【PT】明日を勝ち取る為に

夜帷かもめ

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シナリオID:212

オープニング

●その名はヘンリク
「それで、村は授恵者らに奪われたと」
 そういう事だな? と椅子に腰かけた戦士が問う。軍議用の大きな机を隔てて尚、その殺気はバルバロイを鋭く刺した。実際に刃を向けられた訳ではないが心の臓を薄皮一枚ずつ剥ぎ取っていくような緊張感が蛮族の男を襲う。
「だ……だがよぅ!」
 オーガまで投入して守りは固めていたんだ。やる事はやっていたと蛮族の男は抗弁する。

 ――Henrik(ヘンリク)・Nieminen(ニエメネン)。眼前の仮面を付けた者の名前だ。バルバロイを一つの軍事集団として統率し、今回の蜂起に結び付けたその首魁である。目元以外をすべて仮面で覆い、室内にあってもフード付きのマントを脱ぐことがない此奴の素性は杳(よう)として知れない。だが、その戦士としての実力、魔導士としての素養に人脈、資金力――いずれもが、只者の水準ではない事は確かだ。
 故に、バルバロイの男はヘンリクの機嫌を窺っている。

「……まあ、良い」
 嘆息と共にヘンリクが次の句を吐き出す。バルバロイにそこまでの多くを求めた方がそもそもの間違いだったのかもしれない。バルバロイを指揮してはいるが、バルバロイを信用しているわけではない。ヘンリクにはヘンリクなりの思惑がある。
「早晩にでも授恵者らが攻めてくることだろう。内部の警戒を密にしろ」
 それと、指輪の所在と数を確認しておけ――そう蛮族の男に指示を出してから、ヘンリクは奥の間へと下がっていった。

 ここはアロシュナバラ砦の最奥。ヘンリク以外の何人たりとも立ち入りが禁じられたその部屋で、何が行われているのか知る者はいない。

●敵情を知れ
「緒戦はまずは順調と言ったところだけれど」
 冒険者ギルドのカウンター越しに受付嬢が貴方たちへ向かって零す。
「そこまで楽観視できる状況でも無いのよね」

 重要な拠点であるアロシュナバラ村は奪還した。それは特筆すべき成果だ。だが肝心要の砦はまだ手付かずである。バルバロイが武装蜂起し、王国領土の拠点を占領したという報は各所へと伝わっていた。
 これまで目立った行動を避けていた日陰者どもが、この機を利用せんとばかりに動きを活発にしているという噂もある。砦に残されている住民たち、村に残っている住民たちの安否や処遇も気にかかる。年を越す前に、事態を決着させたいというのが依頼主たち(王国やギルドの上層部)の意向であった。

「アロシュナバラ砦の内部について、およその所は分かっているんだけど」
 如何せん、所属も不明瞭のまま長らく係争地となっていた砦である。その最新の情報、記録といったものが手元に無い。伝手を辿って広く探すことは出来得るだろうが、どうせバルバロイが中へも手を入れているだろう。

「ということで、貴方たち。内部へひとつ、潜入してきてちょうだいな」
 ギルドからの正式な依頼として、発布された依頼文を彼女は読み上げた。必須となる情報は以下の通りである。
・内部の構造の状況更新
・敵勢力の正確な規模
・砦内部に捕らわれているアロシュナバラ村住民(男連中や成人女性ら)の現状

「ずいぶんと古い文だから今さらどこまで信用できるかわからないけれど……」
 せめてもの参考に、と受付嬢は一つの書物を取り出して見せる。表紙には、『アロシュナバラ紀行文』と題字が振ってあった。
 
●『アロシュナバラ紀行文』より(抜粋)
 アロシュナバラの砦は蛮族の版図を睨む小高い丘の上に設営された砦である。街道から分かれた道に沿って、丘の麓から砦の門まで登っていく道が整備されている。門の左右には鐘楼があり、見張り台を兼ねていた。砦は山肌のくぼんだ地形に建っており、正門のある北側以外の三方は崖が囲んでいる。門から鐘楼を結び、さらに砦をぐるりと覆う形で石積みの壁が聳え(そびえ)立っている。壁には射手が配置できる物見の塔が三本備えられていた。
 空を歩くことができる者であればそちらから侵入することもできるだろうが、常人の身で崖を降りて進もうというのは自殺行為に違いない。

 さて、門を入って中に進むと、まずは馬小屋が目に入る。かつては20頭ほどの馬をここで飼育していたらしい。バルバロイとの抗争も終結した今となっては無用の長物だが。そこから先は、さらに一段高さが上がっている。馬小屋の左右にある階段を上ると、正面には食堂、右手には軍議場、左手には兵士の詰め所が見えた。よくもまあ、こんな僻地にここまでの軍事施設を建てたものだと驚きを禁じ得ない。往時の蛮族との闘争がいかに激しく、時の権力者たちの関心事であったかが窺われる。

 軍議場の横手には武器庫があり、簡素であるが整備を行うための鍛冶場も備えられていた。大したものだと感心しながら砦の奥、南西角の崖際にある将軍の住居への足を向ける。砦の中で唯一、小奇麗にまとめられた屋敷である。中にはかつての将軍の趣味だろうか、些か古いデザインではあるものの正統派な王国調の調度品が埃を被っていた。
 将軍の住居の横には、塀を抜けるための裏口があった。これを出た先は……といえば、すぐ傍には崖の岩肌が迫っていた。崖には洞窟が掘られていたが、崩落して塞がっているらしい。危険だという案内人の言葉もあり、私はここで砦の調査を終えることとした――。

解説

●目的  アロシュナバラ砦内部の調査  生存して情報を持ち帰ること ●注意  本依頼はアロシュナバラ砦攻略に向けた寄与度が非常に高い依頼となっています。本依頼の成否、および得られた情報の質と内容によって第3フェーズの展開や規模が変わり得ます。オープニング中で要請されている情報収集は「最低限」の内容です。さらにどの様な情報が今後必要とされるか、それはプレイングにてご検討ください。  砦へ潜入するところから本シナリオにおける課題として扱います。アロシュナバラ村の住民、周辺地域の住民や冒険者ギルドは考え得るすべての助力を行います。 『アロシュナバラ紀行文』より(抜粋)の内容を含め、オープニングはすべてPC情報です。文字が読めないPCに対しては、ギルドの受付嬢が内容を説明したものとします。

