【アルフレッド】黄昏の丘【RP中】


<nobr><p style="text-align: center"><font size="6" face="HG行書体">天は紫に歪み星々が輝きだす
沈みゆく朱色の太陽
懐かしき思い出を想うのは誰そ彼</font></p></nobr>

夕日は沈まない。丘の上には一本の木があり、その下にはテーブルとティーセットを用意した男がいる。
ここはいつでも夕日。平原には稲穂が黄金に輝きいつかの彼方を思い出す。
やってきた貴方は誰?
2020年10月05日 16時31分42秒 |24

2020年10月05日 16時53分49秒
(紅茶を飲み)はて、本当に誰か来るのだろうか……。

2020年10月07日 04時26分42秒
――(突如、気を取られていた思考が終りを迎えたように意識が浮かぶ。瞳を射す夕日の紅へと射返すように視線を向けると、丘の上に一本の樹のシルエットが佇んでいた)何故か……あそこまで行かないといけない、気がしますわ(意図もなく、根拠もなく……見上げた樹の根元へと足を運ぶ。足に触れる今一共感できない稲穂達の感触も、頬を撫でる何処か非現実的な風の感触も……気がついてはいるが気に留まらない。そうするのがきっと、今は自然なのだろう)

2020年10月07日 19時06分47秒
(片手でカップを持ちながら、遠くからやってくる影に手を振って)
やあ、いらっしゃい
(遠くにいるはずの影が喋る。遠くて聞こえないはずの声は、しかしあなたには男の言葉がすぐ近くに感じられるかもしれない)

2020年10月08日 05時47分04秒
(ただ一点を目指して歩いていると、逆光によるシルエットの樹下に手を振る人影が見えた。次いで、すぐ側からかけられたように明瞭な声が聞こえる。後ろを振り返ってみても、誰もいなかった)――はぁ、なるほど。こういうものなんですのね……今行きますから、暫しの間お声を控えてくださる?妙なところから声が聞こえるそれ、慣れませんの(僅かに顰めた眉をそのままに、随分と近くなった丘の頂へと歩みを進める)

2020年10月08日 11時50分37秒
(少し思案し、沈黙することにした。沈黙すると、ティーセットのうち一つを用意し、席を一つ開けながら彼女を待つ)

2020年10月09日 07時48分41秒
(消え行く蝋燭のように煌々と輝きながらも、何故か眩しくない夕陽を直視しながら丘の頂へと辿り着き、樹下に用意されたティーセットとそこに座る人物を見据える)――お待たせしましたわね。このテーブルに着くべき人が後から来るというのなら申し訳ないですけれど……今そこはわたくしのために空けていてくださると思ってもよろしくて?……あぁ、もう大丈夫ですわよね、多分。声をお聞かせくださいな

2020年10月10日 17時15分50秒
(頷いて)やぁ、ようこそ お嬢さん(カップを片手に)
さて、ここに座るべき人間はいない
ここは現実ではない、あるいは君の、あるいは私の夢の中
つまり、君はここにおいて自由だ

ここにありてはある程度は思うのままだ(天を指さし)
例えばこのように(紫の空に輝く星々が流れ出す、キラキラと何処かへ向かいだす)
あるいはもっと色々なことができるが、まぁそれは後にしよう

ここを訪れる者は何かしらの打ち明けられない悩みや過去を持っているものだが、たまに何の意味もなく紛れる者もいる。さて、話をしようか
ここにありては時間も空間も関係なく、あらゆる全てを許容する
話すことは君はどこの誰なのかでもいいし
私について聞きたいのならそれもいい

汝の為したいを為すがよい

2020年10月14日 15時22分55秒
(今度は確りと違和感のない距離感で聞こえる声に幾らか安心した様子で耳を撫ぜ、指された天を往く星々を仰ぐ)はぁ、夢……そう納得するには現実的で、しかし現とするには幻想的……正直幻の可能性を疑ってはいますけれど(ふと、視界の端に舞う花弁を目で追うと、懐かしくも恋しい風が頬に触れる。それは紛れもない、フィルエスの暖風)……いいですわ。今は信じましょう

わたくしは特に秘めたる過去は無いつもりですが……ただ意味もなく紛れたと考えるのはあまりに寂しいですわ。ここは此処の何かに招かれたと思うことにいたしましょう
そして、招かれたからには席に着かないのも失礼ですわね(視線を向ける事で椅子をまるで自分から下がったように動かし、腰掛ける)

そして、そうですわね……どうするにせよ、自己紹介はしておきませんと。
わたくしはフローラリア。フィルエス大森林に住まう民、ネムスの氏族の長たるラミナの家の娘ですの

