉を見つけていた。
「油分もあるね」
先端をぱきりと割ってみると、瑞々しい。霜降りの肉のようでもあって……食べられそうだと分かると軽く味見。
「うん。焼いても良さそう」
更に山菜を幾らか採取していく。
他にも、塗料などに使えそうな濃緑の花蜜を出す花を見つけていくと――その横でララベルは下方を気にしていた。
「きっと、下の方にしかないものもあるよね」
言いつつ、わくわくとした面持ちで数段下りていきながら……同時に透視を使って足元を見ていく。
こうしなければ探れないものもあるだろうと思っての事。
すると見えたのは――
「あれ、葉の裏に花が生えてる」
それは陰に隠れるように、ひっそりと咲く花。
それも十分大きなものだけれど――見過ごしてしまいそうなほど、上手く表から見えない位置にあった。
スケッチしてみせると学者達も興味深げだ。
「光だけでなく、風や水にも弱いのかも知れません。自分も大きいけれど、生きるのに巨大植物が必要な……稀有な花ですね」
勿論、未発見。花自体は多く生えており、頑丈そうでもあるので……葉ごとくるんで採取する事にした。
リノアは視線を真下にやる。
「後は……地面、かしら」
「そうだね。ディディ、頼むよ」
アスティンが伝えれば、ディディはひらりひらりと下方へ向かう。
エルナの意思に従って、リスも更に下へ。
すると辿り着くのは――湿地帯。巨木の根が絡み合う仄暗い環境で、色彩樹林からの川が幾本も走っていた。
そのままリスとディディが探索すると、見つけたのは木の根に絡む花。
萼の部分が巨大な袋になっていて、水を溜め込んでいる。
「綺麗な水かも知れませんね」
説明を聞いたハリスが言うと、アスティンとエルナは指示を送り――たっぷりと水を含んだその花を、幾つか採取したのだった。
「あの上なら、休めそうね」
その後再び進軍した先で、カメリアが仰ぐのは巨大な岩の柱だった。
木よりは低く、上は平らのようで、ある程度視界も開けている環境だ。セリオスは今一度後方を聴覚とエーテルで浚い、皆へ頷きを返す。
「敵はいない。登るなら今のうちだろう」
「私が先に行くわね」
カメリアは頑丈な葉を足場にして跳ぶと、岩の側面へ。足元にエーテルを濃縮させて壁歩きをし――柱の上まで登った。
そこから結んだロープを垂らして皆の移動も助け……全員で天頂へ。
リノアは真上を見ていた。
「空が見えるのね。久しぶりの感覚だわ」
「もう暗くなってきていますし、今日はここで泊まりましょう」
ノックスが言えば皆も頷いて息をつく。
楽な道のりではなかった。だからこそ、アスティンは早速調理道具を取り出して。
「しっかりお腹は満たしておかないとね」
「ここから先も長い道中になるものね。栄養はきちんと摂りましょう」
リノアも生活魔法を駆使。石の上に置いた鍋に水を張ってゆく。
その隣で、アスティンは採取した食料を並べていた。
「さて……。保存食は温存しつつ、おいしく英気を養う、が理想かな」
故に現地調達したものだけで行きたい所だと……まずは肉のような葉に下味を付けて焼いてみた。
するとじゅうじゅうと音を立て、良い感じに火が通ったので――
「煮ても良さそうだね。これ、鍋に入れてもらえるかな?」
「了解です」
と、ハリスは葉の塊を受け取ってざくざくとカット。
これなら幾らでも手に入るからと――どぽんどぽんと鍋に放り込んでいた。
「ははは、大仕事の前です。豪勢に参りましょう!」
軽く調味料だけ振って、後は山菜も入れてその出汁に任せる。見た目は気にしない、独身特有の量・味を重視した男料理。
実際、煮えたものは良い香りで――温かな湯気にララベルは表情を華やがせる。
「美味しそう……!」
「早速、食べましょうか」
ハリスが言えば皆も頷いて実食。
ソテーにした肉厚の葉は、噛むと甘い油分が染み出して。
「とっても美味しいです!」
エルナははぐはぐと食べながら笑顔だ。
煮物もほろりとやわい歯応えで美味。ソテーと合わせて調査隊の面々にも人気だった。
自分も食事を終えたアスティンは、さて、と残った食材を見つめる。
「きつい環境下でも物資に余裕があれば、心は耐えれるものだろうし。やれるだけやるか」
と、石を積んで作るのは簡易の燻製器。
そこに木片を入れて、火を点けて――煙を焚いて材料を燻していく。先の事を考え、可能な限り保存食も作ろうという思惑だ。
