わかいあの肉
韮瀬隈則
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シナリオID:321
オープニング
●
「僕はもう駄目かもしれない。だからもう一度……わかいあの肉が食べたい」
そう言って、天蓋付きベッドのカーテンを開け放ち、窓の外を寂しそうに見つめていた貴族の青年は、執事に手配された冒険者たちに微笑んだ。
時は数日前に遡る――。
パンクリアース学園にほど近いこの別荘を訪れた青年貴族は、在学時代を思い出したものか。
OB面でかつての所属クラブを訪れ、模範指導と称して学園の森でスキルをぶっぱなし……いきおい余って直前まで寒中水泳鍛錬が行われていた溜池に落っこちたのである。大小の氷塊がひしめく中で救出は遅れ、治療スキルも持ち合わせず、駆け付けた学園関係者に救助されたが――ということらしい。
(それにしてもここまで重症化はしないでしょうよ?)
現在、冒険者たちを引率してきたギルド受付嬢が、こっそり執事に囁いた。
「いままで罹ったことのない風邪でございます。劇症化と、なにより不安であられるのでしょう……氷塊で頭も強打してますから、混乱もございます」
(……バカなのね? バカに拍車がかかったのね?)
受付嬢の目が、青年貴族と冒険者たちの間を行き来する。
今になって依頼を断られたらどうしましょ?
「あの葉がすべて落ちるとき、僕の命の灯も儚くなるんだね……」
聖祭用に誂えられた庭のモミを眺めて青年貴族が溜息をつく。
「でも、思い出の……わかいあの肉をもう一度食べたら、生きる気力が蘇るはずなんだ!」
●
さて、と、受付嬢は居残った冒険者に要点をまとめたレジュメを配る。
(みんな気になるのね。『わかいあの肉』とやらが! 私もだけど!)
・『わかいあの肉』とは、青年貴族が在学中に貴賓寮に住む学友の祖母から振舞われた料理の材料である
・振舞われた時期は、いまのような冬
・複雑な味の褐色スープに細いヌードルが沈み、その上に奇妙なネギと件の肉が載り、柑橘の香りとスパイスの辛味が風味を増していた
・「冬の風邪予防に」と、学友祖母の実家では季節の料理として親しまれていたらしい
・あまりの美味しさに厨房を拝見したところ、裏口に停車する食材業者の馬車を発見
・業者の荷馬車に書かれていた東方独自の文字を、友人と解析したのが『わかいあの肉』
・外見が似ているパスタとコンソメと玉葱と鶏肉とレモンと胡椒では再現できなかった
「在学してたのは10年くらい前らしいから、情報はそこそこ辿れると思うけどねぇ」
そのお祖母サマにズバリ! お話を伺えるかどうかってのと謎の『わかいあの肉』を扱う業者が捕まえられるかよね?
受付嬢が溜息をつく。
友人祖母はご高齢。
業者については、門前町と王都市場の業者名簿に『わかいあの肉』という訳語の文字列は見つからなかった、と執事の事前調査結果がでている。
「そういうことだから。みんな、若様のために『わかいあの肉』の調達と再現料理を頑張ってちょうだい!」
どうでもいいが本音がちょっと漏れてるぞ、受付嬢……。
「僕はもう駄目かもしれない。だからもう一度……わかいあの肉が食べたい」
そう言って、天蓋付きベッドのカーテンを開け放ち、窓の外を寂しそうに見つめていた貴族の青年は、執事に手配された冒険者たちに微笑んだ。
時は数日前に遡る――。
パンクリアース学園にほど近いこの別荘を訪れた青年貴族は、在学時代を思い出したものか。
OB面でかつての所属クラブを訪れ、模範指導と称して学園の森でスキルをぶっぱなし……いきおい余って直前まで寒中水泳鍛錬が行われていた溜池に落っこちたのである。大小の氷塊がひしめく中で救出は遅れ、治療スキルも持ち合わせず、駆け付けた学園関係者に救助されたが――ということらしい。
(それにしてもここまで重症化はしないでしょうよ?)
現在、冒険者たちを引率してきたギルド受付嬢が、こっそり執事に囁いた。
「いままで罹ったことのない風邪でございます。劇症化と、なにより不安であられるのでしょう……氷塊で頭も強打してますから、混乱もございます」
(……バカなのね? バカに拍車がかかったのね?)
受付嬢の目が、青年貴族と冒険者たちの間を行き来する。
今になって依頼を断られたらどうしましょ?
「あの葉がすべて落ちるとき、僕の命の灯も儚くなるんだね……」
聖祭用に誂えられた庭のモミを眺めて青年貴族が溜息をつく。
「でも、思い出の……わかいあの肉をもう一度食べたら、生きる気力が蘇るはずなんだ!」
●
さて、と、受付嬢は居残った冒険者に要点をまとめたレジュメを配る。
(みんな気になるのね。『わかいあの肉』とやらが! 私もだけど!)