マスターより

こんにちは、かもめです。 突如として武装蜂起したバルバロイに対し、先ずは授恵者らの働きによってアロシュナバラ村の奪還が成りました。本隊の攻略へ向け、次は情報収集が課題となります。 【PT】連動第2フェーズの各依頼はそれぞれ微妙に時期が異なる独立した依頼として扱います。 同一フェーズ内において、一つのシナリオの結果が他方のシナリオへ影響を与えることはありません。

リプレイ

「頼んでいたものは出来たんじゃろうな」
 咲羅がカルミーへ問いかける。
「もっちろん。ギルドの中でも腕利きの彫金士に頼んだっすよ」
 麻の小袋に入った『ソレ』を、ざらりと彼女は手に受けて見せる。
「さすがだな。こうやって見ると俺には見分けが付かねぇ」
「おい、ハヤト。本物と混ぜるでないぞ」
「その辺は分かってるぜ」
 釘を刺す咲羅に不適な笑みを返し、ハヤト=ガラン=ヴォルファングは小袋ごと偽の指輪を袂へしまい込む。バルバロイの統率に用いられていると思われるその指輪を、偽物にすり替えようと授恵者らは準備を進めていたのだ。

 うっすら炊事場から白煙が上がると共に、煮炊きの匂いがハヤトの下へと漂ってくる。常人よりも優れた嗅覚を持つハヤトには、炊事の準備の進み具合が手に取るように分かる。良い頃合いだと判断してサニー・フォン・オルライトは一筋の狼煙を上げた。それは彼女たちの潜入を支援するべく砦へ陽動を掛ける、授恵者らへの連絡であった。
 狼煙からほどなく、砦の正門付近で火の手が上がる。
「始まったね……!」
 首尾を確認し、サニーは少し興奮した面持ちで3人の下へ戻って来た。この混乱に乗じて、速やかに事を運ばなければならない。簡易の見取り図を前に段取りを確認すると、4人は二手に分かれて宵闇へと消えた。

●
「む……」
「しくったな……」
 咲羅とハヤトが互いに顔を見合わせる。ここは砦の西側。切り立った崖から見下ろす眼下に、砦の外壁がその縁を浮かび上がらせている。ここから空を駆けて一気に(エアーライドと疾風足を使って)内部に侵入する手はずだったのだが……準備が噛み合っていなかった。咲羅は疾風足、ハヤトはエアーライドの準備ができていない。今から準備をし直す時間はない。
「しょうがねえ。一回崖下まで降りて、壁を登るか」
 幸いにも二人共に壁を登る術(壁歩き)を熟知していた。多少の時間は食うが、他に方法もない。急ごうと頷き合って二人は崖を降りていく。

●
「ドロドロだね……早く終わって帰りたいよ」
「仕方ねっす。どこに敵の目があるか分からないから、注意できることはやっとくっすよ」
 一方の東側。サニーとカルミーは潜入前に互いの風体を確認し合う。深紫色のフードを目深に被り、露出した部分の肌はすべて泥で覆い隠した。髪もまとめて、極力目立たないように。この辺りはカルミーの経験や、ハヤトからの助言も十分に役に立った。

「陽動は続いてるんだよね?」
「その筈なんだけど、警戒が厳しいっすね」
 正門付近では怒号がひっきりなしに続いている。授恵者らとバルバロイの戦闘は激しさを増しているようだ。それにも関わらず、正門から離れた物見塔や塀の上にも未だに見張りが立っているのは、バルバロイを統率する者による指揮が徹底されているのと……兵力を残すことができる程の余裕があるということか。
 用心をしておいてよかったと安堵しながら、松明の灯りが届かない死角からサニーとカルミーは壁を登る。降り立ったその先は、詰め所と思しき大きな建物の裏手であった。

「まずは……馬小屋っすかね」
「正門に近いから、注意しないと」
 頭の中の見取り図を思い出しつつ彼女らは、薄暗がりをひっそりと進む。馬小屋の方向、砦の北門に近づいていくと戦闘の様子が見て取れた。門の裏には大きな機械仕掛けの装置が取り付けられているのも見える。恐らくはあれが門の開閉機構だろう。これ以上近づくと、戦闘中のバルバロイに見つかりかねない。人の気配を避け、二人は物陰へと隠れた。

●
 軍議場から飛び出してきた蛮族らが、武器庫の方へと走っていく。その様子を見送ってから、ハヤトと咲羅は軍議場の中へと音もなく滑り込んだ。

「バルバロイにしちゃえらく組織として出来てる(統率が取れている)な」
 驚きを隠せないハヤトが声を漏らす。声を聞きつけて咲羅が顔を覗かせるが、問題ないとアイコンタクトすると彼女は表の見張りへと戻っていった。腰のポーチから紙とペンを取り出し、ハヤトは見たままの情報を書き記していく。
 軍議場には、蜂起に加担するバルバロイが――小グループごとにリーダー格の名と構成員の人数、占領地域や授恵者らとの交戦結果をまとめて書き記してあった。これを元に、バルバロイは周辺地域への襲撃計画を出しているらしい。
「しっかしまぁ、どこからこの人数ひねり出したんかね」
 アロシュナバラ砦の内部には、バルバロイが20人弱、亜人がコボルト、オークを主体にこれは50体強。オーガも3体はいるらしい。この他に周辺地域を制圧しているバルバロイもいるのだというのだから、末端の悪党まで含めれば300人規模の蜂起なのではないだろうか。
 そこまで書き写したところで、カツンと石畳が鳴った。敵の見回りを察知した咲羅が、警戒を促したのだ。ここで得る情報は粗方得たと、ハヤトはそのまま裏の小窓から外へと抜け出す。咲羅が微かな見回りの気配も逃さず察知したお陰で、余裕をもって退避することができた。入れ違いにオークが軍議場へ入ってきたが、異変に気が付く様子はなかった。

