【PT】襲撃者たちを、襲撃せよ
青葉桂都
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シナリオID:45
オープニング
リーンエス王国西側――国境に近い一角。
とある街道沿いに広がる森の中に、頑丈そうな柵に囲まれた空間があった。
柵の中には小屋がある。そして、小屋の周りに丸太を柱にした天幕がいくつか並ぶ。
小屋の近くにある大きな木の上には見張り台らしき者が作られているようだ。
そして、そこに住み着いているのであろう何人もの男たちがいる。
20人弱の男たちのうち多くはヒューマンだったが、中にはハーフビーストや言葉の通じないだろうゴブリンも混ざっている。
ヒューマンたちにしたところで、まともな格好をしている者など1人もいない。野盗か、無法者か……いずれにせよ、人の法から外れバルバロイと呼ばれる者たちだ。
「へへへ、あの村の連中、意外に金目のものをため込んでやがったぜ」
「どうせあんなへんぴな村じゃ金なんて使わねえだろうにな!」
どこかで略奪してきた品を前に、彼らは騒いでいる。
意外にも上等そうな彼らの武器は、血に汚れたままろくに手入れもされていないが、いつでも手に取れる距離に置かれている。
「そのくらいで浮かれるなよ」
冷たい声が響いた。見張り台の木の根本からだ。見張りから降りてきた2人のうち、片方が発したものだ。
「これから、この辺の村を全部、まっさらにするんだ。獲物はもっともっと手に入る」
アイパッチをつけて片目を隠した、小柄な男は底冷えのするような声をバルバロイたちに投げかける。
「おうよ、ブランクの兄貴の言う通りだ! そんなもん戦利品たあ呼べねえぜ!」
小男の隣にいた、スキンヘッドの大男が叫んだ。
「でかい声を出すな、サンダース。誰か聞いてたらどうすんだ」
「あっ、すまねえ、兄貴!」
2人はどちらも奇妙な刺青を顔にほどこしている。
言葉を交わす2人の周りで、他のバルバロイたちは不満げな顔をする。
とはいえ――ある意味不思議なことではあるが――正面切ってブランクに文句を述べ、ケンカをしようとする者はいなかった。
ブランクと呼ばれた男は、バルバロイたちのリーダー格なのだろう。バルバロイたちに逆らわせないだけの実力があるのかもしれない。
「見張りの手を抜くなよ。いつ敵が来たっておかしくねえんだからな」
他の者と見張りを交代し、ブランクは小屋の前に座り込む。土に地図を描いて、次なる襲撃の計画を練りはじめているようだ。
視線は常に周囲に向けられ、味方であるはずのバルバロイたちに対してすら、警戒を緩める様子はない。
そして、サンダースはそんな彼を守るようにそばに立っていた。
●冒険者ギルドの依頼
王国の一角に打ち捨てられていたアロシュナパラ砦が、バルバロイたちに占拠された。
事件の影響で混乱が続いており、砦の周辺で便乗したバルバロイやクリーパーによる襲撃が相次いでいる。
そして、冒険者ギルドにはそんな敵を討伐する依頼が並んでいた。
イゴールの森に潜むバルバロイ討伐も、その1つだ。
20体弱ほどのバルバロイが、森の中の小屋を拠点に周囲の村を襲撃している。
すでにいくつかの村が襲撃を受けて大きな被害が出ており、放っておけば今後もそれが続くのは間違いない。
バルバロイたちは森の中にある見張り台と小屋を中心に、柵を立て、天幕を張って拠点にしているらしい。
当然ながら拠点の周囲には罠が張り巡らされていると考えておくべきだろう。
敵はヒューマンが中心だが、中にはハーフビーストやゴブリンもいる。
特に警戒すべきなのはリーダー格のブランクと、その腹心であるサンダースの2人。どちらもヒューマンだ。顔に特徴的な刺青をしているので、すぐにわかるだろう。