・『わかいあの肉』とは、青年貴族が在学中に貴賓寮に住む学友の祖母から振舞われた料理の材料である
・振舞われた時期は、いまのような冬
・複雑な味の褐色スープに細いヌードルが沈み、その上に奇妙なネギと件の肉が載り、柑橘の香りとスパイスの辛味が風味を増していた
・「冬の風邪予防に」と、学友祖母の実家では季節の料理として親しまれていたらしい
・あまりの美味しさに厨房を拝見したところ、裏口に停車する食材業者の馬車を発見
・業者の荷馬車に書かれていた東方独自の文字を、友人と解析したのが『わかいあの肉』
・外見が似ているパスタとコンソメと玉葱と鶏肉とレモンと胡椒では再現できなかった
「在学してたのは10年くらい前らしいから、情報はそこそこ辿れると思うけどねぇ」
そのお祖母サマにズバリ! お話を伺えるかどうかってのと謎の『わかいあの肉』を扱う業者が捕まえられるかよね?
受付嬢が溜息をつく。
友人祖母はご高齢。
業者については、門前町と王都市場の業者名簿に『わかいあの肉』という訳語の文字列は見つからなかった、と執事の事前調査結果がでている。
「そういうことだから。みんな、若様のために『わかいあの肉』の調達と再現料理を頑張ってちょうだい!」
どうでもいいが本音がちょっと漏れてるぞ、受付嬢……。
解説
●目的
『わかいあの肉』を調達し、青年貴族の思い出の料理を再現せよ
●依頼主情報
20代半ばから後半の青年貴族
10年ほど前にパンクリアース学園を卒業している
現在、不治の病(バカ)のほかに重症化した風邪を患っている
パンクリアース学園近隣の別荘に滞在中
別荘は、学園にも王都の市場にも”外国人街にも”アクセスは良い
厨房は自由に使用してかまわない
材料調達も常識の範囲で自由に購入して構わない
●『わかいあの肉』
本文中、受付嬢作成のレジュメ参照
青年貴族(バカ)の供述を参考に作成したレジュメであるため、再調査の余地あり
マスターより
いい肉の日です。韮瀬です。ターャジ●。
タイトルですでに出オチ感がありますが、ずばり鴨南蛮を作るもよし、迷走するもよし、”じゃない”のを堂々と錬成するもよし。
どうせバカは死にません。
和風ダシになにかの肉が突っ込まれていればバカは普通に満足します。
いいのか? 王国、こんな貴族が家臣で……?
リプレイ
●
「うーん。東方の季節料理ってことなら、どこかで聞いた覚えがありそうなんだよね……」
マーハ・アセトシソンのつぶやきに、すわスピード解決! とばかりに受付嬢が食いついた。
もちろん、楽して依頼達成。という観点からではない。お相伴が昼食に間に合いそうだからという腹具合の観点でである。
「あるのね! わかいあの肉が! 東方には! そしてお相伴できるのね、わかい! あの! 肉が!」
若様のうっすらぼんやりとした情報と、思わせぶりな料理名が否応なく、受付嬢の味覚神経を妄想で蹂躙しているらしい。
「あ、いやいや。僕が、じゃなくて東方出自の知り合いがね。冬の季節料理のお店の話題で似たのがあったなって……」
でも、と付け加える。最近会ってないしすぐは捕まらないな、あいつ。
昼食がぁ……、としょげる受付嬢の肩を叩く者、フリーダ=ブロムヴィスト。
「謎解きは晩餐の後で答えるのが礼儀、と世に申します。大丈夫です、推理の材料はすべて出揃っております。夕食前に解決するよう皆様、がんばりましょう!」
自信満々。
しかも、推理材料がすべて揃ってると。これで料理が不明とは、失礼ながら若様。ひょっとして若様はアホでいらっしゃいますか?
……ああ、バカだったわね。と受付嬢は寝室のある階上を見上げる。
ここは別荘の厨房だ。調理に必要な設備と基本的な材料は好きに使ってよいと許可を得ているから、あとは料理の判明と材料の調達ですむ。
「まず小さなミスなのだ。なんでわざわざ東方の文字で書かれてたのを翻訳するのだ?」
辺境にご縁のあるご学友とお祖母様。わざわざローカル言語で表記しているものを改変するとは、ダイイングメッセージの誤読で謎を呼んでも仕方ないのだ?
ストレガ・L・リベルガストラは根本的な問題を提起する。
「さらに大きな間違いなのだ。貴族御用達業者なのだ。『料理名や食材名を馬車に書くものであるか?』なのだ」
屋台ならまだしも。と、受付嬢は昨日の買い食いを思い出して頷く。
「なるほど。外国人街で流行ってるイエ=ケイ。つまり屋号……と?」
「そのとおりなのだ。イエ=ケイで間違いないのだ!」
「あー! 知り合いも外食に行くってのが、そのイエ=ケイ!」
フリーダの確認にストレガが頷きマーハが深く同意する。
「はい。既に食材業者の名簿はこちらに用意してございます。さすがに『肉』の部分は翻訳いたしましても共通でしょうから、屋号に肉の表記がある業者をピックアップ済なのですが……」
ネーヴェ・グラヌローザ、おっとりしてるくせに妙に仕事が速い。
しかし、うーん……と小首をかしげて付け加える。
「『肉料理~』とか『精肉店~』などはあるのですが、『~の肉』という屋号は見当たりません」
……。
……。
「たしか東方文字の本来の読み方とは……」
「一文字ごとに独立しているから縦にも横にも綴るとかで?」
「そも文法からして違っていたと思うのだー」
そこか! そこからか! 若様はアホでいらっしゃいますね!
