二人がこんにゃくしゃになった理由
キャラクターノベル(グループ)制作 とりる納品 2021年08月06日 11時38分51秒
●
ゴールディのとあるリゾート地――。
シャロン・ラ・モリエールと、悠人・ラドルファスの二人。
二人は住居がお隣同士で互いの家を行き来する程の仲良し。
ゆえに今回は冒険者ギルドの依頼を終え、そのついでに遊んでいこうという事に。海水浴と温泉デートである。
さて……今回はデートなのだが……シャロン。彼女はシスターとして清廉に育ち“そういった男性関係の知識”に乏しい……。
また、貧困による発育不良から、まだ発情期が来ない子猫(その立派なお胸で子猫は無理がありませんかねぇ……)なので、恋愛知識にも乏しい残念な娘……らしい。
なお、シャロンは普段礼儀正しいシスターなので悠人のことを「悠人様」呼びであるが、悠人はシャロンを親しみを込めて名前で呼んでいる。
悠人自身は「……ふーん。まぁ、いいけど」といった風に普段は口数が少なくそっけなく相手と接するが、必要な場面では物事をはっきり言う性格のようだ。
●
各自水着に着替えたシャロンと悠人の二人は真夏の太陽ギラギラな日差しの下、いざビーチ……白い砂浜へ繰り出す――!
まずはちゃんと二人とも準備運動をしてから……青い海にざぶーん!!
シャロンと悠人は海に入り、ばしゃばしゃと水の掛け合いっこなどで水遊びをしたり、軽く泳いでみたり、砂浜で綺麗な貝殻をお土産用に探してみたり。
真夏の海を満喫する――!
そして――また二人は海に入ってプロレスごっこをしていると、シャロンは悠人と対面した状態で――
白フリルがあしらわれた、可愛らしくも……下地は黒の大人っぽいビキニ水着の上の紐が、激しく動いたためにほどけて――……ポロリ。
ぽよんぽよん。たゆんたゆん。ぷるんぷるん。
たわわに実った、まだ日焼けをしていない、まっちろな二つの果実が……悠人の眼前で……。
「…………」
「…………」
一瞬の沈黙。その後。
「きゃーーーー!!!! 見たわねっ!?」
シャロンは自分の胸元を両手で隠し、顔を真っ赤にして大きな悲鳴を上げ、それから悠人の顔をキッと睨む。
「見たでしょ! 絶対見た!!」
「いやまぁ……うん」
悠人は顔色を変えないままこくりと頷く。
彼自身水遊びの最中から「やっぱりシャロンはスタイル良いし、胸大きいよなぁ」などと思いつつ彼女の肉体を眼で堪能……視ていたのでギルティ。
「旦那様になる人しか見ちゃだめなのに!!」
そう声を上げて、シャロンは赤面したまま、ズビシィ!! と悠人を指差し、
「悠人は責任取ってこんにゃくしゃ(婚約者)になるのよ!!」
……まあ、彼女はこんにゃく(婚約)の意味をよく解っていないのだが。恋愛小説やこっそり隠してある秘蔵本でのにわか知識である。
ちなみに身体を見られたのでここからは名前呼びのタメ口に切り替わり。
というわけで――『こんにゃくしゃとして責任を取れ!!!!』と迫られた悠人は、
「……いいよ」
と、軽く頷いて了承。……こうしてシャロンの『こんにゃくしゃ』になったのだった……。
●
さあ――日も暮れて夕方過ぎ。二人はシャロンが事前に予約していたお宿へ。今夜はここで一泊の予定。
なお……偶然なのか、はたまた……? シャロンが取っていたのは二人部屋で家族風呂付きである……。
部屋に通されたシャロンと悠人は一息ついた後、夕飯前にひとっ風呂浴びることに。
当然ながら家族風呂なので混浴である!
「一緒に入るのか??」
と頭に疑問符を浮かべる悠人であったが、
「こんにゃくしゃだから当然なのよ!!」
シャロンのその一言で押し通された。まあ、さすがに一応タオルは巻くが……。
二人は背中合わせで、するするとそれまで着ていた衣服を脱いで、身体にタオルを巻いて、湯船に入る前にかけ湯をして、温泉に浸かる。
…………しばらくの間、温泉の気持ちよさに二人はゆったりまったり。
その後は一旦湯船から出て、お互いに背中の洗いっこや、悠人がシャロンの尻尾の手入れをするなどのスキンシップをする。
悠人は終始無言で顔色も変えなかったが、シャロンのほうは本能的に悠人を男性(オス)として意識しているのか、少しだけ頬を染めている――。
尻尾をわしゃわしゃと洗われているときは気持ち良さげで少しくすぐったそうだったが……。
***
風呂上がりの二人――。
シャロンは持ち込んでいた二着の浴衣を披露! 温泉旅館風の地味な規格品。
「これがシャルガネ風リゾートスタイルよ」
悠人としては、持ち込まれた浴衣は初めて見るものだった。
ちなみにリゾートに関しては無知なので「そうなのか……」という感じでシャロンに言われるがままである。
お揃いの浴衣に袖を通した二人は、運ばれて来た新鮮な海の幸を使ったご当地グルメに舌鼓を打つ。
おかわりもして、ご馳走をたっぷりと堪能!
