【アルフレッド】木漏れ日の午後【専用】



<nobr><p style="text-align: center"><font size="5" face="HG行書体">
鬱蒼と茂る木立、昏き者の通い路
惑うはヒトかケモノかマボロシか
此処はヒトの住まうことなき奇跡の地
</font></p></nobr>

生い茂る木々が森を囲う
開けた土地に木漏れ日が差し込む
白いテーブル、二つの椅子、優しい光と風が貴方を包む
見えるのは白い髪の男、優雅に座り、ティーセットの用意をしている
貴方はどうする?

※専用の1:1でございます。関係者以外の発言はゴメンナサイ
2020年10月11日 18時05分09秒 |10

2020年10月11日 18時30分27秒
シュタッヘル ロゼ
(いつの間にか。眠ってしまっていたらしい)
(明暗する視界。鳥の囀りも今は遠い)

……。

(何処か懐かしい、青さの混じった甘いにおいが鼻腔を擽った)
(自分は椅子に座っている。何故?)
(今日は師の客人も来る予定が無いから、キルンの番をする必要もない、ない、はずだ)
(茶会の席のように思える。けれど、向かいに座る目おとこに見覚えは無く。ますます違和感に拍車が掛かっていった)

……御免なさい。すこし。目眩がして。

(茶会の途中で転寝など、無礼にも程がある。気分を害されてはいないだろうかと、恐る恐るに口を開き)

(そう。そう、いちばんに、喉に閊えるような不快感。それは、)
(――『師』とは。ああ、それよりも――……『わたし』は。誰、だっけ?)

2020年10月11日 19時37分40秒
(お茶を用意しながら、彼女が混乱している様子に思案する)
ああ、まずはようこそ、と声をかけよう

おはよう、おやすみ、こんにちは、こんばんは、何でもいいか……
さて、ここは貴殿の過去かあるいは、想像、または帰りたい場所か……
何にしても、ここは貴殿にとって大事なところのようだ

(カップに紅茶を注ぎ、彼女へ差し出す)
どうやら貴殿は混乱しているらしい
たくさん聞きたいことがあるだろう
あるいは、たくさん思い出したいことがあるだろう

ここでは時間を気にすることはない(自分でも紅茶を一口)
全ては泡沫の出来事、大事なことをゆっくり言葉にしていきたまえ

2020年10月11日 21時59分38秒
シュタッヘル ロゼ
(冬の朝焼けが似合うおとこだと。そう、思った)
(鈍く痛むこめかみを押さえ、緩々とかぶりを振って)

ようこそ?
……そう。それじゃあ、わたしは招かれたのね。

(此処は何処だ、と。問いはしなかった。彼はもう答えを言っている。けれど、)

ねえ。貴方。どうして、わたしを招いたの?

(目前の長耳のおとこの所作が、達観が、己よりも遥かに長い時を経てきた存在であると否応にでも伝えてくる。それから。……ほんのすこし。隠せぬ好奇心の色を帯びたような、その目は。何処かで。何処かで、見た気がする)

酷く頭が痛むわ。深い眠りから引き摺り上げられたような心地よ。
聞きたいことは色々あるけれど……、……今度から。招待状に御名前を書いて下さる?

(とても驚いたのだから、と。カップに揺れる紅色を見つめていた視線を上げて。目を合わせることが不得手なのか、おんなの視線は時折、気まずそうに泳いでいた)

2020年10月11日 22時16分31秒
さて、私が招いたのか、君が招いたのか、あるいは私が招かれたのか、君が招かれたのか、それは混迷に尽きるというもの。事実は霧の中であり、重要なのは真実だ(長い言葉を口にし、また一口)そして真実とは、私がここにいて、君がここにいる。それだけでいい
ああ、招待状についてはどうだろうね。君が迷い込んだ可能性もあるし、私が迷い込んだ可能性もある。つまり、偶然の出会いであり、奇跡の邂逅とも言える(複雑で、奇怪で、迂遠な言い回し、だが、それは確実にあなたへ何かを伝えようとしていることだけは分かるだろう)

実際にここが私の場所なのか、君の場所なのか、再度いうが、重要なことではない
だが、一つだけ言えるのは、これが必然ということだ(砂糖の壺を開けひと匙紅茶へ)

2020年10月12日 00時40分45秒
シュタッヘル ロゼ
(煮え切らない謎かけのような返答に、おんなは怒りを覚えるでもなく。尖った耳をしょんぼりと垂れ下げた)

そうなの。じゃあ、……二人とも迷子と云うこと。
困ったわ。わたし。帰らなくちゃならないのに、……それがどこだったか、思い出せないのだけれど。

(おんなの所作は優美なものから、次第に自信無さ気なものへと変わって行く。びくびくと、雷から逃れようとする子どものように身を縮めて)

たぶん……たぶん、ここは。わたしが知っている場所。
樫の木だらけの、ただ、静謐なだけの、なにもないところ。
北に進めば、崖に出て……南に進めば、寂れた集落がある。
……たしか、……たぶん……そうだったと、思う……。

(訥々と零す音はちいさい。この距離で無ければ、相手も長耳でなければ、聞き逃してしまいそうなほど)
(ことのはも。おんなの不安に同調しているのか、ひどく拙いものへと変わっていた)

あなたは、集落のひとでは……ない?