「じゃ、聞き込みのときに、『わかいあの肉』の文字列を東方の人に解析してもらおう。そうしよう」
まぁ、なんとなくオチは見えてたよね。左右逆に若様が読んじゃったんじゃないかな、って。
がくりと脱力したフリーダとネーヴェとストレガは、マーハに促されつつ捜査の基本へと向かった。
●
「それじゃあ学校関係の再調査はお願いするのだー」
「合流は外国人街の……地図のココで大丈夫ですよね」
ストレガとフリーダは、マーハとネーヴェに学生寮を管轄する部署へのキキコミを託し、一路、外国人街へ向かっていた。
「さすがにご学友も卒業されて、お国に帰っておられましたねー」
「資料をあたってくれてる事務員さん、有能過ぎて、若様の留年も私達にモロバレしちゃったのだ」
で、業者さんの片方ですけど、と、フリーダは先ほどの地図を睨んで首をひねる。
ご学友の貴賓寮へ立入認可を持っていた外国人街の業者は2社。食材搬入と、お祖母様付きの調理代行だ。
そこまで判明したのに、立ちふさがるのはやはり! 文字表記問題である。……東方文字ェ!
「名簿では『肉のあいかわ』は、この近所のはずなんですが、うーん……」
「地図の文字と看板の文字が一致しないのだ。肉の納品業者は『肉のあいかわ』ではない、なんてことがあるのだ?」
そう。二人が探しているのは『肉のあいかわ』。
現存しているのは確認済みの、件のわかいあの肉の搬入業者である。
この街にいくつかある食肉業者のひとつ。たしか、一番の老舗で貴賓寮への出入りも納得の品格のハズだ。
なのに!
この自治区の看板は!
東方文字なのはいい。いいがしかし、老舗が立ち並ぶこの商店街には、達筆な先祖代々伝統の煤けた看板だの暖簾だのが、所狭しと立ち並んでいるのである。
「楷書体以外の辞書も借りてくるべきでしたかね。またはマーハ様のご友人を頼り、一文字ずつ似た文字を探せるよう、カード風に文字の形状をメモってもらうなど、急がば回れで」
「老舗のこだわりは味と品質だけにしてほしいのだ。雉だか鴨だか、王国では主流じゃないだけで、本来、東方の市井の人々には普通に手に入る食材のはずじゃなかったのだ?」
ストレガはふと目についた観光案内所に吶喊を試みる。
あそこなら、大陸共通語と東方文字と目印となる看板が描かれた、観光マップを貸してもらえそうなものではないか!
――と、その時である。
チリンチリンと東方風のベルの音を響かせて、狭い道路を幌付きの荷馬車が観光案内所前に立つフリーダを通り過ぎ、数軒先の精肉店で停車した。
馬車の幌には東方文字の楷書体で『肉のあいかわ』。
本日一日だけでフリーダが、親の顔より見た文字列。楷書体なのが、実家のような安心感である。
「は? 『肉のあいかわ』?」
そこにまた、今度は小さな手押し車が反対方向からやってきて、幌付き荷馬車の後ろの荷下ろし口に付ける。
手押し車の車体に書かれた所持店名は『わかいあの肉』
「『わかいあの肉』? え? えええ?」
慌てて荷馬車を再確認すれば、車体の左右に『肉のあいかわ』『わかいあの肉』両方が、進行方向を文字列の先頭にして書かれていたのである。
看板の達筆も、よくよく車体の文字列と形状を突き合わせてみれば……『わかいあの肉』??
「わかったのだー! 『肉のあいかわ』の看板は、漂着時代の風習で右から書いていて『わかいあの肉』なのだ! そしてこの店独特の馬車の文字列は、御者席の鏡から読めるように、『わかいあの肉』と書いてある面があるのだー!」
ぶん! ぶん! ぶんっ!