風通しの良い場所を選んで、乾物も作る事にして……今日の仕事は終了。交代制で番をしつつの就寝の時間となった。
夜空を見上げながら、ララベルはうーんと伸びをする。
「何とか、ここは越せそうだね」
「ああ」
セリオスも警戒を続けながら応えていた。
見えているのは常識を越えた景色。その先には更に見た事のない何かがあるのだろうと、そう思いながら。
●庭園
朝が訪れると、一行は探検を継続。翠緑高地を真っ直ぐに進んだ。
そうして更に日をまたいでから、暫く。徐々に景色の変化は訪れ始める。
「植物が……小さくなっているようですね」
ノックスが見回すと、確かに周囲の葉も花も見慣れたものに入れ替わっていた。その内に、足元に地面を感じる様になる。
こちらが地面に下りたのではなく、地面の高さが戻ったのだ。
即ち、翠緑高地は巨大な窪地だったのだろう。
そこを越えた先には――
「ここが綿の庭園ですか!」
エルナが瞳を輝かせて眺める――穏やかな景色があった。
膝程度の長さの、綿の生る植物に覆われた平地。
淡い白色の綿が絨毯のように広がっていて、まるで雲の上を歩いているような錯覚にとらわれる景色。
風は優しく、空は高く。天候も快い、長閑な環境だった。
セリオスはぐるりと視線を巡らせる。
「見通しが良いな。幾分、警戒もしやすそうだ」
「ええ」
ハリスも応えつつ、植物に触れている。
すると綿がほどけるように空に流れていった。
「綿は非常に繊細なようですね。実用には難しそうですが……これも、強い品種に育てる事が出来れば或いは……」
言って幾つか、根元から採取する。
それ以外の植物は見当たらないが……ララベルは周りを見渡していた。
「ここ、確か珍しい生き物がいるんだよね。ふわふわだとか……」
「ふわふわ!」
エルナは言葉に反応してきょろきょろ見回す。実のところ、ずっと気になっていたのだった。
「動物でしょうか? とにかく調査の為にももふもふしないとですね! でも、どこに――」
「あれじゃないかしら」
と、カメリアが指差す先。
そこにふよふよと飛ぶ何かがいた。
鳥の仲間だろうか。まん丸なひよこが大きくなったようなシルエットで――小さな翼でぱたぱたとはためいている。
体全体が柔らかな綿毛で覆われているようで、遠目にも愛らしい。
「確かに、あれは間違いなくふわふわです!」
「綿毛は迷彩の役割でもあるのかも知れないわね。けれど」
と、カメリアは迅速に背後に回り込む。そうして狩猟の技能を十分に活かして――すぐに体を掴んで捕獲した。
キューキューと鳴くそれは、やはり鳥らしい。ただ雛ではなく成鳥のようだ。
足も嘴も小さく、瞳もつぶら。胸に抱えられる大きさでもあったから、エルナは抱きしめるようにもふもふする。
「ふわふわです! とっても可愛いですよ!」
「植物の綿と同じような毛並みですね」
ハリスも観察する。
「この植物を、餌として取り込んでいるせいかも知れませんね」
実際、この後に狐のような小さい四足獣も見つけたけれど、それもまたふわふわだった。環境に依存しているなら、ここの動物が皆似た性質なのも尤もだろう。
カメリアは、手持ちが厳しければここの動物を食料にする事も考えていたが――
「食料は、足りてそうね」
「十分保存食は作れたし、余裕はあるよ。ここの綿植物も食べられそうだしね」
アスティンは束にした植物を手に応えていた。
生態調査の目的もある。丁度動物達も、もふもふと可愛がってくれたエルナに懐いているので……鳥と四足獣はそのまま連れて帰る事にした。
無論、ここにいるのは無害な動物ばかりではないが――
「敵だ」
遠方の魔獣の気配にセリオスが気がつけば――比較的背の高い植物の間に皆で伏せて、その場をやり過ごす事が出来ていた。
「……行ったようだ」
「良かったね。消耗は、少ないほうが良いし」
よいしょ、と立ち上がったララベルが軽く綿を払うと――改めて安全を確認し、皆で歩み出してゆく。
その先は危険もなく、麗らかな陽の下で長い距離を進む事が出来た。
そうして空が暗くなった頃、小高くなっている地形の陰で野営。リノアが再び鍋に水を注いでいくと、アスティンは切った植物を茹でていく。
綿の部分は人間では食べられなさそうだが、茎や葉はそのまま使える。動物の栄養源になっているだけあって、食べごたえもありそうだ。
