【聖祭】星の雫争奪戦
からすば
コメント 25
シナリオID:303
オープニング
ロスガリア大陸に住まうものたちにとって、12月は大きな意味を持つ。この時期に執り行われる祭りや催しを、聖霊節と呼ぶ。
その由来はハーフリングの英雄、ジド・ルウがその身をエーテルと成して世界に穿たれた大穴を塞ぎ、彼に小さな神々が続いたことが、今年までの平穏の礎を作った――という逸話に拠る。詳細な時期が定まっていないのは、この頃に暦が存在していなかったため、神代における『冬の時代』、という比喩的表現を、文字通りに解釈したためであるとされる。
由来はともあれ、ジド・ルウの英雄的行為を称え、名を失った神々に祈りを捧げることから始まった聖霊節は、様々な土地の風習や営為と重なった結果、亡き祖先や、近しい人々への思いを捧げることだけでなく想い人と過ごす特別な時期――という習慣が定着して久しく、特別信仰心の無いものであっても神殿や家庭でモミの木や柊を飾り立てて祈りを捧げる。街をあげて催しを行い、厳しい冬の中でもとっておきのごちそうを食すこの時期は、収穫祭に続く特別な時節といえた。ジド・ルウが好んでいたという、赤白の服装も今代まで続く伝統の一つとなっており、そこかしこに仮装をした人物も目立つ。
――実りの秋、収穫祭を終えた人々は、深まる冬の気配を感じながら、慰霊祭の準備を進めていた。
●
12月に行われる聖霊節。
この季節は大陸中がその準備で慌ただしく、冒険者ギルドにも関連した依頼が多く持ち込まれる。
貴方達も聖霊節の準備を手伝う依頼を引き受けたところだ。
「それでは、依頼の説明をさせていただきますね!」
冒険者ギルドの一室に集められた貴方達へ向けて元気よく話すのはギルドの受付嬢だ。
「今回は聖霊節の飾りに使用する、星の雫という光る石を持ち帰ってきてもらいます!」
そう言うと、持っていた袋から小さな石を取り出して「見本です!」と冒険者の一人へと手渡す。
手渡された石の色は黄色く、ぼんやりと光を放っている。たしかに夜空に浮かぶ星のように見えなくもない。
「アクセサリにすると綺麗なんですよね……っと、いけない。話が逸れてしまうところでした!」
ただ石を掘るのならば鉱夫へ依頼するだろう、冒険者へお鉢が回ってくるという事は何かしら厄介な案件である場合が多い。
「実はこの石……鉱石を食べる亀さんの背中から採るらしいんですよ! びっくりしました? 私はびっくりしました!」
件の魔獣の生息している場所はシグモル火山帯。紋具の触媒にもよく利用されるダマスクス鉱を餌にしているらしい。
原理はよく分かっていないが、時間をかけて甲羅の上に石が出来上がっていくのだそうだ。
「依頼人さんが皆さんに期待しているのは特大サイズの星の雫との事ですが、ここで問題があるそうで……」
特大サイズとなると、魔獣のサイズも特大サイズとなる。
魔獣の性格は大人しく、普段であれば石を採っても素知らぬ顔をしているそうなのだが。
「情報によると、コボルト達が石を狙って集団で執拗に襲い掛かるせいで非常に怒っているそうなんです! 依頼人さんの意向としては亀さんは傷つけてほしくないそうで……攻撃を避けつつ、石を狙うコボルトを倒して石も持ち帰ってくれないか、と!」
依頼の内容が難しい事は承知しているらしく、報酬は弾んでくれるそうだ。
受付嬢は「それに」と報酬話に付け加える。
「依頼人さんは先程お見せしたような小さな石を沢山所有しているらしく、報酬の他に一人一つずつ譲ってくれるそうですよ!」
先ほど受付嬢が言っていたようにアクセサリにすれば聖霊節のプレゼントにもなるだろう。
説明を終えた受付嬢は「私に贈ってくれてもいいですからね!」等と言っていたが、冒険者達は聞こえないフリをして部屋を後にするのだった。
解説
マスターより
リプレイ
「星の雫かぁ、凄い亀だよね」
星亀の住処へ向かう道すがら。ハガネは冒険者ギルドの受付嬢から説明された星亀の姿を思い描いていた。
「出来上がる原理なんかも興味はあるけど、今回は採集の依頼だね」
「そんな神秘的な亀さんがいるなんて……やっぱり世界は未知に満ちていますよね!」
