【秋祭】ゲームなくしてお菓子なし
空色みなも
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シナリオID:85
オープニング
風は涼しく空高くなり、ロスガリア大陸に収穫期が訪れた。
農村では収穫作業に追われる日々。日の出から日の入りまで、穂を刈る小気味のいい鎌音や脱穀の音が絶えず響いている。
村から町をつなぐ道には収穫を積んだ荷馬車が行き交い、町側もまたそわそわと気忙しさに包まれていた。
収穫が一段落すると何が行われるか――そう、収穫祭である。
多種多様な風土や宗教が混在するロスガリア大陸でも、この時期になるとそれらの枠を超え、各地で一斉に収穫祭が行われるのだ。
元々は秋の恵みに感謝する純然たる収穫祭だったが、いつの頃からか魔物除けや鎮魂祭としての側面を持ち始めた。
実りの季節であると同時に、夜闇が日毎濃く長くなり行く時期でもある。悪しきものに憑かれぬよう魔物や亡者に仮装をしたり、死者の魂を慰める催しをしたりと、祭りの内容は村や町により様々だ。
さて、この町でも祭りが行われるようだ。
●
お菓子を貰いに来る子供達を相手に、ゲームイベントを実施して欲しい――今回、冒険者達に持ち込まれた依頼を要約すると、このようになる。
所はエラトゥーン都市同盟にある冒険者の宿「女神の賽子亭」、その女主人シリス・アローゼアは、自らの手掛けたパンとスープの並ぶテーブルについた冒険者達に、こう語る。
「この時期になると、各地で収穫祭が行われるのは、あんた達も知っているね」
少女然とした見た目に似つかわしく、どこか幼さすら感じさせるシリスの声。しかしその口振りは姉御肌を通り越して、女将さんの域に達している。そんなシリスの桃色の髪の隙間からは、長い尖り耳がその存在を主張していた。
「この町じゃ、それに合わせて慰霊祭が行われることになっているんだけど」
シリスの説明によると、未だ現世に留まる死者の魂を鎮めつつ、生者にとっても祖霊を悼む機会として慰霊祭が行われているらしい。
「で、この慰霊祭が昼の部と夜の部、それぞれあるんだけど、とりあえずこっちは昼のほうに関する依頼だね」
この町の慰霊祭では、悪霊となってしまった魂を慰める象徴の行事として、死霊に扮した子供達にお菓子を配る風習があるそうだ。
そこまでは分かった――しかし、何故にそこでゲームイベントという話が出てくるのか。
「それは――」
冒険者の素朴な問いかけに、シリスは賽子を模した自らの耳飾りをモゾモゾといじりながら、答えた。
「あたしの趣味」
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「いやさ、ちゃんとこじつけ――謂れは用意してあるんだよ? 悪霊に遊んでいって貰うことで、その心を浄化する、とかさ。それに――」
あたしも子供達には笑顔になって欲しいしさ――と頬を掻きながら呟くシリスを見るに、どうやら私情ばかりというわけでも無さそうだ。
「そういう訳だから、あたしもできるだけのことはする。だからあんた達も、手伝ってくれないかい?」
そう言ってテーブルに身を乗り出したシリスの瞳は、いつもより輝いて見えた。
解説
マスターより
リプレイ
祭りの開催に向け、お菓子の準備に取り掛かっていたストレガ・L・リベルガストラは、宿の厨房に居たドローミの手元を覗き込んだ。
「ドローミ殿は何を作っているのだ?」
ドローミも自身の企画で配るお菓子を作っていたのだ。
「生姜のクッキーですね。僕はこれを参加賞にするつもりです」
そう答えるドローミの手元を見れば、綺麗に型抜きされたクッキー生地が整然とトレーに並べられていた。
「少し手伝わせてもらってもいいのだ? 作り方を知りたいのだ」
「ええ、構いませんよ。お手伝いありがとうございます」
ストレガの申し出を、ドローミは快諾する。
このように仲間の製菓を手伝うことで、レシピを入手することもストレガの狙いの内だった。
「この後、女将にパンの作り方を教わるつもりです。一緒にいかがですか? 特別賞にするつもりの、ドライフルーツ入りのものですね」
「是非お願いするのだ」
次々と新たな食を知る機会を得られた幸運に、ストレガは心の中で感謝した。
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「ううむ、困ったのだ」