2020年10月18日 20時09分57秒
(彼女の目を見、どのような人物であるか観察している)
ふむ、信じるという事は素晴らしい
ここは私の世界であり、君の世界でもある
あるいは幻でもあるし夢でもある
私はここではある程度の権限を持っているが、全てを変えることはできない
だが、一つ言えるのは「君が信じるところがここの真実である」ということ
幻だと思いたければ幻になるし、現実だと思えばここから出られるかもしれんな
(風を肌に感じて、紅茶を一口)

この世というものは奇怪なもので
偶然と思われたものが積み重なり世界が形成される
あるいはそれを運命や必然と呼ぶのかもしれない
(遠く黄昏の彼方を見つめて)

ああ、名を名乗られてしまっては、こちらも名乗らざるをえないな
ここにありては覚えているかどうかも分からぬ故、意味はないかもしれんが
私はアルフレッド。大森林を抜け辺境都市群に居を移し幾数百年、氏族としての名は捨て去った故、何処の氏族であるかは明かせぬが、ギの家の次男坊であるよ

さて、君がここを訪れた理由とは何処にあるのか
それを求めるのも自由だし
君が私へ何かを問うのも自由
私が君の過去を問うのもまた自由であるが
此度は君がどのように話したいかを聞かせてもらおうか
(胡散臭い微笑みをたたえて、君の答えを待っている)

2020年10月23日 06時32分03秒
(向けられた視線を逸らすこと無く見返し……意図が読めずに片眉を下げる)
夢と幻、そしてわたくしが信じるものが……?どうにも、わたくしの理解が追いつきませんわね。このまま此処について考えていたならば、この黄昏から痺れを切らした星が顔を出してしまいそうですわ
けれど、まぁ、そうですわね。いつでも出られるというのは、時に引き留めの言葉よりも滞在を誘われるモノだと思いますの(視線は逸らさぬままに手を伸ばし、最初からあったかのように紅茶の注がれたカップを手に取る)

この地で今こうしている原因についてはともかく、運命については信じておりますわよ。特に幸運は。今回もそれに類するものだと喜ばしいのですけれどね

えぇ、どうぞよろしくお願いしますわ。それにしても幾百年とは……大先達でしたのね。齢十四のわたくしでは見上げることも叶いませんわ。非礼をお詫びした方がよろしいかしら?

自由な冒険者達を話には心が踊りましたが、こうも自由に溢れると却って不安になりますわ
しかし、そうですわね……ああは言ったものの理由そのものに今はあまり興味はありませんし、出会ったばかりの貴方に聞きたいことも先程教えていただきましたわ。それならば、次はわたくしが答えた方が良さそうですわね?
どうぞ、お聞きになって?紳士的な問いならば、わたくしの知る大体は答えられると思いますわよ

2020年10月25日 23時09分43秒
ああ、私の家が森を出て数百年であって私自身は60代だよ
それに、この世というのは摩訶不思議なものばかり
齢で一丁前にふんぞり返るほど、私は愚か者を気取りたくないものだな
つまり……私が非礼と思っていないから気にしなくてもいい

まあ、不自由にあることを望む者も多い
だからこそ君はここでは普通の現実のように歩き、話し、動ける
君が当たり前のように君を形作っていられるのは
あるいは君がそれを望んでいるだけなのかもしれないね

……ふむ、であればお嬢さん
あなたにとって大事なものはなんですか?

2020年10月30日 06時47分37秒
なるほど、祖先の方々からの事でしたのね。そして六十……雰囲気はどちらかというと集落の老獪としたお爺様に近く感じましたし、もう少し離れているものかと。わたくしのお父様やお母様よりもお若いのですわね
えぇ、それではお言葉に甘えさせていただきますわね

自身が持たぬものを……風に舞う綿毛は大地に不自由を求め、花に抱かれた種子は空に自由を求めるのかもしれませんわね?
まぁ、此処がもしも望む姿そのものを映す場所だとして。わたくしの姿は今とそう変わらない自信はありますわ……もう少しだけ、視線は高くても良いですけれど

……大事なもの。これはまた窮する問いですわね。物か、者か……ただ一人のわたくしとしてか、長の娘のわたくしとしてか……只一つ間違いないのは、思い当たるモノが多すぎて大事でない物の方が思い浮かばないということですわね
(僅かに視線を上側……樹に茂る葉の辺りへと向けて、指折り数える)家族、友人、仲間。誇り、矜持、約束。記憶、宝物、力……敢えて一つ答えるとするのならば、わたくしがこれまで貰い、継ぎ、僅かながらも積み上げてきた「今」そのものとも言えるかしら?これはきっと、これからもっと大切になっていくものですわ