観光案内所から飛び出して、「店はあのへんなのだ」と興奮してはす向かいの店舗を指さすストレガに、フリーダは「そうみたいです」と力なく頷いた。
●
東方系料理人の指示するままに、マーハが食材を買い物かごに放り込んでゆく。
「ああ、うん。この料理人のおっちゃんを見つけた時に、その顛末の予測はついてた。かな」
マーハとネーヴェが待ち合わせ場所でストレガとフリーダと合流したのは、ほんの十数分ほどまえのことだ。
店名について料理人に聞いてから、慌てて二人と合流しようとしたんだけどね。と付け加えて、うつろな目で店内を見回す。
ここは『肉のあいかわ』店内。マーハは処理を頼んでおいた鴨肉を、もう一包み、店員から受け取って自分の分担はおわったかしらと、メモを見る。
スープの出汁をとる材料は既にかごの中だ。
ネギは長いやつが数本はみでてる。
調味料の醤油や酒はストレガが手押し車を借りて荷馬車へと運んでいた。
なにかの穀物を砕いて作るであろう麺の粉も、品種と挽き方までストレガが指定していたから積込まで任せて良いはずだ。
スパイスは実は七種類のブレンドだったとは、と、料理人に舐めさせてもらって驚いた。
「……ん? フリーダさん。その買い物って、さっきおっちゃんに何かキキコミしてた材料?」
はい、といくつかの品物を抱えて頷くフリーダに、こっちと一緒に入れればいいよ、とマーハはかごを拡げてみせた。
「ご学友のお祖母様が、料理人までお国に連れ帰らなくて本当に助かりました。これで手掛かりが潰えましたら、この外国人街の東方出身者居住区の食べ物屋を、一から舌で調査しなければならないところでございました」
料理人の商売道具らしいソバ打ち道具を抱え、ふぅ、とため息をつくネーヴェだが、少し残念そうなのは気のせいか?
「思い出の味というものでございますもの。それは、当時の料理をお作りになられた料理人様が手掛けることがいちばんなのは明白。それが叶わなければ、東方の老舗の制度である屋号をノレンワケまたは薫陶をうけたお弟子さんを探すことも厭いませんでしたの……」
……やっぱり食べ歩きでか? ネーヴェ嬢?
学園の記録を辿り、お祖母様の出自をあたり、出入り業者をあたり……。
ご学友お祖母様のコック職を辞したあと、外国人街居住者向けの飲食店に勤めていたのをやっと見つけたこのおっちゃんは、『わかいあの肉』の顛末を聞いて笑い転げてくれたものだ。
それにしても……
「「「「縦にも横にもだけじゃなく左右にも書ける東方文字って、ちょっと異質」すぎません?」すぎるのだー」すぎだよね?」すぎですわね」
全員の正直な感想である。
まさか、下からも斜めからも読めるんじゃないでしょうね? と、『肉のあいかわ』店員に小一時間問い詰めたい。
●
「本日は皆さま、食堂にお集まりいただきまして有難うございます」
恭しいネーヴェの一礼。
――ここは若様の別荘厨房横の食堂。
普段ならば閉ざされた二部屋間の両開きのドアは開け放たれ、食堂に運ばれた簡易ベッドから厨房の様子があまさず観覧できるよう置かれ、また、食卓も3つ並べられている。
……3つ?
若様のベッドを中心に、執事、そして受付嬢……。いいのか? 受付嬢?
「わたくし共が辿り着きました『わかいあの肉』。それは東方文字の伝統と神秘が編み出した、壮大な謎とロマンのスープ麺でございました」
状況を整理すればたしかにそのとおりであるな。
身を翻してネーヴェが厨房を指した先には、東方の調理人を助手としたストレガ、マーハを助手としたフリーダが、二手にわかれてそれぞれのスープ麺と肉の調理を行っている。
「おかわりの分かしら? 厭ん、太っちゃう☆」
調子こいてる受付嬢に「痩せておられますのに……」などと執事がコナをかけ、若様は「おかわりヤッター」などとはしゃいでいる。バカばっかじゃねぇか!
料理人がストレガに頷く。
新そばは逃したが挽きたてを打った更科そば。茹で時間の管理は温そばとて変わらず重要だ。
ストレガは脇で鍋にたゆたう芳醇な昆布出汁に加えられた醤油と酒、おろし生姜の塩梅を確認し、料理人に頷き返す。
東方の極意、阿吽の呼吸とはまさにこのこと。全集中である。知らんけど。
ストレガが、焼き目が付くまでごま油で煎り付けた長ネギの鍋に、色よく焼き付け休ませた鴨肉とだし汁を合わせて弱火で仕上げれば、料理人が水締めしたのち温めたそばの器に品よく盛り付ける。
香辛料は膳に添え付けだ。
最初に素の味を堪能し、のちに七つの味が織りなすハーモニーを楽しむ心遣い。
「のびないうちにご賞味ください、なのだ」
ストレガの言葉に、未だ調理中のフリーダ&マーハ組がお先にどうぞと目線を返す。
「こ、この味は!」
「なんちゅうもんを!」
「まったりしてシャッキリポン!」
「昆布の旨味と鴨肉の旨味、それぞれ異なる旨味は挽きたての蕎麦の鮮烈な……」
審査員……もといバカ三人組の歓喜の声が、解説する料理人の声を覆いつくしている。
涙を流して「なんちゅう……」と繰り返す若様の様子が、この味こそが思い出の『わかいあの肉』であったことを証明している。
「レシピを広めるか、おっちゃんのお店を広めるか、どっちもやりたい出来のよさなのだ」
満足げなストレガに、ネーヴェが蕎麦湯をお疲れ様です、と差し出した。
バカの膳にも配られているから、次の料理までの食間用チェイサーだろう。
「おかわり……ではないね? デザートかなっ☆」
すっかり回復しまくってる若様がふざけたことを抜かしているが、重病設定はどこへいった?