●
「ん、なんか聞こえるっすね」
 馬小屋と思しき建物に近づいたカルミーの耳に、聞きづらいながらも内部の様子が聞こえてくる。耳をすませば、何やら男と亜人が言い争いをしているようだ。
「そういえば、こういう時に役立つスキルがあるんだった」
 サニーがオーラを目に集中させ、意識の焦点を壁の向こうへと向ける。
(なるほど、ここに捕まえられた人達はいるんだね)
 サニーの目には、オークに向かって不安の声を上げる男の姿がはっきりと見えた。農作業着を着た男らが、かつては馬を繋いでいただろう綱木に鎖で繋がれている。外の騒動の様子が漏れ聞こえるので、男らも様子が気になるのだろう。それらを無造作に殴りつけるオークが監視役か。
 馬小屋は夜風こそ当たらぬものの、土の上に藁を敷いて防寒の足しにしているだけでお世辞にも待遇は良くない。だが、女性らの姿が見えないのはどうした事か。事前の情報だとアロシュナバラ村から若い女性も砦へ連れてこられたと聞いていたが。
「ここはこれだけかな?」
「別のところも確認しないとダメっすね」
 探波を使って隠し部屋なども探っては見たが、二人掛かりでも特にこれ以上の情報は得られなかった。

「あ、こっちに女性はいるみたいだね」
「意外っすね。男の人とはえらい違いっす」
 先ほど同様、宿舎の中を透視したサニーが目にしたものをカルミーへと伝える。バルバロイが使用する部屋は宿舎の中でも比較的大きなもの、亜人にあてがわれるのは小さめの部屋だ。宿舎の中は小奇麗に掃除されており、これは連行された女性らを使役して手入れさせたのだろうか。 
 村から連行された女性にも、狭いながらも木の寝台付きの部屋が割り当てられていた。それらの部屋は厳重な鍵と扉で守られてはいるものの、所詮は板作りの扉だ。授恵者であれば破るのにそう時間は掛からないだろう。

●
 中央の食堂を挟んだ辺りで、ちょうどカルミーの脳裏に咲羅の声が聞こえてきた。宿舎と軍議場がちょうど砦の東と西の端、その距離が100メートル程度という事なのだろう。
『そちらの調子はどうじゃ?』
『順調っすよ』
 互いに情報を交換し、次の手筈を確認する。ハヤトが軍議場で確認したバルバロイの規模と、宿舎の部屋割の状況も一致する。砦の内部には70人ほどのバルバロイや亜人が常時詰めているということに間違いなさそうだ。
 ここまでの調査結果をサニーが地図に書き込み終えて頷く。用心の為の写しを受け取り、カルミーは咲羅との疎通を終えた。
 事前によく段取りを確認し、必要なスキルを揃え、装備も厳選した。その甲斐あって、見張りの目も緩くは無いにも関わらず、ここまでバルバロイに気配らしい気配を悟られることもなく事は進んでいた。

●
「かなり質が良いものじゃな」
 自身も商いをする者として、目利きには少しばかりの自信がある。その咲羅の目をして、バルバロイの装備は控え目に言って上質であった。装飾などは擦り切れ、手入れが悪いからか刃のいくらかは鈍ってはいたが……それでも良く鍛えられた鋼を鋳造して作られた武具の数々は持ち主の力量を十分に引き出すに相応しい出来栄えであった。
 武器庫には、使われていない剣や弓、盾に鎧といった一通りの武具が揃っていた。大半はバルバロイらが身に着けているのだろう、戸棚には隙間が目立つ。いま、この武器庫に残っているのは予備といった具合だろうか。これだけの装備を整え、この砦に運び込む。金銭的にも、労力的にもかなりの負担が掛かっているに違いない。恐らくはシルトラース帝国のものと思しき紋章が剣の柄や鎧には刻まれている。あるいは商業・武術や政治の知識に長けた者がいればこれらの詳細も分かったのかもしれないが、咲羅とハヤトにはこの場でその真贋を付けることは出来なかった。
「指輪はここにも無いんだな」
 ハヤトが呟く。武器庫にも、鍛冶場にもそれらしき物がしまい込まれている様子は無かった。鍛冶場にはかつては炉や金床が設えられていたのだろうが、時の流れと共にそれらは崩れ落ちていた。代わりに、広い作業場の土間には何やら魔法陣らしきものが書かれている。ハヤトや咲羅も見たことが無い種類のものだ。
 なにか特別な意味や使い道があるのかもしれないと、彼らは魔法陣の紋様についても仔細に記録していった。

●
「サニーちゃん、サニーちゃん。敵が来るっす」
 カルミーがサニーの袖を引く。食堂の中を透視能力で確認していたサニーが、咄嗟に気配を殺す。シーフらしき男が油断なく左右に目を光らせながら、食堂の中へと入っていった。かなり警戒をしていたようだが――天運が味方したか、カルミーとサニーにその男が気が付くことは無かった。
 しばらくそのまま闇に紛れていると、先ほどの男が亜人や村の女性らを追い立てるようにして出てきた。そのまま女性らを宿舎の中へと押し込むと、シーフは亜人を伴って北門の方へと走っていく。陽動の攻勢が激しいのだろうか、恐らくは加勢に行くのだろう。
「食器とかは人数分も無いような感じだね」
 最低限、といった様子の食器が乱雑に炊事場に転がっている。水や石鹸の痕がはねており、今しがた追い立てられていった村の女性らがまさに炊事をしていたのだろう。
 食堂には地下が掘られており、そこは食料の貯蔵庫となっていた。水の樽や保存食に加えて、比較的新鮮な野菜や肉類も麻袋に入ったものが蓄えられている。砦のバルバロイや村人らの人数を考えると、数日で尽きるほどではないが冬を越しきるほど十分でもない。食料の出どころは気になるが、アロシュナバラの村が授恵者によって奪還されたことで、バルバロイたちが追い詰められつつある現状が見て取れた。
「うーん、でもやっぱり女性はそこまでひどい待遇じゃないよね」
「何か理由があるんっすかね?」
 いま見た女性は、追い立てられて足こそもつれていたものの……血色は決して悪くは無い。馬小屋で見た男性らも寒さに震えてはいたが、最低限の備えはされていた。存外、労働力としての村人らは劣悪な環境にあるという訳ではないらしい。