「これも乾燥させられるかな……」
そしてこの先では、もう食料も手に入らない可能性もある。だから準備は万端にしようと、アスティンは保存食を作れるだけ作った。
それから皆で和気藹々と食事を取る中で……リノアは調査隊も含めた皆へこれまでの冒険の話を聞いている。
「最初は本当に大変で、怖かったです。でも冒険者の皆さんのおかげで、勇気をもらえたと思っています」
レザンは素直に語っていた。
リノアはそれにそっと頷きを返す。
未知の発見、驚き、そして成長。
「この冒険は……色々なものを与えてくれるみたいね」
無事に終わったら、ヨーゼフの父の物語も含めて、幻郷の冒険譚を基にした唄を作りたい。
だから彼らの言葉の数々や、今見える景色もまた記憶に留めるように、優しい表情で話を聞いていた。
「成功させないと、ね」
「ええ。最後まで辿り着いて。そしてそこで見たものを伝えられるよう、全員で帰って来たいものだわ」
カメリアがそう応えれば、リノアもまた頷いて……時折静かに歌を口ずさむ。
長い冒険の間の暫しの休息。穏やかな夜空に美しいメロディが響いていた。
●赤光
「そろそろ、か」
前方に見える異様な色合いに、セリオスは呟く。
二日を経て、終始無事に進んだ庭の庭園の行軍。その終わりが訪れるように――景色から花が消え、草がなくなっていた。
足元はいつしか乾いた砂地。
そして空から注ぐのは――夕日を間近にしたような、照りつける光だ。
「判ってはいたけれど……すごいね」
ララベルは既に毛布を被って光を遮っている。
エルナもまた皆に大きな布を配っており……自分もそれにくるまっていた。
とはいえ、直射が遮られるだけで気温は高い。じりじりと、立っているだけで体力が奪われる感覚を覚えた。
「うう、暑いのは苦手です……」
「こういう場所は、あまり長居せずに抜けたいわね」
カメリアが言えば、アスティンもそうだね、と返して――終わりの見えない荒野を見渡す。
何の策もなしに飛び込めば、すぐに倒れてしまうだろう。本当の意味で、死と隣り合わせの環境だ。
けれどこれまで、過酷な場所なら幾らでも越えてきた。
サバイバルを生き抜く知恵も、経験もある。
「……未知の環境でも、少しは適応できるはず」
そうして見渡して、まずは丘陵の影となっている位置へ前進。そこから先もなるべく温度の低い場所を辿って歩んだ。
平らな土地が長く続く場所では、陽炎を観察。
立ち昇り具合が周りと違う場所を見つけると、そこが他と違う環境だろうと当たりを付けて……そちらへ進む事にする。
ただ、その道中はまるで焼かれるような心地だ。
セリオスは警戒を続けながらも息をつく。
「早めに、オアシスに着きたいところだな」
「最初の場所は、それほど遠くじゃないはずよ」
カメリアは冒険記の写しにも目を落としていた。
その内容が信頼に足るものだとはもう判っている。ならばそれを頼りに進むのみだ。
それでもうだるような暑さの中では、一歩も重いが……こちらにも備えは十分にある。ハリスは皆の様子を見つつ――荷物を一度下ろして水を配っていた。
「足りない方は、言ってくださいね」
この時に為に備蓄をしてきたのだから、と。
エルナもピュアウォーターで水を作り出し――そこへ乾燥ライムと塩を少々。特製ドリンクを作って調査隊にも渡す。
「はい、どうぞ! これで頑張っていきましょう!」
礼を言って受け取った彼らは、喉を潤して癒やされたような吐息。熱波の中に一時の涼を得て、表情をほころばせていた。
それからまた前進。
足元は時に不安定な砂山で、時に硬い岩盤で、歩くのに優しくはなかったけれど。それでも暫く進めば――小さな水面のあるオアシスが見えた。
ララベルはぱぁっと顔を明るくする。
「やっと着いたね……! 水場だよ!」
「水も綺麗なようですね」
ノックスもそっと覗き込んで確かめる。
触れると仄かに冷たくて心地良い。皆はそこで改めて水を飲み、汗を拭い……ようやく人心地がついた。
「少し休んでいこうよ」
ララベルの言葉には皆も賛成。
距離としてはまだまだ進んではいないが、疲労の度合いは今までの比ではない。水辺に座って暫しゆっくりしていく事にした。
アスティンはそこで保存食を取り出す。
「水がある所で、食事も済ませよう」
頷く皆は受け取って、歩荷が用意した干し肉と合わせて栄養も摂った。