アスカ・タチカゼとレイヤ・ダライ=カホールも魔獣の神秘的な生態に興味がある様子。
その星亀から採れる星の雫が報酬で貰えるのもあり、依頼達成に向けてやる気は十分。
「フフ、背中にお星様を背負って歩いているなんて随分可愛らしい特徴をしているじゃないか。大物の星と聞いているし、聖霊節の夜空に輝く姿は是非とも見てみたいものだね」
「亀の背から採れる鉱石ってのは確かに面白いな。聖霊節のプレゼントに綺麗なアクセサリーってのは確かに定番か」
ロベリアとリオネル・パストラルも星の雫を楽しみにしている様だ。
「にしても、コボルトはなんで星亀さんを執拗に追い回してるんでしょう? 大きな星の雫はコボルトから見ても魅力的なのかな……?」
「コボルトは鉱石を喰らうって話もあるからねぇ……大物だし、美味しそうに見えるのかもしれないよ」
星亀が狙われる理由を考えるレイヤにロベリアが答える。
金属加工文明を持っていないはずのコボルトが鉱石を必要とする理由は不明だが、食す為に鉱石を求めているという説がある。
星亀もダマスクス鉱を食べて星の雫を背中に作り出すのだから、もしかしたらコボルト達にはご馳走に見えているのかもしれない。
「まぁ、コボルト連中が狙う理由は綺麗だとか、んなロマンのあるもんじゃねぇのは間違いないだろうな」
二人の会話を聞いてディアンが言う。
採取した鉱石を使わずに石器に頼る種族だ。今回の獲物も別に身に着けたりする事は無いだろう。
「星亀を守ってコボルトを倒す……単純そうに見えて、星亀も襲ってくるだろうというのが難点ね」
「だよなぁ、亀さんからどうにか引き離したいところだ」
カメリア・ローレンスとアルマン・アルスターは考える。
「それじゃ、こういうのはどうだろうか――」
ロベリアはアルマンを見ながら凶悪な歯を見せてニヤリと笑い、思いついた内容を話す。
それを聞いたアルマンは「はっはっはっ」と笑いながらも死んだ魚の様な目で了承するのだった。
●
コボルトの集団が星亀を取り囲み、執拗に攻撃を繰り返す。
堅固な星亀に傷を与えるには至らないものの、ずっと追いまわされている星亀としては鬱陶しくて堪ったものじゃないだろう。
大暴れする星亀の隙をつき、一体が背中に飛びつかんとする。
――刹那、赤い線がコボルトの身体を切り裂き、光糸となって縛り上げた。
「良い所だったのに悪いな。大人しくしてもらうぜ」
いの一番に飛び込んだリオネルだ。瞬く間に加速した彼は飛びつこうとしていたコボルトを縛糸刃で切り裂き、巧みな身のこなしで一度距離を取る。
星亀に動物交感を行いたかったが、荒ぶる魔獣に触れるのは困難だ。まずは暴れる原因を取り除く事に集中する。
数匹のコボルトはリオネルを追いかけて攻撃を仕掛けるも、反応速度を強化したリオネルは一発以外を華麗に避けてみせた。
「はいはい、そんなトコ登るもんじゃないよ!」
「アンタらにやるには惜しい代物だ、欲しいんなら俺らをどうにかするんだな!」
リオネルに続き、コボルト達と星亀の間にそれぞれアスカとディアンが割り込み、大剣と斧でコボルトを斬りつける。
アスカの一撃は素早くコボルトを捉え、ディアンの斧による強烈な一撃はコボルトを薪を割る様に両断した。
コボルト達は目の前に現れた脅威を見、周囲に他に敵が居ないか確認を始める。
「ドケッコラー! テマッシャラオラー!」
「オーイ、犬面! こっちだ!」
突然聞こえてくる何者かの声。
コボルト達が声のする方を見ると、挑発するレイヤとアルマン、そしてロベリアが目に飛び込んできた。
「ぷるぷる……ボクはわるい魔女じゃないよ……」
杖を抱えて身体を縮こませ、怯えるように二人の背後に隠れるロベリア。コボルト達から見えない口元は笑っている。
そんなロベリアの姿を見つめるコボルト。仲間達と何かを話し、そのほとんどがキャスター達三人に注目する。
「コボルト語、なんか違った気がしますが……気づいてくれたみたいですね!」
「うわぁ、めっちゃ見てるんだけど。ところでこの囮作戦さ……超怖くない!? すごく怖くない!? 俺大丈夫ううううう!!??」
謎の言語で話しかけたレイヤは結果オーライと言わんばかりだが、アルマンは自らを囮とする作戦にのった事をちょっと……いや、結構後悔していた。
