【豊穣】収穫祭2022~豊穣の雫

クーネ・ルウ
『豊穣の雫』が帝国各地に行き渡ったことで、この冬『不作』の影響で民が飢えることは免れそうか……。
王国の北部でも同様に作物が実り、無事に聖霊節を祝えそうだという。
同時期にロスガリア大陸の各地で起こっていた魔物達の事件も無事に解決され、各所で盛大に収穫祭が執り行われたそうだな。平和なのは何よりだ。
しかし……帝国領内でゴブリンが突如騒動を起こすようになった件といい、授恵者の力が求められる機会は、まだまだ多くあるのが現実だ。より良い夜明けの為に、力を尽くさなければいけないようだぞ。なあ?
【豊穣】連動シナリオ参加者に、特別報酬アイテムが配布されました!
assignment【豊穣】収穫祭2022~豊穣の雫 概要
【豊穣】連動は、1222年の収穫祭の時期に起こった一連の事件の総称である。
『天霧りに消ゆる幽界樹』による『不作』に蝕まれている地域も、『豊穣の雫』があれば豊かな実りが得られるようだが……果たして皆は、どのような収穫の秋を迎えるのだろうか?
assignmentここまでの流れ
今年も収穫祭の時期がやってきた。
しかし、この時期はなぜか亡者や魔物が活発化する季節でもある。ロスガリア大陸各地で起こる事件を解決し、収穫祭が無事に開催できるようにしなければならないだろう。
一方、シルトラース帝国とリーンエス王国北部で起こっている『不作』については、事態を打開するためのアイテム『豊穣の雫』が開発された。だが、豊穣の雫を使った儀式にも、冒険者の力が必要だ。
人々が実りの季節を無事に迎えられるよう、冒険者ギルドには様々な依頼が掲示される。
assignment結果
ロスガリア大陸各地で活発化した亡者や魔物達による事件は、冒険者によって無事鎮圧された。平和を取り戻した各地では盛大に収穫祭が執り行われ、冒険者達も束の間の休息を楽しむかのように、ひとときを満喫したという。
また、シルトラース帝国とリーンエス王国北部の各地において、『不作』を打開するために『豊穣の雫』を用いた儀式が行われたことで、各地で十分に実り豊かな収穫を得られるようになった。次の冬を越える備えを得られた人々は、冒険者達に大いに感謝するのだった。
person_pin関連NPC
長い銀髪を後に纏めた紅眼の女性。シルトラース帝国遊牧民族の衣装をまとい、長大な骨剣を有する。帝国北部鎮守都市オルセンを帝国滅亡時の幽界樹の出現とその後の混乱から救い、絶大な感謝と敬意を向けられている。また、人知れず帝国都市ダルトートの幽界樹へ単身で挑み、瀕死の状態に追い込んだが最後の止めを欠き、後の暴走を招くなどうっかりした面もある。
《本連動での動き》
『豊穣の雫』の開発を主導した。
亡国となった帝国の皇族の、唯一と思われていた生き残り。皇位継承順位こそ八位と低いが、皇帝ヨゼフとその子女である第三皇女イダとの間に生まれた生粋の皇族と言われている。帝都から脱出して以降、各国の支援や冒険者達の助力を受けて帝国南部を奪還し、その後も帝国民の安住の地を確保しようと努めている。
《本連動での動き》
様々な出来事に頭を悩ませている。帝国全土を蝕む『不作』もその一つだったが、クーネ・ルウ達が開発した『豊穣の雫』によって、今年の冬は民を飢えさせずに済みそうだ。
東部鎮守都市エスタルの帝国魔導院に勤めていたが、幽界樹の出現で職場が壊滅。紆余曲折の末、クーネ・ルウの下で研究生活を送っている。
《本連動での動き》
過去の経験を生かして『豊穣の雫』を開発した。「細かいことは任せる!」と言い切ったクーネ・ルウにかわって、レイウェスト・バルダスと謁見する羽目になった。
menu_book関連用語・情報