ブランクは弓、サンダースは大剣を使い、その実力は非常に高い。
バルバロイたちに仲間意識はあまりない様子で、連携が取れているとは言いがたいが、この2人だけは例外だ。
もっとも、他の敵も総じてならず者には似合わない質のいい武器を持っている。授恵者に比べれば弱い敵だが、あなどると痛い目にあうかもしれない。
もっとも、必ずしも敵を全滅させる必要はない。勝ち目がないと判断すれば敵は逃げていく可能性があるが、少なくとも村が襲われることは亡くなる。
また事件を起こさぬよう、できるだけ倒しておくのが望ましいが、無理は禁物だ。
王国の正規軍が討伐に動けていない現状、彼らの悪行を止めることができるのは授恵者たちだけだった。
解説
マスターより
リプレイ
王国の西にあるイゴールの森へ、授恵者たちは密かに近づいていた。
この奥にバルバロイたちが拠点にしている場所があるのだ。
「此処はフィルエスの地ではないとはいえ……彼等のような存在が森に潜んでいるのは愉快な気分ではありませんわね」
そう言ったのは、フローラリア・ネムス・ラミナだった。
エルフの少女は細い眉を少しだけ寄せる。故郷でなくとも、森はエルフにとっては大切な場所なのかもしれない。
彼らの存在を許せないのは、1人だけではない。
「バルバロイ……近隣の村にどれだけ被害が出た事か。もうこれ以上、好きにはさせない。ああ、させないとも」
細身の少年が言った。フィーレン・ステオラーズは落ち着いた様子だったが、拳には力が入っている。
「んだぁ、砦だ踏み荒そすっだぁ奴ぁ賊だべさ、賊は許しちゃおげねぇ。おらが退治すっだぁ!!」
小柄な女性が訛りのある言葉を発しながら、フィーレンの言葉に大きくうなづいた。
もっとも、小柄なのは彼女がドワーフだからだ。女性ながらドワーフらしい筋肉質の体を持っている。
バルバロイたちへの怒りをつのらせながら授恵者は森の中を進んでいく。
「足元にも気をつけろよ。どこに罠があるかわからないぜ」
年長の男が警告の言葉を発する。
シーフであるイクスは油断なく周囲を見回している。それだけではなく、同時に探知用のエーテルも放って周囲の構造物を確かめていた。
「そうね。落ち葉の下になにか隠れてるかもしれないわ」
同じくシーフのアヴェラ・ウッチェロは普段の明るい様子とはうってかわって、静かに警戒を行っているようだった。
「言ってる間に……落とし穴だ。避けて歩いてくれよ」
イクスがエーテル波にひっかかった罠について、仲間たちへと伝えた。それを避けて授恵者たちはさらに進んでいく。
落とし穴を避け、鳴子を音が鳴らないように解除して、森の奥を目指す。罠は多かったが、そこまで大がかりで複雑な罠はなさそうだ。
いくつか罠にはかかったが、致命的なものや大きな音を立てるものではなかった。
やがて、森の奥にある拠点……おそらくは柵と思われる構造物が、木々の隙間からわずかに見えた。
これ以上近づけば、敵の見張りに見つかる可能性がある。
「二手に分かれるのが作戦でしたね。この辺りから移動しますか?」
銀髪のキャスターアストライト=アクチュアルが仲間たちに確認する。
「それがいいでしょう。名を喪った神々とジド・ルウの加護がありますように」
フィーリア=ルゥ=カミシロが、祈りを捧げている。
ここから、授恵者たちは手はず通り二手に分かれた。
一方はバルバロイの群れを制圧するチームだ。イクスを先頭に進んでいく。
「見つかったら派手に魔法をぶちこんで見敵必殺ね」
テュリン・ヴィングが栗色と金のオッドアイで木々の向こうを見据え、いつでも魔法を放てるよう身構えながら歩き出す。
彼女はアストライトやフィーリアと共に進み、さらにカンナが彼女たちに並ぶ。