「フフ、どうやら上手くいったみたいだ。ボクは今はか弱い魔女だから守ってくれたまえよ?」
亜人語の知識があるレイヤとロベリアはコボルト達の大半がこちらへ向かってくる事をコボルト同士の会話を聞いて察知。
怯えて声をあげるような演技をしつつ、ロベリアが仲間達へその事を伝達する。
「大胆だねぇ、気を付けてね」
近くで待機していたハガネが声をかける。
「こうなったらやってやる、やってやるぞおおお!」
「わるい魔女は簡単にくたばったりはしないとも、期待していてくれたまえ」
明らかに打たれ弱そうなアルマンとロベリア目掛けて八体ものコボルトが向かってくる。
防具を着こんでいたレイヤは狙われていないが、二人を援護する為にアーケインを設置する。
「さぁて、僕もそろそろ行くよ!」
ハガネは星亀を護る仲間達の元へ向かう。
その目には、大暴れする星亀に巻き込まれる仲間達の姿が映っていた。
「あっぶな!」
反応強化したリオネルは大暴れする星亀の巨体をすんでのところで躱す。
リオネルによって縛り上げられていたコボルトは避ける事ができず、ぺしゃんことなった。
「――ッ! 流石にまともに食らうと痛いなぁ」
「ハハッ、大分怒ってやがるな! でも、まだ余裕だろ?」
アスカは暴れる星亀の巨体をそのまま受け止め、ディアンは輝くエーテルをその身に纏い、防御能力を向上して受け止める。
ディアンの問いかけにアスカは「当然だよ!」と返し、眼前のコボルトに向き直る。
アスカの一撃を受けたコボルトも何とか避ける事が出来たようで、星亀の甲羅にある星の雫に視線を向けている。
どうやら力の差を感じ、獲物だけ奪って逃走しようと考えている様だ。
キャスター達が八体ものコボルトを引き付け、二体が倒れようともまだこの場には五体のコボルトが残っている。
星の雫を奪って逃げ、キャスター達を追っていった仲間が戻れば、自分達より強い相手といえど何とかできると考えているのだろう。
隙を見せたら一斉に飛び掛かろう、そうコボルト同士で目配せする。
しかし、それを実行する事は叶わない。
「お待たせ、皆! それじゃ、亀さん……狭いかもだけどちょっと我慢してね!」
駆け付けたハガネが星亀に向けて言い放ち、祈りを捧げる。同時に星亀は輝く六角柱状の光の檻の中へ。
星亀もコボルトも魔法攻撃を持たず、効果が続く間は星亀を心配する必要はないだろう。自分達と星亀を阻む壁が現れた事に動揺するコボルト達。そのうえ、内一体が地面に倒れ伏す。
「さっきから隙だらけよ、これだけ数が居て気付かないなんて……そんなに必死なのね」
認識を妨げるエーテルを身体の周囲に張り巡らせたカメリアが、ハガネの光縛封を合図に姿を現す。
カメリアが放った二連撃は不意打ちとなり、受けたコボルトは死ぬ瞬間まで彼女に気付く事はなかっただろう。
数の利も失い、星の雫を奪う事も出来なくなったコボルト達。
「こそこそ逃げられるなんざ思うなよ? 星亀を散々袋叩きにしたんだ、てめぇ等もちょっと付き合いな!」
ディアンの斧がエーテル光を纏い、長大な刃と成る。
弱ったコボルトが逃げ出そうとするが、張り巡らされたディアンの不可視のエーテルによって妨げられた。
他のコボルト達は逃げる事すら出来ないと悟り、打たれ弱そうなカメリアとリオネルを狙うも、二人の方が素早い。
「それじゃ、頼んだぜ」
「ええ、わかったわ」
リオネルの刃が再度、赤光のエーテルを纏ってコボルトを斬りつけ、縛り上げる。
そこへカメリアが飛び込み、一撃。トドメとなったのを確認し、近くに居たもう一体へ二撃目。
コボルトが反撃するも――
「そんな雑な攻撃じゃダメね」
リオネルと同じく反応強化したカメリアは危なげなく躱す。
「わんさか居たけど残りは少ないよ! 頑張って!」
「攻撃こそ、最大の近道ってね!」
ハガネの祈りがアスカの大剣を淡い光で包み込む。
駆けたアスカはカメリアによって傷を受けたコボルトにトドメを刺す。
逃げ出そうとしていたコボルトはこの場に居る仲間が全滅し、痛む傷に正気を失ったのか亜人語で何かを喚き散らす。