「ここ、崩れてるって話だったよね」
「紀行文にはそう書いてあったっすね」
 カルミーとサニーは調査の仕上げとして南の崖にぽっかりと穴を開けた洞窟に赴いていた。洞窟の内部には松明を掛ける為の木組みが設えられており、地面は頻繁に行き来があるのか硬く踏みしめられている。中には、轍(わだち)と思しき痕跡もあった。
 見たままをカルミーは外で待つ咲羅へ伝え、更に奥へと歩みを進める。この洞窟はどこまで続いているのだろうか。

 急ぎ足で歩くこと数分、2kmほどは進んだだろうか。やがて空気が動くのを二人は肌で感じた。
「どこだろうね、ここ」
「大体のところは分かるけど、ちょっとここからじゃあ砦も見えないっす」
 洞窟の出口は巧妙に隠されてはいたが、頻繁に出入りがあるようだ。バルバロイや物資はここから行き来しているのだろうか。
 荒野の只中に開いた出口を探し出すのはバルバロイに取っても容易ではないだろう。何らかの目印があるかもとしばらく探してみたが、それらしき手掛かりを得ることは出来なかった。
 砦の中ではハヤトと咲羅が待っている。一旦は、戻る必要があった。

●
「さて……潜入に盗みか。うち自身が手を染めるのは久しぶりじゃな」
「大丈夫かよ? 腕が鈍ってるんじゃ困るぜ」
「馬鹿にするでない。問題ないわ」
「ならいいけどよ」
 かつては将軍が住んでいたとみられる、古い屋敷。今は中に誰もいないというのは、気配と匂いを探ったハヤトの弁である。砦の内偵も最後の大詰めを迎えていた。指輪を受け取り盗賊の七つ道具を検めると、咲羅は器用に裏手の窓を開けて中へと忍び込んだ。

(――これは)
 屋敷の二階、二重の鍵に守られた主人の部屋に辿り着いた咲羅は、目にしたものが示す事実に息を呑んだ。
 Henrik(ヘンリク)・Nieminen(ニエメネン)――いや、Henrietta(ヘンリエッタ)・Nieminen(ニエメネン)。バルバロイ蜂起の首魁は、女性であった。首魁以外の誰もが入らないその部屋には、小奇麗にまとめられた私物に交じって女性の服がしまい込まれている。
 また、部屋の机に仕掛けられた二重底の引き出しに、一冊の日記が隠されていた。そこには、都市同盟に生を受けながら、幼くして両親と死別――その後、唯一の肉親となった弟とも生き別れた女が、消息を探る伝手を求めて帝国軍人として身を為す日々の苦悩が……女性らしい繊細な文字で認められていた。帝国の崩壊と、後ろ盾の喪失。そして、そんな彼女に武装蜂起という手段と資金を援助した、『メドゥの指先』(裏で糸引く者)についても。
 帝国が崩壊した以上、ヘンリエッタはただの女戦士に過ぎない。そんな彼女が独力でたった一人の弟を探し出すのは不可能に近い。だが、領地を持ち、名を挙げればあるいは。そんな甘言と都合のよい後押しを受け、迷いながらもバルバロイを束ねて武装蜂起するに至った仔細が綴られている。
 首魁の正体が見えれば、連行された女性らの待遇がさほど悪くないことも理解できなくはなかった。片時も外さない仮面は素性を隠すためのものだろう。
(この日記、持ち帰るべきじゃろうか……否)
 これが無くなれば、さすがに侵入はバルバロイの知るところとなるだろう。そっと咲羅は日記を元の通りに戻した。代わりに、仕込んできた偽の指輪を、同じく机の引き出しにしまい込まれていた予備の指輪とすり替える。これ以上はこの場での調査は難しい。
 砦の正門付近でも動きがあったようだ……長居は無用だった。

●
「ここまで来れば安全だな」
「いや~、疲れたっす」
「でも色々と分かったね!」
「さて……どうしたものかの」
 洞窟を抜け、四人は荒野へと脱出した。空には星が広がっている。月を頼りに、彼らはアロシュナバラの村へと向かっていった。

マスターコメント

お疲れさまでした。 非常に多くの情報を持ち帰ることができたのではないでしょうか。 概ね準備した情報は出していますが、何か所かは判定に失敗しております。 汎用スキルがあれば判定は有利になりましたが、これは運が悪かったと思っていただければと思います。 シナリオの目的としては十分に達成できており、痕跡も僅かであるために大成功判定と致しました。 いずれも甲乙つけがたいプレイングであることから、MVPは設定しておりません。 4人共に与えられた役目を全うしたと言えるでしょう。 では、第3フェーズにてお会いいたしましょう。
ショートシナリオ

ショートシナリオ非常に難しい 報酬:多い4 / 4〜4人

2020年11月27日 16時59分50秒 公開

大成功

相談掲示板

  1. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    よぉ! ゴブリンのシーフ、ブレイブファング傭兵団のハヤト=ヴォルファングだ、よろしくな!! さて、なかなか責任重大な任務たがやり甲斐があるな! まず、最低限取ってこいって言われてる情報だが… ・内部の構造の状況更新 ・敵勢力の正確な規模 ・砦内部に捕らわれているアロシュナバラ村住民(男連中や成人女性ら)の現状 これ以外にもそれぞれ思いつくもんがあったらアイディア出してこーぜ! 俺としては敵の首魁ヘンリクとやらがどっから亜人共を操る指輪や質の良い武具を仕入れて来てんのかとかが判る手掛かりなんぞもねーもんか探ってはみてぇとこだな… もちろん生きて情報持ち帰んのが最優先だから無茶はしねーけどよ。 あと考えるべきは… ・侵入経路と逃走経路の選定 ・潜入後の役割分担(各自で動くかペアや固まって動くか等) ・万一発見された際の対応 ・帰還タイミングに関して(決めて一斉に帰還するか各自の判断で各々帰還するか) こんなとこが思いついたが他にもあるか?