一息つくと、リノアは赤と黄土色の景色を眺める。
「ここには、植物は生えていないのかしら」
「砂漠や荒野でも強く生きる物は、沢山ありますが――ここでは見ませんね」
ハリスも広く見渡している。
まるで踏み込む事を、そして命そのものを拒むかのような場所。
それでも、休憩を終えた一行は立ち上がって前へ征く。
引き続き周りは高温。ただ、辛そうな者がいればカメリアは抜け目なく水袋を渡していた。
「使って」
飲むだけでなく、水は気化熱も利用できる。どうしても熱が籠もる体を、直接的に冷やす事も一つの手だ。
同時に水分もしっかり補給してもらい、調子が良くなったと見ればまた前進。速度を落とさず距離を稼いでいく。
その内にララベルが前方を指す。
「あれ、見て!」
それは大地が隆起し、大きな岩も並ぶ一帯。光の差し込まない場所が多く出来ていた。
勿論、皆はすぐにそこへ。その先からは断続的に岩場が連なっているようで、楽になりそうでもあった。
それでも焦らず、ララベルの探知用エーテルが魔獣の存在を捉えれば――しかとその全てが過ぎ去るのを待ってから前進。
そこまで来れば、比較的涼やかな洞窟も見つかり……野営をして皆の体調を整える事も出来た。
こうして丘陵の旅も誰も倒れず進み――二日後。
前を行くアスティンが気づいて仰ぐ。
「光、薄くなっているみたいだね」
赤い夕日が青空に溶けてゆくかのように、空気の色合いが淡くなっていた。
近くの岩場を最後に、その先に荒野はない。セリオスはようやくマントを外して見回していた。
「ここで丘陵は終わりか」
「安全そうですし、ここで態勢を万全にして行きませんか!」
エルナの言葉に、皆も同意して……岩場の陰で休憩。食事もしっかりとって体力を回復させる。
「大変だったけど、越えられたね」
アスティンが言えば、皆も少しの感慨に頷いて――前へ。
目指すその先こそが……冒険の目的地だ。
●幻郷の果て
砂地がなくなり、足元で美しい草がそよいでいた。
丘陵を背に、一行が踏み入ったそこは――まるで別世界。
爽やかな風が頬を撫ぜ、遥かに高い青空が広がっていて。さらさらと耳に快いほどの音が響いている。
「凄い――」
ララベルは光景に目を奪われる。
宙には無数の光の粒子が浮いていて、空気が煌めいているようで。文字通りの幻に踏み入ってしまったかのような眺めだった。
それでもララベルは警戒する。そこに何かがいるという気配があったから。
「……向こうだね」
アスティンも気付く。
雄大な木の生える高い丘。
その上方の空に――光り輝く巨大な何かがいた。
体は馬か、鹿に似ている。けれど鋭い角はどの生き物にも似ておらず、大きな翼で宙を飛行していた。
――幻獣。
ヨーゼフの父がそう呼んだもの。
見つめながらも……ハリスはその周囲の植生の濃さに、ふと思い至る。
この鮮やかな景色が、幻獣が自然を侵食した結果だとするならば。
「夕日丘陵も元々枯れていた訳ではなく……この場の変化に環境を乱された結果なのかも知れませんね」
ならばあれは、多くの命を枯らしたもの。
遠目からでも判る威容に、リノアは少しだけ目を伏せる。
「対決するのね。わかってはいたつもりだけれど――」
冒険物語としては盛り上がる所なのだろう。けれど実際に相対してみれば、感じるのは脅威だった。
それでも。
「倒さなければね。ああやって空を動き回られるのは厄介だけれど――」
「うん。でも飛んでる生き物なら……撃ち落とせれば」
アスティンが小さく言えば――セリオスもまた弓を手にとっている。
高空を舞っていようとも。
「貫くだけだ」
瞬間、引き絞った矢へと力を込めて撃ち放つと――それは風のエーテルを纏って空中で加速。どこまでも昇るように飛翔して巨体の翼を穿った。
微かな声を零した幻獣は、こちらに敵意の視線を向ける。だがララベルも退かず見つめ返して剣を構えていた。
「お前を倒し、僕達はヨーゼフのお父さんの見れなかった景色を見るんだ!」
だから絶対に負けない、と。
突き出す刃先から鋭い衝撃波を飛ばし、翼の傷を抉り込んでみせる。
幻獣との距離を詰めるように移動しながら、カメリアも剣に烈風を渦巻かせていた。そのまま掬い上げるように刃を奔らせて――放った斬閃で同じ箇所へ裂傷を刻み込む。
「このまま畳み掛けましょう」