「自然の物に金額って価値を付与するのは私達、キミ達にとっては生活必需品とかそういう類の物の調達だったのかもしれないけど……ま、強い者が総取りってのも自然の摂理かなと思うワケで」
アスカが「悪いね!」と言う。
「そんじゃ、お別れだ。あばよ」
ディアンのエーテルの刃が振り下ろされ、冒険者達が駆け付けてからコボルト達は星の雫に触れる事が無いまま決着となった。
「あっちの方は大丈夫なの?」
ほとんどのコボルトを引き付けていった三人の事を、カメリアが案ずる。
「ああ、こいつ等は星亀とやり合ってたからか知らんが大してタフでもなかった。それに……あいつ等の魔法は容赦無ぇからな」
ディアンは知り合いであるアルマンとロベリアの魔法を思い出しながら答える。
「じゃあ僕達は亀さんを落ち着かせておこうか、結界も長くは続かないからね」
「ああ、気になるけど仲間を信じよう。星亀も早く安心させてやりたいからな」
ハガネが自らの作った結界を見て言うと、リオネルも賛同する。
「さて、それじゃあたし達で暴れん坊を落ち着かせるので決まりだね! もう少し頑張ろうか!」
アスカが言うと、結界が消えて荒ぶる星亀が姿を現す。五人は再び戦いへと向かっていった。
●
「もういい? もういいよね??」
「ああ、上手くまとまってくれているし……そろそろかな。レイヤ君のおかげで追いつかれる事もなかったし、感謝しなければいけないね」
アルマンとロベリアはレイヤが設置したアーケインによって距離を離せた事により、無傷だった。コボルトはひたすら逃げる二人を真っ直ぐ追いかけており、範囲魔法を使うのにはぴったりだ。
突如立ち止まり、振り返る二人。
コボルト達は「やっと諦めたのか」と言わんばかりに飛び掛かる様な勢いだ。
二人が立ち止まり、目の前にコボルトが迫っているのを後から追ってきていたレイヤが目視すると、反撃するのだと察する。
「ナマルベッケロアー!」
レイヤが謎の言語を再度叫ぶと、彼女の周囲に大量の小さな光弾が現れる。
コボルト達は声に驚くも、目の前の二人の恐怖に染まった表情を拝もうと前を見たままだ。
しかし、二人はコボルト達の希望に沿ったような表情をしているはずはない。なにせ、ただ作戦通りに逃げていただけなのだから。
「怖かったんだからなぁぁぁぁあ!!!」
いや、アルマンは半べそをかいていた。
それでも彼がコボルトに向けた杖先には、大きな火球が作り出されている。
「さて、聖霊節には少し早いけど……キミ達には先にお星様になってもらおうかね」
ロベリアが地を蹴る。すると大量の小さな光が閃きと共に彼女の周囲に舞い上がる様に現れた。
生命力を魔力に転化したロベリアは苦しいハズなのだが、自信に満ちた表情で指を鳴らす。
それを合図にコボルト達のみを目掛けて炎が、光弾が降り注ぐ。
固まって動いていたコボルト達には為す術はない。
生命力を犠牲に威力を上げたうえに高い命中力を誇るロベリアの魔法と、強化するまでも無く強力な威力を持つアルマンの魔法……どちらが当たっても致命傷だ。
気合で耐えようとも、トドメと言わんばかりにレイヤの魔法が襲う。
「他に居たりしないよな、大丈夫だよな?」
アルマンが心配そうに周囲を見回すが気配はない。
「ふむ、無事にお星様になったようだが……ちょーっと、綺麗とは言えないかな?」
「皆さんの所に戻りましょう! 亀さんが暴れて大変かもしれません!」
コボルトの亡骸を見てロベリアが呟いていると、レイヤが言う。
三人は急ぎ、来た道を戻っていく。
「もう大丈夫だ。安心してくれよな」
「襲われ続けて疲れたよね……あ、チーズとか食べるかな」
「ダマスクス鉱を食べるのよね、近くを探してみるわ」
三人が合流すると、星亀はすっかり大人しくなってリオネルに撫でられ、ハガネとカメリアに餌を与えられていた。
コボルトの襲撃で疲れ果てていた星亀は、攻撃を掻い潜って何とか触れたリオネルとハガネの動物交感によってすぐに落ち着き、休み始めたらしい。
「少しだけ分けてもらうぞ、いいか?」
リオネルが撫でながら動物交感を使い、語りかける。
穏やかな感情のままの星亀は普段は本当に大人しいようだ。
「大丈夫そう?」
採掘道具を手にカメリアが問い、リオネルが頷く。