  2. カルミー

    よっす! シーフのカルミーっす! よろしくお願いするっす! やー、目的の説明で生きて戻ってこいって言われたのは初めてっす。 さてはめちゃくちゃ危険なやつっすねこれ! 敵の首魁のこととか指輪のことはハヤトくんも参加してた「【PT】アロシュナバラの村を解放せよ」の報告にあったやつっすね、あたしも見てきたっす! とりあえず今思いついた欲しい情報の案は ・物資(特に食料)の備蓄状況 っすかねー。アロシュナバラ村が解放されたおかげで砦には物資の供給がないはずっす。 今の備蓄状況が分かれば今後の予測とか計画に役立つかもっす。 考えておきたいことはー ・潜入する時間帯(昼?夜?) もあるかと思ったっす。 あ、あと思い付いたんすけどハヤトくんも言ってる指輪、あれでバルバロイはお互いが味方であると認識してるって聞いたっす。 前の作戦でバルバロイから取り上げたのを冒険者ギルドから借りてって付けていけば、もし見つかった時も誤魔化せる目もあるんじゃないかと思ったっす。ヘンリクが作った指輪っすし細工をされてる可能性もあんすから、リスクもあるっすけど……

  3. サニー・フォン・オルライト

    ん、シーフのサニー・フォン・オルライト。よろしくね ・・・・・・まぁ、この構成になる事は半ば予想出来てたかな さて、と。今回の目的はアロシュナバラ砦内部の情報確保、及び生きて「情報を持ち帰る事」 ・・・・・・うん。最悪、生きて情報を持ち帰れさえすればいいんだよね。私達の内の誰か一人が 要するに何が言いたいかって言うと、最悪の時の事を考えてテレパスを取得しておいた方が良いんじゃないかって事 勿論強制するつもりは全くないし、もしツーマンセルで動く事になったら片方が取得してればそれで構わないとは思う 単なる情報共有だけじゃなくて発見された時の為の撤退判断とかにも役立つと思うし、取っておいて損は無いとは思うんだ。今も今後も、ね とりあえず、思考の片隅にでも入れておいて欲しいかな それで、追加の情報に関してだけど・・・・・・ まずはカルミー君の発言で思いついた事で、物資はどこから搬入してるかって事 通常時はそりゃ勿論正門からなんだろうけど、それとは別に搬入経路を作ってあったとしてもおかしくはないと思う 特に、OPの最後に書かれてた崩落したっていう洞窟。あれが本当に崩落したままなのかは調べておいた方がいいだろうね あとは・・・・・・そうだね。見張りの配置とかも記録しておくべき情報かも 外周を見張る敵もそうだし、中の見回りとかの人数。できれば交代周期も知っておきたいけど・・・・・・流石にそこまで時間はかけられないかな

  4. 咲羅

    狂桜会の咲羅、シーフじゃ。よしなにの。 ハヤトとは初めて一緒になるか、よろしくな。 ひとまずは挨拶だけじゃ。 後程、ウチの中でも詰めた上で発言させてもらう。

  5. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    おう!咲羅も今回はよろしくな!! >指輪 確かにオーガにオークやコボルトといった亜人共に味方と思わせ指示に従わせる効果があるって話だったが、ヒューマン連中がいたら誤魔化しは意味ねぇかもしんねーな。 後はカルミーの言う通り指輪を付けるとこっちの動きがヘンリクにも伝わるみてーな魔法が掛けられてる可能性も否定出来ねぇからリスクが高そうだな… 指輪に関しちゃそんだけ価値のあるアイテムだ、どっかで厳重に保管してある可能性もあんじゃねーか? こっちには1つ現物があるんだからギルドに頼んで偽物を幾つか作らせて可能なら本物とすり替えて来るってのはどうだ? まずは本物に辿り着けるか…ってのが第1関門だけどよ。 >テレパス 各自別行動するならこれがあるとだいぶコミニュケーション取りやすくなると思うが、効果範囲が100mって意外と狭いってとこと汎用スキルの枠を1個使っちまうってとこがネックだよな… スキル枠を考えたら2人1組辺りで動くのが良さそうだが定期的に連絡取り合う場所と時間帯を決める必要が出ちまいそーだな。 ちなみに俺はテレパス自体は取ろうと思えば取る事は出来るぜ! >崩落した洞窟 ここは俺も調べとくのに賛成だぜ! 何かしら抜け道とかにも利用される可能性もあるしな。 そう考えるとこの洞窟の他に既に抜け道とか作られたりしてねーかも調査対象に入れとくのもありかもしんねーな。

  6. 咲羅

    偽物の指輪か…ふむ。 確かに用意しておいて損は無いな。 奴らが所持している本物を偽物にすり替えていくというのも良い案じゃ。 そして、ウチらも保険として身につけるのも良い手じゃな。 >テレパス これについてはウチは取得しておる故、スキル枠と相談の方針次第では運用可能じゃ。 洞窟の調査にも賛成じゃ。 他にはまだ思いつきではあるが、奴らいずれかの1人を無効化した後、連れ帰り尋問出来んものか。

  7. カルミー

    >指輪の偽物 いいっすね! 時間の都合もあんすからほんとにそっくりなのは無理でも、似たものを用意しときたいっす。 もしすり替えに気づかれても指輪がなくなったことによる戦力低下はあんすからやって損はねっす。 >テレパス 範囲100mは常時使うには難しいとこっすねー。 ただ危険で怪しそうなとこ、例えばヘンリクがいそうな将軍の住居を調べるとか場と時を決めて使うんならお役立ちそうっす! オーブ的には余裕があるんであたしも取得はいけるっす。 >洞窟の調査 あたしも賛成っす! 状況によっては今後の砦攻めでこっちが突入する経路にもなりそっすからねー >連れ帰り尋問 さっきの洞窟とかを通って4人揃って脱出できるんなら1人くらいはいけると思うっす。 ただ個別に壁歩きとかエアーライドで侵入・脱出するんなら難易度が上がりそうっすね。

