明るく輝く踊り子少女リノ・キャロル
キャラクターノベル制作 四方 のあ納品 2020年12月25日 18時46分26秒
●
――ふぁぁぁっ。
朝のお日様が眩しい……。
よく寝たぁ~。
あたしは、リノ・キャロル!
授恵者で、冒険者家業をやる事もあるけど、踊り子をする事も!
時には、息抜きで思いっきり遊ぶ事もあるけどね!
起きたばかりで、まだ少しぼーっとしながら考え事……。
昨日は沢山遊んじゃった~今日はどうしよう?
……って、お金がちょっと心許ないかも! 働かないと駄目だね……頑張るぞー!
●
と意気込んで、まずは冒険者ギルドに行って来たけど、ちょうど募集人数が埋まっちゃったみたい。
それなら仕方ないね、あたしのもう一つの顔、踊り子として頑張ろう!
踊り子って言うと多くの人は、大人のお色気全開! みたいなのを想像すると思う。
あたしのお母さんが、まさにそんな感じ。
昔、酒場で踊り子として働いていた時、お父さんに惚れられて結ばれたんだって。
あたしにも、いつかそういう事があるのかな?
でも、今のあたしの踊り子のスタイルは、そういうのに比べるとだいぶ違うんだ。
夜に踊り子をやると決めたあたしは、明るいうちに街を回って、馴染みのお客さん中心に声を掛けて回る事に!
「おや、リノちゃん。今日も元気だねえ」
「おばあちゃん、こんにちは! 今日はいつもの所で踊り子やるから、よかったらお孫さんと一緒に遊びに来てね!」
「本当かい、楽しみに行かせてもらうね」
「ありがとー! 待ってる!」
あたしは、まだ14歳だからっていうのもあるけど、普段着だと男の子に見られる事すらあって。
男の子の服の方が、好きだからっていうのもあるけど……。
だから、今のあたしの武器はお色気じゃない。
じゃあ、どういう踊り子なのかって?
それは見てのお楽しみ!
ただ――いくらお色気が無いからって、さすがに踊り子衣装なら女の子だって皆、分かってはくれるけどね!
●
夜。
普通、踊り子のいる酒場なら大体、男性客が多いものだけど、あたしの踊り場のお客さんは、家族連れが中心。
あたしが、そんな人達を中心に呼び込んでるのもあるけどね!
「皆、来てくれてありがとー! 今日も楽しく、食べたり踊ったりしようね!」
「リノちゃん、いえーい!!」
そう。あたしが伝えるのは踊りでのお色気じゃなくて、踊る事の楽しさ!
結構、人気なんだよ!
こう見えてあたしは、小さい頃から踊り子の修行をしていたから、色んな踊りを知ってる。
それを、相手の人に合わせたり、好みに合わせたりして踊るんだ!
「あっ、もう食事しちゃった? なら軽めにしておこうね!」
普通の人は食事して激しく動いたら気持ち悪くなっちゃうから、軽めの踊りを。
「今日は踊り明かしたい気分? OK、思いっきりいこ!」
勿論、思いっきり踊りたい人には激しいダンス! 食前推奨で!
「あれー? お兄さんお姉さん、ケンカでもしたの? ほら、一緒に踊って踊って!」
ケンカとかして微妙な雰囲気の二人でも、一緒に楽しく踊れば仲直りへ一直線!
「おばあちゃん、来てくれたんだね! よーしお嬢ちゃん、一緒に踊ろ! 好きな動物の歌を歌ってあげる!」
子ども相手なら、やっぱりお歌も楽しくいかないとね!
こんな感じで、結構大忙しだけど大盛況!
「リノちゃん、楽しかったよー!」
「踊りがこんなに楽しいものだなんて……!」
「ケンカしちゃってたけど、おかげで仲直りできたよ、ありがとう!!」
「孫がお世話になったねえ、リノちゃん。わしも見てるだけでも楽しかったよ」
「リノお姉ちゃん、また一緒に踊ってね!」
えへへ…皆に喜んで貰えてたら、あたしも嬉しいな。
それに頑張った分、お給金も弾んでもらっちゃった♪
よーし、これだけあれば――。
●
深夜。
あたしは、お母さん達へのお手紙を書いていた。
そして――仕送りのお金をごそっと入れて。
意外? 全部パーって使っちゃうと思った?
ふふっ。意外と孝行娘なんだよ。
「――こんな風に、今の私は踊り子をしています。
お母さんのような踊り子になれるのは、当分先かもです。
それとも、ずっとこんな感じでいくのかも知れないですけど。
元気でやっているので、安心して下さいね。
それでは、またお手紙します。リノ・キャロル」
目上の親には丁寧語で、手紙を書き終えて――。
授恵者としても踊り子としても仕事ができるあたしは、家族の中で稼げる額は多い方。
だから、助け合わなきゃね。
ふー、でも流石に疲れたぁ。
明日くらいはきっと、遊んじゃってもバチは当たらないよね?
暗い踊り子なんて流行らないから、時にはポジティブさの充電も必要!
明日は何をしようかなー、楽しみだな……。
こんな風に、あたしの日常は回っていて。
こんな日常が、この先何年かは続いていくのかな。
それとも――そのうち、何か大きな変化があったりするのかなぁ。
なんて、ちょっと変わった事を考えちゃったりする内に……。
……ふあぁ。
今日は、おやすみなさい――。
――ふぁぁぁっ。
朝のお日様が眩しい……。
よく寝たぁ~。
あたしは、リノ・キャロル!
