【燃纛】護衛依頼~物資輸送隊は滅びし国をゆく~
望月誠司
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シナリオID:21
オープニング
「町を捨てて国境に押し寄せられるよりは、現地で持ちこたえてほしい」
その砦はシルトラース帝国南部の平原に位置し、王国を不要に刺激しない為に規模自体は控えめではあったが、ドワーフ製のバリスタや投石器らの新鋭兵器を並べてリーンエスとの国境を睨む、精鋭たる砦だった。
後背に都市ヴィントを控えその支援を受け、指揮官に良将と噂される帝国軍人バルディオンを擁し、都市ヴィントの、以って帝国全土の、盾となる、シルトラース帝国の国防を担う最重要拠点の一つであった。
名をヴァイセントラフという。
だがこの時、ヴァイセントラフ砦のその収容能力は、真に限界に達しているようだった。
崩壊した帝都。
消失した都市。
あふれかえるクリーパー。
シルトラース帝国内は神代の再来もかくやという程の危険地帯と化していた。
辺境にあるアルサーラムの町の町長は、初め都市を頼らんとしたが、その消失を知ると軒並みならぬ事態と悟り、次には滅びの地と化した帝国内から町民達を脱出させる事を計画した。
そして脱出先としてアルサーラムらの辺境の民達の間で名高いバルディオンが率いるヴァイセントラフ砦を頼る事を望んだ。
だが町長の使者としてヴァイセントラフへと昼夜を通し急行してきた騎兵ツェツィーリアへの砦からの返答は、冒頭の”それ”であった。
ヴァイセントラフ砦は望まなかった。
アルサーラムの民の砦への避難を。
望んだのは、逃げずに町に留まり続ける事。
帝国の臣民なれば、逃げずにその場で戦い抜き、打ち勝って見事生き残るか、それが出来なくばクリーパーに喰われて死ね、と。
少なくともツェツィーリアの耳にはそう聞こえた。
それは事実であったのかもしれないが、あるいは悲観的過ぎる勘違いを含んでいたかもしれない。
良将バルディオンらの真意が何処にあるのかは、若きツェツィーリアでは窺い知る事が出来なかった。
確かである事は、現状ではヴァイセントラフ砦内は難民で溢れかえっており、これ以上の、町一つ規模の大幅な受け容れは、到底不可能だという事。
出来ない事は出来ない。
それは厳しい言葉であったかもしれないが、しかし、不可能事を安請け合いされ結局駄目でした、とされるよりは、最初から明確に通達してくれた方が有情ではあった。
「無論、その為の支援は行う」
半ば見殺しにされる事への絶望と怒り、虚無感を脇へと置き、ツェツィーリアが思った事は、砦側としても振れる袖はあまり無さそうではないか? という事だった。
支援?
可能なのか?
この状況で?
しかし流石は有能を以って鳴らす帝国軍人達であるらしい、ヴァイセントラフ砦はアルサーラムの町へ送る為の物資を約束した通りに見事用意してみせた。
それは限定的な量でしかないものであったが、だが何も支援なく持ち堪えるよりは遥かに良い。
ツェツィーリアは苦しい状況でも物資を用意してくれたヴァイセントラフ砦とバルディオンに深く感謝した。
なんせもうじき冬が来る。
冬が来るのだ。
アルサーラムの冬は厳しい。
町民達が燃料食料らの物資なく無事に乗り越える事は不可能に近いだろう。
もっとも――冬を待たずして町は、クリーパーの大群に呑まれ滅ぶ可能性もあったが。
●かくて依頼
冒険者ギルドにて、
「軍から急ぎで荷馬隊の護衛依頼が入っている。依頼主はシルトラース帝国ヴァイセントラフ砦」
という説明を受け、オウムに乗ってヴァイセントラフ砦へと急行した冒険者達を出迎えたのは、金髪碧眼の生真面目そうな、小柄な若い女兵士だった。
要所が鉄で補強された羽根付きの革兜をかぶり、柔革の胸甲に身を包んでいる。腰に曲刀と矢筒を吊るし、背に短弓を負っていた。
「遠路より遥々よく来てくださりました。
護衛依頼を引き受けていただき深く感謝いたします。
自分はツェツィーリア・クライン。
目的地である町、アルサーラム所属の帝国兵士であります。
この輸送隊の隊長にして、唯一の隊員でもあります。
この度は皆々様、どうかよろしくお願いいたします」
きびきびとした動作で女兵士は冒険者達へと敬礼した。
自己紹介をして一晩の休憩を挟んだ翌朝、一行はヴァイセントラフ砦よりアルサーラムの町へと向けて出発した。
●荷駄隊は荒野をゆく
辺境の町アルサーラムとヴァイセントラフ砦の間には道はひかれておらず、荒野を突っ切ってゆく事となった。
その為、物資を運ぶのも馬車ではなく、荷馬の列である。
黒い軍馬に騎乗している弓騎兵のツェツィーリアは、馬の扱いや追い立てに心得があるらしく、一人でも器用に荷馬群を操ったが、一人ではやはり小回りは効かないので、冒険者達のうち何人かは荷場の轡を引いて行く先を誘導していた。
陽が落ちれば一同は輪になって集まり、火を熾して薪を燃やし野営した。
焚火にあたりながら保存食の干し肉を齧っている最中、ツェツィーリアは冒険者達へと言った。
「このあたりからクリーパーが出ます。自分も実際、先日砦へと向かう途中の道中で、陽暮れ刻に遭遇いたしました。その際はザウアークラウト号の脚力にものを言わせて振り切ったのでありますが、荷馬を引きつれている現在ですと、逃げるのは難しそうであります」
塩漬けキャベツ号というのは彼女の愛馬である黒馬の名のようだ。
「一応逃げる前に遠間から少々射かけてはみたのですが……どうにもこうにも、面妖な奴等でありまして、攻撃が一切通らなかったのであります。もしかしたら、あれはアルサーラムに古より伝え聞く、妖魔『スクトゥム・ガリア』なのではないかと」
曰く、スクトゥム・ガリアとは夕闇と共に現れる荒野を彷徨う悪鬼であり、背丈は人の子供ほどしかないが、妖力甚大にして赤黒く燃える剛槍を投擲し、近づいては赤黒焔の剣を振るい、左手にはありとらゆる攻撃を弾き飛ばす魔法の大盾を構えるのだという。
さらにはスクトゥム・ハスタという名の黒焔纏う大狼を従え、手足のように操りけしかけて来るともいう。
このハスタはガリアが周囲へと発する強大な妖力によって守られており、ガリアが斃れるまではいくら射ろうが斬ろうがしても、ことごとく黒焔の障壁の前に弾き飛ばされてしまうのだそうな。
「なにぶん婆様達が寝物語に語る御伽噺でありますので『ほんとかよ』と思い、自分はハスタに渾身の力を籠めて矢を射ったのでありますが、本当にあっさりと纏う焔の前に弾き飛ばされてしまいました。では伝承に従いガリアの方から仕留めんとそちらにも射ってみたのですが、きゃつめも素早く大盾を構えて矢を弾きやがりまして、こっちにもまったく自分らだけでは歯が立たなかったのであります」
その後、狼と小鬼が恐ろしい奇声を発しながら突撃してきたので、騎兵娘は慌てて塩漬けキャベツ号を走らせて逃げ出したらしい。
「連中、此度の異常事態であちこちに湧き出している新顔達とは違います。古くから居る物騒な連中です。だからこそ、手の内も伝わっているというものですが……しかし、強敵です。なにぶん、荒野は広いですので、運が良ければ遭遇する事は無いと思うのですが……皆さん、運の良さには自信はおありですか?」
その三日後の夕方、一行はスクトゥム・ガリアとスクトゥム・ハスタからの襲撃を受ける事となる。
解説
マスターより
リプレイ
(ここで手ェ貸さなきゃ漢が廃るってもんよ!)