  8. サニー・フォン・オルライト

    あと・・・・・・多分中にヘンリクっての居るよね。これ って事は万が一騒ぎになったりしたらかなり不味いなぁ とりあえず気になるのは北方以外の崖がどこくらい隙間開いてるのかって事とどれぐらい高さガあるかって事かなぁ 隙間の広さによってはエアーライドで無理やり突破できなくもなさそうだし、崖の高さによっては壁歩きで無理やり登れそうだし >指輪 「指輪の所在と数を確認しておけ」って言葉を見る限りに、どの指輪がどこにあるかくらいはくらいは分かってておかしくないかも だから本物を持っていくのはちょっと拙いかなぁ・・・・・・あ、偽物を持ってってすり替えるのは賛成だけどね? >テレパス 100mって広いようで意外と狭いからねー ツーマンセルじゃなくて個別で動くんだったら約100m毎くらいで中継に誰か挟めば端から端まで届くって事もできそうだけど・・・・・・別れちゃうと安全性が、ね あとこれ、取得にオーブじゃなくてSP使うんだよ。しかも3SPも その辺りがあるから、勧め辛いんだよねぇ >インタビュー ・・・・・・うーん、連れ去るなら二人以上、かなぁ 「尋問或いは拷問は裏が取れる状況でなければ意味がない」ってゼー君も言ってたし、情報の裏を取る為にも二人は欲しいかも ・・・・・・ただ、この人数じゃ厳しいよねえ

  9. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    >指輪 んじゃ、これは偽物作って貰ってすり替え狙いでOKだな! >探索方法 考えてみたんだが、持ち込むスキルの構成のバランスからしたら2人1組で2班に分かれて探索すんのはどうだろう? 【壁歩き】は全員必須になるだろうからそうすると【探波】と【捜派】をそれぞれの班が用意出来る状態がベストじゃねーかと思ってよ。 それに、2人1組ならテレパスもどっちか1人づつ持ってきゃいいわけだろ? あとは全員【エアーライド】と【疾風足】は必ず装備してきゃ侵入は崖から物見の塔経由でイケるだろーしな。 侵入後は【捜波】で敵の巡回や勢力チェクしながら内部構造は【探波】で把握。 各班それぞれ時計回り、反時計回りに内部をくまなく調査してくってイメージだ。 >時間帯 侵入すんのはやっぱ闇夜に紛れやすい日暮れ後がいいんじゃねーかと思うぜ。 夕飯時も狙えりゃ敵の備蓄状況や、囚われて飯とか作らされてるだろう領民の状況も伺い知れるだろーしな。 あとはヘンリクの自室も調べてぇとこだからどんなタイミングで部屋からいなくなるかは賭けになっちまうが… これに関しちゃ潜入してから根気よく身を隠しながら張り込みも覚悟してもいいかもな。 >連れ帰り 適当に攫ってきたとしたもすぐにバレるだろうし、そうすっと俺達が潜入した事もバレる。 それだと余計今後の警備体制や警戒が厳しくなるがろうから俺はやめといた方が良いと思うけどな…

  10. カルミー

    めっちゃ投稿ミスったっす、読みづらくて申し訳ないっす…… >探索方法 シーフが4人っすしやっぱ【壁歩き】は全員欲しいっすよね! 移動6あれば【疾風足】併用で120mくらいは登り下りできるっすし。 ただ見張りがいそうっすし物見の塔からの侵入は避けれるんなら避けた方がいいかも思うっす。 もちろん高さ的にそれができるならって前提っすけど、どっちかというと物見の塔から離れた見張りの死角になってる壁を登って下りて侵入する方が見つかりづらいと思ったっす! あとは【捜波】なんすけど「扉を開ける時とかに中に人がいないか確認する」とか用途を絞るようにしてあんま使いすぎないようにした方が安全と思うっす。 シューターの技なんすけど【感波】っつー【捜波】されたことがわかるスキルがあるんすよ。 あっちにそれ持った受恵者がいる可能性もあるっすし、たくさん使ってると潜入がバレる可能性もあるかなーと思ってるっす。 こうする場合敵の人数とかは肉眼で把握することになるんで【暗視】とか【透視】とかが欲しくなるってのはネックっすけど。 >時間帯 ごはん時はいいっすね! 見張りがいたら作ってる最中は難しいっすけど、うまいことごはん作ってる村人から情報聞けたら一日に作るごはんの量から砦の人間の数も分かりそうっす。 内部図のイメージ共有をしときたかったんでアロシュナバラ紀行文から砦内の図を描いたっす。 中のイメージはこんな感じでいいっすかね? https://imgur.com/Rid5QPu

  11. 咲羅

    >連れ帰り尋問 ふむ、これまで得た情報の裏取りも兼ねれると考えたが、2人以上は必要という考えもあるか。 見張りやら要所要所で敵をを無力化しての潜入を想定していた故、いずれにせよ作戦を終えた後は警戒は強化されると考えていたが、……今回は一切の痕跡も残さず作戦を終える前提なのじゃな。それならば無しで構わぬ。 >ヘンリク ウチは尋問からこやつの情報を少しでも持ちかえるつもりであった、 張り込むのも良いかもしれんが、「ヘンリクは砦の最奥にいること」「ヘンリク以外はその間に立ち入らないこと」「そもそもヘンリクが居ること」、 これらがPC情報にあるのが前提の案に思えるが、そこへの落とし込みをどうするかじゃな。 >潜入方法 今出ている案で異論はない。 ツーマンセルでの行動もウチは賛成じゃ。