アステルという元気のいい女性もそれに続いた。
残る4人はブランクという敵のリーダー格に奇襲をかけるべく、別方向へ歩き出した。
「森の中は薄暗いから、罠が見つけづらい」
アヴェラを先頭にして、4人は進んでいく。
人の手が入っている場所がないかを確認しながら、彼女は仲間たちを先導する。
「狂桜会の皆、きっと生きて帰るからね……信じて待ってて」
アイリーン=N=フェルクスが言った。
青い髪のハーフビーストはこれからの戦いを思って静かに呟く。
フィーレンとフローラリアも、それぞれに武器を手にしてアヴェラの後を移動していく。
森の中の拠点で戦いが起こる時が、目の前まで迫っていた。
●バルバロイを制圧せよ
6人の授恵者たちは、正面側から敵の拠点に近づいていた。
イクスは罠を探りながら、探知用のエーテル波を放って、敵が集まっている場所を確かめる。
そのまま慎重に近づいていくが、見張りの眼を永遠に避けることはできない。
「おい、誰か近づいてきてるぞ! 気をつけろ!」
見張り台に立っていた男が他のバルバロイたちに合図をする。
すぐに攻撃をしかけられる位置まで近づいている。
「行きましょう。仕掛けるタイミングは合わせますので」
アストライトが手にした長杖を敵陣に向ける。
「右側の天幕に敵が4人集まってる!」
エーテル波で探知した結果を、イクスが仲間たちに告げる。
だが、そこは丸太が邪魔で柵の外から直接は狙えない。代わりに敵の1体が見えた場所へアストライトは水流を飛ばした。
柵の1ヶ所を破壊した水流が、拠点内を走り抜け、不幸な敵を吹き飛ばす。
開いた穴から飛び込み、イクスはそのまま自分が指した天幕へと駆け込んだ。
「あそこに敵が集まっているのね。それじゃ、まとめて片付けるわよ」
テュリンは、イクスが飛び込んだ天幕の下に、彼の言葉通り4体のバルバロイが集まっているのを確かめてステッキを向けた。
「かわすから気にせず撃ち込んでくれって言ってたわね。なら、応えない道理はないでしょ?」
淡い光を宿しているステッキの先から、テュリンは巨大な炎弾を生み出した。
短剣を構えたイクスは、それを攻撃ではなく回避のために使おうとしているようだ。
無造作に飛び込んできた彼にバルバロイたちが切りかかり、突きかかるがイクスはそれをかわし、あるいは短剣で受け流す。
「それじゃ、言った通りちゃんと避けてよね!」
炎弾が飛び込み、爆発を起こす。
バルバロイごと燃え上がる天幕から、イクスが飛び出してきた。一見した限りで目立った火傷はなさそうだ。
4体のバルバロイたちは炎上しながら走り回っている。
他の敵もすぐに剣や槍を構えて、バラバラと集まってくるのが見えた。何体かはナイフを構えて振りかぶり、投げつけてくる。
集まってくる敵へ迷わず突進していくのはカンナだ。アステルを守りながら走っていた彼女は、飛んでくるナイフの前に飛び出した。
淡い光を盾と硬木の甲冑にまとってナイフを弾き飛ばす。
「ごんすっ!」
攻撃を意に介す様子もなく、近づいてきた敵へとセイバーを叩きつける。
後ろから飛び出したアステルも、別のバルバロイと交戦している。
「アステルさんの武器も強化しますね」
フィーリアの言葉とともに、アステルの武器が輝刃の淡い光に包まれていた。
礼を述べたアステルが、カンナに守られながらバルバロイたちとの戦いを続ける。
「カンナさんも、他の方も、回復が必要でしたらすぐに言ってくださいね!」
ヒーラーである彼女の言葉に、仲間たちがうなづく。
支援の術をさらにかけるために、フィーリアは仲間たちに目を配る。
敵の強さもピンからキリまでといった様子だ。闇雲に戦う者がいれば、冷静に授恵者たちを狙ってくる者もいる。慌てふためいている者もいる。