「はいっ!」
応えるエルナもまた弓を引いて射撃。螺旋状の風で回転を加えた鏃で、翼を貫き幻獣の体勢を崩させた。
その機を逃さずハリスも槍を振るい、衝撃の塊を撃ち出して翼の一部を斬り飛ばす。
すると高度を保てず幻獣は滑空。それでも只ではやられまいとするように――眼下のハリスへ音波を繰り出した。
ハリスにとっては、己が壁として攻撃を受けられるならば狙い通り。ただ、その威力は尋常ではなく――周囲の草に大波が立ち、地が揺れたかと思うほど。
滑るように後退しながら、ハリスは僅かに意識が明滅するのを自覚した。
「く……!」
「大丈夫? すぐに、癒やすわ」
と、直後にはリノアが治癒の光を生み出してハリスの体へ溶け込ませ――調査隊のヒーラーも浄化の魔力を与えて不調を癒やしている。
ハリスは礼を言いながらも、すぐに構え直していた。
「しかし、強い……! 皆様、お気をつけて!」
「了解。その為にも完全に落としておかないと」
応えながら、アスティンは既に矢を発射している。高速で一直線を奔るそれは言葉通り、幻獣の片翼を完全に四散させた。
地面に落ちた幻獣は、もう空へ上がれない。
ララベルはその好機に疾駆し零距離へ。細剣を踊らせて疾風の如き三連撃を叩き込んでゆく。
と、そこで敵の体内に硬い感触がある事に気付く。
破れた表皮からも見えるそれは、確かな人工物。
柄があり、刃がある――ひと振りの剣。
「これ、ひょっとして……」
考えるまでもない。この地はたった一人の冒険家を除いて前人未到なのだ。
「絶対持って帰ってあげなくちゃ」
幻獣は暴れるように身じろぐ。
だがそれ以上の行動を許す前に、セリオスが矢へ目も眩むほどの輝きを注ぎ込んでいた。瞬間、射出されたそれは苛烈な勢いで幻獣の胴体を貫通する。
「少しずつ弱り始めてきたようだぞ」
「どんどん行きます!」
エルナも矢撃を重ねて体力を奪ってゆくと――カメリアもまた飛び退くララベルと入れ替わりに敵の至近へ迫って剣撃を加えた。
そこで留まれば自然、幻獣の蹴撃が襲ってくる。が、広範に及ぶ攻撃をされないだけカメリアの思惑通り。
ダメージは大きいが、すぐにヒーラーに癒しを受ければ――
「こちらは問題ないわ」
「じゃあ、一気に行こうか」
アスティンが言えば、リノアもそっと頷いて魔力を練り上げていた。
「呪よ回れ、回れ。巡回流転し我が前に陣を描け」
光は円環となり、呪法を強めてゆく。リノアは続けて、そこを通すように氷の矢を顕現していた。
「我が声を聞け、雪娘。お前の吐息を彼の者に」
刹那、深い冷気を伴って放たれたそれは幻獣に突き立って動きを鈍らせる。
アスティンがそこへ鋭利な一矢を撃ち込んで、瀕死に追い込めば――ハリスも槍を手に迫っていた。
環境を侵食する事。
それはハリスの生業とも言える農業にも、同じ事が言えるだろうけれど。
「ここは美しいばかり。実りはない!」
何より、多くの命を朽ちさせた。それをここで終わりとする為にも――振るう一閃で違わず幻獣を討ち取った。
巨大な亡骸が横たわる。
その中から、ララベルは先刻見えていた剣を引き抜いていた。
「……やっぱり」
見れば、剣に刻まれているのはヨーゼフの父の銘。彼がここに辿り着き、圧倒的な強敵を相手に確かに一矢報いたその証拠だ。
エルナはその剣に、そして勇敢な探検家であるヨーゼフの父へ敬意を込め、少しだけ目を閉じていた。
それから改めて皆を見回して。
「これで、目的達成ですね!」
「ああ。一応、先に何かがないか見ておくとしよう」
セリオスの言葉に皆も頷き、暫し歩く。
するとララベルは、丘の麓に大きな穴を見つけた。
「幻獣の巣穴、かな」
平素からここで過ごしていたのかどうかは不明。だが幻獣が丁度通れる大きさなのは確かだった。
一応警戒もしながら中に入ると――カメリアはふと気付く。
「何か、光に反射しているわね」
「……鉱石かな」
アスティンも覗き込むそこは、巣穴の最奥。広くはない空間だが、壁の一面が金色に輝いていた。
それを見た学者達は、含有量の高い金鉱石だと結論づける。
ハリスはふむ、と頷く。
「金、ですか」
「これも、幻獣による環境の変化のせいですか?」
レザンの言葉に、ハリスは懐疑的だ。
「それなら、もっと辺りが鉱石だらけになっていても良いはずです。あの幻獣が齎したのは、草原だけだったのではないかと」