カメリアが採掘のスキルを活かして丁寧に星の雫を採り終えると、冒険者一行はギルドへと帰っていく。
星亀はゆったりと、その背中を見送っていた。
●
帰ってきた冒険者達は受付嬢から報酬を受け取る。
「綺麗だな……これは贈り物にしたら喜ばれるだろうな」
贈る相手はいないけど! と、報酬の石を見てうっとりしつつ、また半べそをかいているアルマン。
いつかそういう女の子が現れた時の為、大事にしまう。
「あの子への贈り物にしたいわね……」
カメリアは娘のように想う冒険者の事を考えていた。
「加工するのであれば良い職人を紹介しますよ!」
と、受付嬢が声をかける。必要であれば装飾品にする事が可能だろう。
「俺には渡す相手も特にいねぇからな。やるよ」
「僕もいないし、ブローチで間に合ってるからなぁ……どうぞ!」
「俺のもどうぞ、喜んでくれる子がいるなら嬉しいもんさ」
ディアン、ハガネ、リオネルは受付嬢へと石を贈る。
「えぇ、いいんですか!? モテ期、到来かも……」
嬉しさのあまりに妄想が捗っている様子だが、正気に戻って「大事にします!」と感謝の気持ちを示す。
そのやり取りを背に、レイヤは好奇心に逆らえずに星の雫をぺろりと舐めてみる。
「……うん、味はしませんよね。知ってました」
そう呟き、宝物として大切にしようと星の雫を瓶に詰めて眺める。
手に入れた石は小さいが、確かに光を放っていた。
自分達が採った特大サイズはどんな光を放つ星として飾られるのだろう、聖霊節で探してみるのも良いかもしれない。
冒険者達は冬を感じさせる寒さの中、街へと出ていくのであった。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:多い8 / 4〜8人
2020年12月16日 12時02分38秒 公開
参加者
- アルスター アルマン
ディアン
カメリア・ローレンス
ハガネ
レイヤ・ダライ=カホール
ロベリア
- パストラル リオネル
アスカ・タチカゼ
相談掲示板
ヒーラーのハガネだよ。 今回はよろしくね!
ウォーリアの傭兵、ディアンだ! 顔見知りのやつも初見のやつも、いっちょ気軽に頼むぜ! 今回は条件付きのちと工夫が必要な戦闘依頼だからな。 パパっとうまく魔獣の気を引けそうな手段や担当、コボルトを蹴散らす役を決めちまうか?
レイヤ・ダライ=カホールです。 ハーフビーストのキャスターです。黒い鱗はありますがハーフビーストです。 よろしくおねがいしますね。 今回は星亀の背から採れるっていう、星の雫の採取ですね。 開始時点でコボルトが魔獣を囲んでいるようなので、 逆手に取って、メテオラ糸とかでコボルトだけまとめて攻撃していこうかと思います
ウォーリアのアスカだよ、よろしく! 何はともあれコボルトだよねぇ。 できるだけパパッとぶっ飛ばしていかないとだけど追い詰められると石をガンガン攻撃し始めるって話だから対策はしないとだね。 亀魔獣はコボルトさえ倒しちゃえば大人しくなるみたいだし、こっちを巻き込む範囲攻撃にさえ気をつけてればそれでもいいのかなって思うかな、サイズ考えると気を引くって言っても誘導とか難しそうで。
…メテオラ糸って何でしょう、細そう。 メテオライトです。間違えました。
シーフのカメリアよ。よろしくお願いするわ。 コボルトの攻撃優先を考えると後衛に随伴する人が居た方が安全そうだけど、そこは前で止めるか後ろで止めるかにもよるかしら。
No.7
シーフのリオネルだ。よろしく頼む。 俺の方は範囲攻撃とかはできないんで魔獣を狙うコボルトを優先的に狙って倒すとかBS付与系で立ち回るかってとこかな。 魔獣に効果はあるのかだがダメ元で『動物共感』で落ち着いてとか語りかけてみるのもとは思ったんだがコボルトを早めに片付ける方に注力した方がいいかな。