燃える炎のような髪をバシっとキメてるヤンキーは思う。
(俺の手が何かの足しになるんだってのなら、いくらでも貸すぜ)
実に漢気に溢れ、独特の外見をしている青年であった。なお魔術師である。本当だ。
名をドーマ・アザーリという。
「今日はあの丘に陣取ろうぜ」
砦を出て三日目、陽がだいぶ傾いて、そろそろ野営の準備でも始めようか、という時分。ドーマは彼方に見えている小高い丘を指差した。
「おぉ、良い丘ですね。古の兵書にも『兵は高きがヨシッ』とあります。ガリアに備えてでありますか?」
ツェツィからの問いにドーマは頷く。
「ああ、夕闇と共に現れるンだろ? 必ず来るとは限らねェが、備えないわけにはいかねェだろうよ」
「なるほど、もっともです」
「私もあの丘、良い感じだと思います! 賛成!」
「良いと思うわ」
ユークリア・フィナンシェとカメリア・ローレンスもまた丘を推し、他メンバーからも異論無く、一行は丘上へと移動する事となった。
荷馬を誘導し荷物を降ろし座らせ、焚火を熾すなどして野営準備を進めつつ、周囲を警戒する事しばし。
黄昏が荒野を染め上げ、白昼が死にゆき夜闇がゆらゆらと身を起こして両者が混じり合った頃、
「あっ、きっ、来ました! あれがスクトゥム・ガリアであります!」
真っ赤に巨大な夕陽を背負って地平の彼方、此方に向かいて駆けり来たる影が二つ見えた。まだ小さい。
「警戒していましたが……やはり出てきましたね、スクトゥム・ガリア!」
ユークリア、弱冠十四歳の金髪碧眼の少女は赤光に目を細めながらも地平を睨む。
一行は距離があるうちに急ぎ荷馬を立たせ、荷を再び積みこみ、移動と戦闘が可能な態勢を整えてゆく。
準備が完了した時には、伝説の悪鬼達は明確に姿を確認できる距離まで近づいて来ていた。
鎧兜、腰に剣、大盾と槍持つ小柄な鬼と、焔を纏いニメートルを超える巨躯を誇る大狼。
二者ともに魔導仕掛けの土人形のようにブレ無い一定速度で荒野をひたはしっている。
まだ戦闘距離には突入していないが、彼等の足はかなり速いようだ。
「あれが『スクトゥム・ガリア』、ね……」
真っ赤に染まった丘上に立つ、黒眼帯を片目にかけた金眼少女は、吹き抜ける秋風に銀髪を揺らしながら淡々と、しかし何処か興味深そうに呟いた。
カメリアである。
――困っている人が居るならば。
――依頼としてあるならば。
そう思って引き受けた依頼だった。
だが冒険者になった一因には、こういった御伽噺に触れるため、というのもあったから、彼女は静かに興奮を覚えていた。
大人びていてクールそうな雰囲気の少女だったが、その実、好奇心旺盛である。
十四歳のユークリアよりはお姉さんだが彼女もまだ弱冠十六歳の少女だったのだ。
ただ、
「まだかなり間合いがあるけれど、やはり対決は避けられないかしら?」
欲求としてはこの体験を噛み締めたい。しかし、自分達が運んでいる物資を待っている人々がいるのだ。
カメリアは己の欲を抑え、物資を守り抜く事を優先順位の第一とした。
大人びた少女からの問いかけに、小柄な為実際より若く見える二十歳超えてる系女兵士が頷く。
「彼等は疲れ知らずでありますから。我々だけならとかく、荷馬を引きつれてとなりますと、やはり……」
「そう……」
「いずれ追いつかれちまうンなら、こっちだけ疲れ果ててから戦うより、ここで迎え撃った方が良いだろうよ」
「ですね、有利な地形を先に占有できてますし」
「ここで勝負を決めた方が良いという事ね……わかったわ」
カメリアはドーマ達の言葉に頷いた。
戦いは避けられ無いなら、仕方ない。
御伽噺の伝説達と刃を交わしてみよう。
金瞳の少女は短剣と長剣を鞘から勢い良く引き抜いた。
その傍らで、
「ったく、飯もねぇのはひもじいってのに、タイミングの悪い奴らだぜ」
フードをかぶった銀髪の碧眼少女が、忌々しそうにしつつ同様に、二本の短剣を抜き放っていた。
シニング・W・テュパラ。普段は街の路地裏でヒューマンとして暮らしているハーフビーストの少女である。
食うに困るような状況を彼女はいくつか知っている。
それだけに、よりにもよって町に物資が求められ、それを届けようとしているこの時に襲い来たこの悪鬼達には、八つ当たりの一つでもしたくなる。
「ですね、腹が減っては戦はできないのです。アルサーラムの町の人達のご飯の為にも、私は戦います!」
ユークリア、140cmの小柄なブロンド少女は頷くと、小さな手に握る戦槌を、黄金と真紅の混ざる天へと向け、ビシッと勇ましく掲げた。
「ツェツィーリアさん、帝国兵士見習い初陣の私ですが頑張ります!