「こちらも準備できてます。お好みによりコールも伺いますが、イエ=ケイばかりの風潮は如何でありますものか? 彼らは麺ではなく情報を食っております」
フリーダの挑戦的な言葉である。
後ろでマーハが、スープダレから引き揚げた肉の塊を分厚く切り分け、焼き色が食欲をそそる長ネギのフライパンを片手にトングを構えていた。
寸胴鍋から立ち上る香気。これは! と料理人が驚愕し、フリーダが頷く。
「ダブルスープ。ご教授のとおり、鶏ガラを確り支える干し魚もまた、東方の旨味でありましょう」
どんぶりに注がれた濃い黄金色に輝くスープに、テボから金色の麺がしずしずと投入された。フリーダ熟練の湯切り。
「『わかいあの肉』のジューシーさを生かすため、豚はあえて煮豚を厚切りで提供するぞぉ」
コールは無しだけど肉と麺といえばイエ=ケイだよね、と、マーハはにっこりお伺いをたてた。
「ニンニクいれますか?」
なお、用意されているのはニンニクではなく、柑橘の香り高い柚子胡椒である。
「これはぁぁ」
「学校帰りに買い食いした味ィ」
「若様、寄り道してたとは初耳ィ」
さりげに10年前の反抗期が執事にバレた若様の自白はさておいて――。
「ラーメン、でございますか?」
ネーヴェが調理器具を片付けながらフリーダに疑問をぶつける。
料理人を見つけた時点で問題の料理は鴨南蛮とわかっていたようなものなのに。
「東方風の麺を探すときけっこう苦労したでしょう? たまたま外国人街が近くて料理人さんがいたけど、ふつう、生麺は手に入りにくいと思ったから」
「ああ、夜中に発作など起こしそうですものね。若様……」
でもね、とフリーダが買い物かごから出したのは普及品の細麺パスタとふくらし粉。
東方風の麺はこの二つで代用できる。東方出汁は乾物と保存の効く調味料だ。
あとは肉。思い出の肉を用意すればいい。
そう、たとえば過ぎし日に親友と食べた『わかいあの肉』――。
「あのモミの木のように、僕も年中元気で過ごせるよ!」
冒険者四名が見守る先で、若様の完全復活を、執事と受付嬢が囃し立てている。
……。
「「「「結局、なんの肉でも良かったのでは???」」」」
うん、その通りなのはヒミツだよ!
「うーん。東方の季節料理ってことなら、どこかで聞いた覚えがありそうなんだよね……」
マーハ・アセトシソンのつぶやきに、すわスピード解決! とばかりに受付嬢が食いついた。
もちろん、楽して依頼達成。という観点からではない。お相伴が昼食に間に合いそうだからという腹具合の観点でである。
「あるのね! わかいあの肉が! 東方には! そしてお相伴できるのね、わかい! あの! 肉が!」
若様のうっすらぼんやりとした情報と、思わせぶりな料理名が否応なく、受付嬢の味覚神経を妄想で蹂躙しているらしい。
「あ、いやいや。僕が、じゃなくて東方出自の知り合いがね。冬の季節料理のお店の話題で似たのがあったなって……」
でも、と付け加える。最近会ってないしすぐは捕まらないな、あいつ。
昼食がぁ……、としょげる受付嬢の肩を叩く者、フリーダ=ブロムヴィスト。
「謎解きは晩餐の後で答えるのが礼儀、と世に申します。大丈夫です、推理の材料はすべて出揃っております。夕食前に解決するよう皆様、がんばりましょう!」
自信満々。
しかも、推理材料がすべて揃ってると。これで料理が不明とは、失礼ながら若様。ひょっとして若様はアホでいらっしゃいますか?
……ああ、バカだったわね。と受付嬢は寝室のある階上を見上げる。
ここは別荘の厨房だ。調理に必要な設備と基本的な材料は好きに使ってよいと許可を得ているから、あとは料理の判明と材料の調達ですむ。
「まず小さなミスなのだ。なんでわざわざ東方の文字で書かれてたのを翻訳するのだ?」
辺境にご縁のあるご学友とお祖母様。わざわざローカル言語で表記しているものを改変するとは、ダイイングメッセージの誤読で謎を呼んでも仕方ないのだ?