  12. サニー・フォン・オルライト

    >侵入方法 ん、おおよそ問題ないと思う。私もそういう風に考えてたしね >捜波 >感波 これなんだよねー 内部っていうか敵の情報はないも同然だし、敵にシューターが居ないとも限らない以上不安要素は消しておくに限ると思う 私が持ってくのは探波だけかなぁ。代わりに超聴力の枠に透視を取得していけるよ >尋問 あー・・・・・・既に得ている情報の裏取りなら問題ないのかなぁ。どうなんだろ ただ痕跡を残さない事を前提にするんだったら、どの道連れ去らない方がいい、か 痕跡を残さない様にするんだったら敵資料の持ち去りもできないかなぁ って事は紙とペンだね。ポーチに入れて持っていこうか

  13. カルミー

    >ヘンリクの情報について 「ヘンリクが砦にいる」は推定できてておかしくないと思うっす。ハヤトくんが前アロシュナバラ村を解放したときにヘンリクってのが首魁で一人で色々やってるってのは聞いてるのでー、そんなやつが周辺の村とかに行ってると考えるよりは砦で指揮をしてると考えるっす。 「最奥にいる」はアロシュナバラ紀行文を読んでの推定っすね。こっちは軍議場とか詰め所に寝泊まりしてる可能性も捨てれないっすけど……まー偉いやつがいそうなところとして将軍の館が一番怪しいと思っても不自然はなさそっす。 「ヘンリク以外の立ち入りが禁止されている」は落とし込むのは難しいっすけど、どっちにせよ指輪とかヘンリクの正体を調べるべく屋敷の捜索はしたいんで、この情報は知らなくても大丈夫(砦に侵入した後館に近寄ったあたりで気づいても不都合はない)と思うっす! そいやツーマンセルなら組分けはどうすんすか? あたしはテレパス含めて汎用スキルに融通が利くんで誰とでもだいじょぶっすよ!

  14. 咲羅

    >ヘンリクの情報について なるほどの。 カルミーは情報の補足に感謝するぞ。 加えて図もありがたい。 となると、ヘンリクが居るであろう最奥の間への情報収集も視野に入れたいところじゃな。 >ツーマンセル ん、これについて特に弊害がなければ ウチはハヤトと組みたいと考えておる。今後の為に互いの呼吸を知っておきたい故にな。 テレパスについてはウチが取得しておる。

  15. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    カルミーは内部図の共有やヘンリクについての情報まとめサンキューな! >侵入方法 見張りも闇夜に紛れてなら上空からの侵入警戒することはねぇだろうと思ってたが、より安全を求めんなら壁の昇り降りの方がいいか… 5秒で120m駆け上がれりゃ気づかれることもねーだろーしな。 >捜波 なるほど…敵に【感波】持ちがいねぇとも限らねぇから持ってくのは【探波】のみにしといた方がいいか…そしたら人の気配感知に関しちゃ俺は鼻(超嗅覚)に頼ることにするわ。 あとは夜の潜入前提なら暗視の方が良さそうだしな。 隠蔽や看破のスキルも捨てがてぇが汎用は2つしか持っていけねーしな。 >ヘンリク こいつに関しちゃカルミーの言う通り今までの情報から推測出来ると思うからあとは部屋からいなくなるタイミングまで張り込めるかだな… >ツーマンセル ご指名とは嬉しいねぇ♪ 俺は咲羅とのペアで問題ねーぜ♪ ま、今回は誰と組んでも美女と一緒だしテンションMAXなことにゃ変わりねぇけどな!← ってことは ハヤト&咲羅 カルミー&サニー のペアでいくか! それぞれの持ってくスキルと使い方はすり合わせしといた方が良さそうだな! 俺は今んとここんな予定だな。 特性:【壁歩き】【探波】 汎用:【暗視】【超嗅覚】 アクション:【疾風足】【スカウトの心得】【反応強化】【フェザーステップ】 >連れ帰り尋問 んじゃ、これは無しの方向でOKだな? >各班の優先 これもどっちが何の情報を優先して集めに動くとか、指輪のすり替え狙うとか役割決めといた方が効率いいんじゃなーかと思ってよ。

  16. カルミー

    うへへ、有能でかわいいあたしをもっと褒めるっす。 じゃーあたしはサニーちゃんとっすね! サニーちゃんが暗視・透視持ってるっすし、あたしは暗視・テレパスっすかね。 全部でこんな感じっす。 特性:【壁歩き】【探波】 汎用:【暗視】【テレパス】 アクション:【疾風足】【エアーライド】【スカウトの心得】【スカウトの心得】 あとはベルトポーチにシーブズツール入れてー、もう一つくらい持てるっすけどそっちはもうちょい考えるっす。 >連れ帰り尋問 おっけーっすよー。 >各班の優先 そっすね! これは決めといた方がいいと思うっす。 必須の情報に「内部の構造の状況更新」があるっすし、少なくとも建物分担して全部見て回らないとっすかね?

  17. サニー・フォン・オルライト

    >カルミー君 ん、よろしくー 特性:【壁歩き】【探波】 汎用:【暗視】【透視】 アクション:【エアーライド】【疾風足】【疾風足】【スカウトの心得】 かな。 道具はベルトポーチと紙と羽根ペンの予定ー >各班の優先事項 建物は東西で別々に侵入して、そこから順繰りに北側から回ってく感じ、とか? そもそも透視があれば馬小屋とか入る必要性すらなさそうだし、建物に入って回る手間もそれなりには省けるかも? ・・・・・・あとは、そうだね。洞窟の方を確認しに行くのはどっちかのペアだけがいいだろうね 崩落してたら文字通り袋の鼠になりかねない訳だし。どっちかが入ってどっちかが入り口から離れた所でテレパス待機かな あとは相手側にもこっちと同様に授恵者がいるかも知れないから、敵の汎用スキルにも注意が必要、ってくらいかな? そこまで考えたらキリがない気がしない事もないけど、注意しておくに越した事はないからね とりあえず、帰ってからまた発言し直すかもー