「どうしたんだい? しかめっ面をしていちゃ、せっかくの美人が勿体ないよ」
ストレガの呟きを耳聡く聞き取ったシリスが、何事かと声をかける。
その実、ストレガは言うほど表情を動かしてはいなかったのだが、そのような表現に至ったのはシリスなりの軽口のつもりであろう。
「砂糖が思ったほど手に入らなかったのだ」
ロスガリア大陸において、砂糖は主に上流階級の嗜好品だ。
少量は調達できたものの、数多くの子供達に配るお菓子に使うには、心もとない量であった。
「どういうお菓子を作りたかったんだい?」
「それはなのだ。溶かした砂糖を固めて――」
ストレガの説明を聞いたシリスは、ぽん、と手を打った。
「ああ、それならいい物があるよ」
「――これは?」
「水あめ、さ。これと砂糖を溶かした後、冷やして固めれば、ストレガの思うお菓子ができると思うよ」
特別な栽培品から採れる砂糖と異なり、芋や麦芽などありふれた原料を用いて作られる水あめであれば、比較的入手が容易であった。
「なるほど、やってみるのだ。感謝するのだ、シリス殿」
シリスから受け取った水あめを手に、ストレガは早速、飴作りに取り掛かった。
●
ダンジョン企画の実現に向けて、企画に携わる三人は道具の準備に追われていた。
迷路の壁となる仕切り板を始め、用意しなければならない物は、大道具、小道具とも多岐にわたる。
「ふぅ、ちょっと休憩しよう」
バクル・バスリーの呼びかけで、手伝いの町の大人を含め、仲間達が準備の手を休める。
「お疲れ様なのだ。味見をお願いしてもいいのだ? 感想を聞かせて欲しいのだ」
そこへストレガが試作品のお菓子を手に現れる。
「お、美味そうに出来たじゃねぇか。じゃ、ありがたく。アタシはこれを貰おうかな」
「わあ、素敵です! この動物の形のクッキーとか、子供も喜ぶと思います!」
そう言ってシニング・W・テュパラが手に取ったのは、ヨーグルトを混ぜ込んだ生地を鉄板で薄く焼いたお菓子だ。
エルナ・クルプファルツは動物クッキーを手に、それこそ子供のように目を輝かせている。
「すごいね、ストレガさん! これさ、宝箱に入れて迷路に置いてもいいかな?」
蜂蜜、牛乳、バターなど味付けも様々な飴の瓶詰をしげしげと眺め、バクルが問いかける。
「もちろんなのだ。役立てて欲しいのだ」
そう答えるストレガは、どことなく誇らしげに見えた。
●
祭りもいよいよ本番を迎え、イベント企画を打ち出した女神の賽子亭には、子供達が多く訪れていた。
シーツを被ってお化けになった子供もいれば、マントを羽織って吸血鬼になった子供もいて、その装いも様々である。
「そこの貴方、ちょっと見てください」
そう言ってフィーリア=ルゥ=カミシロが呼び止めたのは、魔女の仮装で箒を持ち歩いている女の子だ。
不思議に思った女の子がフィーリアを見ると、その手には両端を結んで輪っかにした紐が握られている。
フィーリアは持っていた紐を左手首に引っかけ、右手で器用に紐を操っていく。
すると、つい先ほどまでただの輪っかであった紐が、瞬く間に箒の形を成した。
「すごい、紐が箒になった! どうやったの?」
女の子は、出来上がった箒を食い入るように見つめている。
「それを教えてあげますよ。完成させることができたら、お菓子も差し上げます。いかがですか?」
「うん、行く!」
フィーリアの誘いに、女の子は首を勢いよく縦に振った。
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実演の甲斐あって、フィーリアの企画には噂を聞き付けた数多くの子供達が集まっていた。
「まずは私の作る形を見て頂きますね」
固唾を飲んでフィーリアの手元を見守る子供達を前に、フィーリアは次々と紐で形を作っていく。
それは時に天空に輝く星であり、時には遥かな高みへと誘う梯子であった。
また、時に水底を這う蟹でもあり、時には宙を舞う蝶でもあった。
「すごい……私に、あんなのできるかな?」
フィーリアの織りなす世界に、子供達は目を奪われている。
それと同時に、果たして自分にそのような業が成せるのか、と不安も覚えたようだった。
「大丈夫ですよ。手取り足取りならぬ、手取り手取り教えて差し上げますから」
それを見て取ったフィーリアが、子供達を安心させるように優しく微笑んだ。