●
さてさて、食事も済み、夜も深まって参りました。
そんなわけで二人はそろそろ眠くなって来たので床に就く……かと思ったが。そこに用意されていたのはいつものベッドではなく……。
一つのオフトゥン……お布団に枕が二つ――。
またしても悠人は頭に疑問符を浮かべて、
「一緒に寝るのか??」
そのようにシャロンへ尋ねるが……やはり。
「こんにゃくしゃだから当然なのよ!!!!」
の、一言(やや語気強め)で押し通されてしまった……。ということで二人は同じオフトゥンへIN。
シャロン……男性(オス)と寝所を共にしているというこの状況……。さすがに(自称)子猫でも本能的に意識してしまう……。
(な、なんでドキドキしちゃうの……?)
こっそり自室に隠してある秘蔵本や恋愛小説の知識でご奉仕? 床入? みたいな単語は知っていても意味を正しく知らない彼女……。
その中途半端な知識が妄想を加速させて頭がぐるぐる。よく判らないが、身体が熱い。身体が火照る。
一方で悠人も――女の子と一つのお布団に入っているというこの状況……。
もにゅんもにゅんと柔らかい二つの感触が背中にあるのでなかなか寝付けずにいた。
***
…………そして、まあ、そのうちに。
頭の中ぐるぐる状態だったシャロンは妄想疲れて……くーすかぴーと知らぬ間に、幸せそうな寝息を立てていた。
……悠人の背中に、ぎゅっと抱き付いて……。
まだ起きていた悠人はそんなシャロンの気持ち良さそうな、安心し切った寝顔を横目で見つめ、艶々サラサラの赤髪を撫でながら『こんにゃくしゃというのも悪くない』と思う。
そうして悠人も彼女の温もりを感じながら、目を閉じる。心地良さに抱かれて、彼もまた眠りに落ちていくのだった……。
ゴールディのとあるリゾート地――。
シャロン・ラ・モリエールと、悠人・ラドルファスの二人。
二人は住居がお隣同士で互いの家を行き来する程の仲良し。
ゆえに今回は冒険者ギルドの依頼を終え、そのついでに遊んでいこうという事に。海水浴と温泉デートである。
さて……今回はデートなのだが……シャロン。彼女はシスターとして清廉に育ち“そういった男性関係の知識”に乏しい……。
また、貧困による発育不良から、まだ発情期が来ない子猫(その立派なお胸で子猫は無理がありませんかねぇ……)なので、恋愛知識にも乏しい残念な娘……らしい。
なお、シャロンは普段礼儀正しいシスターなので悠人のことを「悠人様」呼びであるが、悠人はシャロンを親しみを込めて名前で呼んでいる。
悠人自身は「……ふーん。まぁ、いいけど」といった風に普段は口数が少なくそっけなく相手と接するが、必要な場面では物事をはっきり言う性格のようだ。
●
各自水着に着替えたシャロンと悠人の二人は真夏の太陽ギラギラな日差しの下、いざビーチ……白い砂浜へ繰り出す――!
まずはちゃんと二人とも準備運動をしてから……青い海にざぶーん!!
シャロンと悠人は海に入り、ばしゃばしゃと水の掛け合いっこなどで水遊びをしたり、軽く泳いでみたり、砂浜で綺麗な貝殻をお土産用に探してみたり。
真夏の海を満喫する――!