2020年11月09日 21時27分54秒
現実でも同じようなことを何度も言っているような気はするが――
私は同胞の中でも若い方でね、ヒューマンで言えば老人だが……
まぁ、個性だと思ってもらっていい

さて、願いと望みは似ているようで違う
欲していたものが、手に入ったら途端に価値を感じなくなるようなものでな
真実、ありのまま望む姿が現実と変わらないのは、複雑怪奇なる心の迷宮が成せる業かもしれんな
無意識とはそのようなものだ

ふむ、ふむ、ふむ(繰り言のように)
私の問いは「一つ」とは言ってはいないので、それもまた私にとっては素敵で望んだ答えであると言える。いや、意地の悪い聞き方をしてしまったな
だがお若い身でありながら中々に芯のある応をくれて驚いているよ
(ティーポットがひとりでに動き出し、おかわりを注ぐ)

女性の齢を聞くことは失礼にあたるため聞かないが
私よりも旅路が短かったことは察せる
その中でそのように深く含蓄ある答えを持つ者というのは
それはある種の才能であるね
どのような教えを受ければ、そのように在れるのか――
あるいは、天性のものか――
天性であれば、私の知人を思い出すよ
(懐かし気に口にしたその言葉は、少しだけ懐かしさを含んでいた)

2020年11月22日 07時02分13秒
ふむ、ということはやはり他の方々にもそう思われていることも多いと……まぁ、ヒューマンに換算してしまえばわたくしなど一桁の年齢相当になってしまうので一概には言えないのでしょうけれど、個性だと言うのは間違いありませんわね

難しいものですわね。欲する物を手に入れて、欲する事が無くなった時……手元のそれに感じるモノこそが価値なのか。それとも手中に無い時にこそ惹き付けるそれが価値なのか……もしかしたら、わたくしはこの姿のままであることで、この夢の一時にでも望みに手をかけることを恐れているのかも知れませんわね?

(その様に口元に手を当てて考え込み、隠れた口元に笑みを浮かべる)ふふっ、わたくしの齢を実際よりも高くか低く、如何に見積っていたかは気になるところですけれど……貴方が問わずにいたのならば、わたくしもこの問いを胸に秘めるのが作法というものですわね。

しかし、そうですわね……仮にそうまで評価をしていただける答えをわたくしが得ていたとするならば、それは芽生えた大地に恵まれたということに尽きますわね。
当然のことではありますが、今のわたくしに何か一つでも欠けていたらそれはわたくしではないでしょう。何か一つでも加わっていても、また同じく
わたくしがその知人さんとお会いしたことがあるかは分かりませんけれど……その方の天性が叡智や深慮ならばきっとわたくしとその方は違いますわね。わたくしの天性は言うなれば……そう、幸運でしょう
今に至るまでの道を照らし導く、星のような

2020年11月30日 21時21分21秒
さて、いずれにせよ真実は闇の中……否、夢の中だな
貴殿の所作と言葉には気品があって、教養を感じさせる
(苦笑を浮かべて、目の前の彼女の含蓄に舌を巻く)

ああ、幸運(感慨深く、頷く)
私の知るアレは、叡智を備えた、偉人にも等しい者だった
天は、かの者に二物は与えなかった
運がいいというのは、それだけで才能足りえる
それは誇りにしてもいいほどの天性だ

あらゆるものが、星の巡り、導きに従い生きる
だが、それに抗うことは難く、また良き巡りを得られるのも難い

貴殿は、良き師、良き環境に恵まれたのであるな
羨ましくもあり、自覚するだけの心もまた、よきものだ
ご両親はさぞ、御高名なのであろうな

2020年12月14日 08時01分05秒
あら、お上手ですこと。気品はお母様には及びませんけれど……それでも嬉しいものですわね。
教養は……まぁ、皮肉屋のお父様に感謝を……しなくも……やっぱりわたくし、有難い事だと理解はしつつ感謝の念も持ち合わせていても、素直に言葉にはしたくありませんの……!