シニングさん、カメリアさん、ドーマさん、今回は宜しくお願いします!」
漆黒の軍馬に跨る帝国の女隊長は、深く湾曲したリカーブ・ボウを片手に手綱を引き応えた。
「帝国軍人たるものその意気やヨシッ! であります! フィナンシェ見習い兵! 貴官の初陣、我等の勝利で飾って見せましょうぞ!」
ひひーんとザウアークラウト号が棹立ちになり意気盛んに嘶いた。
「まあ、こういう仕事は嫌いじゃねぇ。カビの生えた伝説なんざ返り討ちにしてやるぜ」
シニングが不敵に笑って頷き、
「ええ、待っている人達がいるものね」
カメリアもまたこくりと頷き、
「やってやるさ。まずは盾持ちから潰そうぜ。オレの自慢のリーゼントがそう言ってンだ」
ドーマが特徴的な赤髪を挟み込むように両手で撫でつける。
「クラインさん、荷馬の守りはオレが引き受ける。アンタぁ弓騎だ。足を使って側背を突いてくんな」
「了解! 帝国弓騎兵の力をお見せしましょう!」
そんな調子で一行は迎撃作戦を練り上げると、丘の斜面に展開し、迫り来る悪鬼達を待ち構えた。
●
「光の力よ!」
ユークリアが持っているスキルは、多くの人間にばらまくにはそれなりに時間が必要である。
かつ、冒険者達は敵に先んじて迅速に高所に陣取った事により早期に敵を発見出来た為、奇襲される事も無く逆に待ち構える時間的余裕が発生していた。
故に、ユークリアはスキルの持続時間を考慮しつつ、あらかじめ輝足をカメリアとシニングに、輝刃をカメリアへとかける事とした。
「しばらくの間は、もつと思います」
金髪少女からエーテルが解放され、銀髪少女二人の脚部が輝き出し、カメリアの短剣が淡い光に包まれる。
次の瞬間、燃える髪色の男の声が響いた。
「来るぞ!」
見下ろす斜面の下、ついに戦闘距離へと入ってきた悪鬼達が猛然と駆け上ってくる。
カメリアは双剣を構え守りを固め、風の如く加速して飛び出した。
小柄な悪鬼が斜面を駆け降って来る少女を見上げ、槍を大きく振りかぶる。
次の刹那、槍は燃え盛る黒焔に包み込まれ、空を裂く唸音と共に放たれた。
(――来た!)
一撃必殺の破壊力を秘めた伝説の投擲剛槍レムレスピラ。
カメリアの背に氷でも突っ込まれたかの如き悪寒が走り抜ける。
赤黒の閃光が爆風を巻き顔面目掛けて迫り来る。
少女は咄嗟に身を捻り、仰け反るように上体を後ろに倒した。
直後、眼前を赤黒の焔の剛槍が唸りをあげながら突き抜けてゆく。
魔槍は宙を貫き、やがて放物線を描いて落下し、丘の頂きに突き立つと、轟音と共に爆裂して土砂を天へと噴き上げた。
地には大きな穴が生じ、轟く爆砕音が空気を震わせドーマの後ろに連なる荷馬達が恐慌したように嘶きだす。
他方、その間にもツェツィが反時計周りに回り込みつつ鞍上で弓を引き絞り、剛矢を閃光の如く撃ち放っていた。
痛烈な矢撃に対しガリアは機敏に盾をかざし弾き飛ばす。
(ここだ!)
ドーマは己のエーテルを燃やし爆発的に魔力を高めた。
空間が軋む音と共に赤いリーゼントの魔術師の周囲に無数の光弾が発生する。それは流星と化して、ガリアへと次々に襲い掛かった。
撃ち降ろしの光の嵐が猛然と大地に突き刺さって爆砕し、連続して轟音を響かせ土砂を噴き上げてゆく。
「やった?!」
エーテルを練っている最中のユークリアが眼を見開き。
(――外した!)
ドーマは眉間に皺を刻んで胸中で舌打ちする。
土砂が吹きあがる直前、彼の眼は捉えていた、矢を盾で受けていたガリアが咄嗟に地を蹴って後ろに跳んでいたのを。
が、その直後、砂煙を裂いてカメリアが飛び込んでいた。金瞳の娘が態勢を崩しているガリアへと風の如く迫り短剣を振り上げ――た瞬間、少女の横に赤黒の焔を全身に纏う巨狼が現れる。
大狼は巨大な顎を開き獰猛に凶悪な大牙を剥き、猛然とカメリアへと襲い掛か
「てめぇの相手はこっちだッ!!」
疾風と化して追ってきたシニングが飛び込んだ。両手の短剣を身体ごとぶち当たるように同時に大狼へと突き出す。
大狼が弾き飛ばされ、カメリアが握る淡光を纏う黒曜石の短剣が振り下ろされ、ガリアの肩口から入って鋭く斬り裂く。
「シッ!」
金眼の娘はさらに鋭く息を吐きざま身を捻り、左の長剣を一閃、鋼と鋼が激突した。
ガリアが大盾を素早く構え直している。
(――切り返しが速い!)
中衛の位置に展開しているユークリアはドーマの杖にエーテルを放って淡い光で包み込んでから、戦況を見渡し間合いを図って前方へと斜面を降り移動する。
ガリアがカメリアに向かってつんのめった。背に矢が突き立っている。
(好機!)