「なら、この鉱石は元々あったということね」
リノアが言えば、ララベルも頷く。
「ここだけが、偶然鉱石が出来るっていう不思議な環境だったのかも知れないね」
「そんな場所に巣穴があるのは、偶然でしょうか」
レザンは金色の壁を見つめて言うと、ハリスは呟いた。
「……或いは、幻獣は美しいものを好んでいたのかも知れませんね」
「だからここを根城にしたのかな。そして景色も美しく変えようとした――」
真相は分からないけど、とララベルは付け加えていた。
それから皆は外に出て、丘の先も調べる事にする。
すると草原の外縁に見えてくるのは深い森。
全体像は分からないが、おそらくはこのまま長い距離が続き――大樹海の森林地帯と繋がっていると思われた。
つまり秘境が連なる不思議な旅路――“幻郷”はここで終わり。
ヨーゼフの父はその終わりを確認する事は出来なかったろうけれど。
「終わりの場所までは、ちゃんと辿り着いていたのね」
カメリアは瞳に映る景色を記憶に残そうとするように、見つめていた。
それから冒険者達と調査隊は、同盟の都市クウェルツへと戻ってゆく。
街では人々が盛大に出迎えた。
皆が一行の元に集まり、熱狂する。けれどその中で――冒険者達はまずはヨーゼフと合流。商館の静かな部屋で見たものや、あったものの話をした。
そしてララベルは父の剣を取り出す。
「これを」
「……、確かに父の剣です……!」
ヨーゼフも過日に見た事があったのだろうか。すぐに気づき、おそるおそるに触れて……そして大事そうに握り締める。
ハリスは真っ直ぐに言った。
「お父上は、紛れもなく英雄でした。誇って下さい」
「そうです、ヨーゼフさんのお父さんはとても勇敢に冒険して、戦ったんです!」
エルナも改めて、敬意を込めて語る。
話を聞いてヨーゼフは嬉しそうに頷いて。そして少しだけ涙を流していた。
「父の冒険を証明してくれてありがとうございました。知る事の出来なかった事を教えて頂き、ありがとうございました」
父もきっと喜んでくれるはず、と。
リノアは優しく頷いて、声音を和らげる。
「お父さんの物語も含めて、幻郷の冒険譚を基にした唄を作ってもいいかしら」
きっと素敵なものにするわ、と。
「勿論です。光栄ですし――何よりこの冒険は、皆さんのものですから」
ヨーゼフは応えた。
「皆さんこそ、英雄なのだと思います。この冒険は、クウェルツに語り継がれていくものになると思います。学術的価値があるからだけじゃなくて……心に残るものに、皆さんがしてくれましたから」
いつかは宴も開きたい。
ただ、これから忙しくもなりそうだからまた今度、ともヨーゼフは言う。
「皆さんも暫くは大変かもしれませんから」
窓から見れば、商館の前には人々が詰めかけている。
冒険者達が扉を開くと――改めて冒険の話を心待ちにする期待感と、輝く瞳。わくわくとした、沢山の笑顔がそこにあるのだった。
マスターコメント
ショートEX普通 報酬:多い8 / 4〜8人
2021年01月31日 12時56分16秒 公開
相談掲示板
吟遊詩人のリノアよ。 よろしくね。、
シーフのカメリアよ。よろしくお願いするわ。 ウォーリアの人が多いという訳ではないから有事には私も積極的に前に出る必要があるかもしれないけれども、そこらへんは全体がどういう編成で組むかによるのかしら。 幻獣に対しての方針も決めなけきゃ、ね。
ん、シューターのセリオスだ、よろしく頼む 幻獣は能力みる限りデバフが多いようだから抵抗高目で行ったほうがよさそうだな
ウォーリア、ハリスと申します。どうぞ宜しく。 ……おや、今回ウォーリアは私だけですか。珍しい…( 最初の依頼と比すれば随分と調査隊も軌道に乗ったようで。 途中は参加できませんでしたが、締め括りとなる依頼に関われて光栄です。 >地形 ・『翠緑高地』 地面は遥か下方とありますから、落下すれば非常に危険かと。 ロープ等を用い、互いに滑落を防ぎあえるような工夫が必要でしょうか。 ・『綿の庭園』 こちらは特に危険はないように書かれていますね。 ふわふわした生き物などはもし連れ帰ることができれば証拠になるでしょうか。 綿も服飾等に利用できるかもしれません。調査する価値はあるかと。 ・『夕日丘陵』 温度差の激しい、非常に劣悪な環境のようです。 冒険記では点在するオアシス、洞窟等を辿る形で突破したとありますね。 それ以外でも、十分な水の備蓄や暖房の確保などが重要かと。 ここでは採取などは控え、出来る限り早期に突破したい所です。 >対幻獣 魔法、物理攻撃をバランスよく備え広範囲を攻撃する強敵ですね。 私は物理に強く抵抗もそれなりにありますが、魔法がやや厳しい所です。 さらに飛行しているとなると、こちらからの手出しも難しいですね…。 シューターの方が多いようですから、射程で勝る点を活かすべきでしょうか。