ボクはエルフのロベリア、見ての通り悪い魔女さ。 皆、仕事でも何処かでも見知った面子かな、今回もよろしく頼むよ。 コボルトは鉱石を喰らうって話もあるが、そんなに星の雫が美味しいのかな 折角の上物(特大サイズ)の様だし、綺麗な形で持って帰りたいね。 >魔獣とコボルト ボクも魔獣はコボルトに怒っているようだし…気を惹くというよりは巻き込まない様にだけ気を付ければいいと考えていたよ。 鈍重な様だけど、攻撃は見境なくてもボク等よりコボルトを優先して攻撃に行きそうだしね。 故に、魔獣に近寄るとするならピンチになって踵を返し、星の雫を狙うコボルト達を足止めする為かなぁと考える。 >コボルトの片付け方 危惧されている通り、追い詰められると石の奪取を優先するらしいから…いきなり魔獣を狙ってる不意を突いて一気呵成に攻めるのは、一瞬で全滅出来ないとリスクが高そうだよね。 この辺を考えて…最初はコボルト達を魔獣から引き離す様に気を惹く攻撃(追い詰め過ぎない様に単体を狙ったり、バッドステータスを付与する等)をして、頃合いを見てから一気に片付ける方がいいだろうか? それとも、焦土作戦で前衛が割って入ったらすぐに対象識別の範囲攻撃でコボルト達を消し飛ばしちゃう? ボクはどちらでも行けるが、どちらかといえば前者の様な方法がいいと考える。 他の案や皆に考えも聞きたいね。
メテオラ糸…なんか凄そうな繊維っぽいなぁ、星の雫のようにキラキラしてそうだ!(面白がって触れる魔女 とりあえず、ボクはコボルトや亀を分断したり星の雫を狙う奴の足止めの為に必中で移動妨害が出来るアーケインテンペストを持ち込むね。 スタティックフィールドも考えているけど、こっちはフレイムゲイズ(強力な対象識別範囲)と考え中。 後は戦術眼と亜人言語(コボルトの行動を察知できる可能性を考え)を予定しているよ。 魔獣を落ち着かせたり、星の雫を採取するのはその手の事が得意な人に頼らせてもらうね。 >コボルト殲滅後の魔獣 コボルトに対して怒っているようだけど、殲滅後…すぐに落ち着くという訳ではないからある程度は抑える事も考えた方がいいかな? 攻撃する訳にも行かないし…落ち着くまで離れているか、物理的に耐えられる人が抑えたり、ダメージの無いバッドステータス付与を狙うのがよさそうだろうか?
基本的には堅甲と輝刃でみんなを応援できたらって思ってるよ。あと回復! 光縛封を亀に向けて使ったら、亀をコボルトから守るのにも亀の攻撃からこっちを守るのにも使えそうかも? あんまり保たないけど……最悪一気呵成パターンでも少しは時間を稼げると思う。 片付けられなかったときを考えると、ロベリアさんの言うように、引きつけてからのほうがいいのかなって思うけど。 動物共感は戦ってるときに難しければ、コボルト殲滅後に使うのでもいいかも。早く落ち着いてもらいたいもんね。 僕も持っていくね。
No.11
アルマン・アルスターだ。 顔出し遅れて申し訳ない! 俺の立ち回りについては、無難に対象指定系の範囲攻撃だな。 >コボルトについて いっちばん警戒しなきゃならんのは、やっぱり逃げだよなぁ。 不利になると、亀の背中の石を砕いて持ち帰ろうとするんだろ? 対象指定系の攻撃を出来るヤツは何人かいるけど、それだけで相手を全滅させることができるとは限らないし、行動順の問題もあるし、出来るかぎりコボルトは亀から引き離しておくのが安心安全だとは思うな。 >亀 コボルトを倒して数ターン経過すると大人しくなる…か… 逆に言えば、数ターンは大人しくならないってことだよな。 早く落ち着かせるように手を尽くすのは、良い事だと思う。 その方法だけど…亀が嫌がるような事をすると、今度はこっちに対して怒ってくる可能性も0じゃないし、内容は慎重に考えた方がいいかも。
>コボルト 確かに…逃げに回って石を砕かれると困りますね。 なら、敵の武器を壊したりして戦闘能力を奪っていく方向もありでしょうか? ツルハシ持ちがいなくなれば、石を砕くのも難しくなりそう。 幸い遠距離攻撃はないみたいなので、いっそ亜人語で挑発してみるのも良いかも。 打たれ弱そうな人から狙うらしいので、こちらの陣形を広めにとって、 殴りに来たところを…なんてのもいいかも。
確かに打たれ弱そうな人から狙う性質を利用できると良いわね。 軽い攻撃やBSで釣り出して、亀から離れたところで囲むとかかしら。 隠れる場所は少ないってことだから少数だと思わせて、というのは難しいかもしれないけれども、一応シーフとしてはハイディングなんかもあるわ。