ただ、いずれにしても……統制が取れているわけではない。
見張り台に立っていた男は比較的冷静な1人だったと言っていいだろう。
「敵は5……じゃない6人だ! いや……うわぁっ!」
だが男は、高所から見た戦場の状態を最後まで言い終えることはできなかった。
アストライトが魔力を増幅させて、見張り台を巻き込みながら水流を放ったからだ。
一撃で倒れはしなかったものの、よろめいて見張り台の大木に頭をしたたかに打ち付けている。
戦闘は激しく続く。そして、その戦いに敵のリーダー格であるブランクとサンダースは加わってはこなかった。
●授恵者との戦い
リーダーを狙うべく別方面から回り込んだ者たちも、すでに攻撃を始めている。
アヴェラはイクスと違ってエーテル波での探知はできなかったが、隠された物を看破するのは彼女が得意とするところだ。
人の手が入っていそうな場所に注意することで、大きな問題はなく移動することに成功していた。
(キャスター、シューターがいれば狙おうと思ってたけど、一人強そうなのがいますね)
短弓を手にした小男は、他の者たちとは明らかに異質な空気を纏っていた。
ハンドサインで仲間たちに合図をした後、アヴェラは加速して一気に距離を詰める。
小男が振り向いた。
(気づかれた!?)
それでも、彼女は両手に構えた黒曜石の短剣を素早く振るう。
攻撃したのは果たしてどちらが先だったのか。ほとんど同時に、アヴェラの胸甲を避けて腹部に矢が突き刺さっている。
飛びのきながらブランクが叫んだ。
「サンダース! 別動隊がいるぞ!」
「わかったぜブランクの兄貴!」
大剣を手にした大男が突進してくるのが見える。
だが、その前に割り込んだのは青い髪のハーフビースト。
「悪いけどアタシのほうが早いんだよね」
アイリーンはエーテルを体内に巡らせることで反応速度を高め、先手を取ったのだ。
そのままエーテルを短剣にまとわせて、サンダースへとアイリーンは切りつける。つけた傷は浅い――が、目的は傷ではない。
「くそっ、邪魔すんな!」
サンダースが怒りに任せて振り回す剣の動きは、意外なほど素早く、そして鋭かった。
眼前、ごくわずかな隙間しかない空間を切っ先が走り抜ける。
回避できたのはエーテルが肉体を蝕み、さらにアイリーンが反応を強化していたおかげだろう。
(集中が途切れたらやられるね……)
そうなる前に、この大男をブランクから引き離さなければならない。
スキンヘッドに刺青の大男から視線を途切れさせずに、アイリーンは後退する。
2人が接近戦を仕掛けている間に、フローラリアはエーテルで自分の魔力を高める。
アヴェラから距離を取ったところを狙って、彼女はブランクの前に光り輝くエーテルを収束させる。
「この風で散った草花への贖いのためにも、あなた方は確実に、全員、この森から叩き出しますわ」
爆風が小男を巻き込む。
「貴方はフリーにはさせません」
動きの止まった敵に、再びアヴェラが距離を詰めていった。
フィーレンは戦場を見渡せる位置に立って、アヴェラの矢傷に向けてエーテルを放つ。
回復しながら、彼はブランクのほうへと顔を向ける。
「お前たちは、どうするつもりだったのかな」
「聞かれたからって、答えるとでも思ったのか?」
返答の代わりにブランクはフィーレンへと矢を向けてくる。
その指には蛮族には不似合いな指輪がはまっている。
(指輪がなんなのかと聞いても、答えてはくれないんだろうね)
視線だけ向けると、サンダースも似たような指輪をつけているのが見えた。
十分に大男を引き離したアイリーンが、加速して一気にブランクへと近づいてくる。
光糸に変わる赤光のエーテルを短剣にまとわせて、アイリーンが小男に斬りかかった。