金瞳の少女は側面へと回り込みながら短剣を一閃、間髪入れず長剣を振り下ろす。黒曜石の刃がガリアを裂き、長剣と盾とが激突して弾かれる。
「OOOOOO!」
ガリアは奥に黒炎を湛えた顎を開く。地獄の底から響いて来るかのような叫びをあげる。強引に踏み込み、抜刀しつつ黒赤の焔を刀身より噴出させカメリアへと突き出す。
金瞳の少女は羽が舞うように軽快にステップした。剣が突き出される一瞬前に機動し、間合いの外へと脱出してかわす。
直後、ガリアの横っ腹へと丘上より飛来した光の矢が突き刺さった。
鎧が砕けその奥の身が深く抉られる。
「OOOッ!」
ガリアが苦悶の叫びを上げ、ドーマが肩で息をしながら丘上で輝く杖を構えている。連続して燃やされるエーテルが、その生命力を大きく削っていた。
ユークリア、女騎兵への輝刃と魔術師へのヒールは射程外の位置だ。小柄な少女はおもむろに踏み込むと、ハンマーを振りかぶり渾身の力で伝説の妖魔の後頭部を殴り飛ばした。
轟音と共にガリアが大きくつんのめってたたらを踏み、その兜が吹き飛ぶ。
他方。
赤黒の焔を纏う大狼がシニングを睨んでいた。
(……ぜんっぜん効いてねー)
だが注意は惹けたらしい。
巨狼は天を仰いで大気を震わせる遠吠えを上げると、斜面を蹴りシニングへと突撃する。
巨狼が飛び上がり、人間達の魂さえも噛み砕きそうな大牙を並べた顎を開き迫る。
(喰らったら死ぬ!)
シニングの胆の底から冷たい直感が爆発的にせり上がって来た。
脚部を淡く輝かせている銀髪の少女は、歯を喰いしばり巨狼を睨みつけると、エーテルを全開に反応速度を瞬間的に高め、風の如く加速して飛び退いた。
鋼でも砕けたかのような鋭く重い音が鳴り響き、巨狼の顎が閉じられ、その四肢が再び地に降り立つ。
(倒す必要はゼロだ!)
皆の合流を待てれば勝ちである。
疾風の少女は恐怖を払う気合の声を口から叫びながら猛然と踏み込んだ。
赤光を纏う短剣を振りかざし、振り向いた巨狼の顔面へと斬りつける。
刃は黒焔に激突し弾かれるも赤い光が糸と化し、巨狼へと絡み付いていく。
(いけるか――?!)
赤光は爆ぜるように四散した。
巨狼が銀髪の少女を睨みつけ、人の魂を消し飛ばすほどの耳をつんざく吼声をあげた。
●決着へと
シニングは澱を短剣に纏わせ振り下ろす。
刃ごと澱が弾き飛ばされる。
狼の前脚がブレた。
視界が揺れる。
見える景色が回転する。
壮絶な衝撃。
少女の身は木の葉のように宙を舞っていた。
肩口から四条に斬り裂かれ鮮血が噴き上がっている。
「っ?!」
激痛と灼熱感に意識が遠のいてゆく。気を引き絞って堪え、宙で身を捌いて足から斜面に着地する。
足がもつれ傾斜に転がり、一回転、二回転しながらも三回転目で起き上がる。少女はなんとか態勢を立て直し双剣を構え狼を睨みつける。
(見え、なかった……!)
焔を纏う巨狼が獰猛に唸りながら迫り来る。
他方。
振り向きざま盾を振り矢を弾いたガリアは、ユークリアへと踏み込むと至近距離から抉り込むように刃を突き出した。
少女は防御を固めて光を纏い、
「がはっ!」
臓腑までを貫く重い衝撃力にユークリアの口から鮮血が吐き出される。
激痛と冷たい死の恐怖に怯みそうになるが、
(――クジンリーネなら怯まない)
古の首刈帝の姿が脳裏をよぎり、女は口端から血を流しつつも踏みとどまる。
生命力高いな。
「離れなさいッ!!」
カメリアが必死に叫びガリアの首裏と後頭部に叩き込む。
「O、O、O、O!」
だが伝説の悪鬼は、赤黒く輝く瞳でユークリアを睨み、執念さえ感じさせる奇声を発し、倒れない。
ドーマ、魔矢、至近距離の敵味方、射線が――通らない!
「うぉおおおおおおおおおおッ!!!!」
赤髪の魔術師の澱が爆発的に燃え上がった。両耳から鮮血が噴出する。
命を対価に膨れ上がる魔力の奔流が、漢の周囲の空間に無数の光弾を出現させる。
絞られる意識。
振るわれる杖。
光弾が精密に操られ、飛ぶ。
光が、頭上よりガリアの身に突き刺さり、爆裂して吹き飛ばした。
●
巨狼の身から焔が消えた。
光輝くエーテルが空間に広がり、さらに光球が飛んできてシニングの身にあたり、暖かい熱と共にその身を急速に癒してゆく。
「お待たせしました!」
「待たせたなァッ!!」
ユークリアとドーマの声が響き渡る中、光弾と弓矢が飛ぶ。
大狼は素早く飛びのいてかわし、
「ようやく反撃か!」
シニングは歓声をあげ、狼が飛んだ先に風と化して詰め寄ると双刃を振るった。
二連の閃光が突き抜け、大狼の身から鮮血が噴き上がる。
「待った分やらせてもらうかんな!」
巨狼はその前足をシニングへと振――らず、地を蹴って大きく飛び退いた。
視線をガリアの骸、冒険者達へと巡らせ、最後に白虎娘を睨みつける。
シニングが睨み返すと巨狼は吠え声を上げ、そして踵を返して駆けだした。
「あっ!」
「逃がすか!」
矢と魔矢が背に突き刺さる。だが大狼は倒れず、地平の彼方へと風の如く駆け去っていった。
その後、ユークリアは爆散した槍の破片を一つ拾い上げた。
最早何の役にも立ちそうになかったが記念品くらいにはなるだろう。
そうして御伽噺の魔物達を退けた一行は荒野を踏破し、町へと無事に物資を送り届けたのだった。
マスターコメント
ショートシナリオ非常に難しい 報酬:標準4 / 4〜4人
2020年10月16日 16時16分31秒 公開
相談掲示板
よォ、俺ァキャスターのドーマ・アザーリってもんで。ヨロシクゥ! んで、とりあえず手前の手札としちゃ、敵単体を撃つ魔力弾と、威力は劣るが敵味方識別して狙える光弾の雨。 あとは要相談になるが、敵の防御を雀の涙程度だが減らす術式を持ってくかどうか、ってところだな。
