Good bye, say good bye.
キャラクターノベル(グループ)制作 白葉うづき納品 2023年08月21日 08時45分40秒
それは、とても静かな日だった。空には雲が緩やかに流れ、陽光に照らされた緑が柔らかく揺れている。昼間だというのに人通りも少ないのは、雨の気配がするからだろうか。海神 江流は雲に隠れる太陽を見上げ、すぐにまた歩みを再開した。
目的の宿へと辿り着いた江流は、扉をノックする。けれど返答はない。ややあってからもう一回叩き、声をかけた。
「海神 江流だ。カイン君、こんにちは」
そう呼びかけると中から音が聞こえ、扉が内側から開かれた。覗いた黒髪の青年は俯くように顔を伏せていて、その表情は知れない。それでも体調が悪いとか、そういった様子には見えなかったので、江流は僅かに息を吐いた。
「いきなり悪かったね。少し話したいことがあるんだ」
そろりと上げた緑色の瞳は、言葉の続きを促している。髪が乱れていた。鏡も見られていないのかもしれない。
「あの後のこと。カイン君に報告しに来たよ」
ぴくり。肩が震えるのが見えた。
無言のまま、カイン・ステラは身を引いて江流を招き入れる。ありがとうと伝え、部屋の中へと足を踏み入れた。長期の滞在に対応した宿には生活に必要な設備が整っており、中も荒れた様子はなく綺麗なものだ。ただ、少しばかり綺麗すぎるような気もしたが。扉を閉じたカインはそのまま、部屋の奥へと歩いていく。その先に目をやると火起こし場があった。どうやらお茶を用意してくれるらしい。
「お構いなく。そうだ……お茶菓子を持ってきたから、苦手じゃなかったら後で食べてほしい」
そう言うと、奥の方でこちらを見ながらふるふると首を振るのが見えた。一緒に食べろ、という意味なのだろう。言外を受け取った江流は近場の椅子に座った。
――先程からカインは一言も発していない。話さないのではなく、話せないのだ。江流はそのことを、先日から知っていた。とある状況下でだけ言葉を喉から出すことが出来なくなると、筆談で話す彼を思い出す。
(安心したと伝えるのは、見当違いかな)
普通に生活は出来ているようだが、自在に話せない息苦しさは続いたままだろう。心も関わっているのだ、負担も大きいだろうしいつ体調が悪化するかもわからない。ただ、それとは関係なく。快活で柔らかい彼の声が聞こえないことは、少し寂しさを覚えた。
用意してくれた湯飲み茶碗に、急須から淡緑が注がれ、僅かな湯気が上がっていく。向かい合うようにして座った後、江流は口を開いた。あの日のことを伝えるために。それが、カインの元へ江流が訪れた理由だった。
「カイン君が帰った後、アルド君も教会に帰ってきたよ。泥だらけだった」
「!」
呼吸が止まり頭が真っ白になる。……いや、大丈夫だ、呼吸は出来る。そんな気がしただけだ。自分を慕い、カインも友人だと感じている少年。彼を突き放すようにして離れた後、一度も振り返りはしなかった。あの悲痛に満ちた、自分を呼ぶ声がリフレインする。少年にとっては裏切りにも思えるようなことを、自分は。
「っ、……」
「……大丈夫かい? 息を吸って、……吐いて」
江流に背を叩いてもらい何とか落ち着く。気遣わしげな瞳に、続きをと頷いてみせた。
つい先日。数年前から懇意にしてきた孤児院にいた、一人の少年が旅立っていった。それも出会った時からは考えられないような輝きを持ちながら、さらに光るべく王国で一番の学舎に入学したのだ。カインの――皆の力を借りて。その祝いの席に、カインは留まることが出来なかった。本当は江流の話を聞くことすらざわざわと心が波立つ。けれど聞くべきだと、カインの中の何かが告げていた。