>ハガネ君、光縛封 今回、ヒーラーはハガネ君だけだし…支援もしてもらえるなら助かるね! 念の為ボクもヒールを持っていくつもりだけど、頼りにしているよ。 光縛封も用意してもらえるなら、どちらの作戦を取るにしても凄く助かるね 今の様子だと、コボルトを魔獣から引き離した後、一気に畳み掛ける時に魔獣に使えば…コボルトが石を狙うのをほぼ完ぺきに3ターン防げるだろうし、是非お願いしたく思うよ! ただ、射程が6だから立ち位置に少し気を配る必要がありそうかな? >武器破壊、亜人言語での挑発等 確かに、どちらも可能なら狙ってみるのは悪くなさそうだね! ただ、亜人言語に関しては不確定要素って感じになってしまうかなぁ… 以前に、会話を試みる行動をした所…亜人の言語を理解は出来るけど、群れによって形態が違うからか…こちらから語り掛ける事は出来ないという事が2回あってね。(GMによるかもしれないけど) 挑発の単語程度なら通じるかもしれないので、こちらは詰め込めそうならやってみる事にするかな。 >打たれ弱そうな人から狙う性質 これに関してはキャスター陣、更にはエルフのボクとアルマン君は超一流なんじゃないかな!(謎のか弱さに対する圧倒的自信) 射程はギリギリで戦うつもりで、アーケインも設置予定だけど…攻撃されるとひとたまりもない自信があるよ。 囮作戦も織り交ぜていくなら、戦術眼を持ち込みたい所ではあるが、演技に変えて…より「かよわそう」に魅せるのも悪くないかね。
>コボルト あいつらの気を引く為に初手でシザーロアを使えば、奴らの内の一匹を強制的に引き剥がすことも出来るがどうする?そこを起点に、あいつらが俺を集中的に狙ってくれるようになるきっかけにもなる可能性があるしな。 あんまり遠くからちくちくやって鉱石への攻撃の時間を間延びさせるのも不味いし、亀にも攻撃される前提で一気に接近して範囲で殴るのもありだな…流石に危ないか?
危険はあれど、回避を活かしてコボルトの対処に亀に接近してもいいし、キャスターの方が囮に立つならその護衛に動いてもいいと思っているわ。 全体がどう動くか次第ではあるから、まだ立ち回りは決めかねているけれども。 シザーロアで釣り出すことも出来るのは選択肢として良いとは思うけれど、対象数的にもソレだけでどうにかするというのは厳しい感じがするかしら。他の手段も併用して釣り出せるのが理想、というところだと思っているわ。
No.17
コボルトも多いもんな。 ハガネの光縛封は助かるな、使用中にできるだけコボルトを減らしておきたい感じかな。シーザーロアもいいと思うが確かに数も多いしでタイミング見つつ上手く使えるといいな。 ウォーリア組はカバーリングとか使えれば後衛組狙われた時に守りつつ寄ってきたコボルト狙えるかな?ちょっと釣り出し案が他には浮かばないところで申し訳ない。 俺の方はちょっとカメリアと同じくで立ち位置悩み中だ。回避はそれなりにだから亀のそばでというのもいいかもなと。 束縛を優先に、以降は万が一コボルトが狙うならで命中低下のBS付与かなぁと考えてるよ。
めっちゃ話が進んでる……顔出せなくてごめんね。 >釣り出し どれが有効になるかわからないし、思いつく事全部やってみるくらいでもいいんじゃないかなって思うな。 あんまりバラバラで分散するのもアレだけど……基本方針として「子ボルトを星亀からできるだけ引き離す」って共通認識があればいけそうかなって。 シーザーロアも、1体だけでも誘導できるのは強いけどやっぱり数が数なので最初だったり逆にコボルトが石を狙いに行くタイミングで使うのがいいんじゃないかな。 でもあくまで付与に成功する必要はあるから過信もできないのは悩みどころ……。 >武器破壊 石へのアプローチ方法の選択肢も攻撃力も下げられるし、狙うのはアリだとあたしは思うよ。 >光縛封 いいんじゃないかな。 少しの間であっても場の荒れが落ち着いてくれれば色々できそうだもんねぇ。 >個人の動き これについては私もちょっと考え中。 まあ基本は近接戦闘でコボルト片っ端から叩く感じになると思うけど、囮作戦で釣り出すんならある程度カバーはいるかなと思ったりもして。 カバーリングもできるっちゃできるんだけどこれも射程が狭いから、ちゃんとカバーしようとすると実質付きっきりみたくしないとかなーと。