子供達にも紐を配ったフィーリアは、それぞれが希望した形の作り方を子供達に伝授していく。
事前に町の大人にも手伝いをお願いしてあったため、その分、スムーズに作り方を行きわたらせることができた。
「やった、できた!」
ついには一人で形を完成させることに成功した子供が上げた歓声を聞き、周囲に自然と拍手が沸き起こる。
それをフィーリアは満足げに聞いていた。
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「ようこそ小さな悪霊さん」
一方、隣の部屋ではドローミが自身の企画で子供達を集め、ルールの説明を行っていた。
「これから皆さんには五つの数字を当てるゲームを行ってもらいます」
子供達が当てるのは、五桁の数。
最初の数字はゼロではない、同じ数字は二回以上使われない、などの注意事項もここで合わせて説明される。
「回答は五回まで行えます。そしてこれが大事なのですが、なんと、回答するたびにヒントを差し上げます」
配置した数字が合っている桁は丸印、五桁の中にあるものの配置した桁が異なる数字は四角印。
これをヒントに、正解をどんどん絞っていく、というのがゲームのギミックであった。
「二回目以降はヒントを元に、それぞれの桁の数字を入れ替えてくださいね。全ての桁の数字を当てれば、貴方の勝利です」
ここまでの説明が終わった段階で、ドローミから手伝いを頼まれていたシリスが、子供達に筆記具を配っていく。
子供達が回答を書き込むのは、塗料が塗られた木板で、事前にドローミが準備しておいたものである。
なお、ドローミが説明を一旦切った際に配ったのは、説明を聞く子供達の集中が途切れないようにとのシリスの配慮である。
「五回まで回答できるわけですから、大きく書きすぎないように注意してください。あと、お友達と相談はしないでくださいね」
ドローミが注意を付け加える中、板を手にした子供達は、最初に書き込むべき数に頭を捻り始めるのだった。
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「悩むなら、一回目はまず1から5までの数字を順番に書くのも手ですよ」
書き込む数字がなかなか決まらない子供達に、ドローミがそっとアドバイスする。
子供達の多くは素直に従ったようで、子供達が手に持つ板に、次々と数字が並んでいく。
子供達の回答が出揃ったところで、シリスがチェックのため巡回し、ヒントの印を回答に付けていく。
今回、ドローミの依頼により、正解はシリスが決めていたのだ。
各々の回答についたヒントの印に一喜一憂する子供達。
いよいよ五回目、最後のチャンスの回答をチェックして回ったシリスは、にっこりと子供達に微笑んだ。
「おめでとう、あんた達の勝ちだよ」
子供達の回答には、シリスが決めた正解である60239が綺麗に並んでいた。
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「アネータさん!」
バクルが見知った顔を人波の中に見つけ、手を振って呼びかけた。
バクルが声をかけたのは、アネータ・シブリングス。
女神の賽子亭の隣人であり、かつてバクルに仕事を持ち込んだ依頼人でもある女性だ。
「あの時、妹さんを祭りで楽しませたいって言ってたよね? 妹さん、良くなった?」
「おかげ様ですっかり良くなりまして、この通り一緒に祭りに出ることもできました」
アネータがバクルに深々と礼をした背後からひょっこり、女の子が顔を覗かせる。
「おにーちゃんが冒険者さん?」
「ええ、イスタを助けてくれた方々のお一人よ。しっかりお礼なさいね」
アネータに促され、ちょこんとお辞儀をしたのがアネータの妹、イスタ・シブリングスだ。
「今日は二人共楽しんでよ。皆がんばったからさ!」
かくして、アネータが見守る中、イスタが冒険者達の用意したダンジョンに招かれたのだった。
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「あ、リスさん!」
ダンジョンの扉を潜ったイスタを最初に出迎えたのは、額に赤い宝石のようなものを身に着けたリスだった。
リスはエルナと感覚を共有しており、子供達に何か困ったことがあったら助けられるようにと遣わせたものだ。