2人に囲まれ、後方からも狙われたブランクは、授恵者といえども余裕のない表情になっている。
授恵者たちの技は彼を少しずつ、しかし確実に追い込んでいった。
●戦いの終わり
イクスの短剣がゴブリンを切り倒し、アストライトの氷の矢やテュリンの氷嵐が吹き荒れて、バルバロイたちはもう残り少なくなっていた。
3分の1ほどまで減ったところで、バルバロイたちは背を向けて逃げ出した。
「授恵者として世界に選ばれた者の使命を果たすためにもバルバロイは慈悲なく滅すべきなのです!」
フィーリアが逃げる敵に容赦なく追撃を仕掛けようとする。
だがその時、小屋の方から戦闘音が聞こえてきた。
「あっちはまだ終わってないみたいだな」
イクスが素早くエーテル波も併用して状況を確かめる。
「それじゃ、援護に向かうわよ」
テュリンが言った。
幾人かは戦場へ走り出し、残った者はまだ息のあるバルバロイたちを捕縛していく。
「歩み直すなら今この時しかないが、自分に正直にならなくて良いのか?」
アストライトは目を開けた敵にそう問いかける。
「も、もしかして見逃してくれるのか? だったらなんでもするぜ。殺しでも盗みでも、なんでも言ってくれよ!」
懇願してくる男を前に、アストライトはそれ以上なにも言わなかった。
選ぶのは自分ではないのだから。
ブランクとの戦いも、すでに終わりが近づいていた。
矢がアヴェラを貫いて、そして大剣の衝撃が地面に彼女を打ち倒す――けれど、ブランクもすでにエーテルの糸にとらわれて、十分に動きが取れない状態になっていた。
アイリーンの短剣とフローラリアの魔矢が敵を貫く……。
「あんたらなしてこんなこっだすっべ! そんだげ腕が立つならまっどうに働けばもっどみんながら認めて貰えるだ、種族だらそんなんちゃんと見てくれる場所だってあるべ、今やってることはただの山賊だべ!! とっても許されることじゃねぇだぁ!!」
そこに、カンナを先頭にして、バルバロイたちと戦っていた仲間が駆けつけてきた。
「ちっ……逃げろ、サンダース!」
「わ……わかったよ、兄貴!」
大男が逃亡する。追いかけようとしたアイリーンに、背中から矢が飛んだ。
回避する間に、サンダースは拠点の外へと行ってしまった。
その間に、カンナの剣やテュリンの魔矢を受け、ブランクが完全に動かなくなった。
「とりあえず、わたし達の勝利かしら」
フィーレンの回復を受けて、アヴェラが起き上がる。
「捕縛しておきましょう。この男は重要人物のようですし」
フローラリアの生み出した光の縄が、ブランクを縛り上げる。
「重要? ……ああ、そうだな、重要だよ。だから、生かしておいたほうがいいぜ」
あからさまに嘘にしか聞こえない言葉だったが、彼がなにかを知っているのは間違いない。それを聞き出す方法があるかどうかはわからないが。
「わたし、『指』って人生を表すとおもうの」
そんなブランクにアヴェラが近づいた。
「でも、奪うだけの悪党の指はいらないわよね。汚いもの」
にっこりと微笑みながら言うと、ブランクは口を閉じる。
「僕たちの目的はあくまで彼らの制圧だ、殺す必要はないでしょ?」
アイリーンがそう言って制する。
事実、森の中の拠点に授恵者たちと戦える者は、もう1人も残ってはいなかった。
「じゃあ……もう二度と悪さしないようにね? 反省しなさい♪」
ブランクを含めてまだ生きている者たちに、アイリーンは可愛らしいしぐさで告げる。
手当てをしながら、授恵者たちは戦いの終わった拠点の様子を確かめる。息がある敵はおそらく倒した敵の3分の1か4分の1といったところか。
(生きていく為には奪う事も必要なのだとしても。それでも。お前たちはやりすぎたんだ)