おーっす、アタシはシニング・W・テュパラだ。一応シーフだな。ほぼ知ってる気ぃすっけど改めてよろしくな こっちとしては移動系とダブルエッジくらいかな 資金諸々はもうちょいあっから必要そうなの取ってくるのもできるぜ えーっと、全体としてはシーフ2キャスター1ヒーラー1か 敵さんはどーも正面、盾の面からはまともに通らねぇっぽいからアタシらでグルグルしつつ削ってくのが無難か? 地形利用すればもうちょい上手いこと出来そうだけど 防御低下は主攻をドーマにすっかアタシらにすっかで必要度は変わるか? アタシらは手数が増えるから雀の涙も積もってくかもな 重くてドーマの攻撃スキル分を食っちまうなら無しでもってとこか
私はカメリアよ。テュパラさんと同じくシーフね、よろしくお願いするわ。 ダブルエッジ、疾風足とテュパラさんと大体同じ感じになるけれども、装備やパッシブの関係で今は私の方が打点が高い構成かしら。 資金等は私も少し余裕があるから、打点を上げるか、回避面を上げるかだとかの余裕はあるわ。 盾持ちを仕留めてから巨狼を相手にする必要があると思うけれども、そうすると盾持ちを仕留めるまでどうやって巨狼を凌ぐかもポイントになりそうね。
ヒーラーのユークリアと申します! みなさん此度は初陣、よろしくお願いしますね! まだアイテムやオーブは全く使っていません。 臨機応変に対応していくつもりです。
全員挨拶は済んだな。 ガリア(盾持ち)を仕留めるのを優先で、仕留められりゃハスタ(巨狼)を仕留めるっつー案は俺も賛成で。 あの盾が正面からしか防げねェってのなら、シーフのどっちかがかく乱して他のヤツが刺すか、 俺かユークリアが面的火力を持ち出して正面どころか盾持ちがいるところ一帯の座標をマルっと狙って、開いた隙を誰かが刺すか、っつーのがパっと浮かんだところだ。 前衛が二人しかいねェ以上は、巨狼に一人、盾持ちに一人っつー感じで割くほかねェ気がするぜ。
レムレスピラをどう処理するかは、一番固いユークリアさんで受ける手もなくもないけれど、それよりは私かテュパラさんで避ける方がいいとは思うわ。 味方戦力のツェツィーリアさんに盾持ちの側面を突いて貰えればドーマさんやユークリアさんと合わせて射程外から叩けるかもしれないけれども、レムレスピラの射程が不透明なのが難点ね。
ちょっとだけまとめ形式にします! ◇妖魔(ガリア) ・初手レムレスピラへの対応。最初に見つけた対象に投げると思われる。 何となくですが威力が高い投げ槍との事なので、射程長そう。 (回避で避けるか、ユークリアが受けるか、デコイ的な何かを用意するか) 回避なら林の地形も選択肢に入ってきますね。その場合、巨狼が倒しづらくなります。 やり切るなら私が受けるしかないのかもしれません。 シーフのお二人が攻撃し続けて下さるのは心強いです。攻撃力もダブルエッジで想像以上にある気がします。 ドーマさんの言う範囲攻撃はメテオライト、つまり上空からの攻撃になるという事ですね。 それに対応して盾を使ったガリアに攻撃を仕掛けるのも良いと思いました。手番は調節できますし。 手番が後の人ほど攻撃力が高い方が良いのかもしれません。 ◇巨狼(ハスタ) ・ガリアを相手にしている間どう対応するか。(壁になって移動を抑え込む事とか可能?) ◇ツィツィーリア(味方)、ザウアークラフト号(ペット) まずガリアを攻撃して貰う事になりそう。 退き撃ちが得意なので生かしてあげたい。 もしくはペットのザウアーから降りてもらって、囲んで攻撃する二人になって貰うのもありかも。
分かりやすくまとめて貰えたと思うわ。 巨狼に関してはそもそもとして泥沼地帯で対応する手もあるけれど、こちらも機動力が落ちるのが難点ね。シーフはスキルでカバーできるけれども、ツィツィーリアさんの機動力が落ちるのが痛いわ。 小高い丘を選択する手もあるけれど、こちらが上側を取れるのかがちょっと分からないわね。取れないなら地形を選択するメリットが薄いからそんなことは無いとは思うけれども。 一応泥沼地帯でなくても縛糸刃で動きを抑える手もあるけれど完璧じゃないし、束縛に失敗した時のことも考えなきゃいけないかしら。
まとめありがとな 丘の時は流石に上から始めさせてもらえるだろ。じゃなきゃ選ぶ理由ねぇしな。 上から行ける前提で考えると敵の後衛への到達時間が遅くなるのが良い所ってとこか 泥沼地帯は回避も落ちるしユークリアに壁やってもらうならありかもしんねぇけど、アタシらがしんどいからやめといた方が良いと思うぜ。 時間稼ぎするにしても、メインやるにしてもアタシらの経戦能力が落ちるのはきつそうだ 林の方は敵の投擲槍をよけやすくするかもしんねぇけど一発限りみたいだな。ドーマの命中への支障の方が大きくなる……かな? 長期戦考えるなら遮蔽多いし、いざっていう時一端引っ込めるのはありかもしれん ま、まずはどう当たっていくかを考えなきゃ地形も選びにくいけどな アタシ的にはシーフ二人でグルグルしてる方推しかな ユークリアに受けてもらうのもありだとは思うけど、片方は結局アタシかカメリアが引き付けることになると思うし だったら条件近い方が地形利用もしやすいと思うぜ
場所に関してはシーフ優先で考えてくれりゃいい思うぜ。 立ち位置的にゃ俺ァあまり動いても仕方ねェし、ツェツィーリアの代わりに荷馬の側について、ツェツィーリアを自由に動けるようにしたほうが戦力になるだろうよ。 懸念してる投げ槍は射程に入り次第、っつってるわけだから隊列を調整すりゃ初手で最寄りの前衛狙いに絞ることもできるだろうよ。
ねだってしまう感じになってしまう案になってしまうのですが、小高い丘を選んだ場合、氷嵐があれば斜面を凍らせたら巨狼の動きは封じられるかもしれません。水をまくと効果が上がるかも。 あと物理完全回避のスキルもキャスターさんにはあります。投げ槍が物理かは謎ですが!