そして――また二人は海に入ってプロレスごっこをしていると、シャロンは悠人と対面した状態で――
白フリルがあしらわれた、可愛らしくも……下地は黒の大人っぽいビキニ水着の上の紐が、激しく動いたためにほどけて――……ポロリ。
ぽよんぽよん。たゆんたゆん。ぷるんぷるん。
たわわに実った、まだ日焼けをしていない、まっちろな二つの果実が……悠人の眼前で……。
「…………」
「…………」
一瞬の沈黙。その後。
「きゃーーーー!!!! 見たわねっ!?」
シャロンは自分の胸元を両手で隠し、顔を真っ赤にして大きな悲鳴を上げ、それから悠人の顔をキッと睨む。
「見たでしょ! 絶対見た!!」
「いやまぁ……うん」
悠人は顔色を変えないままこくりと頷く。
彼自身水遊びの最中から「やっぱりシャロンはスタイル良いし、胸大きいよなぁ」などと思いつつ彼女の肉体を眼で堪能……視ていたのでギルティ。
「旦那様になる人しか見ちゃだめなのに!!」
そう声を上げて、シャロンは赤面したまま、ズビシィ!! と悠人を指差し、
「悠人は責任取ってこんにゃくしゃ(婚約者)になるのよ!!」
……まあ、彼女はこんにゃく(婚約)の意味をよく解っていないのだが。恋愛小説やこっそり隠してある秘蔵本でのにわか知識である。
ちなみに身体を見られたのでここからは名前呼びのタメ口に切り替わり。
というわけで――『こんにゃくしゃとして責任を取れ!!!!』と迫られた悠人は、
「……いいよ」
と、軽く頷いて了承。……こうしてシャロンの『こんにゃくしゃ』になったのだった……。
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さあ――日も暮れて夕方過ぎ。二人はシャロンが事前に予約していたお宿へ。今夜はここで一泊の予定。
なお……偶然なのか、はたまた……? シャロンが取っていたのは二人部屋で家族風呂付きである……。
部屋に通されたシャロンと悠人は一息ついた後、夕飯前にひとっ風呂浴びることに。
当然ながら家族風呂なので混浴である!
「一緒に入るのか??」
と頭に疑問符を浮かべる悠人であったが、
「こんにゃくしゃだから当然なのよ!!」
シャロンのその一言で押し通された。まあ、さすがに一応タオルは巻くが……。
二人は背中合わせで、するするとそれまで着ていた衣服を脱いで、身体にタオルを巻いて、湯船に入る前にかけ湯をして、温泉に浸かる。
…………しばらくの間、温泉の気持ちよさに二人はゆったりまったり。
その後は一旦湯船から出て、お互いに背中の洗いっこや、悠人がシャロンの尻尾の手入れをするなどのスキンシップをする。
悠人は終始無言で顔色も変えなかったが、シャロンのほうは本能的に悠人を男性(オス)として意識しているのか、少しだけ頬を染めている――。
尻尾をわしゃわしゃと洗われているときは気持ち良さげで少しくすぐったそうだったが……。
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風呂上がりの二人――。
シャロンは持ち込んでいた二着の浴衣を披露! 温泉旅館風の地味な規格品。
「これがシャルガネ風リゾートスタイルよ」
悠人としては、持ち込まれた浴衣は初めて見るものだった。
ちなみにリゾートに関しては無知なので「そうなのか……」という感じでシャロンに言われるがままである。
お揃いの浴衣に袖を通した二人は、運ばれて来た新鮮な海の幸を使ったご当地グルメに舌鼓を打つ。
おかわりもして、ご馳走をたっぷりと堪能!
●
さてさて、食事も済み、夜も深まって参りました。
そんなわけで二人はそろそろ眠くなって来たので床に就く……かと思ったが。そこに用意されていたのはいつものベッドではなく……。
一つのオフトゥン……お布団に枕が二つ――。
またしても悠人は頭に疑問符を浮かべて、
「一緒に寝るのか??」
そのようにシャロンへ尋ねるが……やはり。
「こんにゃくしゃだから当然なのよ!!!!」
の、一言(やや語気強め)で押し通されてしまった……。ということで二人は同じオフトゥンへIN。
シャロン……男性(オス)と寝所を共にしているというこの状況……。さすがに(自称)子猫でも本能的に意識してしまう……。
(な、なんでドキドキしちゃうの……?)
こっそり自室に隠してある秘蔵本や恋愛小説の知識でご奉仕? 床入? みたいな単語は知っていても意味を正しく知らない彼女……。
その中途半端な知識が妄想を加速させて頭がぐるぐる。よく判らないが、身体が熱い。身体が火照る。
一方で悠人も――女の子と一つのお布団に入っているというこの状況……。
もにゅんもにゅんと柔らかい二つの感触が背中にあるのでなかなか寝付けずにいた。
***
…………そして、まあ、そのうちに。
頭の中ぐるぐる状態だったシャロンは妄想疲れて……くーすかぴーと知らぬ間に、幸せそうな寝息を立てていた。
……悠人の背中に、ぎゅっと抱き付いて……。
まだ起きていた悠人はそんなシャロンの気持ち良さそうな、安心し切った寝顔を横目で見つめ、艶々サラサラの赤髪を撫でながら『こんにゃくしゃというのも悪くない』と思う。
そうして悠人も彼女の温もりを感じながら、目を閉じる。心地良さに抱かれて、彼もまた眠りに落ちていくのだった……。