「あなたがここの案内役さんね」
問い掛けたイスタの肩の上に、リスはちょこんと腰かけた。
そんなイスタの手には、小道具の魔法杖が握られている。
イスタは魔法使いのとんがり帽子を被った仮装で祭りに参加していたため、魔術師の役を任されたのだ。
そして、ダンジョンに挑むのはイスタ一人ではない。
イスタは居合わせた他の子供達と共に、即席のパーティーを組んでいた。
魔術師のイスタの他にも、戦士、斥候、射手、癒し手と役割が揃い、バランスの整ったパーティーだ。
「えーと、数字の札を集めればいいんだったね。よーし、頑張って探そう!」
イスタの号令に、パーティーの子供達もそれぞれ力強い答えを返す。
「ん、リスさん、なあに? あ、宝箱!」
肩のリスがちょいちょいと指し示した先を見たイスタは宝箱を見つけた。
斥候役の男の子が宝箱を開けると、ストレガが早起きして焼き上げたウェルカムお菓子が入っており、それを見た子供達はわあっと歓声を上げた。
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そうしてダンジョンを進むちびっ子パーティーの前に立ち塞がったのはモンスター……に扮したテュパラであった。
テュパラはローブ姿の魔女となり、ダンジョンの中で待ち受けていたのだ。
なお、魔女役を買って出たのは、だぶついた服装が自らの耳と尾を隠すのに都合がいい、という都合にもよっている。
「数字の札が欲しけりゃ、アタシと勝負していくんだな!」
そう言ってテュパラが子供達に仕掛けたのはミニゲームだ。
年長の子供には四つのカップを用いて、ボールが入ったカップ当て。
年少の子供には二択にして、コインを握った手を当てさせる。
そうしてパーティーの一人一人にミニゲームを実施し、正解した子供には飴をコーティングした果物を配った。
なお、お菓子を貰えた子供が仲良く分けっこしたため、正解できなかった子供にもお菓子が行き渡った模様だ。
(ナメたチビが居たらボコすつもりだったが、今んとこ必要なさそうだな)
子供達の微笑ましい友情に、思わず表情が緩みそうになったテュパラだったが、自らの役割を思い出して台詞を口にする。
「約束通り数字の札はやろう。だが、この迷宮にはアタシが仕掛けた罠がいーっぱいだ。せいぜい気を付けるんだな!」
大仰な台詞と共に、テュパラのニヤリとした笑みが決まった。
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テュパラの忠告通り、ダンジョンには数々の罠が仕掛けられていた。
紙吹雪が降ってくる罠、扉を開けると絵が登場する罠、踏むと音が鳴る床の罠……なんとも可愛らしい罠だったので、戦士役の女の子が罠を踏み抜いて発動させては喜ぶのがパーティーの方針になったのはご愛敬だ。
子供達を待ち受けていたのは、何も罠だけではない。
行き止まりごとに配置された宝箱は、子供達が迷路を隅々まで踏破するモチベーションに繋がっていた。
宝箱の中にはお菓子が入っている箱もあれば、中にはハズレと書かれてガッカリさせてくる箱もあるのはエルナの案だ。
パーティーの役割に応じ、子供達一人一人に活躍の場が用意されているのも、バクルのアイデアによる。
前に立ってパーティーを先導する斥候と戦士の活躍ばかりでなく、魔術師が呪文を唱える場面や、射手による的当て、癒し手が妖精役の人物を助ける場面なども、子供達の記憶に残ったことであろう。
「これは確かにいい匂いのする花だわん! ありがとうだわん! 通っていいわん!」
犬耳のモンスターに扮して迷路を通せんぼしていたバクルは、通過の条件にしていた造花を拾って来た子供達を見送りながら、にこやかに微笑んでいた。
(イスタさんも冒険仲間とすっかりお友達になったみたいだね。ダンジョン攻略をパーティー制にした甲斐があったかな)
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「お見事です! 私と勝負した証に、数字の札を授けましょう!」
翼を背中に付けてセイレーンに扮したエルナは、子供達に数字の札を渡していた。
エルナの準備した、札をめくって絵柄の合うものを探すミニゲームや、輪投げのミニゲームなどを楽しんだ子供達は、未だ興奮冷めやらぬ様子ではしゃいでいた。