黒焔を纏ってる、なんてのが地面を即興で凍らせた程度で足を滑らせるか?サッと溶かされそう気ィするがどうかね。
炎が出てるんですね。それは滑りませんねー、ジャンプもしそうですし。
炎が出てるあたりから魔法の可能性もあるしな こっちで頑張って避けるが一番マシじゃねえかな 実際に嫌がらせ程度でも効果があるかもしれんから試してみるのもいいかもしれんけどな あたし達基準で選んでいいなら丘か林かなぁ 受けられる体力してねぇから沼で当たるようになんのは嫌かな 林だとせっかくのキャスター火力活かせねぇから丘かな?
狼の魔防は盾持ちのせいで高ェんだ、狼自体にダメージ与えねェまでも、フィールドに影響与えるっつー着眼点は嫌いじゃないぜ。 仮にやるとすりゃア、最初に言ってた物防低下の術式は無しになるな。……金の問題でな……こればかりはすまねェ。 話の感じだと、狼に俺とシーフひとり、盾持ちにユークリアとツェツィーリアと シーフひとり、っつー配置になりそうだな。
ドーマさんありがとうございます>着眼点 どうしても色々想像をすると、ドーマさんの魔法に頼りがちになってしまいます。どうせなら全てを吐き出してしまうと、ウォーターウォークをシニングさんやカメリアさんに使用すれば泥沼地帯でも回避と移動が下がらないかもしれません。 勿論お金の問題は大事ですので、行動の可能性が広がるだけと思っていただければ! 投げ槍はやっぱり回避が一番でしょうか。その場合は回避UPの付与バフを覚えますね。
テュパラさんの意見に賛成だわ。正直なところ、シーフはダブルエッジが使えるとはいえ物理攻撃の値は低いから、後衛からの火力が必要になる可能性は低くないもの。林よりも丘を選びたいわ。 一先ず私は盾持ちと狼の何方を相手にするにしろ、反応強化(回避上昇)は持っていこうと思ってるわ。 かつ盾持ちを相手にするなら毒、狼を相手にするなら束縛のスキルも持っていこうと思っているところね。
堅実に考えると、私がシーフのお二人に輝刃で攻撃力UPの付与、ドーマさんが防御ダウンのデバフを使えばダメージはとても通りやすくなりますね。 絡め手は少なくして確実に戦うのも良いと思います。 丘に決まりですね、私は少なくとも回復は持っていきます。 シーフ二人でぐるぐるしながら盾持ちガリアを攻撃は私も賛成です。他の攻撃する人も多いといいと思います。
丘に決定だな。りょーかい 後はどっちがどっちで構成決めってとこか? カメリアのが攻撃力ありそうだし、アタシが耐えてたほうがいいかな 構成次第で結構変わるからどっちもいけっかもだけど
レムレスピラの危険はあれど回避自体は二人ともそこまで変わらないし、生命の差でテュパラさんの方が持久向きだと思うから、私は盾持ちの方へ向かおうかしら。 ダブルエッジと猛毒の刃(スリップ付与)は同時に使えないから、輝刃を使ってもらえるなら猛毒の刃の方は不必要になるのかしら。 それでも物理攻撃が足りなくてスリップダメージの方が高くなる可能性や、ダブルエッジだと命中が下がる関係上ダブルエッジを使わない可能性もあるけれど。 猛毒の刃だと一回しか使えないから、保険にもっていくなら強度や付与は劣るけど8回使える毒撃を持っていく手もあるわ。
私は付与と回復をする事でなかなか前線に出られないかもしれません。巨大狼の抑えを誰がするかが一番気になっています。回復を沢山積んで、私が壁になりながら自分と他の人を回復するという荒業も考えてます。 スリップ強度1で毎ターン10ダメージ…付与は必中? 毎ターン回復判定はあるんですね。なかなか難しいですねバッドステータス。
付与も確率ね。今の私の付与が5だから、相手の抵抗が0で試算してまとめると下記になるわ。 猛毒の刃 付与2 強度5 付与率85% 毒撃 付与0 強度1 付与率75% 相手の抵抗値が1上がる事に率が-5%になるから、これに頼るならアクセサリーで付与値を上げたいけれど資金的に厳しいわね…
>カメリアさん なるほど、そういう感じなんですね。勉強になります。 猛毒の刃は結構強力な印象ですね、ラウンド毎に50ダメージですし。 毒撃は8回使えても逆に影響が少なすぎる気がします。 私的には攻撃力を維持してく為に、命中は下がってもダブルエッジは維持しつつ、猛毒の刃は使っていくのが良いのかも、と思いました。参考までに!