江流も頷き、その後のことを話す。カインのことは口にせずただ転んだだけだと言っていたこと、けれどどこか我慢をしていたようにも見えたこと、神父の彼もわかっていて聞かなかった雰囲気を感じたこと。
「その後は、皆と楽しげに時間を過ごしていた。その頃になるともう、無理をしているようには見えなかったよ」
「……」
深く、深く息を吸い込み、それから長く細く吐き出す。そこでカインは、聞いている間、息が詰まっていたことに気付いた。解放された呼吸はやがて落ち着き、平常のものへと戻っていく。そうしてからほんの少しだけ、息を長く吐いた。
「カイン君」
呼ばれて、顔を上げる。
「他にも聞きたいことがあったら話すよ。といっても、俺もずっと側にいたわけじゃないから、今話したことが大体すべてだけれど」
もう十分だ。そう思って首を振ろうとすると、ああ、と江流が零す。
「子どもたちが神父に、カイン君のことを聞いていたな。何を言っているかまでは聞こえなかったけれど、納得して、けれどとても残念そうだった」
つき、と胸が痛んだ。彼ら、彼女らにも悪いことをした。皆は何を思っただろうか。今はまだ知らなくとも、裏切られたと感じて不思議ではないだろう。自分がいなくなることでそういった感情を抱かせることに気付いていなかったわけじゃない。むしろわかっていて、この選択を取ったのだ。自分と似た境遇の彼らに――
「カイン君、……落ち着いて。お茶を飲むといい。カイン君が淹れてくれたお茶、とても美味しいよ」
茶碗を掴み、喉に流し込む。味はほとんどしなかった。
しばらくして落ち着いた後、席を立つ。戻ってくる時には羊皮紙とペンを握っていた。この状態になってしまった時は、何か伝えたいことがあっても筆談でしか話せなくなる。もっとも、書くことすら負担は小さくないが。
カインは文字を書き出す。伝えたいことを書き終わるたびに、江流へとその羊皮紙を掲げた。これからする話は声に出して話せないこと、テレパスも難しいこと。一度テレパスで会話を試みもしたが、その時は話すにつれ思考が掻きまわされるようにばらばらに飛び散り、まともに会話などできなかった。それから、筆談でもすべてを伝えられる訳ではないこと、文字に出来ない時は首を振るなど、動きで示すこと。
「わかった。焦らなくていいから、カイン君のペースでお願いするよ」
江流の言葉も声も、優しく穏やかなものだ。視線が合った時に、彼の母親――海神 波美のことを思い出した。江流の両親は命の恩人であり、今もなおカインのことを気に掛けてくれている。
言葉を綴るだけでも相当時間がかかっているのに、辛抱強く待ってくれる彼に向けて、ありがとうと一言綴った。
ペンが羊皮紙を走る音だけが響いている。時折止まり、しばらくしてからまた再開する。それをのんびりと待ちながら、江流はお湯を沸かしていた。お茶を淹れ、茶菓子にと持ってきた饅頭を皿に入れる。急かさないよう、けれど彼への集中を途切れさせないよう視線を送って。
やがて、羊皮紙が差し出される。
「ありがとう。拝見するよ」
目を通した羊皮紙には、言葉がいくつも綴られていた。いつもの彼の文字とは異なる、乱れ、統一感も無く、インクの染みが散見し、必死にペンを動かして書いたということが窺い知れる。江流はそれを注意深く見つめ、書いてある彼の想いを読み取っていった。
(『自分に出来ることは終わったと思う』『アルドも神父も、皆ももう大丈夫』か)
だからあの場所ではもう、自分のやることがない。孤児院の皆は、カインが手を貸すまでもなく立派に育って、巣立っていく。それが彼の言いたいことだろう。孤児院で過ごすうちに、そんな想いを抱くようになったらしい。
(巣立っていく、か)
孤児院に関わる限り、『別れ』とは無縁でいられない。関係が深くなればなるほど、別れの時に感じる辛さは如何ばかりのものだろうか。もうそんな経験をしたくないと、彼は全身で叫んでいるようだ。