エルヴンシューターのエルナです!皆様よろしくお願いします! 樹海の冒険もいよいよ大詰め!果てに見る景色はどのようなものなのでしょうか! >道中、および野営時の警戒分担 今回は一週間もの長丁場!野営や道中の警戒対応も必要と思われます! 前回は前々回の方法を参考にさせていただいたのがいい感じだったので、今回も隊列を組んでの道中移動と交代制の野営はそのまま利用して大丈夫かなと!具体的な隊列の配置をどうするかは要相談でしょうか! 因みに前回はこんな感じでプレイングに記載していました!参考までに! ↓以下内容(166文字) 【共通】 ※本タグは以下の2つの内容を示す ・道中は隊列を組んで前後それぞれに索敵役と前衛を置き、中間に調査隊や打たれ弱いメンバーを配する。前後左右上下の全方位の視点を分担し警戒。索敵役の捜波を基に戦闘は可能な限り避けて進む ・野営時は冒険者8人から2人、戦闘員5名の内から1人の組み合わせで3~4時間交代で夜間の周囲警戒等の寝ずの番をする >地形 ・『翠緑高地』 ロープで身体を結ぶのはいいかもしれませんね!リスさんなら植物伝いに下方の調査も可能かもですね! ・『綿の庭園』 ふわふわな生物に興味があります! ふわふわな生物にとても興味があります! ・『夕日丘陵』 (こそこそ)ハリスさん、低いのはおんどではなくしつどですよ……!私も最初読み違えましたが……! 乾燥と高温!真昼の砂漠のような環境でしょうか!肌はなるべく出さない服装の方がよさそうかもですね!生活魔法やピュアウォーターのスキルとかが有効かもしれません!
>隊列 道中はエルナ殿の案で問題ないかと思われます。 前調査時の実績もありますから、今回の地形に合わせ微調整することで賄えるかと。 生命線となる歩荷のお二人は中央に配置し、しっかりと護衛したい所ですね。 >低湿度 おや、これは失礼を。ご指摘に感謝します。 それならば高温への対策だけで済みそうですね
シューターのノックスです。よろしくお願いします。 出来ることなら幻獣を倒して最高の冒険にしたいですね。
シューターのアスティン。よろしく。 <隊列 隊列は異存ないかな。前の調査の時も大きく問題なかったし。 大鼬をペットとして連れて行くから、 高所の移動とかは先行して偵察させればいいかな。 <各環境 夕日丘陵では水もそうだし、食料の現地調達も難しそうだよね。 行軍用の食料がダメになることも考えられるし、ここに到達するまでに 食料を現地調達で温存しておくとかも考えたほうがいいかな? <幻獣 幻獣は空中を移動、とあるし 近接系は届きにくいのかな? とりあえず翼を打ち抜く方向で立ち回ろうかな。
空中から落とせればダメージになるかもしれないわね。墜落というシステムだったと思うわ。 シューターの人達が軸になりそうだし、私は探索だとかサポート面に重点を置いて構成する事になりそうかしら。
>幻獣 近接は物理、遠距離は魔法という感じの攻撃みたいですね! 因みに 【呪い】……BS回復不可 【行動阻害】……命中回避ダウン 【吹飛:2】……強制2へクス移動 【スリップ】……継続ダメージ 敵の行動パターンは遠距離から祝福で【呪い】を付けてから、近づいて【行動阻害】や【スリップ】をかけるような動きになるのでしょうか! 墜落!うまくいければ有効打になるかもですね!私も翼を狙ってみようかなと思います! >食料調達 アスティンさんの言うように高温だとだめになる食べ物も出てきてしまうかもですね! 夕日丘陵までに食料を節約したり、調達した食料を保存性のある物へ加工したりして備えられると良さそうですね! 干し肉などの乾物系の保存食は影響をうけにくそうかもなので、調達した食料の余りをそんな感じで加工できたらよさそうかななんて思いました!