なるほど……(不意に手を差し出し、偶然手のひらに収まった葉を目を伏せて見つめる)まさしく。仰る通り、幸運とは誇るに値する天性だと思いますわ。反面、驕るのにはこれ以上無いほどに不甲斐ないものだとも思いますが。
……しかし、そうですわね。わたくしはその方を知りませんし、あくまで偏見とはなってしまいますけれど……賢人は時々、運というものを嫌っているようにも思えますの。不運はもちろん……幸運さえも。
彼らは思考し、熟慮し、予測しますわ。わたくし等では及びもつかぬ程に。……そして不運は予測されることで不運ではなく、回避可能な危機へ。幸運は幸運ではなく、到達可能な好機へと姿を変えるでしょう?
そうして尚手に負えぬ物こそが天運だとも言えますが……そもそも叡智と運気はある程度、お互いを己の領分へ呑み込もうとするものなのかも知れませんわね


えぇ、それは間違いなく。
両親の名も、遥かな風のように世界へと広がる事はなくともその故郷、根差した地においては大樹のように頼りになるものだと信じておりますわ。

2020年12月14日 16時49分12秒
なるほど、複雑な思いがあるのだね
思春期の子にはよくある事……と一概にいうのはよくないかな
ともかく、お父上には複雑な感情があるようだ
(パチン、指を鳴らすと、空から角砂糖が降ってきて、自分のカップに入ってくる)
尊敬してはいるが、それでも少しは苦手なところもある
どんなことがあったのかな?

(ティースプーンで紅茶をくるくる)
ああ、そうだね
そうかもしれない
だからあ奴は、受け入れていたのかもしれん
天運というやつを

(紅茶を一口)
何故、人は死ぬのだろうな

2020年12月29日 09時51分29秒
どんなこと……そうですわね。実の所、何か大きな出来事ややり取りがあった訳ではありませんわ。
本当に些細な……そしてことある事に小さなお叱りを受けていただけ……けれど、まぁ、この「なにもない」を保つ為にこそあれらはあったのでしょうが。日々お小言をいただいているとその重みで耳が垂れ下がってしまいそうな心持ちですの

(手中から風に攫われて飛び去っていく葉を見やり、そのまま視線を彼へと移す)……それは、是非わたくしも知りたい事ですわね。種族で、個人で、与えられた長さもその意味も異なるもの……その時になればその理由が分かるのでしょうか……不躾な問いになりますけれど、その言葉からすると、その方はもう……?

2021年01月11日 21時30分32秒
我々は耳の長さと同じほどに年を取り、歳を取ればとるほど小言も長くなるとか
まぁ、そういった戯言が吹聴されることもある
年寄りというのは若者に抗弁を垂れずにはいられん生き物だよ
かくいう私も、その年寄りの中の一人だがね
(手に取った角砂糖を砕いて、砕かれると泡になって空に飛んでいく)

そうだね、既に没して40年以上か(遠く黄昏をぼんやりと眺め)
親しい者で最初に亡くなった者、過去になっても消えない者
彼女以外にも、親しいものはもう何人か亡くなってしまったよ
病や寿命、あるいは戦死、あるいは行方不明
世の理と知っていても、寂しいものだと思う
私は一人流れてヒューマンの時間で生きてきた
そのせいか、少し感傷的になりやすい、他のエルフよりもね

2021年01月26日 02時47分22秒
(泡を呑み込む空を見上げ、くすりと声を零す)ふふっ、そうなんですの?わたくしのお父様等は丁度百に届く程であるというのに……それが事実だとしたら、あと更に百ほどの時を重ねたらどうなってしまうのでしょうね
あら、アルフレッドさんはどうかお手柔らかにお願いいたしますわね……!こう、どうか薄膜に包むように……

(見上げていた空から、黄に昏れていく地平線へと視線を降らせ)――40年。わたくしでは未だ想像しか出来ない年月……しかし、いずれは振り返りて垣間見る程の一時になる、のですわね
生まれては還り、咲いては枯れる……木を隠すなら森の中へと言いますが、花に囲まれた樹はその生命の廻りを森の樹とは比にならない程に見ることになるのでしょう……暖かく馴染む森から飛び出してしまったわたくしの時間もまた、いつかは……貴方は、どうして耐えられましたの?

2021年01月26日 14時15分59秒
ハッハッハ(苦笑しつつ紅茶をくるくる)
齢200を超えても私と同じか、それよりも見識の低いエルフというのはいる。同様に私より幼い者がより卓見に富むこともあるがな、人はそれぞれ自分の時間で生きている。君のお父上がどうなるかは、はてさて、それこそ神のみぞ知るといったところかな
(くるくるしているうちに、紅茶はそれだけが浮かび、水が真円を描く)
なに、相対的に見れば私はまだまだ若輩者
少しばかり世を見て回った時間が長いだけで、賢人を名乗れるほどに悟ってもいない
安心めされ(くすくすと笑いながら、浮いた真円の紅茶は幾何学模様を形どる)