(不安気に曇った顔が、おとこのかんばせを恐る恐る見上げた)
(紅茶にはまだ手を付けていない。おんなは、ひどく怯えた様子だ)

2020年10月12日 01時45分40秒
ああ、迷子というのは的確な言葉だな、私はここがどこか知らないし
それを知っているのは君しかいない
帰らなければいけない思いが強いが、どこかは思い出せないと
(彼女の話をゆっくりと聞きながら相槌を打つ)

そう、つまりここは君の過去の記憶か
(男は天を見上げ、木漏れ日の差す枝を眺める)
君の見覚えのある景色であれば、ここは君の世界であるね
そして向こうの景色も見えだした
(北と南の向こうから何かを感じるようになるかもしれない)
一歩前進したな(紅茶を一口、微笑んで)

私がどこの誰かは重要ではないよ
(落ち着いて、と紅茶を勧めるように左手で紅茶を差し出す)
私は言うなれば、君がたどり着くべき場所へたどり着くために
君を案内する水先案内人といったところだな
重要なのは、君がたどり着くべき場所へ、私が案内するということだけ
(詩的な表現で迂遠に伝える。しかしそれは真実を伝えようとしている様子だ)
もしも君が「私が集落のひとである」と思いたいなら、君は私をそう見るようになる
君はここでは、それだけ自由で、怯えることは何一つない

だって、ここは君の世界なのだから
(鳥のさえずりが聞こえだし、リスがちらほらと顔を出す)
ほら、森の中の住人も君を歓迎している
(胡散臭いが、微笑んで緊張を和らげようとしているのは伝わるかもしれない)

2020年10月13日 19時55分27秒
シュタッヘル ロゼ
(涯。果。はて。そこにはなにもありはしないのだと俯向いて)
(自分の過去だと。重なることのはに、おんなは酷く狼狽した様子を見せた)

……それは。いけないわ。
わたしが残した轍には。『うつくしいもの』は、ひとつとてないのだから。
それを。ねえ。見知らぬあなた。うつくしい、長耳のあなた。
あなたが、見ては。きっと、いけないものよ。

(いけないことをしてきたの)
(なくしてしまったものが、たくさんあるの)
(それを。『ぼろ』を。隠すための、)

あなたは。……自由であることを、是とするの?

(善悪の天秤ではなく。戒律と自由を天秤に掛けるのだと云うのなら――ああ、何方だとしても)

わたしの往くみちは。
きっと、醜いものよ。

(囀り。次いで、枝葉を揺らす小動物の気配に、自身の爪先を見つめていたおんなのかんばせが上向いた。『紅茶を』と勧めるおとこの声に、そろりと両のゆびさきを伸ばして。遠慮がちに、紅い唇がカップに寄せられた)

2020年10月14日 17時00分15秒
さて、さて、さて、さて
(繰り言を呟き、女の言葉の数々を一つ一つ吟味して、ゆるりとして返していく)

この世には美しきものもあれば醜きものもある
平凡なものもあれば奇異なものもある
(片手を挙げ人差し指を空に差す。天を舞う小鳥が、呼びこまれるように指先に止まる。それは可愛らしい動作をしながら女と男を見て、すぐにぐずりと溶けて泥のように消えてなくなった)
あるいはその「美しい」も「醜い」も「平凡」も「奇異」も
全ては泡沫で、私の見ている幻想にすぎないのかもしれない
(片手を下ろし、指はそのまま、君を差す)
あるいは私すら、君の見ている幻想かもしれない

全ては泡沫であり幻想だ
私の言った自由とは、君が望むものを望んでいいということ
自由でありたいなら、そう願え。見てはいけないものなら、私には見えない
世界はかくあり、私ができうることには限りがあり、私はただ君と話をすることしかできない

君がそれを「醜い」と思うのなら、ここではそうあるだろう
君がそれを「美しい」と思うのなら、ここではそうあるだろう
それは時に残酷で、時に優しく、時に君を惑わす

私は何も肯定しないし、否定もしない
求められれば応えるが、求めなければ応えない
私は望みを叶える魔法の杖にはなれないが、想いを聞くことはできる

そして、私は君が話したいことを聞くだけの男だ
何を話したいかは、君が決めなさい
(それは親が子を諭すような口調で、厳しさを含みながら)

2020年10月15日 00時23分01秒
シュタッヘル ロゼ
…………望みは。争いのない、ところへ。

(たったひとつ。それだけは、口に出来る)
(痛みを。これ以上、重ねたく無い。重ねさせたく無いが為に)

だから……集落に行っては、いけないわ。

(其処は針の筵のような場所であるからと添えて)

わたしは。生きようとした。それだけ。
ただ、ひとつきり。ほしいものが、あっただけ。

……何れも失敗してしまったのだけれど。

(なればここは。死後の世界のようなものなのだろうかと)
(すこしぬるくなった紅茶を含み、おとこの様子を伺った)

2020年10月18日 20時17分52秒
(顎に手を当て)
そう、君は争いを忌避しているんだね
それは争いに関わってしまった故なのだろう
君の表情はそれを語っている

そして「だから」と続けたということは
それは集落に関与するもの
君は集落で争いを忌避するような出来事に出会った
そのような推察が出来る
(君の言葉を丁寧に解釈しようとしている)

欲しいものがあるのは生者であれば当然のこと
食べ物、寝床、衣服、あるいは金、権力、力
欲求とは生きる限り必要になるものだが
(君の言葉の様子を鑑みている)

おそらく君が欲するものとは
たとえ己の全てに変えてでも欲しいものか
もしくは、己には手に入らないと確信していたものか
いずれにせよ、未だに成功していないということは
君はまだソレを欲しているわけだ

さて、さて
不思議不可思議は世の常にあり
私が君に問いたいことは多くある
順に聞いていこう
なにせ、時間なら考える必要はないからね

であれば、まずは君は何をしてしまったのか
あるいは、君が何をしたのか
それを問うべきなのやもしれぬな
アーカイブ生成日時 2026年08月05日 14時56分25秒 ・ world0