「これで数字は全部だね! 出口の扉へ行こうよ!」
イスタの掛け声で、わっと駆け出す子供達。
「おっと、先回りして出迎えるには、私もうかうかしてられませんね」
それを見たエルナは慌てて別ルートから、出口の先へと向かうのであった。
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閂などで重厚に装飾された扉の前で、門番役を仰せつかっていた町の大人が、子供達が持ってきた数字の札を検める。
確かに数字の札を揃えたことを認められた子供達は、最後の扉を押し開く。
薄暗く調節されたダンジョン内に、明るい出口から光が差し込み、子供達は眩しそうに目を細めた。
「ダンジョン踏破おめでとうございます、小さな勇者さん達!」
先回りに無事成功したエルナが、子供達に特別賞の景品を手渡す。
ストレガのとっておき、貴重なチョコレートをふんだんにコーティングしたクッキーを受け取った子供達は、満面の笑みを浮かべていた。
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「泣いちまった奴がいたら助けにいこうと思ってたが、杞憂だったみたいだな」
テュパラは心細さに泣き出す子供がいるのではないかと心配して準備していたようだったが、蓋を開けてみれば、子供達はみな笑顔でダンジョンを楽しんでいた。
これも、子供達がパーティーを組んで、仲間と共に困難に挑んだおかげかもしれない。
「ま、チビ共は笑ってる方が良いかんな」
そう呟いたテュパラは、自らによる救助の出番がなかったことに対しても、まんざらでもない様子でいたのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ易しい 報酬:標準6 / 4〜6人
2020年10月28日 13時35分14秒 公開
相談掲示板
ストレガなのだ。よろしくなのだ ゲームの企画が主だが製菓のほうに興味あるのだ
皆さまごきげんよう 僕の名前はドローミと言います。 どうぞ宜しくお願いしますね。
フィーリア=ルゥ=カミシロと申します。 よろしくお願い致します。 子供たちの笑顔のために、イベントの企画を頑張りましょう!
ぼくはバクルだよ。よろしくね。 せっかくだから、企画側にまわるね。 ダンジョンを模した迷路とか作れないかなと思ってるんだよ。
エルヴンシューター、エルナです!皆様よろしくお願いしますね! 私も企画側で参加しようと思います! 迷路!私もまったく同じことを考えていました!
おーっす、アタシはテュパラだ。よろしくなー アタシも企画側に行ってみようかな 迷路か、なかなか面白そうだな。 ダンジョンやるなら可愛いトラップやモンスター役みたいなのいると面白いかもな
>エルナさん、シニングさん おっ、じゃあもし良かったら二人も一緒にやらない? >フィーリアさん、ドローミさん、ストレガさん 三人も興味あったら一緒にやらない? 勿論、気が向いたらでいいからね。全員同じ企画じゃなくていいみたいだし、色んなのあってもいいと思うからね
製菓の方が興味あるからそちらを重点にするのだ 飴やクッキーにしようと思うのだ 迷路の中にウェルカムお菓子を置いてもいいのだ?
>ストレガ アタシはOK。チビ向けなんだろ?じゃあ、宝箱とかにしたらもっと喜ぶんじゃねぇかな? >バクル アタシは大歓迎だぜ?
【質問】 女将、手で持てるサイズ(B5かA4)の黒板的なものと、チョークって普及していますか? 紙とペンが高級なのは、職人通りで把握。 僕は0~9の数字を組み合わせた5桁を当てる、コードブレーカーがしたいです。 子どもは、他所で貰ったお菓子を一つかけて参加する形に。 皆さんの企画は、大掛かりそうですね。 MS向けの発言を含むため、順番が後になりすみません。
>バクルさん、テュパラさん わあ!是非是非一緒にやりましょう!ゲームとしてのアイデアは無いのですが、迷ったり行き詰まった子供たちには、ペットのリスさんを使ってちょっとだけ道を教えてあげたりしたいです! ちっちゃい子向けなら、諦めなければ絶対クリア出来るようにしたいなと! >ストレガさん お菓子づくり!いいと思います!ゲームの参加賞や特別賞も私達で準備するなら、お菓子づくりをメインにされる方がいるとより良さそうですよね!