顔を上げると、申し訳なさそうにこちらを窺う彼と目が合った。
「――うん。カイン君が考えていることは、わかった。もちろんここに書いてあることは、という意味だけれど」
そのままじっと見つめられる。江流は静かに見つめ返して――
「……?」
何も言わずに、小さく笑ってみせた。
(俺が言えることはあまりない)
彼が考え、決断したことについてとやかく言うことはない。これは他ならないカインが選んだ道だ。ならば進んでいく彼を認め続け、それを支えよう。彼の何を知っているという訳でもない自分が出来ることは、きっとそういうことだ。
「……」
カインは眉尻を下げ、また文字を書いてみせる。『面倒を掛けてごめん』と書かれていた。江流はゆっくりと首を振る。
「今は、カイン君の理想に遠いところにいるのかもしれない。けど……今、全部できなくてもいいじゃない」
今出来なくても明日の自分が、明日出来なくてもその次の自分が出来るかもしれない。挑戦する前から諦めているなんて、そんなことはないのだろう。だからこそ彼は、こうして江流と話をしている。
「だから、出来るかもしれない明日に期待して、今日を生きたっていいんじゃないかな」
今という一瞬の連続、明日という未来に希望を持ちながら生きられること。それこそが、江流の考える『自由』ということ。
「アルド君にもそう思っていたけれど、カイン君にだって、自由で居て欲しいと俺は思うよ。それと……謝ってくれるより、ありがとうの方が俺は嬉しいな」
押し付けるでも、叱るでもなく穏やかに伝えた言葉に、カインは考え込むよう目線を下げる。その様子に江流は瞳を細めた。話したことが彼の糧になればいい。前に進むでも、振り返ってみるでも、動かないでいるよりはきっと別の景色が見られる。
「……、……」
「ん?」
何か聞こえた気がして、江流は顔を上げる。
「あり、がと」
かすれた音が届いた。久しぶりに聞いた青年の声に表情を緩めながら、どういたしまして、と返した。
目的の宿へと辿り着いた江流は、扉をノックする。けれど返答はない。ややあってからもう一回叩き、声をかけた。
「海神 江流だ。カイン君、こんにちは」
そう呼びかけると中から音が聞こえ、扉が内側から開かれた。覗いた黒髪の青年は俯くように顔を伏せていて、その表情は知れない。それでも体調が悪いとか、そういった様子には見えなかったので、江流は僅かに息を吐いた。
「いきなり悪かったね。少し話したいことがあるんだ」
そろりと上げた緑色の瞳は、言葉の続きを促している。髪が乱れていた。鏡も見られていないのかもしれない。
「あの後のこと。カイン君に報告しに来たよ」
ぴくり。肩が震えるのが見えた。
無言のまま、カイン・ステラは身を引いて江流を招き入れる。ありがとうと伝え、部屋の中へと足を踏み入れた。長期の滞在に対応した宿には生活に必要な設備が整っており、中も荒れた様子はなく綺麗なものだ。ただ、少しばかり綺麗すぎるような気もしたが。扉を閉じたカインはそのまま、部屋の奥へと歩いていく。その先に目をやると火起こし場があった。どうやらお茶を用意してくれるらしい。
「お構いなく。そうだ……お茶菓子を持ってきたから、苦手じゃなかったら後で食べてほしい」
そう言うと、奥の方でこちらを見ながらふるふると首を振るのが見えた。一緒に食べろ、という意味なのだろう。言外を受け取った江流は近場の椅子に座った。
――先程からカインは一言も発していない。話さないのではなく、話せないのだ。江流はそのことを、先日から知っていた。とある状況下でだけ言葉を喉から出すことが出来なくなると、筆談で話す彼を思い出す。