授恵者で、冒険者家業をやる事もあるけど、踊り子をする事も!
時には、息抜きで思いっきり遊ぶ事もあるけどね!
起きたばかりで、まだ少しぼーっとしながら考え事……。
昨日は沢山遊んじゃった~今日はどうしよう?
……って、お金がちょっと心許ないかも! 働かないと駄目だね……頑張るぞー!
●
と意気込んで、まずは冒険者ギルドに行って来たけど、ちょうど募集人数が埋まっちゃったみたい。
それなら仕方ないね、あたしのもう一つの顔、踊り子として頑張ろう!
踊り子って言うと多くの人は、大人のお色気全開! みたいなのを想像すると思う。
あたしのお母さんが、まさにそんな感じ。
昔、酒場で踊り子として働いていた時、お父さんに惚れられて結ばれたんだって。
あたしにも、いつかそういう事があるのかな?
でも、今のあたしの踊り子のスタイルは、そういうのに比べるとだいぶ違うんだ。
夜に踊り子をやると決めたあたしは、明るいうちに街を回って、馴染みのお客さん中心に声を掛けて回る事に!
「おや、リノちゃん。今日も元気だねえ」
「おばあちゃん、こんにちは! 今日はいつもの所で踊り子やるから、よかったらお孫さんと一緒に遊びに来てね!」
「本当かい、楽しみに行かせてもらうね」
「ありがとー! 待ってる!」
あたしは、まだ14歳だからっていうのもあるけど、普段着だと男の子に見られる事すらあって。
男の子の服の方が、好きだからっていうのもあるけど……。
だから、今のあたしの武器はお色気じゃない。
じゃあ、どういう踊り子なのかって?
それは見てのお楽しみ!
ただ――いくらお色気が無いからって、さすがに踊り子衣装なら女の子だって皆、分かってはくれるけどね!
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夜。
普通、踊り子のいる酒場なら大体、男性客が多いものだけど、あたしの踊り場のお客さんは、家族連れが中心。
あたしが、そんな人達を中心に呼び込んでるのもあるけどね!
「皆、来てくれてありがとー! 今日も楽しく、食べたり踊ったりしようね!」
「リノちゃん、いえーい!!」
そう。あたしが伝えるのは踊りでのお色気じゃなくて、踊る事の楽しさ!
結構、人気なんだよ!
こう見えてあたしは、小さい頃から踊り子の修行をしていたから、色んな踊りを知ってる。
それを、相手の人に合わせたり、好みに合わせたりして踊るんだ!
「あっ、もう食事しちゃった? なら軽めにしておこうね!」
普通の人は食事して激しく動いたら気持ち悪くなっちゃうから、軽めの踊りを。
「今日は踊り明かしたい気分? OK、思いっきりいこ!」
勿論、思いっきり踊りたい人には激しいダンス! 食前推奨で!
「あれー? お兄さんお姉さん、ケンカでもしたの? ほら、一緒に踊って踊って!」
ケンカとかして微妙な雰囲気の二人でも、一緒に楽しく踊れば仲直りへ一直線!
「おばあちゃん、来てくれたんだね! よーしお嬢ちゃん、一緒に踊ろ! 好きな動物の歌を歌ってあげる!」
子ども相手なら、やっぱりお歌も楽しくいかないとね!
こんな感じで、結構大忙しだけど大盛況!
「リノちゃん、楽しかったよー!」
「踊りがこんなに楽しいものだなんて……!」
「ケンカしちゃってたけど、おかげで仲直りできたよ、ありがとう!!」
「孫がお世話になったねえ、リノちゃん。わしも見てるだけでも楽しかったよ」
「リノお姉ちゃん、また一緒に踊ってね!」
えへへ…皆に喜んで貰えてたら、あたしも嬉しいな。
それに頑張った分、お給金も弾んでもらっちゃった♪
よーし、これだけあれば――。
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深夜。
あたしは、お母さん達へのお手紙を書いていた。
そして――仕送りのお金をごそっと入れて。
意外? 全部パーって使っちゃうと思った?
ふふっ。意外と孝行娘なんだよ。
「――こんな風に、今の私は踊り子をしています。
お母さんのような踊り子になれるのは、当分先かもです。
それとも、ずっとこんな感じでいくのかも知れないですけど。
元気でやっているので、安心して下さいね。
それでは、またお手紙します。リノ・キャロル」
目上の親には丁寧語で、手紙を書き終えて――。
授恵者としても踊り子としても仕事ができるあたしは、家族の中で稼げる額は多い方。
だから、助け合わなきゃね。
ふー、でも流石に疲れたぁ。
明日くらいはきっと、遊んじゃってもバチは当たらないよね?
暗い踊り子なんて流行らないから、時にはポジティブさの充電も必要!
明日は何をしようかなー、楽しみだな……。
こんな風に、あたしの日常は回っていて。
こんな日常が、この先何年かは続いていくのかな。
それとも――そのうち、何か大きな変化があったりするのかなぁ。
なんて、ちょっと変わった事を考えちゃったりする内に……。
……ふあぁ。
今日は、おやすみなさい――。