>バスリー様 お誘いいただきありがとうございます。 せっかくお誘いいただいたところ申し訳ないのですが、もう少し出し物の種類があったほうが子供たちも楽しめるんじゃないかと思いますので、私は別に何か考えさせていただこうと思ってます。
頼もしい顔ぶれが集まってくれたみたいで嬉しいよ。 すでに色々と考えてくれてるみたいだねえ。 こいつは祭りの本番が楽しみだ。 それで、聞きたいことがあるんだってね。 【回答】 Q1.黒板的なものと、チョークは普及しているか? A1.品物が準備できるかどうかは、それを含めての「判定」になるよ。 明確にこのシナリオ内で用意できない物は解説の通り「魔法的な素材」「特別な設定を有する素材」になるね。 不便をかけて悪いんだけど、残った「入手困難な素材」にあたるかについて、個別の物品ごとに回答するのは控えさせて貰うよ。 珍しい物にしても量が少なければ用意できる可能性があるし、普及してる物でも大量に用意しようとしたら無理な可能性もあるからね。 どうしてもプレイングに記入した特定の物品が無ければ成り立たない、というのなら企画が実施できなくなるけど、代用品でどうにかなるようなら、指定の物品そのものが入手できなくても、できるだけ企画そのものに支障がないようにしたいと思ってるよ。 ※マスターより 当シナリオ内に限定されず、世界観全体に波及する可能性のある質問はマスター権限での回答は差し控えさせて頂きます。
それと、この依頼じゃ事前に質問の期限を書いてないから、ある程度の融通は利かせる予定だけど、出発直前の質問に対しては答えられない可能性があるから、そのときは勘弁しておくれよ。
>ストレガさん 製菓重点了解だよ。飴に、クッキー、子供達喜びそうだね……! お菓子って子供達が喜ぶものだし、ダンジョンでの「お宝」としてとってもいいと思うな。ぜひ置かせてよ! >シニングさん、エルナさん ありがとう! がんばろー! エルナさんのリスさん使っての道案内、かわいくていいね! シニングさんの案にある通り、可愛いトラップやモンスター役も配置して、全体的に可愛い感じにしたら男の子も女の子も楽しめるかな? >ドローミさん、フィーリアさん 了解だよ! 別な企画だけど、一緒に祭りを盛り上げようね! >シリスさん 返答お疲れ様だよー。ふふ、楽しみにしていてよ。
>女将 回答ありがとうございます。 可能なれば、当日協力頂ける様プレイングしたいです。 >バクル殿 ご一緒できず、すみません。 了承ありがとうございますね。
>ドローミ 解説より抜粋:また、プレイングでお声かけ頂ければ、以下のNPCを登場させることができます。 の通り、声をかけてくれれば、できる範囲で協力するよ。 ただ、勿論あたしは一人しかいないから、方々から声がかかったら、ずっと一か所にはいれないのは容赦しとくれよ。
>女将 ありがとうございます。 了解しました。
>バクルさん、テュパラさん ありがとうございます!リスさんには額に赤い模造宝石をつけた仮装風味で参加してもらおうと思います! トラップやモンスターさんはどんな感じにしましょうか! 私がトラップとして思いついたのはハズレと書かれた宝箱でした!わんぱくな子相手ならびっくり箱にしてもいいかもしれないです! モンスターさんとはゲーム勝負をするとか考えてみました!簡単なカードゲームとか……ちっちゃい子相手なら輪投げやじゃんけんみたいなものもいいかもしれません! アタリの宝箱やモンスターさんとのゲーム勝負に勝ったらもらえる数字を集めて最後の鍵付き扉を開けて脱出!……みたいなものをちょっと考えてみました! これを全体の流れにしちゃってもいいですし、一人につき一部屋借りられるみたいですから部屋ごとにそれぞれで決めるというのでも、あるいはまったく別な感じでもありだと思います! >フィーリアさん、ドローミさん お二人の企画もどのような形になるのか楽しみです!一緒に盛り上げていきましょう! >シリスさん 回答お疲れ様です!企画運営頑張りますね!