残念ながらお問い合わせでメインアクション時に複数スキルの使用は不可という返答を得ているので、ダブルエッジを使う場合は猛毒の刃もメインアクション時のスキルだから使えないわ… だからダブルエッジ「だけ」を使う場合は猛毒の刃は使わない(使えない)想定ね。ダブルエッジを使わないタイミングがあるなら猛毒の刃(か毒撃)は出し得という感覚よ。
もし、毒を狙うってのならなるだけ優先的に倒したい盾持ちだろうな? 逆に言えば、盾持ちさえすばやく倒せちまえば狼は戦闘続行可能な面子で袋叩きにすりゃアいいから、下手なデバフはいらねェ気がするぜ。 それこそ、狼の足止めがメインの俺ァ物防下げるやついらねェな。
とりあえず役割を埋めていきましょう。 希望を元に書いています。 ・対盾持ち ツェツィーリア(弓攻撃) シニング カメリア(猛毒の刃?) ・対巨狼 ドーマ ・未定 ユークリア(回復、バフ役)
>カメリアさん んと、私の想像してるのは、猛毒の刃で毒を与えて、効果があるうちは次のラウンドはダブルエッジ。効果が切れたら再度、猛毒の刃。後はダブルエッジって感じですね。 あと、猛毒の刃にも攻撃ダメージ判定はあると思いますよ。なので輝刃とかは一応効果があるかと。
ええと、ちょっと食い違いがありそうね。私は ・対盾持ち カメリア ツェツィーリア ・対巨狼 シニング ドーマ ・未定 ユークリア(回復、バフ役) だと思ってたわ。キャスターのドーマさん一人で狼からの攻撃を耐えるのは難しいと思っていたから…
てっきりシーフのお二人で盾持ちのガリアの周囲をグルグル回りながら攻撃するのだと想像してました。 なるほど、そうなると私は盾持ちのガリアへの攻撃に回った方が良さそうです。
ドーマさんはデバフを狙うよりも、魔法攻撃を行った方が良いのかもしれないわ。魔導の潮流を使う場合は代償があるとはいえ計140の魔法攻撃が行えるからこれで叩いた方が効果的かも、ということね。 回避される可能性を手数で補うという視点もあるわ。 毒を狙うというのは、シーフの攻撃力で物理防御を越せずに時間がかかる可能性を危惧してのことね。 輝刃が入るなら短剣で87、ソードで98とウォーリアの物理攻撃に近い数値が出るから、それくらいなら物理防御を越せないことは無いだろうということよ。 勿論初手だけ猛毒の刃を使う手もあるけれど、アクセサリーを買って付与値を上げる余裕が無いから付与確率最大85%、こちらと同じように抵抗値5を持っていた場合は60%となるからどうしたものかなというところね。(あと猛毒の刃は使用可能回数1なので一回使ったら再度は使えないわ。)
一回限りの猛毒の刃でしたか…。今の条件ならダブルエッジだけでも良い様な気がしました。 私もドーマさんはデバフよりかは大きな一撃を撃って貰った方が気持ち良いと思います。
さすがにタイマン張る余裕はねェな、今回の依頼じゃあよ。 せめてシーフ一人は力ァ借りてェところで。 ・対盾持ち カメリア ツェツィーリア ユークリア ・対巨狼 シニング ドーマ でいいだろうよ、当人達に異存がなけりゃアな。 とりあえず俺ァデバフ抜きで攻撃に専念、当たらんでも巨狼に揺さぶりかけてシーフが動きやすい立ち回りを作れるようにフォローっつー感じになりそうだな。 んで俺からちょいと調整したい話があってよ。 ユークリアが前に出んのか後ろから他二人をフォローするんだかによって荷馬を俺かユークリアの後方で待機させる必要があるんじゃねェか? デフォルトだとツェツィーリアが荷馬を守るために後方に留まってるが、その役を俺かユークリアが担えばツェツィーリアのフットワークも活かせるようになるって寸法よ。 ま、敵を近寄らせねェって話なだけだ、俺がやるんでも一向に問題はねェが。
私は前に出た方が防御力的にも攻撃距離的にも良いと思います。 ドーマさんに荷馬を任せても大丈夫でしょうか?
あいよ。ちったァ気張らねェと、後ろでボーッと眺めてるだけ・・・なんて言われちゃアかなわねェからな。
っと、空いた空いちまったな 分け方に問題はねぇぜ 提案することがあるとすればどっちにしろ狼には攻撃ろくに通らねぇかもしんねぇからドーマの攻撃も一旦盾の野郎に集中させてくれてもいいくらいかな アイツ落ちねぇとアタシの全部弾かれかねんし あ、もちろん、支援も全部いらんとかいうはなしじゃねぇぜ?
盾持ちと狼、それに荷馬の距離によるけれどもドーマさんやユークリアさんは盾持ちと狼相手のフォローが出来る中間辺りがちょうどいいのかしら。盾持ち撃破後にドーマさんが狼を攻撃できるのが理想だろうから、少し難しいところね。 あと私は盾持ちのレムレスピラが使用されるまでは回避集中、使用されたらその後は通常状態で戦闘を行おうと思うわ。
狼と盾持ちを同時に撃破する必要がねェって話と、シニングがもし抜かれたとき荷馬のフォローに回れるヤツがいねェって状況だけは避けねェとならんわけだ。 敵方に連携されても面倒で。こっちはそこまで錬度高ェわけじゃねェ。 なるだけ敵を分けて戦いたい。狼はどっちかってーと序盤時間稼ぎ、三人が盾持ちを仕留め次第攻撃に転じる、っつーくらいのつもりで考えていたわ。 「ガリア相手は一対一やると絶対に勝てません。」とあるが、5人中4人も割かねェといけないかってーと正直疑問なところで。
支援物資を守るのが今回の依頼の趣旨ですもんね。 荷物は誰かが守るのはとても意味があると思っています。 巨狼に関してですが、巨狼を止める良い案が無ければ、最小限の巨狼対応でガリアを最大戦力で早期に倒すのが良いと思っています。 また深追いして敵を両方とも倒す依頼内容ではないですね。 私の位置についてですが、ガリアから攻撃を出来る(される)位置が良いと思っています。 またヒーリングオーラを覚えたので3ヘクス以内(15メートル以内)に皆さんがいるのが理想です。最悪でもヒールの届く射程6(恐らく6ヘクス)以内の位置にそれぞれの役割のメンバーが居てくださると。
私がガリアを攻撃できる位置、でした。結構生命が高くなったのでされるのも大事かもしれませんが! それかもう私が狼の壁になっても良いかもしれませんが…。
盾持ちは速攻をかけて、物理攻撃での撃破が難しい場合にドーマさんに攻撃してもらう程度かしら。問題なさそうなら狼の方の準備というか、立ち位置を調整してもらう感じで。 ユークリアさんのステータスを見直すと、狼対策の壁役はちょっと調整した方が良いのかもしれないわね…
了解だぜ。シニングにゃァ苦労かけるが四人で速攻で盾持ちを潰す方向にするわ。 あんまりふわふわし過ぎてダブルアクションかますのもうまくねェから、まずは盾持ち、ケリつき次第で巨狼、でプレイング書かせてもらうぜ
>ドーマさん すみません、我がままを聞いてもらいありがとうございます。頑張って討伐or撃退していきましょう! 後は狼の壁役を変わるかそのままかくらいですね。シニングさんに壁になって貰えれば、私がサブアクションで壁になる動きをしなくても良くなるのでサイドヒールが使えるというのはあります。 私が壁になるとガリアへの攻撃にシニングさんが参加出来ますが、ヒール対応力は落ちます。 範囲回復を上手く使えるかですね…。
詫びるのは俺にじゃなくシニングにだろうよ。 盾持ち倒すまでは巨狼に掛かる責任は全部アイツが背負うことになるんだぜ?