天霧りに消ゆる幽界樹(ミスティアニ・アストラキル)
帝国崩壊の引き金となった、樹木型の超大型クリーパー。このクリーパーがエーテルを吸い上げていることによって、大地のエーテルが失われ続けており、シルトラース帝国とリーンエス王国北部は去年から『不作』に蝕まれている。
豊穣の雫
不作に蝕まれている地域を救う為、クーネ・ルウ主導の元で開発されたアイテム。豊穣の雫を用いて儀式を行うことで、不作の地域でも今年は十分な実りを収穫できるようになる(幽界樹によって世界からエーテルそのものが失われ続けている事を解決できるわけではない)。
エーテル浄化者
地脈を流れるエーテルに呼びかけることで、大地のエーテルを活性化できる授恵者。豊穣の雫と相性が良く、儀式に駆り出されている者もいる。
▼冒険者への特別報酬
【豊穣】連動のシナリオに参加した冒険者には、シルトラース帝国から『シルトラース帝国メダル100ポイント分』が、リーンエス王国から『リーンエス王国メダル100ポイント分』が、それぞれ連動エピローグ公開時に1PCあたり1回配布されます。
「そうか。『豊穣の雫』は、十分な効果をもたらしてくれたか」
「はい。大勢の授恵者の協力もあり、帝国や王国で『不作』に悩んでいた数多くの地域が救われております」
レイウェスト・バルダスの元へ謁見に向かったロバート・ドールは、確認した各地からの報告書を元に、そうレイウェストへと状況の報告を行っていた。
授恵者による儀式を経て、『豊穣の雫』は各地の作物を豊かに実らせ、これから来る冬を越すのに十分な実りをもたらしてくれた、と。
「儀式と共に収穫の催しを行った村や町では、人々もそれを多いに楽しんだとも聞き及んでおります。……このようなご報告までは、余分だったでしょうか?」
「いや。人々の様子を耳に出来るのは嬉しいことだ」
小さく首を振ったレイウェストは、言葉だけでなく、実際に嬉しそうな表情をしながら、ロバートの報告に耳を傾ける。
それでは、と、報告書の数々から抜粋されたロバートの話は、授恵者達と子供たちによる微笑ましい交流の様子から始まり、収穫された作物を通じて多くの人々が喜び、笑顔を覗かせたことが伝えられる。
更に各地で活動を活発化させていた亡者や魔物達の事件が無事解決され、人々が感謝の念を抑えきれずにいる様子や、賑やかに催された収穫祭の報告にまで及ぶ。
それら一つ一つの話を、じっくり頷きながら聞き終えたレイウェストは、静かに微笑むのだった。
「――これから迎える厳しい冬を、十分な備えと共に迎えられる――本当に、喜ばしいことだ」
報告を終えたロバートがレイウェストの前を辞したあと、レイウェストは緩んでいた表情を引き締めながら呟いた。
人々が不自由しないだけの、食料の目処はついた。
だが、これはあくまでも一時的な対処に過ぎず、事態が根本的に解決したわけではない。
帝都に出現した『天霧りに消ゆる幽界樹』が健在である限り、来年にはまた同じ問題が多くの人々を襲うのだ。
「……問題は、まだまだ山積み、だな」
父であるヨゼフ・バルダス、母であるイダ・バルダスとの関係。直近では帝国西部でメドゥの指先や帝国過激派の残党が暗躍していたらしいとの話も上がってきている。一方では、ゴールディから移住したゴブリンたちにまつわる、様々な問題も浮上し……。
挙げればキリがないほど、レイウェスト達の前には様々な問題が立ちはだかっている。
「――それでも、こうして一歩、前進できたのだ。これからもひとつ、ひとつ、進んでいくしかあるまい――」
様々な出来事に頭を悩ませ続けながらも、レイウェストは決して歩みを止めることなく、これからも進み続けていくことを、密やかに誓うのだった。
民の、ために。
執筆:七海真砂