【夏果】サマービーチでトロピカルフルーツを

エフィミア・リリック

ああ~たのしかった! あなたも……
って、え!? どうしたの、なんで泣いてるの!?

アラン・スミシー

ユニコーンに……いや、男は涙の数だけ強くなれる。
おじさんはめげない……!

エフィミア・リリック

バカンス中に一体何が……?
ともあれ、フルーツイベントは成功したみたいね!

トロピカルフルーツがロスガリアの夏を席巻!
楽しい夏休みも終わりが近づき……
特典の「Orb・SP・記念アイテム2種」が配布されました!

assignment【夏果】サマービーチでトロピカルフルーツを 特設ページ

【夏果】連動は、各地の海岸を中心に発生した「トロピカルフルーツブーム」にまつわる出来事の数々である。カカオブーム、宝石ブームに次ぐものを探していた商人たちは夏の果物に目をつけ、これを海辺のバカンスと結びつけた。冒険者ギルドにも関連の依頼が貼り出されることとなったのである。

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assignmentここまでの流れ

それは休暇中のギルド受付嬢たちの些細なお喋りが、ひとの口から口へ伝わり、とある豪商の耳に入ったことからはじまった夏の商業戦略。カカオにお株を奪われていたフルーツの復権を望む農家たちもおり、商人たちはこぞってトロピカルフルーツを取り上げ、ブームを作り出そうとしていた。
それはそれとして、せっかくの夏は海辺でバカンスを楽しみたい。そうは思わないかね?

assignment結果

各地の海岸を中心に発生した「トロピカルフルーツブーム」およびそれにまつわる数々の依頼は、冒険者たちの尽力によりいずれも解決された。チョコレートブーム、宝石ブームに負けずにフルーツは無事復権を果たし、商人たちは勢いづき「秋」に向けて動き出すのだった。

person_pin関連NPC

探索支援ギルド長。
リリックと言う名字は引退後に勝手に名乗っているものであり、エピックとなる死に様を迎えた友人への当てつけらしい。
眼鏡をかけ髪型を変えれば誰にも気づかれないと思っており、ときどき街中(やけ食い)や迷宮(魔法ぶっぱ)でストレスを解消している。

《本連動での動き》

長い休暇も終わり、エドゥノーグへ久しぶりに帰還しました。

リブラネスタの冒険者ギルドに務める新人受付嬢。うさぎ種のハーフビーストで、気が弱く、おっちょこちょい。「はわわ……」が口癖。
惚れっぽいが即座に失恋するまでがセット(対象に恋人がいる、既婚者等)。めげずに物語にあるような大恋愛をしてみたいと思っている。

《本連動での動き》

今回は夏季休暇をめいいっぱい楽しむつもりのようですが、どうやら色気より食い気が勝っているようです。

 リブラネスタの冒険者ギルドに戻った受付嬢シュゼットは、各地から共有された報告書に目を通していた。
 シュゼットがのんびり過ごしている間の冒険者たちの活躍はめざましく、また掲載期限が切れてしまった依頼もなく、依頼人たちからの評判も上々である。
「ふむふむ〜。フルーツに関わる魔獣退治が結構ありますね」
 最初に目についたのは、やはり直接的な被害を解決に導いた冒険者たちの報告書だ。フルーツを好むイノシシ魔獣を撃退して無事に輸送護衛を終えたもの、ビーチにて巨大なスイカ魔獣やマンゴーレムとの戦い、マンゴー畑ではユニコーンと出会った、など……。また、外皮に毛が生えたふかふかの新種フルーツ――これはのちに『ユリカ・チュート』という名前が候補に挙がった――これを害する、果物様に丸い体をした飛べない鳥魔獣の退治。ちょっと見てみたかった。
 加えて、冒険者が相手にしたのは魔獣だけではない。とある無人島では賊が出現したらしく、それらをぱっぱと片づけた後はフルーツを楽しんだようだが……。

 少し変わった依頼もあった。イルカを呼ぶために賑やかしに来てくれというもの、『純愛』を観察すべく催された肝試し、フルーツサービスつきの戦闘訓練の協力依頼、フルーツを食べる姿を競う水着ショーバトル。いずれも依頼者の希望を叶えることができたらしい。
「さすがは冒険者さんたちなのです! それからこっちは……」
 辺境都市群の南東海岸にある港町で、同じく辺境都市群の片隅にある湖畔のコテージで、水上都市アキュアリスタで。冒険者たちはそれぞれまったりと休暇を楽しんだ。アキュアリスタではスイカも振る舞われたらしい。まったく羨ましい限りだ。
 他にも都市同盟域では、果樹園で桃狩りをしたり、トロピカルフルーツを使用した料理を満喫したり、フルーツを消費するためのレシピを提供したり――冒険者の活躍はまだまだ続く。

 またこの夏に合わせてふたつのビーチが開放された。いずれも以前から準備されていたリゾート開発計画に冒険者たちが関わっており、そのプレオープンに冒険者たちが招待されたという形だ。冒険者たちから出された意見は引き続き今後の運営に生かされるとのことだった。
 ビーチを楽しんだ報告は続く。ヴェルクリエ近郊のビーチでは、孤児院の子どもたちを引率して海へ行く依頼が出されていた。子供たちは十分満足したようで、冒険者にとっても楽しい夏の思い出となった。

「子供たちといえば……こちらは帝国での依頼ですね」
 帝国南部のとある街。そこで元『メドゥの指先』構成員の子供たちとともに、冒険者がお祭りを楽しんだことが記されている。彼らの傷跡が少しずつでも癒えることを願うばかりだ。
「そして大森林では、先の危機を乗り越えての慰労があった、と」
 フィルエス大森林を襲った未曾有の危機。信じていたものが、同胞の命が多く失われた。冒険者たちはその中に入っていき、崩壊した集落の立て直しや、彼らを励まし共に過ごす時間を作ったという。

 すべての報告書を読み終えたシュゼットは、椅子に座ったままうんと伸びをした。楽しい夏も終わろうとしている。暑さも少しずつ和らぎ、夜にはすでに秋の虫が鳴き始めた地域もあるという。
「それにしても……」
 楽しかったが、シュゼットにはひとつ納得のいかないことがある。
「良い人、見つからなかったのです!!」
 それは君が色気より食い気だったからだと思うよ。

 執筆:炙りとろ左門
アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0