ストレガ・L・リベルガストラは根本的な問題を提起する。
「さらに大きな間違いなのだ。貴族御用達業者なのだ。『料理名や食材名を馬車に書くものであるか?』なのだ」
屋台ならまだしも。と、受付嬢は昨日の買い食いを思い出して頷く。
「なるほど。外国人街で流行ってるイエ=ケイ。つまり屋号……と?」
「そのとおりなのだ。イエ=ケイで間違いないのだ!」
「あー! 知り合いも外食に行くってのが、そのイエ=ケイ!」
フリーダの確認にストレガが頷きマーハが深く同意する。
「はい。既に食材業者の名簿はこちらに用意してございます。さすがに『肉』の部分は翻訳いたしましても共通でしょうから、屋号に肉の表記がある業者をピックアップ済なのですが……」
ネーヴェ・グラヌローザ、おっとりしてるくせに妙に仕事が速い。
しかし、うーん……と小首をかしげて付け加える。
「『肉料理~』とか『精肉店~』などはあるのですが、『~の肉』という屋号は見当たりません」
……。
……。
「たしか東方文字の本来の読み方とは……」
「一文字ごとに独立しているから縦にも横にも綴るとかで?」
「そも文法からして違っていたと思うのだー」
そこか! そこからか! 若様はアホでいらっしゃいますね!
「じゃ、聞き込みのときに、『わかいあの肉』の文字列を東方の人に解析してもらおう。そうしよう」
まぁ、なんとなくオチは見えてたよね。左右逆に若様が読んじゃったんじゃないかな、って。
がくりと脱力したフリーダとネーヴェとストレガは、マーハに促されつつ捜査の基本へと向かった。
●
「それじゃあ学校関係の再調査はお願いするのだー」
「合流は外国人街の……地図のココで大丈夫ですよね」
ストレガとフリーダは、マーハとネーヴェに学生寮を管轄する部署へのキキコミを託し、一路、外国人街へ向かっていた。
「さすがにご学友も卒業されて、お国に帰っておられましたねー」
「資料をあたってくれてる事務員さん、有能過ぎて、若様の留年も私達にモロバレしちゃったのだ」
で、業者さんの片方ですけど、と、フリーダは先ほどの地図を睨んで首をひねる。
ご学友の貴賓寮へ立入認可を持っていた外国人街の業者は2社。食材搬入と、お祖母様付きの調理代行だ。
そこまで判明したのに、立ちふさがるのはやはり! 文字表記問題である。……東方文字ェ!
「名簿では『肉のあいかわ』は、この近所のはずなんですが、うーん……」
「地図の文字と看板の文字が一致しないのだ。肉の納品業者は『肉のあいかわ』ではない、なんてことがあるのだ?」
そう。二人が探しているのは『肉のあいかわ』。
現存しているのは確認済みの、件のわかいあの肉の搬入業者である。
この街にいくつかある食肉業者のひとつ。たしか、一番の老舗で貴賓寮への出入りも納得の品格のハズだ。
なのに!
この自治区の看板は!
東方文字なのはいい。いいがしかし、老舗が立ち並ぶこの商店街には、達筆な先祖代々伝統の煤けた看板だの暖簾だのが、所狭しと立ち並んでいるのである。
「楷書体以外の辞書も借りてくるべきでしたかね。またはマーハ様のご友人を頼り、一文字ずつ似た文字を探せるよう、カード風に文字の形状をメモってもらうなど、急がば回れで」
「老舗のこだわりは味と品質だけにしてほしいのだ。雉だか鴨だか、王国では主流じゃないだけで、本来、東方の市井の人々には普通に手に入る食材のはずじゃなかったのだ?」
ストレガはふと目についた観光案内所に吶喊を試みる。
あそこなら、大陸共通語と東方文字と目印となる看板が描かれた、観光マップを貸してもらえそうなものではないか!
――と、その時である。
チリンチリンと東方風のベルの音を響かせて、狭い道路を幌付きの荷馬車が観光案内所前に立つフリーダを通り過ぎ、数軒先の精肉店で停車した。
馬車の幌には東方文字の楷書体で『肉のあいかわ』。
本日一日だけでフリーダが、親の顔より見た文字列。楷書体なのが、実家のような安心感である。
「は? 『肉のあいかわ』?」
そこにまた、今度は小さな手押し車が反対方向からやってきて、幌付き荷馬車の後ろの荷下ろし口に付ける。
手押し車の車体に書かれた所持店名は『わかいあの肉』
「『わかいあの肉』? え? えええ?」
慌てて荷馬車を再確認すれば、車体の左右に『肉のあいかわ』『わかいあの肉』両方が、進行方向を文字列の先頭にして書かれていたのである。
看板の達筆も、よくよく車体の文字列と形状を突き合わせてみれば……『わかいあの肉』??
「わかったのだー! 『肉のあいかわ』の看板は、漂着時代の風習で右から書いていて『わかいあの肉』なのだ! そしてこの店独特の馬車の文字列は、御者席の鏡から読めるように、『わかいあの肉』と書いてある面があるのだー!」
ぶん! ぶん! ぶんっ!