>エルナさん ハズレの宝箱もゲーム勝負も、いいね! 数字集めで最後の扉が開くギミックは、面白いと思うな。 特に数字集めのためにあっちこっち行く事になるから、迷路自体の大きさに対して、長く楽しめるしね。 ぼくは、せっかくだからパーティーという形で子供達に組んでもらって、それぞれの役割毎に活躍処を用意できたらなって考えてたよ。 シーフ役が罠を見つけたり、ヒーラー役が倒れている妖精さんを助けて、お礼に鍵を貰ったり。 エルナさんの案と組み合わせても問題なさそうだね。
>エルナ、バクル おー、数字でやるの良いじゃねぇか 隅々まで使いきれるしな。 実際やるってなると……ゴール前に門番かボス役がいるかな。チェックとヒント役を兼ねてな そうしとかねぇとちっちゃい子とかは困っちまうかもしれん トラップはエルナが挙げてくれたハズレ箱もいいな 後はあんまり怖がらせすぎねぇように……紙吹雪が落ちてくんのとかかな 痛かったり汚しちまったりすると泣いちゃう子も出てくるだろうから ちょっと楽しい感じの奴提出ギリまで何個か考えとくぜ アタシもなんか変わった格好すっかなぁ……
>テュパラさん、バクルさん ありがとうございます!ゴール前の門番役はいるかもですね! 私達は三人での企画なので、大人の方6人までは手を借りられますし、その中の一人に門番役をお願いするのもありですね! パーティ!その発想は全くなかったです!そうですね!グループならお互いに苦手なものを補い合って進めるかもです! 役割分担とそれに合わせた仕掛けもどのようになるのか楽しみです! 紙吹雪いいですね!テュパラさんのトラップがどんな感じになるのかも楽しみです! あと仮装も是非是非みたいです!
とりあえず仮プレを書いてみました! 問題などあったら指摘してもらえたら嬉しいです! ↓ここから 部屋いっぱいの体験型巨大迷路を企画します! 迷路内に散らばった数字のカードを全て集めて最後の扉を開ければクリアです! ■仕掛け ・迷路中に仕掛けた宝箱のいくつかに、中にハズレと描かれた宝箱を用意します!アタリの宝箱のうち一つには数字のカードを、残りにはお菓子を入れておきましょう! ・迷路の途中の小部屋でモンスター役の人とやってきた子供たちとでゲーム勝負を行います!子供たちが勝てばお菓子と数字のカードを!負けたら数字のカードだけを渡します! 私もモンスター役として参加しましょう!仮装は翼の生えたセイレーン!大きな子相手には神経衰弱やスピード!小さな子相手には輪投げやじゃんけんで勝負します! ■お助け エーテルリンクしたリスさんには額に赤い模造宝石をつけた仮装をして案内役を!子供たちの進行度も合わせて把握しておきます!行き詰ったり迷子になりそうな子がいたら道を教えるように先導させましょう! ■ゴール ゴール前には最後の扉と門番役の方を!最後の扉は全ての数字のカードを集めることで開きます!まだ全部集められていなかった時には門番さんから再度のルール説明と、場所のヒントをお願いしますね! 扉は閂をつけたりできるだけ重厚っぽく装飾します!扉の部屋はちょっと薄暗くして、最後の扉が開いたときにその先から光が差し込むようにしたいですね! 扉をくぐれば見事ゴール!特別賞です!先回りで出迎えて、小さな勇者達を讃えましょう!
っと、自分で問題を見つけてしまいました!これだと誰と共同の企画なのか分からないですね……! ということでタグ【迷宮】を最初の行に追加しておきました! バクルさんとテュパラさんもプレイングに【迷宮】を入れていただけると嬉しいです!
>エルナさん プレイングの共有、ありがとう。 タグの作成もありがとうね。ぼくも追加して書いておいたよ。
>エルナ っと、タグありがとな 忘れず追加しておくぜ
予定通り製菓中心でプレイングしたのだ 【迷宮】タグも使わせてもらうのだ
皆様ありがとうございます! いよいよ出発ですね!現地でもよろしくお願いします!
よろしくねー!