死んだ者たちを見下ろして、フィーレンは心の中でつぶやく。
アロシュナバラ砦の占拠の影響で起きた事件の1つが終わりを告げた。
だが、これがすべての終わりでないことは、たぶん全員がわかっていた。
マスターコメント
ショートシナリオ普通 報酬:標準10 / 4〜10人
2020年10月25日 13時38分35秒 公開
参加者
相談掲示板
はいはい点呼ー。 1番イクス、シーフ/ヒューマンだ。 探波と捜波積んでるんで戦闘以外の面で動けたらいいかなって感じだ。 逆にあんまり直接戦闘力は高くねぇ。 以上よろしく。
2番テュリン、キャスター / ドワーフよ。 主に戦闘面で動く形になりそうかな。それじゃあ、今回はよろしくね
点呼? えー、3番、フィーレン。ヒーラーだ。 回復と強化魔法で支援する。宜しく。
4番、アヴェラ。シーフよ。 シーフの機動力で、周りこんで挟み撃ちの形にもっていったり、遠距離攻撃してくるブランクを狙ったりしようと考えているわ。
5番!アイリーンです!シーフでハーフビースト! スキル揃えてないから今回に合わせて決めても良いけど、個人的には隠密強襲な戦闘寄りスタイルで参戦したいなーと!宜しくだよ〜♪
6番フィーリア、ヒーラー / ヒューマンです。 攻撃力バフと回復ができます。 皆様の火力強化をしつつ、状況を見て生命力やバステの回復を担当したいと思います。 あと、スキルはありませんが、魔法攻撃力もそれなりにあるので、攻撃への参加も可能です。 皆様、よろしくお願い致します。
7番ですわね、わたくしはフローラリアと申しますわ。 エルフのキャスターで……主に遠距離からの攻撃を担当することになりそうですわ。 得手とするのは若干威力が高い単体攻撃と、突発的に発生するために命中率の高い風の小範囲攻撃ですの。 隙があれば倒した相手を光縛呪で拘束もできますわね 突破力が足りない場合は魔法を最大四度放つくらいまでは魔力の底上げができますけれど……相応に生命力も使いますので、カバーをしていただく必要がありますの (失礼しましたわ。伝え損じがありましたので、発言を新たにさせていただきました)
8番でしょうか、キャスターのアストライトです。よろしくお願いします。 直線範囲の攻撃と多少の回復、単体の移動阻害狙いの攻撃が可能です。状況で切り換えていく感じになるかもしれません。
9番! おらぁ、ヒーラーのカンナ ミツキっでいうだぁ よろしくおねげぇすっだ 回復とかは苦手けんどぉ、カバリングねぇけど、前衛でぜいいっぱいがんばるだぁ
あーテステス、点呼の途中だが申し訳ない。 ちょっと別の依頼で、ここの掲示板で相談が進み続けると重くなる事象があったんで、試験的にコミュニティの方に相談所を建ててみた。 https://alpaca-connect.com/world/world0/community/N6J2aqSQQZqrtMKzyxof
所属する必要は全くないけれど、所属する場合関係ない人が入られても困るので承認が必要になっている。 ということで合言葉として俺の名前でも入れてくれ。 いや、他に入る奴の気が知れんけども念のため。
No.13
遅くなってゴメンなさいです。 10番、アステル。 ヒューマンのウォーリア なの。 わたしは近接で攻めて行く感じになると思うなの。 具体的には敵に近付いて交戦。その間に遠距離攻撃で支援が在ると嬉しいのなの。 戦ってる内に指揮をとってるのが誰かで、ボス格が多分分ると思うなの。 無理かもだけど、出来ればボス格のブランクは、逃がさない様にしたいと思ってますなの。 取り合えず、基本、此処での相談がメインですけれど、 今からイクス様の相談所に所属をしておきますの。 どうぞ宜しくお願いしますの。