観光案内所から飛び出して、「店はあのへんなのだ」と興奮してはす向かいの店舗を指さすストレガに、フリーダは「そうみたいです」と力なく頷いた。
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東方系料理人の指示するままに、マーハが食材を買い物かごに放り込んでゆく。
「ああ、うん。この料理人のおっちゃんを見つけた時に、その顛末の予測はついてた。かな」
マーハとネーヴェが待ち合わせ場所でストレガとフリーダと合流したのは、ほんの十数分ほどまえのことだ。
店名について料理人に聞いてから、慌てて二人と合流しようとしたんだけどね。と付け加えて、うつろな目で店内を見回す。
ここは『肉のあいかわ』店内。マーハは処理を頼んでおいた鴨肉を、もう一包み、店員から受け取って自分の分担はおわったかしらと、メモを見る。
スープの出汁をとる材料は既にかごの中だ。
ネギは長いやつが数本はみでてる。
調味料の醤油や酒はストレガが手押し車を借りて荷馬車へと運んでいた。
なにかの穀物を砕いて作るであろう麺の粉も、品種と挽き方までストレガが指定していたから積込まで任せて良いはずだ。
スパイスは実は七種類のブレンドだったとは、と、料理人に舐めさせてもらって驚いた。
「……ん? フリーダさん。その買い物って、さっきおっちゃんに何かキキコミしてた材料?」
はい、といくつかの品物を抱えて頷くフリーダに、こっちと一緒に入れればいいよ、とマーハはかごを拡げてみせた。
「ご学友のお祖母様が、料理人までお国に連れ帰らなくて本当に助かりました。これで手掛かりが潰えましたら、この外国人街の東方出身者居住区の食べ物屋を、一から舌で調査しなければならないところでございました」
料理人の商売道具らしいソバ打ち道具を抱え、ふぅ、とため息をつくネーヴェだが、少し残念そうなのは気のせいか?
「思い出の味というものでございますもの。それは、当時の料理をお作りになられた料理人様が手掛けることがいちばんなのは明白。それが叶わなければ、東方の老舗の制度である屋号をノレンワケまたは薫陶をうけたお弟子さんを探すことも厭いませんでしたの……」
……やっぱり食べ歩きでか? ネーヴェ嬢?
学園の記録を辿り、お祖母様の出自をあたり、出入り業者をあたり……。
ご学友お祖母様のコック職を辞したあと、外国人街居住者向けの飲食店に勤めていたのをやっと見つけたこのおっちゃんは、『わかいあの肉』の顛末を聞いて笑い転げてくれたものだ。
それにしても……
「「「「縦にも横にもだけじゃなく左右にも書ける東方文字って、ちょっと異質」すぎません?」すぎるのだー」すぎだよね?」すぎですわね」
全員の正直な感想である。
まさか、下からも斜めからも読めるんじゃないでしょうね? と、『肉のあいかわ』店員に小一時間問い詰めたい。
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「本日は皆さま、食堂にお集まりいただきまして有難うございます」
恭しいネーヴェの一礼。
――ここは若様の別荘厨房横の食堂。
普段ならば閉ざされた二部屋間の両開きのドアは開け放たれ、食堂に運ばれた簡易ベッドから厨房の様子があまさず観覧できるよう置かれ、また、食卓も3つ並べられている。
……3つ?
若様のベッドを中心に、執事、そして受付嬢……。いいのか? 受付嬢?
「わたくし共が辿り着きました『わかいあの肉』。それは東方文字の伝統と神秘が編み出した、壮大な謎とロマンのスープ麺でございました」
状況を整理すればたしかにそのとおりであるな。
身を翻してネーヴェが厨房を指した先には、東方の調理人を助手としたストレガ、マーハを助手としたフリーダが、二手にわかれてそれぞれのスープ麺と肉の調理を行っている。
「おかわりの分かしら? 厭ん、太っちゃう☆」
調子こいてる受付嬢に「痩せておられますのに……」などと執事がコナをかけ、若様は「おかわりヤッター」などとはしゃいでいる。バカばっかじゃねぇか!
料理人がストレガに頷く。
新そばは逃したが挽きたてを打った更科そば。茹で時間の管理は温そばとて変わらず重要だ。
ストレガは脇で鍋にたゆたう芳醇な昆布出汁に加えられた醤油と酒、おろし生姜の塩梅を確認し、料理人に頷き返す。
東方の極意、阿吽の呼吸とはまさにこのこと。全集中である。知らんけど。
ストレガが、焼き目が付くまでごま油で煎り付けた長ネギの鍋に、色よく焼き付け休ませた鴨肉とだし汁を合わせて弱火で仕上げれば、料理人が水締めしたのち温めたそばの器に品よく盛り付ける。
香辛料は膳に添え付けだ。
最初に素の味を堪能し、のちに七つの味が織りなすハーモニーを楽しむ心遣い。
「のびないうちにご賞味ください、なのだ」
ストレガの言葉に、未だ調理中のフリーダ&マーハ組がお先にどうぞと目線を返す。
「こ、この味は!」
「なんちゅうもんを!」
「まったりしてシャッキリポン!」
「昆布の旨味と鴨肉の旨味、それぞれ異なる旨味は挽きたての蕎麦の鮮烈な……」
審査員……もといバカ三人組の歓喜の声が、解説する料理人の声を覆いつくしている。
涙を流して「なんちゅう……」と繰り返す若様の様子が、この味こそが思い出の『わかいあの肉』であったことを証明している。
「レシピを広めるか、おっちゃんのお店を広めるか、どっちもやりたい出来のよさなのだ」
満足げなストレガに、ネーヴェが蕎麦湯をお疲れ様です、と差し出した。
バカの膳にも配られているから、次の料理までの食間用チェイサーだろう。
「おかわり……ではないね? デザートかなっ☆」
すっかり回復しまくってる若様がふざけたことを抜かしているが、重病設定はどこへいった?