(安心したと伝えるのは、見当違いかな)
普通に生活は出来ているようだが、自在に話せない息苦しさは続いたままだろう。心も関わっているのだ、負担も大きいだろうしいつ体調が悪化するかもわからない。ただ、それとは関係なく。快活で柔らかい彼の声が聞こえないことは、少し寂しさを覚えた。
用意してくれた湯飲み茶碗に、急須から淡緑が注がれ、僅かな湯気が上がっていく。向かい合うようにして座った後、江流は口を開いた。あの日のことを伝えるために。それが、カインの元へ江流が訪れた理由だった。
「カイン君が帰った後、アルド君も教会に帰ってきたよ。泥だらけだった」
「!」
呼吸が止まり頭が真っ白になる。……いや、大丈夫だ、呼吸は出来る。そんな気がしただけだ。自分を慕い、カインも友人だと感じている少年。彼を突き放すようにして離れた後、一度も振り返りはしなかった。あの悲痛に満ちた、自分を呼ぶ声がリフレインする。少年にとっては裏切りにも思えるようなことを、自分は。
「っ、……」
「……大丈夫かい? 息を吸って、……吐いて」
江流に背を叩いてもらい何とか落ち着く。気遣わしげな瞳に、続きをと頷いてみせた。
つい先日。数年前から懇意にしてきた孤児院にいた、一人の少年が旅立っていった。それも出会った時からは考えられないような輝きを持ちながら、さらに光るべく王国で一番の学舎に入学したのだ。カインの――皆の力を借りて。その祝いの席に、カインは留まることが出来なかった。本当は江流の話を聞くことすらざわざわと心が波立つ。けれど聞くべきだと、カインの中の何かが告げていた。
江流も頷き、その後のことを話す。カインのことは口にせずただ転んだだけだと言っていたこと、けれどどこか我慢をしていたようにも見えたこと、神父の彼もわかっていて聞かなかった雰囲気を感じたこと。
「その後は、皆と楽しげに時間を過ごしていた。その頃になるともう、無理をしているようには見えなかったよ」
「……」
深く、深く息を吸い込み、それから長く細く吐き出す。そこでカインは、聞いている間、息が詰まっていたことに気付いた。解放された呼吸はやがて落ち着き、平常のものへと戻っていく。そうしてからほんの少しだけ、息を長く吐いた。
「カイン君」
呼ばれて、顔を上げる。
「他にも聞きたいことがあったら話すよ。といっても、俺もずっと側にいたわけじゃないから、今話したことが大体すべてだけれど」
もう十分だ。そう思って首を振ろうとすると、ああ、と江流が零す。
「子どもたちが神父に、カイン君のことを聞いていたな。何を言っているかまでは聞こえなかったけれど、納得して、けれどとても残念そうだった」
つき、と胸が痛んだ。彼ら、彼女らにも悪いことをした。皆は何を思っただろうか。今はまだ知らなくとも、裏切られたと感じて不思議ではないだろう。自分がいなくなることでそういった感情を抱かせることに気付いていなかったわけじゃない。むしろわかっていて、この選択を取ったのだ。自分と似た境遇の彼らに――
「カイン君、……落ち着いて。お茶を飲むといい。カイン君が淹れてくれたお茶、とても美味しいよ」
茶碗を掴み、喉に流し込む。味はほとんどしなかった。
しばらくして落ち着いた後、席を立つ。戻ってくる時には羊皮紙とペンを握っていた。この状態になってしまった時は、何か伝えたいことがあっても筆談でしか話せなくなる。もっとも、書くことすら負担は小さくないが。
カインは文字を書き出す。伝えたいことを書き終わるたびに、江流へとその羊皮紙を掲げた。これからする話は声に出して話せないこと、テレパスも難しいこと。一度テレパスで会話を試みもしたが、その時は話すにつれ思考が掻きまわされるようにばらばらに飛び散り、まともに会話などできなかった。それから、筆談でもすべてを伝えられる訳ではないこと、文字に出来ない時は首を振るなど、動きで示すこと。