No.19
打たれ弱さには定評がある俺です!(どやぁぁぁ 特に何もしなくても、ばっちり攻撃目標になれるぜ!はっはっは。 マカセテ(死んだ魚の目 >釣り出し 思いつくこと全部やってみる方向性に賛成。 相手の数が多いわけだし、1案で全部対応できるとは思えないし、場の流れを見ながら調整していく方向でいいんじゃないかな~って。 戦術眼持ちはそれなりにいそうだし(という俺も持ち込める)、過信は駄目だとは思うけど、なんとか対応できるんじゃないかと。 >個人の立ち回り 弱そうな獲物のフリをしーの、距離を取りつつ魔法攻撃だなー。 基本は単体もしくは対象指定の攻撃を用意していくけど、バステも持ち込んだ方がいいならそっちも考えとく。
No.20
>釣り出し コボルトを亀に近付けさせないな共通認識で各自できる手を打っていく感じかな。 あ、釣り出しというかなんだけど光縛封のタイミングは初手からいくかコボルトが亀狙い出したタイミングでいくのかは把握しておきたいなと思ってるんだけど確認してていいか?
やれることみんなやっておこうっていうのは僕も賛成。 打たれ弱さなら任せろー枠はここにもいるよ! とりあえず弱々に見えても耐えられるように硬甲とか頑張るからね。 >光縛封のタイミング 開幕初手どーんじゃなくて、基本的には「ある程度釣り出せた」と判断したタイミングで使おうかなあって思ってたよ。 それより先にコボルトが亀を狙うなら、前倒しで使う感じで。 他にいい案があったら教えてほしいな。 ので、初手はみんなの強化を優先するね。 立ち位置はいつでも亀が射程から外れないように、意識しておくつもり!
アスカさんの言うように「コボルトを星亀からできるだけ引き離す」を共通認識として動こうと思うけれど、ウォーリアの人がキャスターの人の周りで戦うなら序盤〜中盤辺りでハイディング→亀の辺りまで移動して引き離せなかったコボルトを対処しようかしら。 コボルトと亀の間の位置で戦う立ち回りね。危険はあれどいざとなれば回避集中でどうにかなるかなという認識だわ。
No.23
>光縛封のタイミング ある程度釣り出せたタイミングで了解だ。初手で亀守りつつ一気にというのも一案かなとは思ったけどコボルトの位置もバラバラな可能性もあるしな。ハガネのタイミングで頼むな。 とりあえず亀に近づくコボルトの足止め優先な感じで立ち回る感じで出立準備は進めておくよ。 出発前までに微調整はできると思うんで、時間がある時にはできるだけここも確認しておくな。
共通方針:コボルトを星亀からできるだけ引き離して撃破 方法は各々で思いつくものを 例)ちょっかいかけて釣り出し、(自称)うたれ弱い人を囮に とりあえずこんな感じで大丈夫そうかな。 私はこれに従って行動する感じになるよ! >光縛封 ハガネが考えてるタイミングでいいと思うな。 あたしはそれを合図にして一気に攻勢に出ようかなって。 >個人の動き 迷ったけど、やっぱり囮役の護衛より目に付くコボルトを片っ端からやっつけてくことにするよ。 理由としては、前にも言ったんだけどカバーの範囲と対象がちょっと狭いので付きっきりになっちゃうこと、それにそうなっちゃうと折角囮として動いててもコボルトが警戒して寄ってこないんじゃないかって懸念があるからだね。 なので囮に釣られないで星亀に向かうコボルトを優先に、場合によっては囮に釣られてるコボルトを挟み撃ちとか不意打ちの形で強襲する感じで! 釣り出しについてはちょっと浮かばないので……あたしは今回はしない方向で。
確かに護衛した結果警戒される、というのはありそうなのが難しいところね… 一先ず先に書いた通りハイディングを使用して接近→光縛封のタイミング(ある程度釣り出せたタイミング)で光縛封に守られていない亀を狙うコボルトを優先して攻撃開始→亀にコボルトが近づかないように間に入る感じの位置で戦闘、って感じでプレイングを書いていきたいと思うわ。 一応出発までには相談掲示板は覗くつもりだけれども、対応できるかは微妙なところね…