「こちらも準備できてます。お好みによりコールも伺いますが、イエ=ケイばかりの風潮は如何でありますものか? 彼らは麺ではなく情報を食っております」
フリーダの挑戦的な言葉である。
後ろでマーハが、スープダレから引き揚げた肉の塊を分厚く切り分け、焼き色が食欲をそそる長ネギのフライパンを片手にトングを構えていた。
寸胴鍋から立ち上る香気。これは! と料理人が驚愕し、フリーダが頷く。
「ダブルスープ。ご教授のとおり、鶏ガラを確り支える干し魚もまた、東方の旨味でありましょう」
どんぶりに注がれた濃い黄金色に輝くスープに、テボから金色の麺がしずしずと投入された。フリーダ熟練の湯切り。
「『わかいあの肉』のジューシーさを生かすため、豚はあえて煮豚を厚切りで提供するぞぉ」
コールは無しだけど肉と麺といえばイエ=ケイだよね、と、マーハはにっこりお伺いをたてた。
「ニンニクいれますか?」
なお、用意されているのはニンニクではなく、柑橘の香り高い柚子胡椒である。
「これはぁぁ」
「学校帰りに買い食いした味ィ」
「若様、寄り道してたとは初耳ィ」
さりげに10年前の反抗期が執事にバレた若様の自白はさておいて――。
「ラーメン、でございますか?」
ネーヴェが調理器具を片付けながらフリーダに疑問をぶつける。
料理人を見つけた時点で問題の料理は鴨南蛮とわかっていたようなものなのに。
「東方風の麺を探すときけっこう苦労したでしょう? たまたま外国人街が近くて料理人さんがいたけど、ふつう、生麺は手に入りにくいと思ったから」
「ああ、夜中に発作など起こしそうですものね。若様……」
でもね、とフリーダが買い物かごから出したのは普及品の細麺パスタとふくらし粉。
東方風の麺はこの二つで代用できる。東方出汁は乾物と保存の効く調味料だ。
あとは肉。思い出の肉を用意すればいい。
そう、たとえば過ぎし日に親友と食べた『わかいあの肉』――。
「あのモミの木のように、僕も年中元気で過ごせるよ!」
冒険者四名が見守る先で、若様の完全復活を、執事と受付嬢が囃し立てている。
……。
「「「「結局、なんの肉でも良かったのでは???」」」」
うん、その通りなのはヒミツだよ!
マスターコメント
皆さま、お疲れ様でした。
ヘーイ テイトクゥ ニホンゴ ムズカシイネ!
ネタつくっておきながら、あのトラックの逆さ読み表記は走行中の接近車両をミラーで把握しやすくするためでもある、なんて初めて知りましたよ。
てっきり旧来の日本語表記も書いちゃいましたみたいなものかとばかり。
ともあれ、若様は今日も元気です。
だぶん明日も明後日も、皆さまのおかげで元気でしょう。
ショートシナリオ普通 報酬:多い4 / 4〜4人
2020年12月13日 18時07分10秒 公開
大成功
相談掲示板
ストレガなのだ。よろしくなのだ。 (答えはもう既に出てるのだが)業者について何か勘違いしているみたいなので そこ指摘してから外国人街行くのだ。 シャルガネ自治区の住民捕まえれば概ねハズレはないはずなのだ。
ストレガ様、そしてフリーダ様とマーハ様も、お初にお目にかかります。私は流離のヒーラー、ネーヴェ・グラヌローザと申します。この度はご一緒出来まして光栄で御座います。何卒宜しゅうお願い致しますね。 さて、業者につきましては、そうですわね、まずは間違いを訂正した方が宜しいでしょうか。外国人街で情報を得た後はレシピと材料の調達になりましょうけれども、外国人街で「わかいあの肉」が何かご存知の方がいらしたら、いっそアドバイザーとしてお連れするのも一つの手段かと愚行しております。 わかいあの肉……赤身肉などでしょうか。
ウォーリアのフリーダです。よろしくお願いします。 わかいあの肉?というものの謎や料理そのものについては概ね見当はついてます。 とはいえ調理法について詳細な部分は外国人街等で聞きたい所ですね。 ある程度作り方についての情報収集が完了次第、 試行錯誤で完成に近づけられるとベストでしょう。 幸い私は料理はできますので、件の肉も一緒に作ってあげたい所ですね。
挨拶遅れちゃったね、キャスターのマーハ・アセトシソンだよ。 この半端ない出オチ感・・それはともかく 序盤は情報収集をして、後半は実際に作る感じかな 僕も屋台のほうで肉を扱う仕事はしてるから、料理はフリーダさん と同じく任せてよ