「わかった。焦らなくていいから、カイン君のペースでお願いするよ」
江流の言葉も声も、優しく穏やかなものだ。視線が合った時に、彼の母親――海神 波美のことを思い出した。江流の両親は命の恩人であり、今もなおカインのことを気に掛けてくれている。
言葉を綴るだけでも相当時間がかかっているのに、辛抱強く待ってくれる彼に向けて、ありがとうと一言綴った。
ペンが羊皮紙を走る音だけが響いている。時折止まり、しばらくしてからまた再開する。それをのんびりと待ちながら、江流はお湯を沸かしていた。お茶を淹れ、茶菓子にと持ってきた饅頭を皿に入れる。急かさないよう、けれど彼への集中を途切れさせないよう視線を送って。
やがて、羊皮紙が差し出される。
「ありがとう。拝見するよ」
目を通した羊皮紙には、言葉がいくつも綴られていた。いつもの彼の文字とは異なる、乱れ、統一感も無く、インクの染みが散見し、必死にペンを動かして書いたということが窺い知れる。江流はそれを注意深く見つめ、書いてある彼の想いを読み取っていった。
(『自分に出来ることは終わったと思う』『アルドも神父も、皆ももう大丈夫』か)
だからあの場所ではもう、自分のやることがない。孤児院の皆は、カインが手を貸すまでもなく立派に育って、巣立っていく。それが彼の言いたいことだろう。孤児院で過ごすうちに、そんな想いを抱くようになったらしい。
(巣立っていく、か)
孤児院に関わる限り、『別れ』とは無縁でいられない。関係が深くなればなるほど、別れの時に感じる辛さは如何ばかりのものだろうか。もうそんな経験をしたくないと、彼は全身で叫んでいるようだ。
顔を上げると、申し訳なさそうにこちらを窺う彼と目が合った。
「――うん。カイン君が考えていることは、わかった。もちろんここに書いてあることは、という意味だけれど」
そのままじっと見つめられる。江流は静かに見つめ返して――
「……?」
何も言わずに、小さく笑ってみせた。
(俺が言えることはあまりない)
彼が考え、決断したことについてとやかく言うことはない。これは他ならないカインが選んだ道だ。ならば進んでいく彼を認め続け、それを支えよう。彼の何を知っているという訳でもない自分が出来ることは、きっとそういうことだ。
「……」
カインは眉尻を下げ、また文字を書いてみせる。『面倒を掛けてごめん』と書かれていた。江流はゆっくりと首を振る。
「今は、カイン君の理想に遠いところにいるのかもしれない。けど……今、全部できなくてもいいじゃない」
今出来なくても明日の自分が、明日出来なくてもその次の自分が出来るかもしれない。挑戦する前から諦めているなんて、そんなことはないのだろう。だからこそ彼は、こうして江流と話をしている。
「だから、出来るかもしれない明日に期待して、今日を生きたっていいんじゃないかな」
今という一瞬の連続、明日という未来に希望を持ちながら生きられること。それこそが、江流の考える『自由』ということ。
「アルド君にもそう思っていたけれど、カイン君にだって、自由で居て欲しいと俺は思うよ。それと……謝ってくれるより、ありがとうの方が俺は嬉しいな」
押し付けるでも、叱るでもなく穏やかに伝えた言葉に、カインは考え込むよう目線を下げる。その様子に江流は瞳を細めた。話したことが彼の糧になればいい。前に進むでも、振り返ってみるでも、動かないでいるよりはきっと別の景色が見られる。
「……、……」
「ん?」
何か聞こえた気がして、江流は顔を上げる。
「あり、がと」
かすれた音が届いた。久しぶりに聞いた青年の声に表情を緩めながら、どういたしまして、と返した。