  18. 咲羅

    ふふ、楽しそうなメンツでなによりじゃ。 ウチは以下で考えておる。 ウチが逆の立場で警戒を強めるとしたら、重要な箇所には何かしらの罠を仕掛けると考えた故に、その対策として「罠解除」を取り入れた。 特性:【壁歩き】【探波】 汎用:【テレパス】【罠解除】 アクション:【エアーライド】【スカウトの心得】【反応強化】【フェザーステップ】

  19. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    ふむふむ… みんなのスキル構成から考えると… 洞窟の探索や内部の情報収集、敵勢力把握はカルミー&サニーペアに優先してもらってヘンリクの部屋の捜索と指輪すり替えあたりは俺と咲羅で行く方がいいか? ヘンリクと指輪の方は敵に発見されて戦闘になる可能性も比較的高ぇだろうし、突破して逃走が得意そうなのは俺と咲羅の方かと思ってよ。

  20. カルミー

    んー、全体の流れはこんな感じっすかね? ①東西から侵入して各々捜索や情報収集。  東班:兵士宿舎→食堂の順で捜索や情報収集  西班:軍議場→武器庫+鍛冶場の順で捜索や情報収集  馬小屋はサニー、カルミーの班が担当。 ②一度合流(テレパスの範囲内に入る)して情報共有 ③サニー、カルミー班洞窟探索。咲羅、ハヤト班はテレパス範囲で待機 ④咲羅、ハヤト班将軍の館捜索。サニー、カルミー班はテレパス範囲で待機。 ⑤脱出 たぶん各々でちょいちょいイメージが違うと思うんで擦り合わせときたいっす!

  21. サニー・フォン・オルライト

    ん、おっけー どうする?宿舎とか食堂は敵も多そうだし外からある程度覗ける私達で回っちゃう? 私はその辺りどっちでもいいけど ・・・・・・あ、そうそう。今更思いついた事なんだけど 門をどこから開けるかとか調べておいた方がいいかな? もしかしたら次攻める時に潜入して中から開けるーとかできるかもしれないし?

  22. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    >流れ カルミーはまとめサンキューな! そんな感じの認識でOKだ!! >食堂&宿舎 そうだな、こっちは透視の出来るサニー達に頼めるか? >門の開け方 そうだな、この辺は内部構造の情報収集のうちに入ってると思ってたが、細かく指定しとくとより確実だもんな。 あとは籠城戦に使ってきそうな兵器の確認とか無効化対策が打てそうかも確認しとくといいかもな。 一番は細工でもしといて決戦時には使えねー様に出来るのが理想だろうがそこまでは難しいだろうしよ…

  23. 咲羅

    流れについては異存なしじゃ。まとめにも感謝するぞ。 >門の開け方 ふむ、確かに良い案じゃの。 他には門以外の侵攻出来そうなルートも、可能であれば目星をつけておきたいの。 例えば壁が脆くなっている箇所等見つければ、何かしら手を加えれば有効に使えるやもしれん。

  24. カルミー

    イメージがあっててよかったっす。そんじゃーあたしとサニーちゃんが東班っすね! 指輪を個々人じゃなくまとめて保管してるんなら西側にある武器庫が怪しいっすし、そっちを考えても咲羅ちゃんとハヤトくんが西からがよさそっす。

  25. 咲羅

    1つ確認じゃ。 万が一発見された場合は、逃げの一手で構わぬか。

  26. サニー・フォン・オルライト

    >門の開け方 ん、りょーかい。こっちで記載しておくね >発見された場合 今の所、発見された時点で別々の方向に逃げる形で書いてるかな ハイディングを持っていく枠なんてないし、見つかった時点で警備が更に厳しくなる事は確定だからね

  27. カルミー

    声を出されてバルバロイ仲間に知らされる前にちょちょっとヤっちゃえてあたしたちが脱出するまでバレないならそれがいいんすけど、難しそっすからねー。 囲まれて逃げられなくなる前に逃げるでいいと思うっす。

  28. 咲羅

    うむ、今回は攻撃手段に乏しい故、抵抗出来んと思ってな。 承知した。

  29. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    見つかっちまった時は無理せず各自バラバラに逃げる感じで了解したぜ! ま、この任務自体情報を持ち帰るのが仕事だしな!

  30. ハヤト=ガラン=ヴォルファング

    一応プレはこんな感じになったんで、何か修正必要なとこあれば指示してくれな! 目的 情報収集し持ち帰る ・内部構造の状況更新 ・敵勢力の正確な規模 ・内部に囚われの住民の現状 ・物資(特に食料)の備蓄状況 ・物資搬入経路 ・見張り配置、人数、交代周期 ・ヘンリクについて(人脈、外部接点等) ・門の開閉方法&兵器有無確認 可能なら指輪すり替え ・事前にギルドへ要請し見た目そっくりな偽物を多数偽造し持参 準備 闇夜に紛れ易い様ギルドへ全員分濃紺ローブ支給依頼 匂い(特に女子)を消す為全員土を全身に塗り偽装 方針 二班に分かれ隠密行動 西班:ハヤト&咲羅 東班:カルミー&サニー ①東西から闇夜に紛れスキル駆使し侵入(夕飯時:超嗅覚で察知) 各自捜索&情報収集。 東班:兵士宿舎→食堂 西班:軍議場→武器庫+鍛冶場 馬小屋は東班が担当 ②時間と場所を決め一度情報共有(テレパス) ③東班洞窟探索。西班はテレパス範囲で待機警戒 ④西班将軍の館捜索。東班はテレパス範囲で待機警戒 ⑤脱出 極力潜入自体を悟られぬ様動く 敵にバレた際は各自散開逃走図る 行動 情報は紙に記録 探波で構造把握 敵警戒や人数把握は超嗅覚で察知→目視 ヘンリクは将軍部屋と予測、在室有無は匂いで察知不在時狙い潜入調査 鍵開けは咲羅のツール使用 指輪発見時は偽物とすり替え試み可能なら本物奪取 戦闘は極力避ける やむを得ない場合は口封じ暗殺→死体隠蔽

アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0