生活魔法は使えるから道中でつかっていくわね。 幻獣に対しては攻撃魔法で削っていく形になるわ
今まで顔出せなくてごめんね。 僕はシーフのララベル・サン・ディーベル。 みんな、よろしくね。 僕は道中、捜波・改を使って敵の接近を警戒したり、暗視で夜の警戒もできるようにしていこうと思うよ。 幻獣との戦闘の時は、飛んでいる時は衝撃刃を放って攻撃して、降りたり落ちてきたら接近戦を挑もうと思うよ。
<道中 エルナの案で問題ないと思う とりあえず俺は超聴覚と位置感覚、あとはホークアイと孤高者の捜波で周辺を警戒するつもりだ。 隊列的に俺が後方で警戒のほうがいいか <幻獣 とりあえず撃ち落とすように翼を狙って攻撃するか。
明日にはいよいよ出発ですね! >道中 皆様ありがとうございます!では先に挙げた【共通】の内容をそのままプレイングに記載させていただきますね!変更した方がよい個所などありましたら言ってもらえれば! 一応、具体的な隊列としては 前衛 アスティンさん、ララベルさん、ハリスさん 中間 リノアさん、エルナ 後衛 カメリアさん、セリオスさん、ノックスさん という感じを勝手ながらイメージしているのですが、問題なさそうでしょうか! 大丈夫そうなら私は中間のつもりで行こうと思います!一応、他の方々の隊列について私のプレイングでは指定したりはしない予定です! >夕日丘陵 リノアさんありがとうございます!私もピュアウォーターを準備しました! >食料調達 調達や調理、保存食の加工については私のプレイングに入れられるか分からなかったので、どなたかお願い出来れば嬉しいです! >幻獣 調査隊の戦闘員の方々への指示はどうしましょうか? 非戦闘員の方々を守ってもらう形がよいのかなと思いつつ、こちらもどなたかにお願いできればと思います!
共通、隊列に関しては問題無いと思うわ。 幻獣戦闘時の調査隊戦闘員への指示も、非戦闘員や物資を守ってもらうのがいいかしら。 今回の編成にヒーラーが居ないから、ヒーラーの人だけでも参加してもらうというのも有りかもしれないけれども、それを今から決めるのはちょっと時間が足りないかしら… 捜波を持ち込む人は居るから、私は探波を持ち込むことにするわ。探波はスキル内容的に罠の有無の感知とかが主な気がするけれども、夕日丘陵でオアシス等を探すのに利用できないかと思っているわ。 翠緑高地用に壁歩きとロープを持ち込むつもりよ。滑落防止だけでなく、上下への移動が必要になったら有用かも、という観点ね。 空中に幻獣が居る際は私もララベルさんと同じように衝撃刃で攻撃することになるかしら。 後は汎用の枠に狩猟をセットして、綿の庭園までの食料の状況によっては食料調達をしようかしら。 綿の庭園のふわふわの珍しい生き物の捕獲に狩猟が利用できないか、というのもあるわ。
カメリアさんありがとうございます! 食糧調達にオアシスの探索!壁歩きとロープも助かります! あとふわふわ生物の捕獲も! 幻獣戦ではヒーラーさんに参加してもらうというのは良さそうですね!BSの解除を主にやってもらえれば戦闘の安全性も上がりそうです! 確かに時間的な問題もありますので、こちらについては記載してもらえる方の判断にお任せできればと! 私は道中、主に上下の警戒をする予定です!リスさんには葉の裏などの下方を、私自身は上方を警戒する感じで書いています! 夕日丘陵用に、ピュアウォーターで作成した水はそのままではなく、乾燥ライムと塩を少量加えて即席ドリンクにしてから振舞う予定です!
あまり顔出しができず申し訳なく。 明日は時間が取れないので本日中に纏めなくてはなりません。 前衛での護衛と探索を主軸に、幻獣戦では幻獣が着地した場合に抑え役に回れればと。 植物共感や採集がありますので、植生に関してはお任せいただければ。 >隊列 エルナ殿の提案で問題ないかと。 僭越ながら前衛を務めさせて頂きます。
ギリギリだけど一応報告。 食料調達を担当してくれる人がいたから、 調理技能を持ち込んで、ダメ押しでサバイバル知識も 併用し、できるだけ環境に適した保存食を作成、持ち運べるようにトライしてみる。 劣悪環境ならサバイバル知識で多少は良い環境を見つけ、整えられるかもだし。 隊列は前衛で了解、大鼬を使って壁歩きさせて視覚を潰すように斥候をさせつつ、 捜波も併用して道の安全を確保するよ。 幻獣戦は、先に言ったとおり、とにかく翼を狙って飛行を抑えつつ、墜落を狙う。 羽を執拗に狙われると向こうも動きにくいだろうしね。 大鼬は戦闘中は前に出て敵の隙を作ったり、壁になったりさせる。 ビーストテイマーを持ち込むから生命力も上がってある程度壁になれると思うし。