はてさて、耐えられるかという問いには、私にはこう返すしかない
「望んだり生きたりすることに飽きないこと」だ
(遊んでいた紅茶を戻し、どこかからミルクの瓶を手に取り)
大森林に住む者や、誰かと同じ時を共にする者は、その時の流れで生きる
(紅茶の中にミルクを注いで混ぜる)
エルフはエルフの時間でヒューマンはヒューマンの時間で
そうやって同じ時を歩める友がいれば、何があろうと耐えていける
(紅茶とミルクは段々溶け合い、一つのミルクティーになった)
人は自分が感じているほどに幸福でも不幸でもない
君が孤独ではないのなら、飽きることさえなければ耐える必要もなかろうよ

私は結局、一人根無し草をしながらあちらこちらを旅してきた
一族から抜け出し、身一つで諸国を歩き、時には冒険、時には研究、色々な事に時間を費やした(ぼんやりと暮れの朱を見ながら)そうやってあてどない旅路を楽しく生きることができれば耐えられるものだ

2021年02月08日 07時50分03秒
まぁ!それならわたくしは神に祈ることにいたしませんと。どうかお父様が長く長く生きた末にわたくしをお小言の海に沈めてしまいませんように、と
ああいったものは、欠片ほどに小さな物を少しずつ……けれど末永く受け取るくらいが丁度いいと思うのですの
……(眼前で目まぐるしくその様を変える紅茶を食い入るように見つめ、その視線を自身のカップを満たすそれへと移す。ほんの一瞬紅茶に形作られた花が咲き、水面を波立たせながら溶けていった)……相対的に見てしまったなら、わたくしは一層自身の未熟を感じますわね……けれど、まぁ……先達が居るというのは頼りになることです。本当に

「望んだり生きたりすることに飽きないこと」……なるほど(思い浮かぶ様々な姿。同郷の友、森外の同胞……異種の友)……えぇ、退屈はしたくてもできないくらいですわ。孤独も……不思議と恐れること無く、賑やかに歩んでいける気がするのです。先の見えない未来への船旅を揺らす幸福や不幸の波の先でも、きっとわたくしは幸運の星を見上げていますから!

遥かな、旅路だったのでしょうね。それを踏み越えた貴方が言うのですから、それは間違いのないことなのでしょう
しかしこの僅かな時間においても、貴方を見ていると……只漂う根無し草というよりも、風に添う綿毛のような……いえ、髪色の話ではありませんのよ?ただなんとなく……わたくしにも根拠など無いのですけれど

2021年02月15日 20時07分35秒
祈るのは構わないがあまり入れ込んで考えないようにね
ここは私の世界でもあるが君の世界でもある
小言が雨のように降ってくるかもしれんよ
(くすくすと楽し気に)

おや、随分と上手になったね(花が溶ける姿を見て)
未熟であるということは素晴らしい
それだけ伸びしろがあるということだから
君がそうして成長しているのが証明だ

若いということは素晴らしい
そして多くの友がいることは更に素晴らしい
少しだけ君が羨ましく思える
(懐かし気に、胡乱げに)
私もかつては希望を抱いていたような気がする
遠い昔のことだがね

(微笑んで、あなたの目を見た)……例えば
もし君が絶望の淵に立った時、同じ気持ちを抱けなかった時
その時は思い出すんだ、今の君を想いだすといい
希望は必ず君の胸の内にある
……歳よりの戯言だな(苦笑して、自嘲する)

それと私、綿毛みたいかな?(髪をいじりながら)

2021年03月04日 07時21分46秒
(示された懸念に目を見開き、わなわなと首を振る)なんとまぁ……夢の中といえど耳は痛むものですわ。もしそのようなことになれば、わたくしはきっと跳び起きてしまいそうですの……

(些かの意地を込めて紅茶を波立たせていた視線をそちらへと向ける)……そう言っていただけるのは光栄ですけれど、それでももっと早く成長をと望んでしまうのはきっと欲深いことなのでしょうね

若さの素晴らしさというものをわたくしはまだ実感できてはいませんが……友については、ええ、本当に素晴らしきものだと思いますわ。
こればかりは、わたくしが何にも躊躇う事もなく自慢できる宝物ですの

……いいえ。大切な助言、有難く
この先何があろうとも、今のわたくし自身は嘘にはなりませんもの。胸に刻んでおきますわ……しかし、かつての希望ならば今の貴方の胸の内には――(そこでふと、思い至った様子で瞳を揺らし)――あぁ、無為に漂う根無し草ではなく、綿毛のように感じたのは……種子を抱く彼らのように何かを抱いているように思えたからでしたのね……決して、髪のことではありませんわ!
アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0