アタシからも提案してっから気にすんな さっさと切り上げて、手早くこっちに来てくれっと嬉しい 当たれば倒れることに変わりはなさそうだしな 気合入れて頑張ってくるからよ
一先ず戦闘面での仮プレよ。355文字とまだ200文字以上余ってはいるけれど、ここに戦闘面以外のプレイングも入るわ。 ↓ここから仮プレ ◆戦闘での立ち回り 地形は小高い丘の上側を指定 ・スクトゥム・ガリア(以下ガリア)撃破まで ガリアの側面を狙って行動。攻撃できる距離に入るまで適宜疾風足を使用し、ツェツィーリアと同時に、挟み込んで攻撃できるように立ち回る。 レムレスピラが使用されるまでは回避集中、使用後は通常状態で戦闘する。 攻撃が命中する確率が極端に低くならない限りダブルエッジを使用。 攻撃後に疾風足を使用せずに移動力が足りる場合、フェザーステップでガリアのレムレスグラディウスの射程からギリギリ外れる位置に移動して相手がサブアクションで移動する必要のある状態を狙う。 ・ガリア撃破後 スクトゥム・ハスタ(以下ハスタ)へ向かう。優先度はハスタ撃破 < 荷馬/荷物の防衛。疾風足が余っていれば使用する。 攻撃が命中する確率が極端に低くならない限りダブルエッジを使用。
戦闘プレイングとしては下記の感じで。 あとァ地形についてちょいと細かく補足いれてんのと、動機でジャスト600字埋まっちまったわ。 行動 基本的な隊列はツェツィーリア含めた他の4人より後方の最後尾。 んで俺の後ろに荷馬を連ねて進む。 敵を確認したら荷馬の護衛をツェツィーリアから俺に変わり、俺ァ前に出すぎず、『魔導の潮流』で手前のエーテルを燃やし、タイミングを狙う。 巨狼の速度も懸念事項だが、まずは盾持ちをなるだけ早く仕留めにゃならねェ。 俺の自慢のリーゼント(モヒカンセンサー)がそう言ってんのさ。 アイツ(盾持ち)の有効防御が正面だけってのなら、カメリアやユークリア、ツェツィーリアが敵の動きを揺さぶった隙を縫うように【メテオライト】で畳みかける! 仮に防がれようが避けられようが、この無数の光弾は敵の動きの選択肢を縛る・・・! 逆に、側面晒すような隙を出そうもんなら、【魔矢】で射貫くぜ・・・! 盾持ちを始末出来たらすぐさま【メテオライト】を巨狼へ放つ。 シニング一人に全部任せちまってたからな、まずは巨狼のリズムを崩す。 後は荷馬に近寄らせねェように攻撃をばら撒くことに徹する。
シニングさんは重点的に回復していきますね。 以下行動文だけ抜粋したプレイングです ・行動 始めにガリアのレムレスピラの回避へと向かうシニングに【輝足】付与 時間を見てカメリア、ドーマ、ツェツィーリアに【輝刃】 巨狼のブロックするシニングとの距離を【ヒーリングオーラ】の3ヘクス以内になる様に意識しつつ、ガリアを至近攻撃出来る位置に移動 基本は【防御集中】 攻撃を受ける場合、防御宣言で【輝甲】 味方一人にダメージが入っていれば【サイドヒール】とガリアに通常攻撃、サイドヒールが切れていれば【ヒール】(シニング優先) 近くの味方二人以上にダメージ時は【ヒーリングオーラ】 全員軽度のダメージなら通常攻撃(ガリアの盾が目の前なら移動) サブアクションが空いてる時、ガリアに狙われている味方をかばいながら戦います もしもシニングが抜かれた場合、私が巨狼を回避集中状態でブロックし、メインアクションで自分と味方を回復し続けます 相手が巨狼だけになったら、HPが危うい味方をかばいながら堅実にヒールや付与し続ける役になります
対ガリア周りの記述を一部修正したわ。 それとガリアに当たるのが私の関係上、レムレスピラの回避を行うのも私のつもりだったわ。 ↓ここから仮プレ ◆戦闘での立ち回り 地形は小高い丘の上側を指定 ・スクトゥム・ガリア(以下ガリア)撃破まで ガリアの側面を狙って行動。攻撃できる距離に入るまで適宜疾風足を使用し、ツェツィーリアと同時に、挟み込んで攻撃できるように立ち回る。 但し攻撃はユークリアからの輝刃の効果を得てから行いたいため、必要に応じて移動や手番を遅らせるようにして足並みを揃えたい。 レムレスピラが使用されるまでは回避集中、使用後は通常状態で戦闘する。 攻撃が命中する確率が極端に低くならない限りダブルエッジを使用。 攻撃後に疾風足を使用せずに移動力が足りる場合、フェザーステップでガリアのレムレスグラディウスの射程からギリギリ外れる位置に移動して相手がサブアクションで移動する必要のある状態を狙う。 ・ガリア撃破後 スクトゥム・ハスタ(以下ハスタ)へ向かう。優先度はハスタ撃破 < 荷馬/荷物の防衛。疾風足が余っていれば使用する。 攻撃が命中する確率が極端に低くならない限りダブルエッジを使用。
回避付与をカメリアさんに最初に付与に修正しておきました、次にシニングさんに回避付与になります。
ざっくりとこんな感じか? これに必要そうなのを足したりして完成かな 行動 カメリアに少し遅れつつ狼に接近 あっちが片付くまでタイマンだ 倒す必要は0でアタシはみんなの合流を待てば勝ち 倒せるなら倒してもいいだろうけどこいつは仕事、獲物を狩るなら完璧じゃなくちゃな 戦闘から2番目スタートで狼に接近 会敵早々一撃をぶち込んでアタシの方を見るようにしてやる ダブルエッジによる手痛い奴を入れたりするとかからだな 狼に対して【腱撃】や【縛糸刃】を用いつつ 反撃は【反応強化】を用いて回避 位置取りとしてはユークリアから離れすぎない程度の位置を予定 必要に応じて足りない分を【疾風足】で補い攻撃を加えつつも程よい距離を保ち続ける とにかく生き残って狼の意識を此方に引き付け続け味方を待つ 合流したら一度呼吸を整えてから戦線復帰して今までのお返しといこうぜ 回数の残ってる分全部乗せで徹底的にボコってやるわ